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August 30, 2005

8月の更新履歴。

★今月の祭り★

→★「0:34 レイジ34フン」祭り!
キーワード検索が鬼のようにかかってるので、
コーナー化してみました。そんな話題作だったか?これ。

→★「スター・ウォーズ エピ3/シスの復讐」祭り!
祭りというほどの内容じゃありませんが、とりあえず。

→★「ユアン・マクレガー」祭り!
SWからうっかり派生して止まりません。

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gl-new078月29日 「ランド・オブ・ザ・デッド」オールナイト感想追加。
      「ユアン祭り」に「ブルー・ジュース」追加。
      「MOVIE」に「レザボア・ドッグス」「ソウ」2回目追加。

8月23日 「フライデーナイト・ゾンビー」追加。
      終末、いえ、週末のゾンビ祭りのためにお勉強を。
      「SW祭り」に「SW切手シートオーストラリア版」を追加。

8月22日 「SW祭り」に「SWクローン大戦Vol.1」感想追加。

8月17日 盆休み丸々更新サボってました。
      TBとコメントいただいておりました皆様、
      どうもすみませんでした~。
      「SW祭り」に「1人芝居SW!」「SW切手シート」を追加。

8月9日 「ユアン祭り」「氷の接吻」感想追加。
     久しぶりに出ました。好き度☆☆☆☆☆!

8月7日 「ユアン祭り」「アイランド」超長文感想追加。
     書くのになんと5日費やしました。アホですがな。
     「シャロウ・グレイブ」の感想もついでに追加。
     「アナトミー」感想をレイジ祭りに追加。

8月3日 ついに「ユアン祭り」開催!認めてしまった。
     「ユアン・マクレガーwith白クマ」追加。
     「ムーラン・ルージュ!サントラ国内盤」追加。

8月1日 「MOVIE」に「エマ」ネタバレ感想追加。
     あー、ユアン祭にかまけて、いつの間にか8月。
     ビデオ観過ぎて、感想書く暇がありません。
     平日に1日2本ペースは無謀だ・・。
 
     「SW祭り」に「アニメ スター・ウォーズ クローン大戦」
     日テレにて再放送!を追加。わーい、見なきゃー♪

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「ソウ」DVD感想。

SAW ソウ DTSエディション

昨秋、映画館でも見たけど、もう1回見たいという気に。
家で見てたら、オープニングのシーンから、
いきなり画面が真っ暗で何にも見えないので
慌てて部屋の電気を消しました。

この映画、役者が「真っ暗闇の中で手探り」という状態が
何回か出て来るんですけど、
ほんとに真っ暗闇にしちゃうと、観客にも見えないわけで
ギリギリ見える薄暗がりにしてあるんですよね。
これ、映画館のスクリーンでなら見えるんだけど、
家のテレビだと反射するし全然見えないんですよ。
液晶なら違うのかなあ?

なので、電気を消した部屋で見てたら
ご飯こぼして慌てて電気点けたり、また消したり、
非常に慌しい思いをしました。
おうちで「ソウ」を見るときは明るさに気を付けましょう。

あと、家の小さいテレビで見てると
バカ度、B級度がより増しますねー!
映画館で見たときは殺し方とか本気で怖かったのに、
DVDだと映像がクリア過ぎて、
役者のメイクとかも、おいおい、それはやり過ぎだろう!
と、お笑いっぽくなっちゃうのが勿体無い。
これが筋を知ってるせいだといいんだけど。

あと、映画見たときも思ったけど、やっぱり映画の中に
2人も東洋系の人間が出て来ると、
ちょっと不思議な気がしますね。
刑事と女性と2人、特に東洋系であることに
理由もなく出て来るけど、これがハリウッド映画だと、
あくまで「東洋系の登場人物」として出て来るから、
普通に映画の中に東洋人が紛れてると驚きます。
監督が東洋系だからですよね。これは。

メイキング映像に監督のジェームズ・ワンが出てましたけど、
すんごい若くてビックリした。20代か?子供に見えるぞ。
主役の片方、アダムを演じたプロデューサーのリー・ワネルは
えらい太っててキモくてガッカリしました。
映画ではあんなに可愛かったのに・・。ガクー。

そういえば、このメイキング、
メイキングというほどの内容でもなくて
なんだって感じでしたが。もっと撮影風景を
入れてくれればいいのに。
でも、ポスターギャラリーはどれもカッコ良かった!!
アメリカじゃこんな宣伝してたんだー。いいなー。
日本じゃ1枚くらいしかポスターなかったもんね。
あと、DVDのメニュー自体が凝った作りになってて
デザインとかこだわってるのが見てて楽しかった。
なのに、なのに、英語字幕は付いてないんですよ!
アホー、こだわるとこ、それ違うからー!!

でも、2回見てもやっぱり面白かったですよ。
クライマックスのあの「ジャン!ジャン!」っていう
音楽の盛り上がり方といい、
画面の隅っこにさりげなく写る映像は、
きっと何回観ても衝撃的だと思う。
あの終わり方もすんごい好き!容赦なし!クール!
ええええ-!うっそー!!!と驚愕したまま終われます。
ああ、まだ見てない方はほんとネタバレする前に
どうか見て下さい・・。


【以下、ネタバレ注意!!】
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前も書いたけど、ほんとジグソーより
ゴードン医師の方がよっぽど怖いっつーの。
消耗して段々顔が白塗りになってくとことか、
唇が乾燥してカサカサになってくとことか超怖い。
ヤバ過ぎ。

あと、今回一番怖かったのは、
ゴードンが足を切り落としたあと、アダムを撃って
「肩を狙ったから大丈夫」とか言うところ!!
こっわー!!何が怖いって、
すっかり発狂してしまって自分の足を切ったのならともかく、
アダムを殺す気はない、っていう、正常な人としての
判断力を持ってるくせに、自分の足切ったんだよ!
怖い!怖いよ!ここマジ怖いって!

映像的には、暗闇の中でアダムがカメラのフラッシュを焚いて
部屋の様子を伺うシーンがやっぱドキドキしました。
だって、絶対何か怖いものが写るに決まってるじゃん!!
で、予想どおりガバーと。こ、こわいよー!

展開は、やっぱり分かってて見てると、
犯人のヒントって結構露骨でしたね。
勘のいい人なら、これすぐ分かっちゃうでしょう。
midoroは監督たちの狙いどおり、
ちょっとおかしくなっちゃった刑事や、操られてたあの人に
すっかり惑わされて全然気付いてませんでしたが。

しかし、何度見ても最後のシーンのインパクトはすごい。
10時から18時だから、8時間!!!!
ぴくりともせず!!んな、あり得ない!でもすごい。
あと、アダムからジグソーが持ってたテレコまでの距離って
すごい絶妙だったじゃないですか。
チェーンを利用して、やっとギリギリ届く長さ。
ジグソーが何回も練習して横たわる場所を
チェックしてたのを考えると笑えます。
すっごいマメだよねー。

あと、ハリウッド映画みたく、
おとなしく助かってハッピーエンド、
で終わらない、終わらせないところが大好き。
ジグソーカッコイイ~。「ゲーム・オーバー」
ビシャーン!と扉を閉めるとこが最高!
喚き続けるアダムもナイスでした。

やっぱ「ソウ」はほんと良く出来てますよ。
B級要素もありながら、上手いことA級に
きっちりまとめあげました!
「ソウ」のジャケット表紙をそのままパクッた
「パズラー」だっけ?あれも見てみたいな。
あっちはきっとほんとにしょーもない。

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「レザボア・ドッグス」感想。

レザボア・ドッグス デラックス版

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆

10年くらい前に1度見たはずなんですが、
話とかさっぱり覚えてないや。
ブシェミをもう1回チェックしようと借りて来ました。
こいつがミスター・ピンクだったことくらいしか覚えてない。

さて、タランティーノを一躍有名にした伝説的な本作、
見直してみると、結構たるくて眠かった。
あれあれ、こんなんでしたっけと。だから覚えてないのか。
音楽、映像、小粋な台詞、時間軸を前に戻して行く手法とか、
溢れる血糊、バイオレンス魂、そしてギャグ、
さすがタランティーノ!って感じの作品ではあるから
単にテンポがmidoroの好みに合わないだけでしょう。
ラストの破壊力と、ええ、そこで終わっちゃいますか!
というあれよあれよのスピード展開は好きですけど。

それにしても、キャストが皆若い!若いよ!肌が綺麗だよ!
タランティーノもこうやって見ると案外アゴ普通だな。
年取るにつれてアゴが目立って行くのは、
額が禿げ上がって顔の面積が広くなってるせいなのか。
ティム・ロスも若くて坊やみたいだし、
(またキッドって呼ばれてる。やっぱ30って坊主なのか)
なんじゃその髪型!タンクトップに革ジャン!とか、
色々ツッコミどころ多いですねー。ミスター・オレンジは。

ブシェミなんてまるで普通の人みたいだよ!
今じゃすっかり顔も演技も怪優と化してますが、
このときって、まだ個性派くらいのポジション?
歯並びもそんなにおかしく見えないのはなぜでしょう。
散々喋りまくってるから、目立ってても不思議じゃないのに。

つーか、ブシェミ、頭身、今とちがくない!?
背まで高く見えるのはなぜ!今って縮んでる!?
ハーヴェイ・カイテルと並んで立つシーンが多いからでしょうか。
ほっそりしたスーツの後姿に萌えです!萌え!
あースーツってほんといいよね~。5割増しだよねー・・。
ブシェミ、役柄自体はMのときが多いと思うんだけど、
ブシェミ本人は完璧Sですよね。
ミスター・ピンクもMのくせに、そこはかとなくS臭。
ギャーギャーうるさく喚いてるくせに、
案外何事にも動じないところが、クールです。あぁ素敵・・。

ハーヴェイ・カイテルは1人でおっさんですな。
この人だけほとんど変ってないじゃないですか。渋いねー。
マイケル・マドセンとかクリス・ペンとか、
この手のちょっと甘いというか濃い顔の人たちは
全く好みじゃないので、ほとんど見てませんでした。
視界にあまり入れたくない。(ひどい)

サブタイが「仁義なき男たち」になってますが、
この映画はやっぱ男性が見るとシビれるんでしょうね。
組長!兄貴ィ!一生付いて行きます!
ヘイ、ブラザー、ヘイ、デュードなこの感じ。
オトコの心の琴線に触れる要素が山盛りです。
洒落っ気に弱い人もたまんないと思います。
midoroはこの辺はあまり良く分からんので、
とりあえず、ミスター・ピンクの可愛らしさを堪能です。
満足。

【以下、ネタバレ注意!!】
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最初、哀れっぽく喚きっ放しでウザかった
ミスター・オレンジが、一転クールに銃を抜くシーンは
めっさカッコイイす。思わずドッキーン☆です。
しかし、何なんだ、「抱いてくれ」って!腐女子向けか!
あと、あんな大量出血だったらもうとっくに
お亡くなりになってると思うんですけど。
おとり捜査官のミスター・オレンジが役になりきるために、
小話を披露してたシーンもちょっと長くてウザかった。
「オレの演技を拝め!」みたいなティム・ロスが。

殺されちゃった警察官がいい演技してましたね。
耳切られたり、燃やされそうになったり散々でした。
ミスター・ブロンドはすっげキモかった。
あと、死んだかどうかも映してもらえなかった
ミスター・ブルーが不憫です。
ミスター・ブラウンのタランティーノ、自分は映したくせに!
しかも、死に様、結構綺麗だった。

あと、ミスター・オレンジを庇った
ミスター・ホワイトがやっぱ漢!っていうか
ここは泣かせるシーンでしたね。
ほとんど同時に2人倒すとは、すごい腕利きです。
あまりに上手く行き過ぎて笑っちゃうけど。
ミスター・ホワイト、自分も撃たれてるのに、
腹の上にミスター・オレンジの頭を乗せようと
一生懸命頑張ってるとことか、
助けたその後、自分で手を下すところも漢ですね~。

ミスター・ピンクは全部美味しいとこどりです。
ブシェミっていつもこんなんだな。
最初のチップ云々のくだりもフィーチャーされてるし、
「何でオレがピンクなんだ?」ってしつこく言うとこも好き。
「お前はホモだからだ」と一刀両断されて、
反論しないとこも好き。ええ!?
その後「パープルは?」って聞いてるけど、
それもホモ臭いぞ!

あ、1個笑ったのが、
組長、じゃないや、ジョーが誰かに似てるっていう会話で
「Fantastic Four」という台詞が!!
思わず反応してしまいました。
字幕では「宇宙忍者ゴーム」と、
昔のアニメ版の題名になってますけど。
ゴームっていうか、ゴム人間。
そして宇宙はいいけど、忍者って何・・?
まさにタイムリーなネタでした。
日本だとこれから公開の「ファンタスティック・フォー」ですね。
確かに、あれに出て来る岩石男はジョーと似てます。
ああ、1つ小ネタが分かって良かった!

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August 29, 2005

「ブルージュース」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

ユアン祭りもそろそろ終盤。
主な映画はあらかた見終わってしまって
あとはヘボ系のマイナー映画が残るのみ。
なので、これも全然期待しないで見たら
意外に面白かったのでビックリしました。

というか、ユアンなんて端役だとばかり思ってたら
主要キャストだったんですね。
かなり美味しかったぞ!アップも多いし、
帽子とかサングラスとかジャージとか
アディダスのTシャツとか、
小汚いファッションがいちいち可愛いです。
サーフィンスーツはやっぱダメだったけど・・。ふ、太い。

あと、ロンゲとヒゲが可愛い~。
若いからロンゲもさほどおかしくないです。
そしてユアンやっぱヒゲ似合います!
実は正統派のハンサムで顔立ち整ってるから、
こうやってヒゲでも生やして誤魔化してないと、
ナンパで今時な若者の役ってあんま似合わない。

更にアホっぷりもまたバッチリ!!
いかにも頭の悪そーな医学生崩れの
ヤクの売人とか演じてるし!!
もーユアンはなんでこんなにアホの子役が
似合うのかなー。ユアンがアホだからかなー。

調子良くやってて、しっぺ返しを喰らって、
散々ボコられて顔ボロボロにして、
膝抱えて小さくなっちゃってるときの
情けなさっぷりったら超可愛かった。胸キュンですよ!もう!
ぎゅっと抱き締めてやりたいですよ!(←アホ)
いたずらして楽しそうに目をキラッキラさせてるとことか、
はしゃぎ過ぎて転んだりしてるとことか、
もうほんと愛しかったです。

さて、ユアン以外のことも。
この映画、サーフィンを軸にした青春物語です。
しかし、イギリスの田舎町でサーフィン、
っていうのもすごいよね。
どうにも暗いというか地味というか。
たいした波も来ないのに、皆でずーっと
大波を待ってるのが泣かせます。

もう若さを段々失いつつあって、
夢とか楽しいこととかばっかいつまでも追ってられない
幼なじみの4人組が、それぞれどう自分の人生や
現実と向き合ってくか、っていう、
ストーリー的には全然何てことない
普通の友情・恋愛・青春映画でしたが、
登場人物が皆個性的で面白かった。

昔はすごかったけど、今は冴えない
サーファーの主人公は、1人で老けてるので、
どう見ても他のメンバーから浮いてます。
実際、年齢が違うよね?幼なじみといっても
同級生ではなかったのか。
ほうれい線の入り方といい、頬のふっくら具合といい
額のシワといい、くりぃむしちゅーの上田を
思い出して仕方がなかったです。
これがまたぜんっぜん魅力ない主人公で逆に笑えた。
だって、主人公の名前だけ思い出せない・・。
JOだっけ?JCだっけ?あーほんとどうでもいい。

その彼女がキャサリン・ゼタ=ジョーンズで、
いやーゼタ様、こんなに若くても、
女王様っぷりはそのままなのね。
気の強い美人さんで、ツンと澄ましてるとことか、
主人公をひざまずかせてるとことか、さすがです。
主人公、腰を痛めて6ヶ月の禁欲生活だったのに、
ゼタ様とのセックスをほっておいて
波に乗りに行っちゃうなんてあり得ないヨ!

その次くらいにユアン演じるアホなヤクの売人、
ディーンが目立ってます。
友達を売って金にするような、超いい加減な男ですが、
仲間の皆はそれなりにやりたいことを見つけてるのに、
自分だけ何にもないことに戸惑っていて、
それで余計アホみたいに騒いでるというか、
ほんとは人生立て直したいのに、
でもなかなか立て直せなくて何とかしようと
あがいてる姿にちょっとホロッとさせられちゃいました。

それから気取ったDJのジョシュに、
マヌケなデブのテリー。
このテリーも良かったですね!
普段の情けないおどおどっぷりと、
ディーンに騙されてヤクを飲まされたときの
弾けっぷりの落差がすごかった。
銀塗りの白虎隊みたいな体で
踊り狂ってるシーンはインパクトありました。

テリーの彼女役もいい味出てたし、
サーファー仲間の若い子たちも可愛いし、
謎のスピリチュアリストの人も良かった。
ラストをこの人が締めたのは
ええ!?マジっすか?って感じでしたが。

あと、サーフィンのシーン、ぱちゃぱちゃやってるだけで、
実はカッコ良く波に乗るシーンってあんまりないんだけど、
ラストで主人公がビックウェーブに乗るところは
やっぱすごい、すごい!サーフィンってカッコイイ!
と、かなりドキドキしました。
サーフィンが好きな人とユアンファンなら
楽しめることでしょう。あとゼタファンも!!
案外お勧めの1本でございました。

【以下、ネタバレ注意!!】
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何しろ青春映画なので、
たいしたツッコミどころもなく普通に進んでたのに、
ラストがすごかった!!

ディーンが無理してビックウェーブに
挑戦しに行ってしまい、そこで失敗して
海に沈んでしまったのを助けるために
主人公も波に乗るんですが、これまた沈んで、
皆が心配そうに見守る中、ディーンを抱え上げて
無事浮かんで来る、っていうシーンは、いかにも過ぎる!!
映画だ!!コテコテだ!!と大笑いでした。
あと、ディーンが水中で岩に頭ゴッてぶつけたのも
噴出しそうになった。

そして、テリーもディーンも、サーフィンシーンは
思いっきりスタントなのが微妙です。
顔と足が全く一緒に映りません。
もうちょっとどうにか出来ないものか。
主人公はあれ、ほんとに波に乗ってたの?
似てるスタントだったのかな?
それだけが非常に気になります。

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「ランド・オブ・ザ・デッド」オールナイト感想。

ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

さてさて、スカラ座でのナイト・オブ・ゾンビ、
いよいよトリを飾るのは
最新作「ランド・オブ・ザ・デッド」でございます。
うー、ここまで長かった!!
気合を入れ直して挑みました。

で、結果的には面白かったですよ。
なにしろ午前3時から5時だから、
もう目は痛くてシバシバして来たけど、
眠くは全然ならなかったですもん。
こんなに頑張ったのにヘボかったらどうしよう!
と見る前はすごく心配でしたが、
ああ、頑張って良かった!綺麗に締まった!という感じでした。
集中し過ぎて、水飲む暇もほとんどなかったくらい。
見終わったあと、拍手も起きてましたよ。
まあ、あれは「俺たちやったよ!やり遂げたよ!」
っていう充実の拍手かもしれませんが。

感想ですが、ランドオブは
近未来・サバイバル・ホラー・アクションとして、
基本をきっちり押さえた作りになってます。
火薬も沢山、人死にも沢山、殺し方もイカしてるし、
ちゃんとビックリさせてくれるし、
お食事シーンはサラッと流してましたが、
ファンを喜ばせるようなゾンビギャグとか
ツッコミたくなっちゃうような小ネタも満載です。
さすがツボを分かってますね!

ですが、別にロメロじゃなくても撮れそうな、
普通のハリウッド大作映画みたいな面白さだったので、
ロメロのゾンビ映画にある、あのそこはかとなく
文芸的なかほりを愛するファンには
ちと物足りなかったんじゃないかと思います。

あと、今回のテーマは9・11らしいですが、
ゾンビと人間の単純な一騎打ちじゃなくて、
人間同士の戦いも盛り込んで、
三竦み状態にしたのはいいんだけど、
ちょっと悪役の設定が単純で分かりやす過ぎるんですよね。

金持ってるやつが肥え栄え、
弱いものを食いものにする階級格差のある社会で、
ブルジョアなWASPたちが悪役みたいに設定されてたけど、
なんか捻りもなくて単純で見たまんまの構図なので、
すごくチープに感じました。ある意味、因果応報で
勧善懲悪の物語だから、何だか見終わった後、
えらいスッキリしちゃって残るものがない。

見た後思わずブルーになってしまうような
あの何も悪くないのに殺されちゃうやるせなさっつーか、
悪いことしてるつもりもないのにひどいことしてる怖さとか
そういう見ていていやーな感じが全然ありませんでした。
「うわー、ゾンビこえー!でも人間の方がもっとコエー!
みたいな怖さも全然なかったです。
ていうか、終末観どころか希望に溢れてませんでした?
あのラスト。ハッピーエンドでしたよ。普通に。

あと、人間様が結構強い武器や装備を持っているので、
たいしてゾンビが怖くないのが問題です。
襲われる恐怖もほとんどなかったし。
というか、今回のゾンビコンセプトって、
ほんと可哀想な虐げられる存在でしたよね。
弱者の逆襲がテーマだったのか。だから9・11?
まあいつもウーウー言ってて
可愛い奴らではあるんですけど、
今回は人間もゾンビも非常にキャラが立ってました。

だって登場人物、皆ゲームキャラみたいでしたもん。
設定とか背負った過去とか、美味しいキャラが多過ぎて、
全員を上手く活かし切れてませんでした。勿体ない。
主要キャストをもっと絞った方が良かったんじゃないか?
midoro的には、主人公と相棒、いりません・・。

いやほんと、今回は萌えが沢山ありましたよ!
いろんな萌えが!!カップリング自由自在です!
男同士の友情っつーか絆っつーか。
萌えなんてあっていいのか!?ゾンビ映画なのに。

主役のあいつなんて、いかにもお姉さんたちの好きそうな
甘い顔立ち、正義感、そして華のなさ
これはダメ主人公に必須の要件ですな!
主人公と行動を常に共にする相棒の存在も、
「俺が守る」だの「守られる」だの、
何なんですか、これって腐女子向け映画ですか?
そこまで言っておきながら、この人別に見せ場なかったですね。
主人公を庇って死ぬぐらいやってくれるかと思ったのに。

個人的にはジョン・レグイザモに萌えてしまいました・・。
ほんとすみません。「ムーラン・ルージュ」の
細っこいちびっちゃいロートレック役を見た後なので、
デカイ(といっても、小さいんだけど)レグイザモ、
体鍛えてて筋肉、かつ刺青のレグイザモを見ただけで、
もうなんかたまらないものがあります。
名前の「チョロ」って一体何なんですかね。
海外だと一体どういうポジションなの?この名前。
やっぱマヌケキャラなんですかね?
この名前で、あの活躍。もー美味し過ぎですよ!

アーシア・アルジェントも、ハスキーボイスの
クール系美人ねえちゃんでカッコイイです!
midoroはホラー映画における役立たずのヒロインが嫌いなので、
ガンガンやってくれると嬉しかったです。
でも、ちょこちょこと小さな活躍はしてたけど、
思ったより大きな見せ場がなかったなあ。
もっと出番あると良かったのに。

そして、デニス・ホッパーもさすがの存在感。
悪役なのに、何となく憎めない
ちょっとコミカルな演技をしてました。
いやらしいっちゃいやらしんだけどね。

肝心のゾンビは、新たな設定がどんどん増えて、
なんかもうすっかり愛嬌のある可愛い奴らになってました。
なったというか、成り下がったというか。微妙なところ。
能力的にも、確実に進化してますよ!アホっぽいけど。

一緒にランドを見てた連れは、こりゃそのうち、
猿の惑星みたく、進化したゾンビに地球を乗っ取られるな!
ランドオブの次は「プラネット・オブ・ザ・デッドだ!」と
主張してましたが、是非ロメロ御大には死ぬまでに
もう1作撮って欲しいですね。
今回は近未来アクションホラーだったから、
次は是非SFアクションホラーで!

【以下、ネタバレ注意!!】
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いやー、バカだ。ほんとバカで笑えます。
ラストの主人公の「俺たちと同じだ。行き場を探している」
って台詞、こりゃ野生の王国、ってか
人間たちに追われた狼の群れを見ていう言葉と変わりませんがな!
ゾンビも生きてるんだよ!個性があるんだよ!
ゾンビだって、お腹が空くから食べたいだけなんだもん!
って、メインテーマは人間とゾンビの共生か?
ゾンビの若者カップルはオープニングからこっち
手をつなぎっぱだったし。

しかし、ボスゾンビのあいつ、
全然死んでる風に見えないんですが。
吐く息は白いやら、まばたきするやら、
あまりの人間臭さにビックリです。
最初、ガソリンスタンドのオーナーだったのが、
最後ああいう伏線になってたわけですね。
呆然とするデニス・ホッパーが可愛すぎ!
あんなエライ人が自分でお金持って逃げるなんて
脱出ロケットの一つくらい持ってそうなのに、
案外庶民派でした。

そして、ゴロゴロと火の付いたスプレー缶
転がして、ボスゾンビが炎の向こうで
勝ち誇ってる姿がカッコよすぎです!ランボーか!
チョロなんて、ゾンビ化してカッコよく復讐を果たすのかと思ったら、
一緒くたに吹っ飛ばされちゃってましたし、超ウケる。
ほんとゾンビが火を恐れなくなったら、
一体、人間サマはどうやってこれから戦ったらいいんでしょう?

河からゾンビがぽこぽこ浮かび上がるシーンも笑いました。
だって、足の届く深さなのに、頭が出ないなんて、
すっごいしゃがんでたってことでしょう?
ゾンビたち、ポカーンと花火に釘付け☆なとこも可愛かったです。
そして、花火のおかげで助かった、と
WASP男性をホッと一安心させておいて絶望の淵に叩き落す!
いやー、ひどいなー。こういうとこすごく好きです。ロメロ。

しかし、笑っちゃうほど全滅でしたね!金持ち連中は。
貧困層とゾンビはきっちり生き残ってるし。
いやほんと、テーマも何も、もはやギャグの域ですよ。
そして、あの街を囲ったフェンスの弱さにも笑いました。
いくら、電流を流しているとはいえ、あんなの、
そこらのテニスコートに張ってあるフェンスと
変わらんじゃないですか!!
ちょっと、大きな物でも投げてぶつけたら
すぐ破れちゃいそうです。

ゾンビが人殺してるシーンは案外少なかったかな。
首がもげてバクッとか、へそピ、ぶちっ!とか、
こういう演出はやっぱニクイですね!
ちゃんとホットな内臓もぴゅるる~と出てました。
いいですね~。最近、こういうのを
ちゃんと見せるホラーが少ないからねー。
殺戮シーンはもっと沢山あっても良かったと思うけど、
腹八分目くらいが丁度良いのかな。
ということで、アホ系大作映画として堪能しましたが、
まあこんなもんかな。何てったって20年ぶりですもんね!

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August 24, 2005

「スター・ウォーズ 写真付切手シート② オーストラリア版」

9月に発売されるSW切手シートに、
ユアン・オビ=ワンが入ってない!!と先日大騒ぎしましたが、
5月から販売されてるオーストラリア発行の
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」切手シートには
ちゃんとユアン・オビも入ってました!!
当たり前だけど、良かった!!ほんとーに!

sw

日本の切手シートで洩れてたダース・シディアスや
チューバッカもこちらには入っているので
これはファンは買いでしょう~。
3,180円で楽天とかで売ってるみたいです。

グリーヴァス将軍は素敵だから入っててもいいけど、
でもまたなぜか、クローン・トルーパーとか
入ってるんですよね。これってファンは嬉しいの?
やっぱこれが基本?
可哀想なマスター・ウィンドゥでも
入れてやればいいのに。

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フライデーナイト・ゾンビー。

今週末はいよいよ、夏のゾンビ祭りの大トリ、
ゾンビ・オールナイトが開催されるので、
日比谷みゆき座(旧スカラ座2)へ行って来ます。

気合を入れてゾンビを復讐、じゃない、
復習、っていうか予習?しておこうと思ったのに
結局間に合いませんでした。
だって、ビデオ屋にこんなの置いてないんだもん!
かろうじて置いてあるのはゾンビの完全版くらいか。

3部作をきちんと押さえてないので、
未だにリメイクのドーンオブも見てません。
ああ、こんなゾンビのゾの字も知らない奴が
オールナイトに行くなんて、ほんとすみません。
おとなしくしてようっと・・。

midoroはいまいちロメロ・ゾンビを
体系的に把握してないので、おさらいだけしておこう。
大体、邦題の付け方が悪いのよ!混乱するったら。

【1作目】
原題  「NIGHT OF THE LIVING DEAD」(1968)
邦題  「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」
     日本劇場未公開。LD邦題「生ける屍の夜」。
     モノクロ・モノラル作品。

【2作目】
原題 「ZOMBIE: DAWN OF THE DEAD」(1978)
邦題 「ゾンビ」
    ゾンビ日本初上陸。ダリオ・アルジェントの監修版。

【3作目】
原題 「DAY OF THE DEAD」(1985)
邦題 「死霊のえじき」

【番外①】
原題 「NIGHT OF THE LIVING DEAD」(1990)
邦題 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀」
    1作目をトム・サヴィーニがリメイク。
    脚本は1作目のものをロメロが脚色。カラー・ステレオ作品。
    サヴィーニは特殊メイクアップアーティスト、
    役者として2作目からゾンビシリーズに関わる。

【番外②】
原題 「DAWN OF THE DEAD」(1978)
邦題 「ゾンビ/ディレクターズカット完全版」
    1994年、2作目のロメロ自身による監修版が公開。

【番外③】
原題 「DAWN OF THE DEAD」(2004)
邦題 「ドーン・オブ・ザ・デッド」
    2作目のリメイク。監督は別の人。

【4作目】
原題 「LAND OF THE DEAD」(2005)
邦題 「ランド・オブ・ザ・デッド」
    ロメロ・ゾンビ、最新作でーす!

ああっ、ほんとにややこしい!!
そして、今回のゾンビ・オールナイトでは
最新作の4作目と、2作目のダリオ・アルジェント監修版、
それからナイトオブの「最終版」が上映されるとあるのですが、
ナイトオブの最終版ってどれのことだろう?
1998年に、30thアニバーサリーで発売された
1作目のDVD版のことかな?
デジタル処理して発売し直したやつ。
しかし、どうせなら3作目も上映すればいいのに。
死ぬだろうけど。

このオールナイト、ゾンビのコスプレ大会もやるらしいけど、
皆ほんとにコスってくるのかしら。
こういう催しは、映画自体より参加者を観察する方が
絶対楽しい。皆さんマニアの方でしょうか。
2年前の「20周年アニバーサリー死霊のはらわた祭り」
オールナイトのときと似てるかなあ。
あのときも、劇場内を満たすゆるーい空気が
たまらんかった。今回も期待大です。

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August 23, 2005

アニメ「SWクローン大戦」感想。

あーやっぱ吹替えはダメじゃあー。
オビ=ワンがやたら男らしくカッコ良くなってる。
無理してサブ音声で見てたら
全然話が分かりませんでした。
まあ、分かったところで
たいした違いはないだろうが・・。
あと、チャプターが細かく分かれ過ぎ。
すぐブチッて途中で切れちゃうし、
これって、CMの間なの?5分に1回以上の頻度では。

キャラデザというか、
絵はなんか味があっていいですねえ。
このアニメのパルパティーン、
イアン・マクダーミドにソックリです!!
すごいデフォルメだ。
ヨーダは目の周りのクマが!!
悪そうで可愛いなぁ!おい。
政治家で誰かこういう人いますね。

マスター・ウィンドゥも完全に悪人ヅラです。
で、オビ=ワンはまあいいとして、
アナキンは何!?全然似てないよ!
ていうか、恋の門!?巨人の星?
1人で昔の少年漫画の顔してるんですけど。
あ、キャプテン・タイフォだけ1人写実的・・。

ところで、このアニメ、あんまり台詞がありません。
戦闘シーンがほとんどだからでしょうか。
クローントルーパーとドロイドの戦いなんて、
撃ち合ってるだけなんだもん。
そーだよね、お互い別に喋らないよね・・。
ずっと映像と効果音だけだと、
なんかゲームのムービー見てるみたいで、
段々飽きて来ました。最初の15分ですでに。

ところで、マスターキット・フィストー、
脱いだらマッチョなんですけど・・。意外です。
クローン・トルーパーの腰の布も何でしょう。
そんなんあったっけか?
ハガレンのアルが付けてる褌チックなやつに似てる。
それから、ダース・シディアスのホロが
チョコチョコ歩く機械に乗っかって移動してるのが
可愛いっす。

ていうか、オビ!オビがあんま出て来ないじゃん!むー。
と思ったら。
ん、このマント翻してスピーダー?で
駆けて来るカッコイイトルーパーは一体どこの人?
ああっ、オビ=ワンじゃーん!!
鎧着てキリモミ大回転&大開脚着地!
そして、ガンガン敵に斬りかかっていますが、
不意を付かれて、突き倒され蹴られてます!
オビはやっぱりヤられてるときが
一番萌えるわあー。輝いてます。

でも、オビったら、鎧の上から
ジェダイ胴着とローブ着てるんですけど!何ソレ。
そしてまたピンチに!濡れ髪だ。濡れ髪!
トルーパー(これ、コーディーか?)に
「Are you all right?」とかってまた心配されてるし!
もー、頼りないんだから!ジェネラルってば!(←愛!)
ああっ、オビが何かイイ返しをしたっぽいのに、
何て言ったのか分からなかった!しまった!

コーディーとオビ、それから、
アナキンとオビの掛け合いが大好きです。
マスター、またパダワンに無視されてるし!!
いいぞ、パダワン!もっといじれ!いじめろ!
「I have a bad feeling about this.」も出ました。
今回はオビだー。あ、アナキンも?

一応、オビ、アナキン、ウィンドゥ、ヨーダと
それぞれに見せ場は用意されてるんですね。
つーか、ウィンドゥ、拳でドロイド倒してますけど。
そして、敵をやっつけた後、
子供から水を受け取って飲むウインドゥ、
一陣の風とともに去って行くなんて、
あーたカッコよすぎですよ!主人公ですか!

あと、ちょっと吹替えに戻してみたら、
アナキンが「オビ=ワン」とか言ってて、
ガックリ。まだパダワンなんだから、
ちゃんと「マスター」って呼んであげて!
それから、素肌にいきなり胴着着てますが、
アナキン、シャツはどうしたんですか、シャツは。

一番最後にグリーヴァスが登場してましたが、
もう何か段々どうでも良くなって来ました。
どうせ、midoroの目当てはオビだけさぁ~。

ということで、鑑賞しながらブログ書けるくらいの
ゆるいアニメでしたが、それなりに満足。
でも月曜からこんな3時半とかまで
見てるの辛すぎですよ!!嫌がらせか!
あー誰か来週の録画してー。

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August 18, 2005

「スター・ウォーズ 写真付き切手シート① 国内版」

「エンスカイ」という会社さんで扱ってらっしゃいます。
80円切手が10枚で1シート3,150円。特製フォルダー入り。
予約受付は7月からやってるけど、
実際の発送は9月中旬とのこと。
郵便局でも取り扱い中。送料はどっちも500円。
アマゾンでも購入出来るそうです。
送料がかからない分、お得かな?

で、写真見て下さいよ、これ。
SW

上段左から、ルーク、レイア、ハンソロ、アナキン、パドメ、
下段左から、ダース・ベイダー、ヨーダ、C3PO&R2-D2、オビ=ワン、
と来て、最後の1枚は一体誰よ!?
あれっ、誰か忘れられてませんか?
ああっ、ユアン・オビ=ワンはどうしたー!?

うっわー、台紙の写真で目立ってるからいいじゃん、
ってきっと黙殺されちゃいましたね。
ゆ、ユアンてば、エピ3ではほとんど
主役級の出番の多さだったのにも関わらず、
この扱い・・。不憫な奴。しょうがないけどさ。
そりゃ新旧でいったら、アレック・ギネスの
ベン=ケノービの方が知名度上だろうし。
同じ人物が2枚ってのはおかしいもんね。
アナキンとダース・ベイダーは
別個でカウントされるだろうから例外だけど。

でも、最後の1枚は一体誰なの!?ほんとに。
ジャンゴ・フェット?ボバ・フェット?
ここにチューバッカとか、ダース・シディアスとかが
入るんだったら、ユアンが入れなくても仕方ないと思うんだけど、
こんな誰かも良くわからないような人がランクインしてて
ユアン入ってないのはやっぱ泣けるね。

しかし、エンスカイさんの公式ページには、
エピソード○の登場人物って紹介はあるけど、
人物名入ってないのよ。どーゆーこと。
こんなんファンなら説明なくても
一目で分かるだろって?
誰か分かったら教えて下さい。
まあ9月になって買えば分かるんだけど。

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August 17, 2005

1人芝居SW!!

すっげ!すっげ!お前は北島マヤか!
日本人なら誰しもツッコミを入れたに違いありません!!

「スター・ウォーズ」を400回観た男の1人芝居が大人気

ニューヨークのオフ・ブロードウェイで、「スター・ウォーズ」の1人芝居が話題を集めている。旧3部作、合計6時間あまりのストーリーを1時間以内に短縮。しかも、ルーク・スカイウォーカーからレイア姫、ドロイドのR2-D2までの主要キャラクターをすべて1人で演じるのだという。

こんな劇を思いついたのは、「スター・ウォーズ」を400回観たというカナダ人の役者チャールズ・ロス。01年のトロント・フリンジ・フェスティバルから1人芝居版「スター・ウォーズ」をスタートし、現在は、ニューヨークのオフ・ブロードウェイで上演中。すでに300公演をこなしているという。ロスの1人芝居は、「スター・ウォーズ」の生みの親、ジョージ・ルーカス御大も公認しており、4月に開催されたスター・ウォーズ・ファンの集会「セレブレーションIII」にも招待されたそうだ。

ロスは、04年から「ロード・オブ・ザ・リング」の1人芝居も始めており、9月13日からは「スター・ウォーズ」と共に上演される予定。ちなみに彼の公式サイトでは、芝居の動画を数分だけ見ることができる。

(eiga.com) - 8月17日17時42分更新

うわーん、超見たいよー!!
どうやって1時間に凝縮するのー!
日本公演やってくれないかな!
誰かこの方、お招きしてよ!!

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August 10, 2005

「氷の接吻」感想。

氷の接吻

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆☆(出たー!!!)

た、たっけてー・・。
笑い過ぎて、顎の付け根がガクガクします。
し、死ぬ。苦しい・・。もーダメ。

すみません、ユアン・マクレガーが
ストーカーでスパイなこの映画、超舐めてました。
このどうしようもなさそうな設定といい、
コテコテの題名といい、ショッボイ感じの
ただのお色気サスペンスだと思ったのに。

なんとユアン魅力大爆発!!凄まじい破壊力です!
もー全編ありえない!ありえなさすぎ!!
ありえなさの嵐で腹抱えて笑いました。
何が英国諜報部のスパイだよ!!
そんな鈍い動きの諜報部員が一体どこにおるか!
ズボンの裾から白靴下が覗いちゃってるスパイだなんて、
人をバカにするにもほどがあるよ!
赤いジャケット着て尾行すんなよ!
黄色いセーター着て尾行すんな!!
銃持ってても人殴ってても、全然決まってないよ!
ツッコミどころ満載です。

心に傷持ったちょい引きこもりの
無口なインドア調査員が、
うっかり事件に巻き込まれちゃって
謎の女性を追い掛けてアメリカ各地を
飛び回ることになる、という設定なので、
慣れない仕事をしてるということで、
ユアンのもたつき具合も仕方ないんでしょうけど。
でもそれにしたって、何をしてても、
さっぱりサマにならないのがもう愛しすぎる!!
ああっ、もう!こんなぼんやりした夢見がちな美しい男、
お前はジェームズ・スペイダーか!!

いやはや。ストーリー的には
全然たいしたことはないんですけどね。
お昼の2時間ドラマか、
名所ばっか出て来るサスペンス劇場みたい。
映画じゃなくてドラマね。要するに安いという。
曲とかダサいし、オシャレ臭い映像を入れようと
頑張っちゃってるとことかドラマっぽいです。
脚本もあちこち無理があります。
だって、ユアンってば報告もせず、
勝手に調査して回ってるし。
自分の指紋とか全然気を遣ってないし。

ところどころ、イイものは持ってるんですが、
バカバカしさがそれを上回っちゃいました。
でも、ひょっとしてこれってわざと!?
もしかして私、完全に踊らされてる!?
でなきゃ、ユアンにあんなスパイとか
やらせる意味が分からん。

謎の女性を演じたアシュレイ・ジャッドがやっぱ
すごい魅力的でした。
当時ですでに30過ぎてるだろうに、
ベビーフェイス?とハスキーボイスがたまりません。
アシュレイ・ジャッドの七変化を
(いや、7どころじゃないな。20変化くらい?)
見られるだけで充分価値があります。
イイ女然としてるところも、ちょっとくたびれたカッコを
してるのも、どちらにしても色っぽい。
こりゃ、どんな男も虜になって破滅されられるわ!
と、魔性の女の説得力あり過ぎです。

そしてユアンが美しい!あー、若いって素晴らしい。
といっても、この映画1999年製作だから、
たかだか6年前か。それにしては若く見えるなあ。
撮り方がいいのかなあ。
いつものように何となくもっさりしてるユアンですが、
角度によってはすんごい綺麗で思わず見とれます。
最初の方、後ろの生え際とか揃ってんのが可愛い。
またぶかぶかした服着やがって!ベストとか!
指までちょっぴり出しやがって!もういやらしい!

ということで、ユアンが困ったり慌てたり爪噛んだり、
コケたり笑ったりと、もう、ユアンだけでご飯3杯!
満腹です!!ご馳走さまでっす!!

しかし、原題が「eye of the beholder」なのに
なんでまた「氷の接吻」?センスないよねー。
何のことだかわかんないじゃん。失敗してる。
あと、なっちの字幕もやっぱりあんま好きじゃない。
ユアンが言う「彼女は美人じゃない」
っていう意味の台詞を「ブスだ」とか
平気で訳してるからひどいなあと思った。
あー、英語字幕で見たいよ。
それから、ビデオで見ちゃったんだけど、
DVDに入っているという「もう一つのラスト」が見たいよ!!!
どっかに置いてないかな!ないよねー。

【以下、ネタバレ注意!!】
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さー、ツッコミますよー。
そもそも、ユアンの役って「EYE」っていう
名前というかコードネームなの?
またベタやなー。そんなんいつ出て来た?
名前がないからとりあえずそう呼んでるだけ?
「ラッキー」とは呼ばれてたけど。

んで、ユアン演じるアイの妄想、
娘のルーシーが、すっごい可愛かった。
この設定はいいよね。
あの子のために、行く先々で
スノードームを買って来るのも、
それでアメリカのどこを回ったか分かるのも
ありがちだけど可愛くて良いネタです。

でも、アイ、荷物多過ぎ。
ジョアナが下着に1枚洋服引っかけて
パッと出て行ったのを、
あいつそんなに早く、追いかけられるわけないじゃん!
部屋中に荷物散らかしてるのに。
スノードームはいつどうやって詰めたんだ!!
大体、いつもスーツケースとバッグ抱えてる
大荷物の諜報部員なんて見たことないよ!!
ある意味リアルだけど。
ハトと一緒に生活してるのも笑える。

そして、数々のストーカー行為がまた!
ジョアナが風呂入ってる隣りの部屋で
妄想して壁さすってたり、
部屋に忍び込んで彼女の犯罪の証拠を消して回ったり、
陰毛拾ってんのはヤバイと思ったけど、
これは一応証拠集めだったんですね。
しかし、こいつペンダント落としたり、ダメすぎ。
すぐジョアナに撒かれて慌てて追いかけてるし。

しかも、寝てるジョアナの指に勝手にお揃いの
結婚指輪なんか嵌めやがって!ギャー!
ジョアナも同じ指輪が手で光ってるんだから、
もっと早く気付きなよ!

あと、アパートの管理人に尾行がバレバレなのが笑える。
しかも「迷い犬みたいな」ってあちこちで言われてるし!
諜報部の仲間にも言われてるけど、
この管理人のおばちゃんにまで!
ひたすら、そういうぼやーっとしたキャラなのね。
それから、「中肉中背」「どこにでもいる男」
「セールスマン」とかごく普通の
目立たない男、みたいに言われてるけど、
こんなにボケボケした隙だらけの可愛い男、
逆に滅多にいないと思うよ!?絶対普通じゃないよ!

ジョアナが昔、更正施設で教えられたという博士は
すごく存在感があって良かったです。
ドクターブロートね。
しかし、なんだかんだ言って
アイのやつ、女に好かれてるんだよなー。
ドクターの部屋に招かれて酒まで振舞われてるし。
同僚のヒラリーも心配したり迷惑がりながらも
結局は色々教えてくれるし。
まあ、こんな可愛い奴が必死になって
「助けて」とか頼んで二コーと笑ったりなんかしてたら
そりゃお願いも聞いてあげたくなるか。
特に年増女は。

ジョアナがジタンを吸うから、
真似してアイもおぼつかない手付きで
煙草に火を付けてるのが可愛かった。
でもユアン、火を付けたあとは完全に
いつもの仕草だよ。煙草吸う人の自然な動作に
なっちゃってます。ここはもうちょっと。

あと、彼女の幸せに嫉妬して
結婚をぶち壊したのはアイなんですが、
なんでガーディアンとかエンジェルとか
呼ばれてんの!もう!何が「天使」じゃ!
ブッハー!笑止!!

そして、笑いが最高潮に達したのがこのシーン!!
車で逃げるジョアナをバイクで追い掛けるアイ。
そしてアイは車の横に並び、風に吹かれながら、
満面の笑顔で窓へ向かって彼女に手を伸ばし、
ってここ、ギャグですかー!?
必殺スローモーション&音消え&ぼかし!!
長い!長い!ユアン、顔が醜いよ!!
もう死ぬかと思ったよ。ほんと勘弁してくれよ!

最後、必死に車からジョアナを引き摺りだしてたので、
車が沈むのかと思ったら全然沈まないので
あれって感じでした。
そして、中途半端なラストで
突然終わってしまったのが残念。
結局、アイは家族を失ったというトラウマを
乗り越えられたんでしょうかねえ。

そういえば、何でアイは自分の銃に空砲を
入れてたんでしょうね。ジョアナを家に呼んで
殺されそうになることを見越してたのか?
ここはちょっと良く分からなかった。

ということで、ひたすら笑いっぱなしの104分。
あー久しぶりにいいもの見ちゃった。
もー大好き、この映画!そしてユアン!
最初は無表情だったアイが、
後半になるに従って段々表情豊かになって来て、
ジョアナに笑いかけたりしてるのがほんと可愛かった。
あーDVD欲しいよー!オークションで出てるけど、
全然値段が下がらないから買えないよ!

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August 07, 2005

「アナトミー」感想。

アナトミー

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆

「0:34 レイジ34フン」を見て、
フランカ・ポテンテが見たくなったので
いい加減借りて来ました。
ずっと気にはなっていたんだけども。

このフランカは恋よりお勉強に生きる
ダサいイモ娘って感じですげーキュートです。
足がすごい大根でビックリしたけど、そんなとこも可愛い。
素足にスニーカーだからでしょうか。
そして驚いたことに、アゴもそんなに割れてないよ?
レイジのゴツイアゴ割れは何だったんだ・・。
女にも角を曲がるとか曲がらないとかあるのか。

で、真面目なイモ娘の割りにゃ、
案外キスのテクがすごかったりするので
昔はちょいとワルだったのかもしれません。
ダークヘアーの短髪で、クセッ毛というか
寝グセ付けてそのままな感じが可愛くて、
何、ドイツ版アメリ?(違う)

さて、肝心の内容ですが、
あれれ・・?なんか思ってたのと違う・・よ・・?
midoroはビデオパッケージのイメージから
ダークでおどろおどろしい、昔ながらの
ホラー映画を想像していたのですが、
DVDで見たせいか、映像もクリアーで綺麗だし、
舞台となる大学の建物も風景も、
新しさと古風な趣と両方感じられて、
なんだかあんまりホラーっぽくない
普通の学園青春ドラマのようでした。

そして、なぜかフランカの演じるパウラと
その家族との関係とかまで描かれてるし。
パウラは、偉大な祖父のような
立派な医者になりたくて一生懸命勉強してるわけですよ。
でも、彼女の父は挫折した町医者で、
そんな父みたいな人生の敗残者にはなりたくない!
とかパウラは思ってるわけですよ。
ってありがちな展開だな、また。
そういう描写って、ホラー映画に必要なのか?

そして、ますますアレアレ?って感じだったのは、
なんか学園物で青春物の上に、
恋愛要素とお色気までバッチリ入ってて、
なんつーの、ドイツ版スクリーム?
イチャついてるものが殺される、っていう
あのお約束もきちんと踏襲されてるし。

いちゃつきとかセックスシーンとかやけに長いので、
一瞬、何の映画を見ているのか
よく分からなくなったりしました。
でもね、キャストと演技はとっても良かったんですよ。
皆、叫んだり痙攣したり死ぬ演技がお上手で。

で、問題はですねー。
怖くない。
そう、ホラー映画なのに全然怖くないのです。
人が殺されるシーンはもちろんあるんだけど、
緊迫感がないっちゅうか、ひたすらギャグっぽい。
手に汗握っちゃうような場面はほとんどありません。
オープニングだけ、やたら怖かったですよ。
最初は期待したのになー。

で、全然ホラーとしては怖くないので、
犯人が誰かっていうのを突き止める、
ホラー風味の謎解きミステリーなんだと
思ったのに、実際はサイコ・サスペンス?
途中であっさり犯人が明らかになってしまいました。

しかし、警察に言っても信じてくれないので、
そのまま犯人は放置されてやりたい放題です。
ていうか、パウラも相当のん気じゃねえ!?
ずっと冗談だと思ってますよね?この子。
こいつが犯人だって目星はとっくに付いてるのに、
普通の学園生活をそのまま送ってるんだもん。
この悠長さがよく分からん。

ということで、ホラー映画としては
怖くない時点ですでにアウトですが、
ホラー仕立ての青春学園ドラマとすれば
まあこういうのもアリかなーと思います。
それなりに伏線とかオチとか設定してあって、
ホラー映画の「お約束」はきちんと踏まえているので。
ただ、そのベタさがまた笑えるんですけど。
フランカが可愛いからま、いっかあ。

【以下、ネタバレ注意!!】
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いやー、オープニングは怖かったですよ!
生きたまま、解剖されちゃってる彼。
だって、目を開けた時点で怖いことに
なってるのは明白なのに、本人が
なかなか気付いてくれないんだもん!!

音楽がやけにのん気で明るいし、
あれ?と思ってふと自分の腹見たら、開腹されちゃってるよ!!
キャー!!しかも、手が!手まで解剖ー!?
自分を解剖してる人たちが普通に会話してるのも
めっちゃ怖いです!ほんと一番怖かったのが
最初のシーンってホラーとしては問題ありだよな。

良かったのは、パウラのお友達の女の子、
グレッチェン!!これがいかにもな
アバズレ的キャラなので、パウラと好対照です。
「君は男にとっての悪夢だ」って言われてるのが
格好良過ぎ!グレッチェンは男を萎えさせる天才だ!
彼女が一生懸命這いずって逃げながら、
ヒクヒクと痙攣してるシーンは絶妙でした。

あと、ハインに「ここまで辿り着けたら
逃がしてあげる」と言われて、
「グレッチェン!グレッチェン!頑張れ!」とかって
応援されてるシーンには爆笑です。

残念だったのは、グレッチェンの死体がなかなか
出て来ないので、一体どんなになっているのか、
と期待していたのに、彼女の剥製はちょっと偽物臭くて
興ざめでした。もっと上手く出来ないものか。

それから、ハインはとっても気持ち悪くて
良かったですねー!!
彼のおかげで、この映画はかなり
見られるものになった気がします。
幼児っぽくてナルシストでサイコ野郎っていう
アブナさがすごく良く出てました。

彼が死体を隠すのに奮闘してるシーンは
一生懸命過ぎて思わず応援したくなってしまった。
だって、すげー必死なんだもん!
でも、あの一瞬で首まで切れねえだろうー!
指輪外すのだって苦戦してたのに、無茶あり過ぎ。

あと、殺人のお片付けをしていたら、
いつの間にか朝になってましたが、
時間かかり過ぎだよ!6時まで掃除してんなよ!
きっと清潔好きで完璧主義なんだろうな~。

そして、パウラのことを好きなカスパーが
味方だと思っていたのに→本当は犯人なのね!ひどいわ!
→勘違いでした!実は犯人は他にいます、というパターンも
ホラーの定型でこれは良かったです。
でもあのルームメイトはいかにも怪しいので
これだとあいつが犯人だってすぐ分かっちゃうけど。
だって、他にほとんど主要人物出て来ないし。

でも、カスパーが実は歴史学の生徒っていうのは
ちょっと無茶あり過ぎだよ!!
この解剖学のクラスには生徒名簿がないのか?
実習に参加しながら、一体どうやって誤魔化してたの?
レポートだって書くんでしょ?先生に質問とかされるでしょ?
仲間と「ここはこうだよねー」とかって話もするでしょ?
その都度、キョトンとしてるの?

違う専攻の生徒が紛れてても平気だなんて、
選ばれし者が集う名だたる有名教授の
有名クラスでまかり通るとは思えない。
これはちょっとご都合主義過ぎるかと。

カスパーは今っていうか当時から流行の
アラブ系みたいな、やたら濃い顔のジャンルの
人ですね。この辺りのドイツ映画のカッコイイ人って
皆、こんな顔。だから、ヒーローがこういう顔で
犯人のハインが、いかにもドイツ人的
ゲルマン顔なのはちょっと面白い。

カスパー、ほんとに腹にメス入れらちゃったのには
ビックリした。男の裸体なんて別に見たくないんだが。
ある意味、これはサービスショット!?
ギャランドゥーもチラリ☆ですよ。
いや、それにしても腹切られたというのに、
助かって良かったね!あまり深くなかったのかな?
しかし、腹がちょっぴり開いたまま
放置プレイされる気分って一体どんなんなんだー。

あといかにも怪しい助手や先生が
そのまま秘密結社の人だったのは笑った。
というか、ほんとに秘密結社だったこと自体笑った。
コテコテです。教授たち皆で秘密会議してるし。
でも、先生、警察に任せるとかいうけど、
どうやって結社は関係なくて
ハイン1人のせいだって証明する気だったんでしょうね?

大体、そんなこと宣言した時点で
ハインに殺されるのは明白じゃないですか。
ちょっと教授のくせに、見通し甘すぎるよね。
あと、パウラに君の力がいる、とか
助けを求めて電話してる場合じゃないと思う。
一刻も早く警察に駆け込め。

そして、実はパウラの尊敬する爺ちゃんも
その秘密結社の一員だった、というのが
オチになってますが、そういう伏線とか
オチが細々と色々あるので、よく出来てるといえば、
出来てるんだけど、何がダメってやっぱそういう伏線が
ホラーと全然関係ないからな・・。
爺さんが秘密結社だろうが、パウラが傷付こうが
こっちはどうでもいいんですよ。マジで。
そういうネタフリとオチはホラーでやってくれ、ホラーで。

あと、パウラののん気さはやっぱり物足りなかった。
だって、ハインから切った指を見せられてるのに、
「グレッチェンは帰って来た?」とか何度も聞いてて、
とっくに死んでますがなー!って感じでした。

ホラー映画の主人公は、何事にも動じないような
しっかりした娘じゃなくて、とりあえずキャーキャーと
騒がしく叫んでればいいんじゃないのかなあ。
まあヒロインの頭があまりに悪いと、
展開がご都合主義でうそ臭くてムカツクので、
頭がいいのにこしたことはないんだけど。

そういえば、知り合った病気の子が殺されて
ショックを受けてたのに、その子の肝臓を取るとき
普通に鼻歌とか歌ってましたよね。
そのぐらいおおらかな神経の持ち主じゃないと、
こんな解剖学とかやれないのかしら。

そして、誰が聞いてるか分からない教室や学食で、
犯人に関わる話をデカイ声でしてたのも、
こっちがハラハラしました。
ほんとにこの娘は頭が良いのか!?と。
友人たちの「パウラ、また探偵ごっこー?」にも笑った。
パウラってば、論理的思考能力の持ち主のくせに、
警察や友達たちが納得行くような説明も出来ず、
1人で犯人探しに夢中になって走り回ってます。
やっぱアメリだ。ドイツ版不思議ちゃん。

ということで、ひたすらのん気っぽいパウラなので、
最後のハインとの追いかけっこにも
あまり必死さが感じられず、ほとんど怖くなかったです。
図書館で、えいやっと本棚に登るシーンは
ロングで撮られるとかなりのギャグでしたけど。

ハインをやっつけるラストには、
一番最初のとっくに忘れてたような
電気を使った伏線が生きていたので、
これは良かったと思いますが。

そして、最後、やられた!と思ったのは、
エンドロールでまともだと思っていたクラスメートたちも
普通にアブない人たちだったこと。
ここの人って、皆、こんなんなの!?キャー!
っていうのが面白かった。オチが綺麗に付きました。
これでかなり満足出来たかな。

ということで、他には特に大きな捻りも意外性もなく、
ごく普通のストレートなホラー映画でした。
・・・。んー。それってホラー映画か?

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またまたダメだったラーメンズ。

天王洲アートスフィアでの公演、
「Golden Balls Live」ですが、
また前売りが取れなかったので、最終日の今日、
当日券に並んだのですが。
やっぱり本公演じゃないからってちょっと舐めていた
自分の迂闊さを呪う。
発売は公演開始14時の1時間前、13時から
ということだったので、10時前に行ったら
すでに60人くらい並んでました。あー。ダメだこりゃ。

てことは、実質100人分くらいのチケットになるだろうし、
半ばあきらめつつも、一応並んでいたら
やはり11時半の段階で前から50人くらいで
当日券売り切れ終了との案内が。
後ろにも30人くらいは並んでいたので、
半分くらいが泣いたわけですね。

でもまだ、11時半の段階で売り切れが分かっただけでも
良心的か・・。チケット発売の13時まで並んで
売り切れって言われたらキレるもん。ほんと。
でもね、なぜだか当日券ここまでなら買えるって
言われた人たちもその後ずっと並ばされてました。
あのままひょっとして13時まで・・?
なんでほんと整理券を配らないんでしょうね?
下北とかと違って天王洲アイルに、
ゴザ敷いた人たちが座り込んでたら
見た目悪いんじゃないの?

とか文句言いながらトボトボ帰って来ましたが、
ほんと、チケット取りに並ぶたびに
ラーメンズの「ATOM」を思い出します。
冷凍睡眠して30年後、21世紀の未来社会にやって来たのに
まだ電車(京浜東北線)が線路を走っていることに
ビックリするネタがありましたが、
ほんと21世紀なのに、チケット取りにまだ並んでるんの!?
って感じです。このネタ前に書いたっけ?

なんでこの文化、無くならないんでしょうね?
「早く行って、より長く待った者が勝つ」
「決められた時間になるまで絶対売らない」
「整理券を配る時間は明らかにされない」
「当日券の枚数は明らかにされない」
日本人は並ぶのが好きなのか?
予約制、整理券制、快適化しようと思えば
いくらでも出来るだろうに。
皆が黙っておとなしく並ぶから
そのまま不明瞭な制度のまま続いてるのか。

何も座り込んで待たなくても、
とりあえずノート1冊置いておいて
名前でも書かせりゃいいのに。
「本日の当日券は○枚です。」
これを見ただけで、すでに可能性のない者は
即帰れるのにね。キャンセルと繰り上げに
賭けるものは残ればいいし。
「順番に名前と連絡先をお書き下さい。
○番までの方は13時にお集まり下さい。」
これだとトラブルが起きる?誤魔化しとか。
戻らなかった者の繰上げと補欠の確保が大変か。

あれ、でも以前の記事を見たら、
家で電話をかけ続けるより、
早く行った者が勝つ当日券取りのシステムの方が
分かりやすくてシンプルで良いとか
書いてるよ、この人は・・。
まあ電話よりは分かりやすくていいけどさ。
運によるものはとりあえずないし。
今回も、自分の行ったのが遅かっただけだから
あきらめはつく。しかし合理的でないことには変わりなし。

あー、midoroはほんとに時間とか
結果のめどの付かないまま、ただ並ぶのがすごく嫌いです。
とか言ってるから、いつもやる気なくて取れないんだけどさ。
次は9時を目指そう。それでも遅いんでしょうか。
皆、一体何時からいるの?8時?7時?偉すぎる。

でも久しぶりにやって来た天王洲アイルは
そういうゴザ敷いた人がいてもおかしくないくらい、
すっごいショボい場所になっててビックリしました。
全然、店がオープンしないんですよ。
オープンしててもろくなもの売ってないし。
なんなの、もう、あそこってすっかり終わってしまったの?
でも、レストランウェディングとかは相変わらず
やってるみたいですけどね。

それにしても、ラーメンズファンは増加の一途なのに、
ハコというか枠が全然増えないので
ほんと最近チケット取れません。
全国公演をしても、平日いくら公演があっても、
追加公演をしても、東京での土日が1日ずつしかないのは
変わらない。そうするとやっぱ取れないもんなあ。
1ヶ月くらい土日だけの公演とかしてくれないかなー。

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August 04, 2005

「ムーラン・ルージュ!」サントラ国内盤

うーむ、解説が読みたくてわざわざ国内盤にしたのに、
日本語歌詞が凶悪過ぎて、怖くてあまり触れない・・。
どうやったらこんな訳になるんだ!?
ちらっと見ただけで脳が汚染されそうです。
「だって俺は・・・俺はいつも 
俺はいつもお前を愛しているから」
ケー、これだから国内盤はよー!!

一番仰け反ったのは、かの名曲「Your Song」です。
「I sat on the roof and kicked off the moss」が
「屋根の上にのぼって 蛾をけっとばしたりしてた」
って、ラブソングで蛾なんて蹴りませんからー!!!!!
び、びっくりしたよ。マジで。
蛾のモスはmothでしょう。mossは苔ですよ・・。
「Your song」なんてもはや古典の域だろうに、
普通間違えるか?恐るべし、対訳:栗原泉・・。

で、収録曲ですが、アマゾンに映画版とは違う
って書いてあったものの、とりあえず買ってみたんですが、
やっぱり全然アレンジが全然違う~。ガックリ。

1の「Nature Boy」は映画で歌ってた
ジョン・レグイザモじゃなくて
デヴィッド・ボウイバージョンだよー。
レグイザモの歌、雰囲気あったから
そっちを聞きたかったのになあ。ボウイのもいいけどさー。
レグイザモが歌うとほんとサーカスとかそんな感じで
昔むかしのお話の語り部っぽかったから。

4の「Sparkling Diamonds」は
映画で歌ってたときは特になんとも思わなかったけど、
こうやって聞くとノリが良くて楽しいですねえ。
Tiffany!Cartier!のとこの、
ドスの聞いた二コール姉さんがカッコ良い。

そして6のユアンの「Your Song」。
これ、映画とバージョンが違ってすげーカッコ悪い・・。
最初の「My gift is my song」に被る、
オーケストラみたいな「ジャン!」っていう合いの手が
もーダサダサです。ヤバイなー。
「Yours are the sweetest eyes I've seen」の後も、
映画みたいにすぐ「And you can tell everybody」に
入ってくれればいいのに、この間奏が嫌だー。
映画でカットされてDVDの特典で入ってる
長いシーンに合わせた長いバージョンなわけですね。

そしてラスト!「How wonderful life is・・」の後、
上がると思わせて1回下がるというタメが入ります!!
このタメが死ぬほどカッコ悪いんですけど!!
その後の「How wonderful・・」の繰り返しもヤバい!
こういうタメとか繰り返しは歌の上手い人しかやっちゃダメ!!
もっと誤魔化してあげないと!

10の「Elephant Love Medley」は
映画と同じか近いのかな?これはいいです!

11の「Come What May」も微妙にダサい。
映画ではなかった前奏がやけにキラキラしてるし、
ポコポンポコポン言ってるし・・。
映画と違って2番はデュエットじゃなくて
二コール1人で歌い始めるんだけど、
「Suddenly, the world seems such a perfect place」の
入りの伴奏、ヤバイよ!
ラストが「ジャンッ!」で終わるのもウソー!って感じ。
今時、そんな終わり方する!?

ハ!しかも良く見たら、
「Nature Boy」と「Children Of The Revolution」と
「Come What May」の英語歌詞抜けてんじゃん!
なんでー。他のはあるのに!!

ということで、聞きたかったバージョンじゃないのと
アレンジがかなりヤバイのと、
「Spectacular Spectacular」のあらすじを
デュークに説明するときに皆で歌う「The Pitch」や、
ジドラーの歌う「The Show Must Go On」も
「Like A Virgin」も入ってないのが悲しい。

これだったらDVDの方流してた方がマシかなあ。
やっぱ2を買わなきゃならんか・・。
2もあるんですよ・・。サントラなのに・・。

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August 03, 2005

ユアン祭り。

SWエピ3を見て、萌えッ!となったのは
オビ=ワンのせいであって、ユアンのせいじゃない!
と必死に言い聞かせていたのに、
どうにも否定出来なくなって来てしまいました。
はっきり言って夢中です。は、恥ずかしい・・。今更。

【MOVIE】

「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」祭り。
萌え度:☆☆☆☆☆ 
3作目でついにやりました!おめでとう、ユアン!

「ムーラン・ルージュ!」萌え度:☆☆☆☆☆最高だー!
「恋は邪魔者」萌え度:☆☆☆
「ビッグ・フィッシュ」萌え度:☆☆☆☆
「ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻」萌え度:☆
「リトル・ヴォイス」萌え度:☆☆☆
「ベルベット・ゴールドマイン」萌え度:☆☆☆
「ブラス!」萌え度:☆☆☆
「悪魔のくちづけ」萌え度:☆
「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」萌え度:☆☆
「エマ」萌え度:☆
「シャロウ・グレイブ」萌え度:☆☆☆☆
「アイランド」萌え度:☆☆☆
「氷の接吻」萌え度:☆☆(ある意味☆☆☆☆☆)
「ナイト・ウォッチ」萌え度:☆☆
「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」萌え度:☆☆☆☆
「赤と黒」萌え度:☆☆(ある意味☆☆☆☆)
「トレイン・スポッティング」萌え度:☆
「普通じゃない」萌え度:☆☆☆
「マネー・トレーダー」萌え度:☆☆☆
「カラーに口紅vol.1」萌え度:☆
「カラーに口紅vol.2」萌え度:☆☆☆
「カラーに口紅vol.3」萌え度:☆☆
「ブルー・ジュース」萌え度:☆☆☆☆
「ピーター・グリーナウェイの枕草子」萌え度:☆☆☆
「ロボッツ」萌え度:☆(声の出演です)
「ヴァンゲリア」萌え度:☆☆☆☆
「猟人日記」萌え度:☆☆☆

※萌え度は作品の評価、出番の多さと連動しません。

【DVD】

「ムーラン・ルージュ!プレミアム・エディション」
「IN THE WILD ~野生への旅~白クマ」萌え度:☆☆☆☆
(またの名を「ユアン・マクレガーwith白クマ」)
「Long Way Round」DVD発売!

【CD】

「ムーラン・ルージュ!」サントラ国内盤

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「ユアン・マクレガーwith白クマ」感想。

あーあ、買っちまったよ・・。ドキュメンタリー。
ヤフオクで安く売ってて助かりました。

ハリウッドスターが本人の希望した
野生動物を訪ねて行く、っていう、
「IN THE WILD」という番組シリーズのDVDですが、
ユアン見たさに入手してしまいました。
だって、白熊とユアンだよ!?
ああ、ユアンがはしゃいでる姿が目に浮かぶ・・。

で、ほんとにはしゃいでました。
ていうか、常にHAHAHA!って高笑いなんですけど。
本気で楽しそうだな、おい。
なんでユアンってこんなおバカっぽいんでしょうね?
そこが可愛いんですけどね!

ギャグというか軽口叩いてばっかりだし、
子供が好きだし、動物好きだし、
何かとギター弾いてすぐ歌っちゃうし。
あれ、絶対、頼まれもしないのに自ら歌ってる。
っていうか、Myギター持参!?

人んちに行って、酒飲んでだらしなく寝そべってるし、
ユアン、くつろぎ過ぎだよ!ちょっと!
と心配になっちゃうくらいリラックスしてます。
ほんとにスターか?気さく過ぎんぞ。
でもユアンってやっぱ「スター・ウォーズの」って
紹介されんのね。代表作なのね・・。

で、ユアンと白熊との触れ合いのシーンも楽しい。
ポーラー・ベアだから北極グマ?どっちでもいいか。
生でデッカイ白熊を見て興奮するユアン。
白熊が罠にかかり、檻に収容されるのを見て
思わず神妙な顔になるユアン。
人に慣れた白熊を見てガッカリするユアン。
でも、自然のままの姿に出遭って、
本当に感動して無言になっちゃってるユアン。
こいつ、生返事ばっかりで、人の話ろくに聞いちゃいねえな、
と思ったらほんとに聞いてなかったらしいよ!
お前はお子ちゃまか!

と、ユアン尽くしでファンにはたまらない内容でした。
どっちかというと、北極グマのドキュメンタリーというより
ユアンドキュメンタリー?
時間は55分と短いんだけど、
ずーっとユアンがナレーションしてるので
役作りしてないユアンの地声をひたすら聞いていられて
お得といえばお得か。

個人的にはユアンが着てる
ノースフェイスのぶかっとしたジャケットに
ジーンズinブーツの足が細くて萌え!
袖から指がちょこっと出てるとことかたまらん。
Tシャツon長Tの重ね着も可愛いし、
髪型も丁度いい長さです。あー毛流れ、ラブ!
ユアンはやっぱ染めてないときの地毛が
一番綺麗ですね。似合ってる。って当たり前か。
痩せ方もこのくらいがベストじゃないでしょーか。
子供抱き上げて頬を寄せてるとこも好き。

あと、白熊が網に入れられて、ヘリから吊り下げられてる
シーンのビジュアルはすごかったです。
毛が網に食い込んで、まるで白いタワシのような、
白いドリアンのような、ボッソボソの塊になってます。
絶対、ドサーと落とされるんだ!と思ったのに、
意外なくらいソフトランディングでビックリしましたが。
ヘリってすごい。

白熊は空飛んでる自分のことを
一体どう思ってるんでしょーね?
麻酔かけられて動けないときに
ぐりぐりと撫で回して来るユアンのこととか・・。

そういえば、原題だと
「POLAR BEARS with EWAN McGREGOR」なのに、
邦題だとユアンウィズ白クマになってるのが笑えました。
やっぱユアンのドキュメンタリーだわ。こりゃ。
もしかして、エンディングで流れる下手な歌も、
これまたユアンですかね・・。

ということで、ゴロゴロして欠伸してる
白熊はぬいぐるみみたいでラブリーだし、
それを見て喜んでるユアンも可愛いし、
あーこりゃ心が安らぐわー、という1本でした。
ドキュメンタリーとしても、ただ可愛いだけじゃなく、
人を襲う白熊の恐ろしさとか人間との共生っていうテーマを
ちゃんと扱ってるので、興味深かったです。

でも、1つ気になったのは、
街中に入って来た白熊に
殺されちゃった人とかいるみたいなんだけど、
被害状況が全く明らかにされなかったこと・・。
年に何人くらい死傷者が出てるんでしょうね?

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「アイランド」死ぬほど長文感想。

作品の評価:☆☆☆☆(ちょっと誉めすぎ?)
好き度:☆☆☆☆

うおー、マイケル・ベイ!!
THEハリウッド職人、ここに見参!って感じです!
正直、アルマゲとか真珠湾のイメージが悪過ぎて、
またアホでしょーもない大作映画なんだろうと思っていたら、
あらま、失礼!良く出来てるじゃないですか。
『ハリウッドSFアクション大作』のお手本みたいな映画でした。
そうか、アルマゲのときは「泣かせるクサい映画を作れ」
とかいうお達しでもあったのだな。
そしてその通りに作った、と。職人だから。
それか、ありゃひょっとしてジェリーのせいか?

今回の設定は、SFネタとしては相当手垢の付いた
使い古されたものだと思いますが、
(パクリだと訴えられてたし・・)
そのベタさを補って余りあるほど、
映像とアクションが見ごたえあります。
それで135分魅せ切った!って感じです。
この手のSF大作にしては、脚本もかなり良かったのでは?
真面目に考えたら色々ツッコミどころもありますが、
構成がスマートで余計なものがあんまりないです。

主役2人のキャスティングも良くて、
主人公リンカーンを演じるユアン・マクレガーは
トッポいアホの子を演じてるときが一番輝いてる人だし、
相方のジョーダンを演じたスカーレット・ヨハンソンも、
いつも口が開いちゃってるようなポヤーッとしたお嬢さんなので、
こんな天然くんと不思議ちゃんカップル、
無垢なクローンの役が超ハマリですよ!
そんなボーっとした2人がひたすら追い回されて
一生懸命逃げていたら、もー可哀想で、
君たち、しっかりしろ!頑張れ!と応援したくなっちゃう。

脇を支えるキャストもスティーブ・ブシェミ、
ショーン・ビーンと豪華ですね~。
こういう典型的なキャラは、
彼らにやらせときゃ間違いねっす。
ブシェミなんて、またいやらしいくらいの
可愛らしさを振り撒いていて、
観客が声出して笑ってたのはほとんどブシェミのシーンでした。
この映画のコメディエンヌ賞(NOTコメディアン)、
並びに胸キュン賞は、問答無用でブシェミ様に差上げます。

さて、この映画、前宣伝の段階で、
クローンを題材にしていることは
すでにバラしてしまっているので、
最初の30分とか45分くらいを引っ張ってくれるはずの
謎の答えを先に教えてしまうなんて、
なんでそんな勿体無いことするんだろう?と
見る前は疑問に思ってました。

映画ファン以外の一般客も呼べるような
ドル箱スター俳優が出ているわけじゃないし、
(ユアンって一般的には認知度どーなのよ。
SWに出てる人?スカーレットは映画ファンしか知らんだろ?)
キャスティングとか映画自体がいまいち地味っぽいから、
こうしてネタバレでもして餌を撒かなきゃ、
客の興味を惹けないと?

しかし、先にネタバレしてしまうのなら、
実はすごい謎とかオチがもう1個用意されてるんだろうな?
これで後がショボかったら承知しねーぞ?とか、
相当疑ってかかったのですが、別にストーリーの面白さとか
意外性とかがウリの映画じゃなかったです。
だから、「アイランドとは一体?」
「彼らの秘密とは?」とか思わせぶりに隠しておいて、
「じゃーん、実はクローンだったんですー!!」
「ギャー!最悪ー!!オチてねえー!!」
となるよりは、先にバラしておいたのは
むしろ正解だったのかと。

なので、話自体は割とシンプルなんですけど、
アクションと非アクションシーンの緩急の付け方が上手なので、
135分もそんなに長く感じませんでした。
敵、というかクローンを追って来る存在を、
2つに分けて会社と警察、両方から追われることにしたのも、
次から次へと追っ手がかかって飽きさせないし、
そいつらがお互いで潰し合ってるとこはヤレー!
って感じで興奮しました。

アクションについては、前評判を裏切りません。
高層ビルのシーンとか、カーチェイスなんて
すごい迫力で、これには息を呑みました。
こっち(観客席、ていうかカメラ)に向かって、
何回転だよ!というくらいゴッロンゴロン転がって来る
車とか障害物とか、思わずビクッと身を竦めて
避けたくなったくらい。あれ、カメラに当たらないの?
関係ない人もガンガン巻き込まれて死んでるし、
車も建物もやりたい放題の壊しまくりなので、
良識派の方々は眉を潜めること請け合いです!

俳優のアクションシーンはほとんど
ブルースクリーンを使わずに、実際に現場で
撮影したと言ってるけど、えー、マジで!?
っていう場面が多いです。
CGで何でも出来るのに、わざわざほんとに
撮影しちゃうっていうのが最近逆にウリになってて
なんか面白いよね。

それから、映像が小綺麗でこだわってますね。
下からのアングルとかスローモーとか早回しとか色々。
オープニングの青い海の辺りは、
ああやり過ぎ、いやらしい!って
見ていて引きそうな微妙なラインのオシャレ臭さでしたが、
全体的にはギリギリ寸止めって感じでしょうか。

クローンたちの居住区は清潔で綺麗で、
色彩に乏しいからか、広いのに何となく閉塞感を感じさせます。
セットとか小道具、衣装のデザインは
装飾を抑えたシンプルなもので、基本的に
現代社会の延長線上にあるものだから、
割とそれらしくてSFっぽいウソ臭さがそんなに気になりません。
お遊びも与えてあげなきゃ、とバーまであるのがすごい。
クローンの着るボディスーツとか、どっかのスポーツブランドの
ジャージみたいだったし、普通にありそう。
ていうか、思いっきりプーマ履いてる・・。

で、その箱庭的世界から出てみたら一転、
今度は怖くなるくらい横長の世界が広がっています。
空間的な奥行きもだけどこの内と外の色の対比が
映像としてやっぱ効いてますよね。
自由っていうのは青い海に浮かぶ美しい島なんかじゃなくて、
ギラギラとした太陽が容赦なく照り付ける
埃っぽくてワイルドな世界のことだった。
白いスーツがどんどん砂と泥で汚れて行くとことか
暗示的で良かったです。

近未来都市ロスの風景も、
現代の一般的な建物とすごいハイテク乗物が
フツーに共存していて、雑然としていて面白かった。
空飛ぶバイクとか車、列車の造型もカッコ良い。

ということで、ストーリーはシンプルだけど、
わずか15年後という近未来設定を映像化したときの
リアルさと面白さ、逃げるクローンと追う敵たち、
っていうアクションシーンの激しさと、
そして魅力的なキャスティングで
充分最後まで引っ張って行ってくれましたよ!
まあ、15年でバイクが空飛ぶか?って言われると
いえ、飛びません、って感じですが。そこは映画なので。

で、個人的にこの映画で一番好ましいのは、
クローンの人権とか生命倫理とか
色々テーマ的には重いものを扱っているのにも関わらず、
クローンの葛藤とか心理面、ドラマ面に無駄な力を割かず、
バッサーと省いてエンタメに徹したところですね。

テーマは問題提起しただけで、
それについて考えることは観客自身に任せ、
「クローンが生き延びるための戦い」に焦点を当てたのが
ベタベタしたお涙頂戴物が嫌いなmidoroには有り難かったです。
もっとちゃんとしたドラマが見たい人には
底が浅くて物足りないだろうと思うけど、
どうせ、ハリウッド映画でそんな深いとこまで
描けるはずもないんだから、サクッと起承転結を
美しく決めてくれたのが心地良かった。

監督本人も言ってますね。
「倫理」というテーマも盛り込んだけど、
「単純に楽しい夏の大作を作った」と。
映像・アクション・エンタメ!と目的がハッキリしていて、
観客の目を意識した作品を作ってくれる
プロの商業映画監督の方が、
中途半端で押し付けがましい自己中芸術作品監督より
midoroは断然好きですね!

なので、ツッコミどころが多いとか底が浅いとか
あんま気にしないで、大きな画面と音響の良い
映画館に行って無心で楽しむと良いと思います。
宇宙戦争とかの超メジャー系と比べると
やっぱりいまいち地味な感じが拭えなかったり、
上映館数が少なかったりするけど、
それがほんと残念なくらい、真っ当な夏の
娯楽大作ですよー。皆見てねー。

【以下、ネタバレ&ツッコミ&萌え注意!!】
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さ、midoroの第一目的はユアン鑑賞でしたので、
なんかユアンばっか熱く見つめてて、
肝心のシーンを見逃したりしてました。
いやーだって、久々にユアンが痩せてるんだもん!!
SWエピ3のときもやらなかったのに、(やれよ!)
今回は酒と煙草も断って食生活も変えて
ちゃんとトレーニングしたと偉そうに語ってただけのことは
あって、珍しく綺麗に痩せてるよ!ユアン!
単に痩せただけじゃなくて、ちゃんと筋肉付いてましたね。

それでも、これでやっと普通の人というか、
まだまだ重そうな気配はありますが、
久しぶりに愚鈍じゃない動きのユアンが見られて感動です!
スライディングしたり飛び上がったり飛び降りたり、
かなり軽やかに動いていたので、(編集かもしれんが)
やっぱお前、いつも太り過ぎなんだよ!
そのぐらいの肉体を常に保て!と声を大にして言いたい。
走る後姿とか、トレスポを思い出しました。
溺れるシーンとかも。

ただですね、痩せてるのはいいんですけど、
なんかやけに老けて見えます。
アップのときの肌が汚いし、えらいシワシワになってましたが、
あれはダイエットのせいもあるのかしら。
パツパツだったのが急に痩せたから皮が余ったとか。
ちょっと実年齢の33歳には見えないんですけど。
38くらいに見えた。あれって役作りですか?
ていうか、リアルリンカーンっていくつだっけ?

最初の食事のシーンで、ベーコンがもらえなくて
怒ってるリンカーンが子供っぽくてすげ可愛いんですが、
お前、すぐ太るんだから食うなよ!ダメだよ!
ジョーダン、こいつに与えちゃダメだってば!!
と、本気でツッコミたくなりました。
リンカーン、完全にジョーダンに餌付けされてます。
ベーコン素手でわしづかみのジョーダンが
男らしくて素敵。「ホラ、食えよ。」みたいな!

ベーコン食べたい、好きな物食わせろ、とか
白じゃない服が着たいとか、自分ってなんだろうとか、
自分と周囲の世界に疑問ばっかりで、
ほんと物心付き始めたお子様か
思春期で反抗期の少年かっていうリンカーンが
可愛かったですねえ~。

リンカーンが夢で見た船の絵を描くシーンとかも、
あの大雑把な手の動きでその細い線はないだろ!
ちゃんと3Dで描いてるけど、
絶対お前、そんなに絵上手くないだろ!
と、この辺個人的にすごいツッコミどころです。

あと、ショーン・ビーンのドクターに
夢で見たのはどんな船?と聞かれて、
語彙が乏しいのか、説明が上手く出来なかったのが、
リンカーンが「Nice boat」って
一言で終わらせちゃうとこがアホっぽくて可愛い。
その後、リンカーンがドクターに
「どんなテスト?」と聞いて、ドクターが
マネして「Nice test」って切り返すところ笑った。
でも字幕は普通に「気楽なテスト」とかなんとか出てたな。
何だっけ。「簡単なテスト」?違うか。
菊池ィ、ここもちゃんと対応させて訳してくれえ。

その他、蛾を見つけて目を輝かせてるのも可愛いし、
(でもあんな花瓶に閉じ込めてたらすぐ死ぬだろう)
アイランド行きの決まったスタークが
手術室から逃げて来たとき、リンカーンがちぢこまって
台車の陰に隠れてるのもちょっとイイ。
グイッと引っ張り出されて、励まされてたり。
でも、ぼんやりした子かと思いきや、手首の認識票を
とっさに隠したのはエライです。隠すのちょっと遅かったけど!
あと、ルート39に気付いたときの嬉しそうな笑顔なんて、
エライネ!よく分かったネー!と頭を撫でて
ご褒美をあげたくなるくらい可愛かったです。

目の中に虫みたいなスキャナーを
入れるシーンはマジ怖かったです。
ユアン、ほんとに痛そうでした。上手いね。
でも尿と一緒に排出っていうのはベタですな。
そうそう、オープニングのリンカーンの部屋、
壁から服が出て来たり、尿で健康チェックとかするのは、
いかにもSFだ!星新一の世界だ!って感じでした。

そして、リンカーンよりもジョーダンの方が
強い設定になってるのがいいですね!
力関係はそれでオッケーです!グッジョブ!!マイケル!
バーチャルファイトではリンカーンがこてんぱんにやられてるし、
肝心なところで何回も助けられてるし、
弱くて可愛いユアンの持ち味、遺憾なく発揮!
キスシーンとか、ジョーダンが上ですか!みたいな。
強く押し倒されてリンカーンが「うっ」とか言ってるし。

そして、良く見りゃ、ジョーダンが逃げてるときに履いてる靴、
ものすっごいヒールの細い華奢~な靴なんですけど!
これ履いてあんな走ったりアクションしてたの!?
ジョーダン、凄ェ!!強ェ!!
リンカーンより体力あるよ!!絶対!!

そして、ユアンとスカーレット、
この2人ほんとお似合い過ぎんぞ!!最高だ!!
ブシェミの「お前達はクローンだ!」っていう説明を
不思議そうな顔してソファにちょこんと座って聞いてる2人が可愛い。
「What we are」「What are we」とか2人で繰り返したり。
初めて子供という存在を目にしたときの嬉しそうな表情とか、
2人のたどたどしいキスもいいですね。

スカーレットがインタヴューで
「ユアンはまるで15歳の男の子みたいなキスをするの」
って言ったのが、やけにフィーチャーされちゃって、
33歳のユアンをそんな風に言う女、ってことで
すごい遊んでる女みたいな扱いをされちゃってるけど、
ここは、ユアン15歳の男の子の演技をしてたんですって!

しかし、あんなウブでよくセックスまで出来たなあ、
って感じですが、そこはそれ本能?
それか、リアルリンカーンの
お宝裏ビデオでも発掘して学習したとか。
あいつ、そーゆーのいっぱい持ってそうだもん。
       
そうそう、この映画の見所の一つ、
ユアンてば、リアルリンカーンとクローンリンカーンを
きちんと演じ分けてましたねー。感心、感心。
顔は同じなのに、ちゃんと別人に見えました。
オリジナルの口調を真似るクローン、っていう
2重の演技をしているのも芸が細かいです。
ああ、珍しくユアンが俳優に見えた瞬間。
じゃあいつもは何なんだって?キャラですよ。キャラ!

リアルリンカーンがスコットランド人で
クローンがアメリカ人っていう設定も
ユアンが自分で監督に提案したんですってね。
でもそこで、お国訛りを持って来るのはアレですが。
自分のホームタウンじゃない国籍を2つ演じ分けたらすごいけど。
普通に見てたら、オリジナルはロス在住なのに、
なんで突然スコットランド出身なのよ?って感じよね。

ユアン、「ナイトウォッチ」でアメリカ英語が
下手糞だって叩かれたのをまだ根に持っているのか。
果たしてリベンジ出来たのでしょうか。
(→ダメだったらしい。記者会見でやっぱり下手糞だって
指摘されて怒って出て行っちゃったとか・・。
大人げないぞ!ユアン!)

んで、2役演じたユアンも頑張ったけど、
それより特殊効果がすごいですよ!!
だって、2人が会話したりお互いに触れ合ってても、
違和感ないんだもん。これにはビックリ。
リアルリンカーンの方が背が低いのも凝ってますよね。
でも、車の中での2人(1人?)漫才はやり過ぎだあ!!
「人を噛むな!ギャー!」とか爆笑です。
映像技術の粋を見せたくて、わざわざあんな
コントをやらせてんのか!と思いました。

そして、リアルリンカーンは超キモくて良かった!!
あの胡散臭い眼鏡とか笑顔とか、
ジョーダンの手の触り方とか、キスしたりああ、いやらしい!!
金持ち・俗物・下衆の3拍子が揃っております。
クローンリンカーンに「童貞か?セックスはいいぞ~!」
みたく、すんごい嬉しそうに言ってたのがツボでした。
しかし、セックスし過ぎて肝硬変にって本当になるの!?
あれ、でも、パンフではリンカーンの臓器提供予定ナシに
なってたけど、あと2年くらいで肝臓ダメになる、って
言ってたよね。あれは提供予定じゃないのか?

あとパンフの「職業:船舶設計士」って!!
あんなにスノッブだったのに、そう聞くと
途端に普通だ。車もデザインしてたのにね。
リアルもクローンも、どっちもそんな
工業デザイナーとかアーティスティックな
才能の持ち主に全然見えないのが笑えますが。
さっきも言ったけど、ユアンって絵とか下手そうなんだもん。
すごい偏見。

そして、こんだけユアンを可愛い可愛い言っておきながら、
実際に萌えたのは実は2箇所だけでした。
アイランドへの移住が決まったジョーダンの腕に手をかけて、
リンカーンが耳元に顔を寄せて囁くシーン。
おおお、こいつ、中身は少年のくせに、
一体何をするつもりか!とドッキリしてしまいました。

あと、リアルリンカーンに化けたときに、
「スコットランドのどこ出身で?」みたいに聞かれたので、
一体どうやって誤魔化すのかと一瞬ヒヤリとしたら
「無駄なお喋りをしている時間はない」とか一喝して
相手を黙らせたとき!カッ、カッコイイ!!クール!
このおとぼけクローンが成長しやがって!
と、思わずメロッとなりましたがな。
こういうちょっとした意外性、普段アホな子が見せる
男らしさとか攻めっぽさに弱いmidoroです。

あとは、やっぱブシェミね!相変わらずキュートだし、
小汚くてイイキャラでした。
案外出番が少なかったので勿体なかったけど、
でもあそこで死ぬからこそ光るキャラなんですよね。
なんかいっぱい名言を吐いてましたし。

特に、神の存在を知らないリンカーンへの説明にシビれました。
お願いするときに目を閉じて思い浮かぶ奴、
その願いを無視する奴、それが神!だっけ?カッコイイ!
あと、女にカードは渡すな、とかね!
これもラストの方で伏線になってた訳ですし。
あと、ショーン・ビーンの演じるドクターが
神様コンプレックスだっていう台詞も、
最後で黒人傭兵ローランの台詞にリンクしてましたね。

便所でリンカーンに胸倉掴まれて問い詰められるときも、
何でブシェミと一緒だと、途端にユアンがSに見えるんだ?!
やっぱブシェミはすげーや。
あの柄パンといい、情けなさといい最高です。
なのに、若い娘を彼女にしてたり、
コスプレ趣味だったり、ブシェミひたすら美味しすぎ!

ショーン・ビーンもインテリ眼鏡がお似合いで、
相変わらずカッコイイですが、
いかにもな、いやらしくて分かりやすい悪役とか
敵役じゃないのが少々残念。
そこはかとなく小物感に溢れているので、
見ていてなんか可哀想になって来てしまいました。
悪役はこいつを倒せ!やっちまえ!って
躊躇なく思えるくらい憎らしいインパクトのあるのがいいなあ。

彼は自分のしてることが科学のため社会のために有益って
信じて働いている、ある意味信念と理想の人なので、
真面目さが勝ってしまって、嫌味とか憎らしさっていうのは
ほとんどないんですよね。
至らない部下のミスに振り回されて大忙しの
苦労人の上司みたいで、どうも地味な印象しかありません。
もしくは自分の作った不良品が世の中に出回ることを
恐れて、必死に処分して証拠を隠滅しようとしてる、
セコイ研究者?って、まんまじゃん!

だから、最後の方までずっとただの一研究者、
それかせいぜい責任者くらいだと思ってました・・。
あれは彼の作った彼の会社だったんですね。
社長?社長だったの?大将?
なので、クールでカッコ良かったけど、
悪役としての華はあまりなかった気がします。
ていうか、別にいわゆる悪役じゃなかったのか。
法律は破ってるから犯罪者には違いないけど、
クローン技術そのものが悪いこと、悪だとは
映画の中では全く言ってないもんね。

最後、大将自らお出ましになって
アクションかましてましたが、
ユアンとお互いの体を重石にして
ぶら下がってる絵はすごかった。ギャグですか。
あれ、ユアンはどうやって上がったんですかね?
そして、背中に食い込んだ矢じり?をどうやって
抜いたんだ?そんな簡単に取れるもの?

あと、役者の名前わかんないけど、
リンカーンの友人っていうか同僚というかの2人も
すごくいいキャラだったし可愛かったですね。コメディ担当。
私はあの落ち武者みたいなおっさんが、
一体どんな名のある人のクローンなのか、
それが知りたかったですよ。すごーく。

マイケル・クラーク・ダンカンも出番少ない割には
美味しい役。ズルズル引き摺られて行くシーンで
あんな大男が泣き喚いてるのが切なくて・・。
しかもあの人、ほんとに麻酔とか効かなさそう・・。

特殊部隊上がりのローランを演じたジャイモン・フンスーなんて
お前が影の主役か!ってくらい最後の方カッコ良くて笑いました。
彼、クローンの立場と自分の生い立ちの
共通点に思いっきり心動かされて契約違反しちゃってましたが、
そんな人情味に弱くて、良く特殊部隊とかにいられたよね。
こんなもんじゃない非人間的、非人道的な地獄だって
嫌というほど見て経験してるだろうに。
それが嫌だから辞めたのかしら。

あと、この映画、この手のSF物にしては、
珍しいくらいご都合主義が少なくて、
「そうなる理由」というのが明確にきちんと設定されていて
ツッコミどころは少なかった方だと思うんけど、
1個だけどうしてもツッコミたいのは、
本人かクローンか、きちんと確認せずにいきなり撃つか!?
ってこと。いくら手首に認識票付けてたのが見えたとはいえ、
プロなら普通確認してからだろー!ローラーン!!
手首見りゃ、刻印があるだろうに。
ていうか、目の前で認識票を付け変えてましたよね!?
どう見ても先にアレを持ってた方がクローンじゃん!
あそこでああやって入れ替わるしかないとはいえ、
もうちょっと納得の行く理由を作って欲しかったなあ。

でも、土壇場で、クローンリンカーンの方が
ウソ付いてるくせに、なんか落ち着いて堂々としてるし、
リアルリンカーンが本物だって主張してるのに、
全然説得力ないっていうか、彼の小物さとか狡猾さ、
ズルさ、いやらしさ、みたいなのが
あそこで一気に噴き出してたのはとっても良かったです。
あんな焦ってキレてキョドってたら、そら撃たれるわ。
いやー、ユアンがイイ顔してくれてます。

あとまあ、主役2人が簡単に脱出し過ぎとか、
外の世界のこと何も知らないくせに、
スムーズに動き過ぎとか色々あるけど、
そういうのはもう、放っておくとして。

ジョーダンのオリジナルはモデルだというのに、
彼女が街をフラフラしてても、
誰1人気付かないのもどうかしてるけど。
それと、売れっ子モデルの自宅に
突然電話したって普通繋がらないと思う。
というか、電話帳には電話番号載ってないだろうに。
インフォブースとやらは、
芸能人の自宅電話番号まで教えてくれるんですか。
なのになんでリアルリンカーンの方の住所は
分からなかったんでしょうね。警察が教えてくれたけど。

そういえば、X-boxとか、msnとか、
やけにマイクロソフトがフィーチャーされてましたが、
これは何、スポンサーなの?
プーマ、ck、キャデラック、やたらブランド出てましたね。

あ、あと謎だったのは、どうしてオリジナルと同じ
成人年齢のクローンを作る必要があるのか。
メリットは、赤ん坊の状態から作って
何年も時間とコストをかけて育てなくても、
必要なときにすぐ必要な臓器が取れるってことですよね。

でもさ、おっさんとか爺さんぽいクローンとかいたじゃん?
そんな年とったクローンの臓器取ったって、
すぐダメになっちゃうんじゃないの?
比較的若い自分をこさえておいて、若い臓器を
もらえばいいのに。何で同じ年齢じゃないとダメなんでしょう。
同い年の体に同じ年の臓器の方が
馴染みやすいとか何か理由があるんでしょうか。
それとも、逆にそういう作り方しか出来ない?
ちょっと若めに、とか細かい年齢設定は出来ないのかな。

あと、どうせならわざわざお金かけて
クローンに人間の生活をさせなくても
コスト的にはほんと植物状態のままで
チューブ付けて置いておけばいいのに、
あえて人間の生活をさせるのは、なんで?と思ったら、
そうやって人間の暮らしをさせて感情を与えておかないと
「良い臓器が取れない」っていう説明が
すごいなんかリアルで、ここは
うおー、なるほど!と思いました。

でも、クローンを赤ん坊から育てるんじゃなくて、
成人の形でいきなり作るっていう、この設定は新しいですよね。
まず、血管の枠組みだけが先に出来上がって、
後から肉が付くのがちょっと怖かった。SFだあ。

あ、もう1個分からないところがあった。
妊娠の定義ってクローンたちの間では、一体
どうなってるんでしょうね?何だと思ってるんだろう。
男女が触れ合っちゃいけないんだから
セックスの観念も男女の愛もないんでしょ?
ある日突然、人工授精させられて勝手に妊娠させられる?
それともコピーされたときからすでに妊娠させられている?
一体どうやってどこから赤ちゃんがやって来ると思ってるんだろう。
神様の定義もないのにね。コウノトリが運んで来る?

クローンを処分しなきゃいけない理由として、
一部のクローンにオリジナルの記憶が蘇ってしまったから、
っていう伏線をちゃんと設定してたのは良かったです。
船の名前をここまで引っ張ったかーと。
エコーとかデルタっていう彼らのラストネームの意味が
ここで生きましたね。エコー世代は不良品って。
てことは記憶っつーのは細胞の一つ一つ、
それかDNAに宿ってるという考え方?
これはほんとSFっぽいな。

ラストで外の世界にクローンがワラワラ出て来るラストシーンは
お約束ですが、ちょっと胸が熱くなったりなんかして。
褐色の砂漠に白い服着たクローンたちが点在する光景、
すごい綺麗でした。
このためにキミ達は白い服着てたのか、と。
でも、あんな急激に外の世界を見せられたら
普通は皆脅えちゃって、すぐには出られないと思うんだけどなあ。

とかまあ色々ツッコミながらも、何だか清々しい気分に
なってしまう爽やかエンディングでした。
あーこれぞハリウッド映画。満足☆

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「シャロウ・グレイブ」感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

いやー、君はやっぱ、アホな子を演じてるときが
一番輝いているね!ユアン!!
もー可愛いったらー!!
若い!若いよ!お肌がピチピチだよ!美しいよ!
若くても体のラインはゆるゆるだったけど・・。
なんか服の上からでも、腹がポッコリと出てやしませんか。
やっぱユアンはデフォルトでデブなんですよね。
ほんとトレスポは一体何だったんでしょう。

さて、今回のユアンは、記者役ですが、
全くもって記者には見えません。
犯罪事件の取材をするぐらいだから、
社会部ってことでしょ?こんなアホな記者がおるかい!

見た目も奇天烈。やけにハイウエストのジーンズを履き、
靴下をわざわざ見せる短い丈、
しかも、裾はすぼまって、色は薄めの水色、
更にチェックシャツとベスト着用、
などなど、アキバ君ばりのナウいカッコばっかしてますが、
これってどう見ても1996年のファッションじゃないよね・・?
記者、アレックスの個人的な趣味だよね?

でもこのダサオシャレが可愛いんだー。たまらん。
さすが腐っても外人です。(失礼な!)
座って足を曲げたときの膝下の長さに萌え!です。
後姿になったときに、シャツの裾から
尻が覗かないところに感動。

で、ギャーギャーと常に騒がしいおバカさんを
演じてますが、笑顔になってニコーとしてるときの
ユアンが激可愛いです。思わず見とれます。
お料理してるところも案外似合うし、
「あなたの方が頭がいいから」って言われて
真顔で「そう思ってた」って返すアレックス、可愛すぎ!
やーい!バーカ!バーカ!

自分のアホさを棚に上げてセレブぶって
人にダメ出しなんかするから、
逆襲を喰らって殴られて鼻血出したり、
思いっきりスネを殴られて絶叫してみたり、
ほんと踏んだり蹴ったりで情けなさ100%!
とにかくユアンが痛い思いをする映画ですよ!
そこがマヌケで可愛いですよ!

さてさて、肝心の映画の内容ですが、
いやー、お金って怖いね!人間って怖いね!
一歩道を踏み外すともう戻れないんだ!
後は坂を転がり落ちるだけ、っていう映画でした。
すごい怖かった。シンプル・プランみたいだった。

ジャンルとしてはサスペンスか
サイコスリラーになるんでしょうか。
いや、クライム物かな?
男2人と女1人の共同生活という、
微妙な関係、青春・友情という
真っ当っぽいテーマも描きつつ、
ところどころ暴力とか血とかが
ギャグのフリしてすごい普通に紛れ込んで来るので、
度肝を抜かれます。

やけにテンポが緩いのも、逆に恐怖感を煽る。
おかしな空気の刑事コンビとか謎の手紙、無言電話、
シークエンスが全部思わせぶりで意味深で怖かったよう。
そして、散々怖がらせておいて、最後はスカッと暴力で解決!
ああ、イギリス映画だねー!!大好きだー!
まだこの時点では少々荒削りとはいえ、
映像といい音楽といい、ダニー・ボイルは
やっぱセンスがいいんだ!さすが!という作品でした。

【以下、ネタバレ注意!!】
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いやー、ラスト、そんなおバカで
とにかく踏んだり蹴ったりなアレックスが
最後に笑うことになるなんて、一体誰が思おうか!
midoro、すっかり騙されてたよ!
そっかー、あの新聞を沢山集めてたのは
これだったんですね!皆、分かってた!?

それにしてもジュリエットのキレっぷりはすごかった。
ある意味、ディヴィッドより怖いって。
あいつは坂を転がって、あっちの世界にすっかり
行ってしまったけれど、
ジュリエットはほぼ日常のままですもんね。
まあ、保身でディヴィッドに媚びた時点で
キレたといえば、キレてるか。
アレックスの机に「LOVE」って置くシーンが切ない。

なのに、なのに!
アレックスを助けてあげるのかと思いきや、
ぐりぐり包丁押し込んだり、
靴でカンカン打ったり、すっげー!
アレックス、床に縫いとめられちゃって絶叫!
金の魔力って怖い!人間って怖い!!
そういや、ダンスのシーンで転んだアレックスを
踏み付けるシーンとかたまんねっすよ!
もーM好きには、やってくれてありがとう!姐さん!
って感じでしょう。

でも、アレックスが肩刺された瞬間を写さないのは
さすがに不自然過ぎる。
あそこ、骨あるだろー。床まで貫通しないと思うが。
それを言ったら、デイヴィッドの喉!
あれを貫通させるって一体どんな力よ!?
ジュリエット!!

デイヴィッドが天井裏で
ノブオ化してるのも超怖かったですけどね。(byドラゴン・ヘッド)
覗き穴から覗き穴を伝って、ガサガサ、ガサガサって!
ディヴィッド役の人、ほんとにキモかったし、
ジュリエットも、すっぴんのときは
おばはんみたいなのに、外でちゃんと化粧して
ドレス着たらすごい綺麗でカッコ良かったので、
キャスティングや俳優さんも良かったですね。

いやはやブラックでシュールで
コメディでスタイリッシュで素敵な作品でした。
それにしてもユアンが可愛い。
もう1回観ちゃおう・・。

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