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May 31, 2005

オンラインDVDレンタル。

最近、見たい映画作品が近所のビデオ屋に置いてない。
どんどん新作に入れ替わって、
古いのはメーカーに返されちゃうからねー。
見つけたらすぐ借りておかないと
次行ったときはもうなかったりします。

他のビデオ屋まで行くのはめんどいし、
でもDVDを買うほどではないし、
そういえば流行ってるオンラインDVDレンタルとか
どうなのかなあと思って、
最大手のTSUTAYAとかライブドアとか
チェックしてみましたが、「返却期限なし」が
midoroの場合ネックになりそう・・。
だって、返却期限なかったら
絶対見ないもん。

「明日返さなきゃ!」っていうのがあるから
サクサク頑張って見るわけで。
実際、買ったビデオなんかは
いつでも見られるからって、何ヶ月も
そのまま放ってあったりします。

ちなみに、たいして拘束力というか
ペナルティのない図書館の本なんて
1年借りっ放しのmidoroです。
はい、最悪ですね。まともな人間のすることじゃありません。
先日、いよいよ最後通牒の図書館利用禁止警告ハガキが
届いたので、さすがに怖くなりました。たいへん。
といいながら、すでに2週間。ヤバイ。

ええと、話を戻しますが、
普通に1週間とかの返却期限があって、
そしてもうちょっと会費が安いといいのになあ。
というか、毎月いくらの定額制じゃなくて、
1本いくらの従量制だといいのに。
midoroの場合、定額制だと元を取れるほど
本数をこなせるかどうか。
1本いくらという小さい店もあるみたいですが、
そうすると今度品揃えが悪いし。

今、街のビデオ屋だと1本199円で
大体週2本借りてるから、月8本で1,592円か。
TSUTAYAやライブドアだと本数無制限で
月2,079円とかなので、月10本見ないと元取れません。
毎週2.5本かあ。ちとキツイなあ。

これはもう、ビデオ屋と同じ扱いではなくて
「DVDを買うより安い」という考えにシフトしないと
ならないわけですな。
midoroの見たい作品と見る本数からいうと。

ということで、検討の結果、年会費が必要なくて、
月8本まで借りられるという制限付きの、
TSUTAYAの月1,974円の
お試しプランに申し込んでみました。
(ライブドアは年会費1,050円必要)

無制限だと逆に、そんなにDVD見てんなよ!って話で。
ただでさえダメ人間なのに、
普通の社会生活を送れなくなってしまう。
なので、もし月8本で足りなかったら
ビデオ屋に出向くということにしました。
返却期限なしについては、
「会費が勿体無いから8本見なければ!」という拘束力で
何とかなるかと。

TSUTAYAにした決め手はやはり品揃えです。
「アラン・リックマン、デヴィッド・シューリス」で
検索してヒット数が多いのはやはりTSUTAYAでした。
ああ、しまった。この間ヤフオクで落札した作品も
結構揃っている・・。

でも、クライヴ・オーウェンとかって3本しかないのね。
やっぱヒット作じゃないと置いてないのか。
というか、DVD化自体されていないんだっけ。
あ、でもクリスチャン・ベイルは意外に本数があります!
ホーンブロワーも揃ってる!
これは見たい!

そして、借りてたDVDを返却すると、TSUTAYAの場合
次の作品が自動的に送られて来るシステムのため、
(自分で都度発注するのが2,079円の無制限プラン)
予約リストに常に20本入れておかなきゃ
ならないらしいのですが、
とてもそんなに見たい作品がありません。

というか、そのうち見たいものはあるんだけど、
ビデオ屋では棚を眺めながらパッケージを吟味したり、
その日のテンション次第で「よし、これ行くか!」って
選び方をするので、そんな先の見たいものまで
考え付かないよ。

それに、「近所のビデオ屋にはないが、
TSUTAYAのオンラインにはある」
という作品がやはり少なさそう。
申し込んだはいいけど、すぐ弾切れしそうだなー。
さあ、どうなるか結果はまた。

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「スウィーツサプリ(フェリシモ)」

05-05-30_22-23
お試しセットを買ってみましたので、
味のレビューなぞ。
これからボトルを買う方のご参考になれば。

①バナナ:粉っぽい・・。ボソボソしてます。
キャラメルの味もしますが、あまり美味しくない。

②レモン:酸っぱいです。レモンです。

③ダイズ:美味しい!チョコと豆乳のハーモニーです。
少々豆臭いけど、豆製品が平気な人ならOKかと。

④ブドウ:あれ、ブドウなのにミント臭?
袋にはミントのミの字も書かれてないんですけど・・。
すごいスースーします。苦手な人には辛いのでは。

⑤イチゴ:普通にイチゴ。

⑥トマト:うわっ、まんま乾燥トマトの味だあ!!
しかも、トマトなのに「甘い」ってすっごく気持ち悪い!!
トマトには塩でしょう!!トマト嫌いの方、危険!

⑥リンゴ:リンゴのいい匂いはするんだけど、
ボソボソして粉っぽい。なんかリンゴサワーを
飲んだときみたいな苦味を感じます。
粉の変な味もするし、あまり美味しくない・・。かも。

⑦パパイヤ:うわっ、これ子供のときに飲んだ
妙に甘い風邪シロップの味だ!そのまんま!

⑧ホウレンソウ:ホウレンソウ・・?
抹茶とクロレラを足して2で割ったような味です。
要するに美味しくない。

⑨グレープフルーツ:苦味と酸味は確かに
グレープフルーツですが、妙に甘い匂いと味が
付けられていて気持ち悪い。この味は・・。
もしやドクターペッパーでは・・?

⑩ピーチ:うーん、まあピーチかな。
ちょっと風邪シロップっぽいけど。
というか、どうしてこれもミント入ってるの?
ピーチミント味のフリスクみたい。

⑪カボチャ:カボチャというか栗っぽい、
もしくはイモっぽいですね。
タマゴボーロ的な味もします。まずくはない。
サクサクしていて食感がいいです。

⑫オレンジ:粉っぽい薬っぽいオレンジ。

⑬ムラサキイモ:黒糖飴みたいな味。
濃くてすっごい甘いけど美味しいです。

以下続行。

さて、この「スウィーツサプリ」ですが、
「お菓子みたい!」「今までにない!」
「無味乾燥なサプリを美味しく!」というのを
追求し過ぎて、肝心の「効能」を謳うのが
ちょっとおざなりですよね。

サプリは、効能別というか、
「肌荒れを直したい」「便秘解消」「目に良い」→
じゃあ「ビタミンC」とか「ビタミンA」とか
成分別で選ぶのに慣れてしまっているので、
「イチゴ」とか「バナナ」とか色々あっても、
「で、あんたは何に効くのさ?」という感じです。
フェリシモ曰く、「どんな栄養素が不足しているか
考えるよりも、最近野菜やフルーツを
食べていないからと考えるほうがわかりやすい」
とのこと。そうかなあ~?

そして、似たようなものが何種類もあったら
買うときに選び辛いので、効能が被っていては困るのです。
フルーツだからほとんど全部に
「ビタミンC」「肌に良い」と書いてありますが、
どれか1つ選ばせるための違いを
それぞれに設定してくれないと。
その違いが「味」ってことなんでしょうか?
効果は大体一緒だから、好きな味を選べ、と。

でも、味と言ってもねえ・・。
こういうのってどうせ毎日食べてたら飽きちゃうし。
飽きたら味を変えろって感じでしょうか。

味が沢山あって面白いから
食べ比べてみたくて1回は試しましたが、
ここからどれか1つに絞るとなると
決め手に欠けてリピートしない可能性大。
全種類買えるなら、迷わずに買って
好きなのを選んで食べますが、
買うのが1個とか2個だと、そんな好きな味っていうのも
特にないし、効能も区別付かないので
選びにくいですね。

どうせなら、1つのボトルにいろんな味を
混ぜちゃって「ミックス」にすればいいんじゃない?
そしたら、日によって「あっ、レモン味だ!
ビタミンC取れた!」とか
「これはピンクだからストロベリーかな?当たり!」
「今日はイソフラボンで大豆!」とか
面白くなると思うんだけど。

ガムや飴と一緒で、色や味が沢山あるなら
1種類ずつボトルに詰めて、同じ味を食べさせるんじゃなくて、
選ぶ楽しみや毎日違う味、という変化を
売りにして提供した方がいいんじゃないかと思います。
まあ実際は品質管理とかで難しいんだろうけど。

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May 27, 2005

「ウィンブルドン」感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆☆☆

うおー、好き度☆5つ!出ました!!
いいのか、これに5つ!?
作品の評価も多分星多すぎです。
でも!だってもう!ベタニとキルスティンが
可愛くて可愛くて仕方ないんだもん!!
そりゃ、作品評価の目も曇るさあ!

さて、都内はユナイテッドシネマでしか
公開してなかったので、わざわざ豊島園まで行く羽目に。
というか、公開してることすら知らなくて
危うく見逃すとこでした。気にしてたのに
見過ごすなんて一体どういうこと!
CMとか宣伝してないもんなあ。

ストーリーは、いまいちパッとしないまま
引退を決意したベテランプロテニス選手の
ピーター・コルト(ポール・ベタニー)と、
反対に今が旬真っ盛りの注目若手選手、
リジー・ブラッドベリー(キルスティン・ダンスト)、
2人の恋と試合の行方は!?って
ただそれだけの内容なんですけど、
この映画ははっきり言ってキャスティングの勝利。
それしかないわい。

まあこんないまいち地味なキャストだったから、
上映館数も少なくて、ほとんど皆の目に
触れないまま終わるんだろうけど、勿体無いなあ~。
この2人の起用を決定し、そして2人の予定が空くまで
1年も辛抱強く待ち続けたというスタッフに拍手を送りたいです。
2人とも魅力大爆発!!

ベタニ、普通の兄ちゃん役をやると
こうなるのね!ってことがよく分かって面白かった。
今まで普通の役を見たことがないし。
本人もラブコメは初めてで、最初なめてたけど難しかった、
ヒュー・グラントはスゴい、って言ってたけど、
ほんと、コメディ部分はギャグというより
微妙にスベッてる台詞や演技ばっかりで、
「お固いイギリス人が冗談言おうとするとこういう感じ?」
という良い見本のようでした。可愛かったけど。
これは監督の意図したとおりなのか、
ベタニだからそうなっちゃったのか気になるところ。

反対に、ヒロインのリジー役、
キルスティン・ダンストは、いかにも
陽気で可愛くて逞しいアメリカ娘、って感じで良かった。
美人役をやってると、アゴとか頬骨が目立つから
いちいち気になるけど、テニス選手と言われたら、
健康的でキュートなイメージが際立って、
とってもチャーミングでしたよ!
もっと彼女のテニスシーンがあれば良かったのにな。
あまりリジーの凄さが伝わらなかったです。

作品的には、シャレた映像撮ってやるゼ!
ラブコメだゼ!王道ハッピーエンドだゼ!の3連発で
ベタベタもいいとこ、中身も特にありませんが、
もう2人が頑張ってるから全部許しちゃう。
思わずキュンキュンしてしまいました。
DVD欲しい。ベタニフィーチャーでもう1回観たいィ。
何気ないジャケットとシャツの着こなしがカッコ良すぎです・・。
モデル並みのスタイルであんなにカッコ可愛いのに、
そこはかとなくダサいとこがまたツボなんですよねえ。

肝心のテニスの試合シーンも、CG使えば
最近は何でも出来ちゃうんですね。
ものすごいスピード感のある映像で、
実際の試合でもないのに、手に汗握りました。
頑張れ、ベタニ!頑張れ、ピーター!!と。

あと、試合も最初から最後まで
だらだらやるんじゃなくて、
いきなり場面転換して始めたり、カットしたり、
構成が工夫されてるので見飽きなかったです。
最後の試合前にちょっともたついたけど、
割と編集は上手ですよね。

スタントもどこまでがベタニで
どこからがダブルなのか全然分からなかったよ。
つなぎがごく自然でした。
ほんとにベタニがプレイしてるみたいでカッコイイ!

そして、主役2人だけでなく、脇の俳優陣も良かったです。
リジーの父親役のサム・ニールがまた渋可愛いっす!
あんな理解のある父親、普通いないよね。
しかしこの人、全然年取らないな。
昔から老けてるからか。

ピーターの家族は、父(老セオデン!)、母、
弟役もそれぞれコメディ要素を高めてくれて、
家族の絆というテーマも盛り込んでくれたのも良かったし、
ピーターの友人のドイツ人の役をやってた人も気になる。
キングダム・オブ・ヘブンに出てるそうなので
要チェックだわな。

公開はもう27日で終了なので、
可愛いラブコメ物が好きな方は
DVD化されたら観て下さい~。
DVDきっと高いんだろうなー。買えるかなあ。

【以下、ネタバレ注意!!】
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ところで、スパイダーマンといい、「ピーター」は
間抜けで可愛らしい男の代名詞ですか?
リジーがピーターをからかって言う、
「ピーター・ピーター・コルト」が可愛くて好きです。

初っ端、2人が出遭ったときに、リジーが
「彼って何てキュートなの!!」みたく
指を噛んで「ギャー!」ってなってるのが
超可愛かった。この子はなんで、
そんなにブサカワイイの!

リジーがピーターの服を借りて、
大きいシャツとボクサーショーツ履いて
一緒にランニングしてるシーンなんてもう!
こんなにベタなシーンなのに、
キルスティン可愛かった!
普通、あそこまで可愛らしさを演出したら
嫌味だよね。

あのショーツはどこからどう見てもパンツにしか見えませんが、
外国はあれで外を歩けるのか・・。
サーブを打つ真似をして、体を反らすシーンでは
ショーツの前は開いてないのかと
ちょっとドキドキしました。ボタンタイプかしら・・。

あとリジーが、自分の名前呼び間違えた
ピーターの指をぐいぐい引っ張って
痛がらせてるシーンも2人とも最高に可愛い!

2人の身長差もちょっと萌えでした。
手をつないでるシーンもだけど、
キスシーンなんてキルスティンが
背伸びしちゃってるし!少女漫画か!
ハレー彗星ネタはちょっとお寒かったけど。

あとはツッコミどころですが、
実際、試合の会期中にあんな
いちゃついてるプロ選手っているんですか!?
試合の前日とかにヤッてなかったっけ?
相当消耗するだろうに・・。

ボールボーイの顔に思いっきり
サーブが当たってしまったシーンは、
目の周りが腫れたくらいで復活してたけど、
あれって顔面骨折するよね・・?
あんな控えめな腫れ方じゃすまないのではないかと。

ちょっと違和感があったのは、ピーターの背中の怪我や
ピーターが集中した途端に鳴り始める携帯電話という
マイナス要素のエピソードが、ほとんどピーターに
影響を与えてなかったこと。
こういうアクシデントがあったら、以前なら
すぐに挫けていただろうに、今回は愛の力で
負けずに頑張れたってことを言いたかったのかな?

それだったら、もっとこういう逆境ネタを大げさに使って
盛り上げればいいのに、ピーターが結構あっさりと
流してたので驚きました。

そして、いよいよのクライマックスですが、
いくら愛の力と消える前のロウソクの
最後のひとあがき、といっても、
運と気合いで次々と勝ち進んだのはともかく、
さすがに、ウィンブルドンの決勝で勝てるわきゃない、
善戦はするけど、すがすがしく負けてくれるんだろうなーと
ずーっと思って観てたのに、マジで優勝しちゃったよ!!!
うっそ!そんなんありですか!

なんかもー、英国万歳!状態で、
イギリス人が見たらたまらないんだろーね。
というか、そんなにウィンブルドンで勝てないのか・・。
可哀想だね・・。

その後2人は結婚して、夫は元ウィンブルドン優勝、
妻は全米オープンとウィンブルドンで2回優勝、
栄冠と恋を両方勝ち取って、
子供は男と女1人ずつ、休みの日には皆でテニスを、
ってここまで典型的なハッピーエンドだと
もう現代のおとぎ話ですよ。笑ってまうわ!
心暖まりましたけどねー。

最後に、ピーター・コルト快進撃!
の元ネタになったという、
実在のウィンブルドン優勝者について、
『On the EDGE』の萬太様
詳しく解説されているので、リンクさせていただきます。
パンフでは何も触れられていなかったけど、
ほんとにあるんですねえ!
「事実は小説より奇なり」な話が。

ただ、彼のように、一度でもランキング2位を経験して、
その後怪我で転落した選手なら
復活して優勝したのもまだ想像の範囲内かなと。
(そりゃ、奇跡だといってもいいくらい
物凄い稀なことでしょうが。)
現実の10位内、更に3位内の壁は
果てしなく分厚いだろうという気がするので、
その壁を超えたことがある人とない人では
実力的に雲泥の差があるのでは。
テニスにもランキングにも詳しくないから、
適当に言ってますが・・。

だから、最高時でも11位のピーターが優勝っていうのは
無理だろう、やっぱ映画だなーと思うと同時に、
このランキング設定って絶妙ですよね。
3位でもなく、20位でもなく。
ずーっと100位くらいならともかく、
11位の経験があるというと、勝利への欲や
夢も捨てきれず、かといって何も出来ず、
優勝なんて、とてもとても有り得なさそうだけど、
万が一、ひょっとしたらあるかもしれない。
それが11位。ナイスです。このランキング。

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あほみどろのリンス。

midoroは飽きっぽいのに加え、
衝動買いも大好きなので、化粧品とか食品を
最後まで使い切ったことがほとんどありません。
大抵、最後の2cmくらい残したまま
他のものに気が移って買い換えてしまい、
残ってるやつはそのまま放置プレイ

もう一生使う気がないことは
明白なのだから早く捨てりゃいいのに、
「使い切らないと勿体なくて捨てられない」という
強迫観念だけは強いので、そのまま延々放っておき、
結果、使いかけの瓶やらチューブがずらずらと
あちこちに並ぶことになります。

さて、最近強めのパーマをかけ直してから、
妙に髪がパサつくので
たまにはトリートメントでもしてみるか、と
思い立ち、風呂場に放置してあった
「ラッ○ス」のリンスのポンプを景気良く、
手の平にブシューッと。

・・・。

なんか、臭い
えーと、9割は「ラッ○ス」の匂いなんですが、
残り1割、何か違うものの匂いがします。
そして、色がやけに黄色い。
確か、「ラッ○ス」の色は白だったはず。
それが、妙な黄ばんだ色に変わっています。

次に、トリートメントのチューブを絞ってみました。
・・これも同じです。以前とは確実に違う匂いがします。
色もおかしい。

えーと、要するにカビてるんですね?
ていうか、腐ってますね?
リンスとかトリートメントって腐るんですね?
さよなら、「ラッ○ス」・・。

そのままゴミ箱に捨てりゃいいんですが、
「一体どんなことになっているのか確認しなければ」という
妙な使命感(好奇心?)にまた襲われ、
中身をぶじゅるーと搾り出してみたら、
黄色いネルネルとしたものがじゅるじゅると。
わざわざ全部搾り出して排水溝に流してしまいました。
なんつー環境に優しくないことを。

そういえばこのリンスは、
今の部屋に引越して来たときだから、
かれこれ4年間も、風呂場に置いてあったのでした。
シャンプーだけ先に使い終わったところで
この香りに飽きてしまったので
他のシャンプーを買ってしまい、そうすると
違うシャンプーとは「ラッ○ス」のリンスや
トリートメントを合わせたくない、という
またmidoro的こだわりが出て来て、
ほとんど使わないまま残っていたのでした。

いやいや、しかし4年経つとリンスも腐るんですねえ。
あんな化学物質の塊のくせに。
でもね、半年くらい前に一度使った覚えがあるのですよ。
そのときは何も気付かなかったけれど。
てことは、リンスの消費期限は3年6ヶ月?
もしかしたら、そのときすでに腐ってたのかもしれません。
気付かないで頭に擦り込んでたらどうしよう!

まあこれはリンスだから別にいいんですけどねー。
食品でもよくこういうことがあります。
夏場は気を付けないとね。

リンスを腐るまで放置しておいたという
自分のダメさに愕然としながらも、
使い終わるまで決して物を捨てられないmidoroは
「ああ、腐っちゃったからこりゃあ仕方ないや!」
と、捨てるための正等な理由が出来て
たいへんハッピーな気分になれました。すっきりしたあ。
こうやって、今までに何個弁当箱を捨てたことか。

てことで、リンスの消費期限を試した人は
多分あまりいないと思いますが、
皆さん、開封したら3年以内には使い切りましょうね☆
って言うまでもないですね。
普通は使うか捨てるかするんですよね。

まだまだ1年物とか2年物のシャンプー類、
化粧品類がわんさか控えているので、
また怖い思いをしないために、
順番に使い切るよう、ちょっと頑張ってみます。

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May 26, 2005

「いな穂(清澄白河)」

都営大江戸線の清澄白河駅、
A2出口のすぐ隣にあるおにぎり屋さん。
カウンターが4、5席あって、中でも食べられます。
ほとんど中で食べてる人はいないのと、
握ってくれるお店の人との距離が何だか近くて
緊張しますが、その場で握ってもらえる
ほっかほかのおにぎりはマジ旨いっす。

テイクアウトだと基本は作り置きですが、
作り置きがなくても、お店が空いている時間なら、
メニューが出ているものに関しては、
その場で握ってもらえるみたいです。

おにぎりはざっと20種類?
常時あるのは10種類くらいかな。
日によって、あるものとないものがあります。
値段は1個189円がほとんどで、
「懐かしの鯛みそ」とか珍しいメニューも。
midoroのお気に入りは、「アボガド和え」!
252円もするんだけど、
買って帰って醤油をちょっと垂らして
食べるとめちゃ旨い。贅沢~。

以前は梅ごぼうとかメニューにあった気がするんだけど、
最近はないのかな。時々変わってるみたいです。
お茶漬けとかスープかけ焼きおにぎりとかも
あったような。

ここの売りは、土鍋で五合ずつ炊くというご飯です。
マジで!?鍋、何個使ってるんでしょうね!
さすがに炊き加減は絶妙で、非常にmidoro好み。
べちゃっとしてなくて、粒が立ってるし、
ツヤがあってお米がキラキラ、ピカピカしてます。
握り具合も適度にゆるく、ほろほろと崩れて来ます。
炊き立てだとボロボロこぼれて困るくらい。

きちんと炊かれた美味しいお米って
「白い」味がしますよね?
余計な雑味が何もないから、普通のご飯を
食べ慣れてる身には、物足りなく感じるくらい。
「純粋な米の味」が楽しめます。
具の量とご飯のバランスも丁度いいです。

あとは味噌汁157円、
ひじきとか煮物の惣菜は189円。
midoroのオススメは鮭じゃがマヨ和え。
タラモのシャケ版です。

ここでお昼を食べようと思うと
なんだかんだで結構高くなっちゃうので、
おやつ代わりにおにぎり1個とか買うくらいですが、
高くてもそれだけの価値はあります。

色々こだわりが感じられて、
持ち帰り用には普通のプラ容器以外に
和風の紙箱というか包みも用意されてるし、
こういうお店が近所にあったらいいのにな~。
毎日1個ずつ買いに行くのに!(迷惑・・?)

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May 22, 2005

「クリムゾン・リバー」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

案外皆の評価の低いこの作品。
全く期待しないで見たからでしょうか。
midoro、非常に楽しんでしまいましたヨ。

まず舞台!!山奥の閉鎖空間とか
秘密を抱えた学校、消える村人、優生学とか、
こういうゴシックっぽい雰囲気立てが出て来ると、
それだけでメロメロです。弱いんです。

映像もCG使いまくってて、
胡散臭いほどキレイで怪しくて良かったです。
ストーリーも設定も映像も、
全体的にゲームの世界のようでした。
プレステとかでこういうの発売されてそう。

そしてこの映画の見所は
死体!死体!とにかく死体!秀逸!!良く出来てます!
気持ち悪いくらいリアルです。あれを作るのに、
どれだけ大変だったかというのを
DVDの特典映像で美術スタッフが語ってましたけど、
40日(だっけ?)くらい費やしたらしいじゃないですか。
アップに耐える死体を作るために、
毛細血管をどーたら、毛穴をどーたら、人毛を植えて、
虫を這わせて、って泣けて来ますね。この努力。

じゃあ横たわってるロングの死体は
人が演じてるのか?と思ったら、
こっちもわざわざ作ったそうで。
理由は「人だと、どうしても動いてしまうから」!!
うあー、たまらん!とことんリアリティを追求したんですって!

それから、ヴァンサン・カッセルのアクションシーンも、
撮影にどれだけ時間を費やしたか、
というのを特典映像で見たら監督アホだなあ!と思って
嬉しくなってしまいました。完全にオタクなんですね!
格ゲーの要素を取り入れたそうで。
カッセルも自らアクションやってて、
顔蹴られて足型付けたり鼻血出したりしてるんですよ!

全体的に、なんでそんなところに凝るんだ!
ってムダ感がたまりません。
セットとかCGとかアクションとか小道具とか、
随所に監督のこだわりが見受けられて楽しかったです。
こういう細かい部分の積み重ねが、
この世界をこれほど魅力的に見せてくれるんでしょうねー。

キャスティングはちょっと、
ジャン・レノは要らないんじゃないか、という気がして
仕方なかった。いや、そりゃジャン・レノ出てなきゃ
映画の価値ないんでしょうが。

レノとカッセルが別々に動いてるときは良かったのに、
一緒になったら途端につまらなくなっちゃったのが勿体ない。
大体キャラが被ってるんですよ。
二人ともデカくて暴力刑事。無茶苦茶やるタイプ。
だから、レノと一緒になった途端に、
それまで有能で冴えてたカッセルが
いきなりお馬鹿なワトソン役になってしまいました。
レノは態度がデカくて、カッセルを
パシリに使ってるのがまたムカツク。

肝心の謎解きですが、久しぶりに
犯人を読めない展開で嬉しかったです。
推理物って大抵パターンだから、予想が付くじゃないですか。
これは読めないっていうか、むしろ
推理の材料が足りてないのでは・・?と。
ある意味卑怯だし、矛盾とか指のこととか、
細かいツッコミどころは多々ありますが、
とりあえずビックリしたので、まあいっか!みたいな。
きちんと整合性があって納得行く説明をされて、
でも意外性のない犯人よりは、
むしろ驚かせられたい!!破壊力&パンチ力を求む!!

midoroは、適当な監督と適当な製作陣が
それなりのクオリティに仕上げて来た映画より、
監督の愛や妙なこだわりが感じられる映画が好きなので、
この映画もすごく楽しかったです。
最初から期待して見たらダメだったかもしれないけど。
DVDの特典映像もマニアックで、なお良かったです。
ああー堪能!!

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「フラットライナーズ」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆

コニー・ウィリスの小説、
「航路」がそこそこ面白かったので
作中に出て来た「フラットライナーズ」を
チェックしてみました。

ビデオが行きつけの店から撤収されてしまったので、
仕方なくヤフオクで落札。なんと50円。安!
ビデオ自体が古いのでパッケージの監督の名前が
「ジョエル・シュマッチャー
になってるのが笑えます。
撮影監督、ヤン・デ・ボンも「ジャン・デ・ボン」だし。
音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードで、
キャストもスタッフもそうそうたる面々なんですが、
大した映画じゃないのが悲しかった。
50円の元は充分取ったのでいいですけど。

ストーリーは、医学生たちが自分たちの体を使って
人為的に心臓を停止させ、臨死体験を行う実験をし・・
ってやつなんですが、予告と途中までの雰囲気からして、
てっきりスリラーもしくはホラーだと思ってました。
登場人物たちがエライ怖い目に
遭ってくれるんだろうな!と期待してたのに、
一体どんなオチが付くのかと期待していたら、
何だかエエ話で終わってしまって拍子抜けです。
実は感動物なのか?

そして、こういうネタとかオチって、今となっては
もうお約束というか、別に珍しくもなんともない。
映像も、1990年の映画なのに、やけに古めかしいので
80年代の映画かと思ってました。
臨死体験時のイメージ映像も、
言い古された手垢の付いた表現ばかりで、
何も目新しいものがない。
内臓とセックスシーンにモザイクがかかってたのには
時代を感じましたが。

一方、見所はキャスティング!!!
皆若いんですよ!とにかく。
若キーファー・サザーランドに若ケヴィン・ベーコン、
若ウィリアム・ボールドウィンに若ジュリア・ロバーツ、
そして若オリヴァー・プラット。
(オリヴァーはまあどうでもいいとして・・)

初っ端、若キーファーが出て来た時点で爆笑!
これだけでも見る価値がありました。
だって、何も顔変わってないんだもん!すげー!
今って単に顔全体にシワが増えただけ?
あの広い(というか長い)デコも、
そのデコをわざわざ強調するあの髪型も、
目尻のカラスジワまで全く変わってません。

違いといえば、お肌がプリプリしててまつ毛が長くて
やけに目がキラッキラしてるくらい?
「顔が同じなのに若い」って笑えます。
そして、あのアヒル口が半開きで
ビーバーみたいな前歯がちょろっと
2本覗いちゃってるところなんて可愛いというか
間抜けというか。

そんな若キーファーがカッコつけて
肩の張った黒のロングコートとか着て、
やったら眼鏡を外したりかけたりして、
インテリぶりをアピッてます。
それでいて、ちょっとおバカな困ったちゃんなので、
ファンにはたまらないと思います。

ケヴィン・ベーコンは珍しく冷静で普通にいい人の役でした。
1人で現実的に行動してました。
顔からしたら絶対ワルのはずなのに、そのギャップが魅力?
カッコ良かったけどさ。髪をもっと短くすれば。
ジュリア・ロバーツは今とほとんど変わらないです。
それもすごい。

ところどころ妙なツッコミどころがあって、
呼吸停止→心停止→蘇生までの
実験のやり方とか経過なんて、
科学的に言ったらそりゃご都合主義で
無茶苦茶で、こんなのありえねーよ!って感じでしょうし、
その辺はあまり深く追及したくないんだけど、
一応、後のネタバレで。
とにかく、キーファーファンは必見でお願いします!!

【以下、ネタバレ注意!!】
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そもそも謎なのが、なんで臨死体験をすると
英雄になれるのか?ってこと。
俺も俺も!って競い合ってやってるけど、
死後の世界を見て来た!って世間に言ったところで
頭がおかしいと思われて一笑に付されるのがオチでは。
証拠としていくらビデオを撮影したって、
それは心停止したことの証明にはなっても、
臨死体験をしたことの証明にはならないでしょう?

それに、こんな実験を秘密裏にやってることが
バレただけで学校はクビになるだろうし、
研究者としての道も断たれるのでは?
まあ、途中で臨死体験が英雄の証ではなく、
自分も死後の世界を見てみたい!って方向に
転換したので別にいいんですけどね。
あと、俺は2分30秒!4分25秒!って
心停止の時間を競って賭けみたく、
皆でどんどんレイズしてるのが笑える。アホだ。

ツッコミどころとしてはやはり、
今、心停止から蘇生したばかりの人間を
すぐ外に連れ出して、皆が買い物してる間、
なぜか1人きりで戸外に放っておくところ。
毛布巻き付けてさ。あり得ない。

そして、あの鼻だけを覆う小さなマスクは
一体何なんですか!!
笑気ガスって、見てる我々を
笑わせようとでもしてるんですか。

あと、ヒューズが飛んだ!といって、
心臓マッサージ用の電気ショックのパドルが壊れ、
ジュリアは危うく死に掛けるとこでしたが、
そのあとキーファーがもう一度心停止したときには
いつの間にか直ってましたね。
誰が修理したんだ?手早いな。

というか、そもそも、あんなに上手いこと4人続けて
蘇生出来ませんて。一体どんなラッキーですか。
ジュリアなんて10分、キーファーに至っては12分間
呼吸停止&心停止の状態が続いてましたが、
何事もなかったかのように、蘇生しましたよ!
酸素の供給が止まったら脳は3~4分で死に始めるというのに、
これはいくらなんでも無理でしょう!
絶対、回復しても障害が残るって。廃人ですって。

よく、応急処置の訓練のとき耳にするけど、
呼吸停止後の5分が生死の境目だっていいますよね。
呼吸停止後、3分で半数が死亡、
更に心臓停止後10分で半数が死亡だというのに、
4人とも、誰1人後遺症がないどころか
すぐ起き上がって家に帰ってるのがすごい。
なんだこれ。

現実的に言えば、臨死体験後、皆が見る幻覚が、
脳の損傷から来る後遺症だったってことなんでしょうけど、
皆して、同じ後遺症が残ってるのはちょっと不自然。
それぞれ、後遺症はバラバラで解決法もバラバラ、
ってオチでも良かったんじゃないかなあ。
「あの世から罪を連れて来た」って
非科学的オチでも別にいいですけどね・・。

あと子役の演技が良かったです。
キーファーをぶん殴るあの男の子がスゴイ。
にやあっと笑うシーンとか憎々しいし、
子供に金的蹴りを喰らってタコ殴りされる
キーファーが情けなくて超オイシイ。
「子供は手に負えない」ってキーファーが
普通にコメントしてるのが笑えた。

ケヴィンに怒涛の放送禁止用語攻撃をする
女の子もすごかった。
あんな言葉を山ほど覚えちゃってまあ!

というわけで、肝心の臨死体験にリアリティがないのが難ですが、
臨死体験して昔の罪を思い出して幻覚を見るっていうのは
ありがちではあるけど、まだ許せる結末ですね。
でもねえ、肝心の罪がヌルいんですよ。
あんなの所詮、「子供のやったこと」じゃないですか。
ジュリアなんて母のたまたま言った言葉が
トラウマになってただけで、結局何にも悪くないし。
ボールドウィンはちょっと違うけど、趣味に近い軽犯罪というか。
もっと強烈なキッツイこと思い出して、
ギャアアー!!ってなって欲しかったです。
怖いもの見慣れちゃった現代人には全然物足りません。

あと、昔の罪を思い出して各自反省し、
自分の心の中で整理をつけて解決する、
っていう方法も、勧善懲悪っていうか
道徳の教科書っぽくてちょっと興醒め。
最後、キーファーはあれで助からないと後味が悪いし、
長々と引っ張った挙句、助かったのは
映画的には正解だとは思うけど、
4人もいたら、1人ぐらい死んでも良かったんじゃないの?
とか思ってしまうmidoroは悪でしょうか。

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May 17, 2005

「クリムゾン・リバー2黙示録の天使たち」感想。

作品の評価:☆☆
好き度:☆☆☆

1作目の「クリムゾン・リバー」は
midoro的に超ツボで、刑事役のジャン・レノが放つ
「俺、渋い」「俺、大物」光線に辟易しながらも、
相棒役のヴァンサン・カッセルはカッコイイし、
胡散臭いくらいのダークな映像美も
漂うゴシックの雰囲気も、凝りまくった死体映像も
そしてミステリーとしての謎解き部分も、
すごく好きな作品でした。
一般的な評価は低いんですけどね・・。
最後アホだしね・・。でもいーの!好きなの!

さて、この2作目は前評判も良くなかったし、
2はコケるというのが定説だし、期待しないで見ました。
そしたら、前半部分は結構良かったんですよ!
監督も脚本も撮影も、スタッフは前作と誰も被ってないのに、
怪し気な修道院とか、黙示録と12使徒とか、
1の幻想的で思わせぶりな雰囲気が踏襲されてました。
映像もこだわりが随所に見受けられ、
そんな薄暗い警察署はねーよ!みたいな。

そして、良かったのがブノワ・マジメル!!
2にはヴァンサン・カッセルが出なくて
美形若手俳優がジャン・レノとコンビを組むというので
何だよ、美形なんてこの映画に要らねーよとか思ってましたが、
すみません!ブノワ・マジメル、かわええです!!
甘い顔のとっっぽい兄ちゃんで、でもちょいアゴ割れ
頑張ってる姿はアホな犬の子みたいだあ。
透け透け服の女の子見てニヤついてるとことか
超可愛いんですけど!

そういえば前作は、ジャン・レノもヴァンサン・カッセルも
両方ヒゲ・長身・暴れん坊とキャラ被りまくっていて、
お前ら2人いる意味ねーじゃん!と思いましたが、
今回はジャン・レノとブノワ・マジメルがいかにも
対照的で、ハリウッドの刑事物コンビみたいだったけど、
この配役は良かったと思います。

あと、どうしても女性を出さねばならないので、
なんか梅宮アンナみたいな女が出張ってましたが、
こいつは要らないと思います。
この映画は男臭いハードボイルドのはずなので、
こういう恋愛に絡まない女性キャラは、
部屋から出ないアドバイザー役、
アシスタント役で充分です。
3人でゾロゾロと一緒に行動してると間抜けです。

そして、前作と同じく、アクションシーン凝り過ぎ!!
前作は1シーンの撮影に1ヶ月くらいかかったとかで、
ヴァンサン・カッセルなんてマジで鼻血出しながら、
アクションの特訓受けてましたが、
今回も、気合入り過ぎで超笑える!!!
なんだ、その型の見せ合いみたいな攻防は!
ブノワが飛びつき腕ひしぎ十字固めかなんか
キメたときには思わず噴出しました。

ブノワが不審者を追っかけるときの逃走劇も
異様に長い、長過ぎる!!こういうの大好きです!
大体、この不審者はなんつー運動能力の持ち主じゃ!!
壁をよじ登り、屋根の上飛びまくってますよ!
これは、あれだな!今流行の「フリーランニング」!
あれのメンバーに違いないよ!!

ということで、バカバカしいながらも、
前半部分はとても良かったのですが、
後半の謎解きになってからがヤバイ。
全然、謎になってません!!
だって、順番にヒントが出て、順番に謎が解かれて行くんだもん。
怪しい奴がそのまんま怪しいってどーいうこと。
捻りも何もありません。
前作は、ちゃんと伏線張っておいて、
最後に初めて明かされる秘密!っていうのがあったのに。
というか今回も伏線は一応張ってあったんだけど、
最後まで使われなかった。

そして、ラストはまるでインディ・ジョーンズ
何なんでしょう。このアクション・アドベンチャーのノリは。
心底、ガックリ来ました。
伏線になってた小道具の使い方も完璧ギャグです。
締めもほんとハリウッドの刑事物みたいで、
軽い、軽過ぎる・・。

前作には、核になる大きなテーマが一つあって
それがもたらした「悲しみ」が、
ラストに驚きと余韻をもたらしていましたが、
今回はほんと表面的なストーリーと
起承転結だけで、後に残るものが何もありませんでした。
これで、リュック・べッソンのイメージが
また一層悪くなりました。(脚本はリュックです。)
おのれはもっとフランス映画を撮らんかい!

でもオマケの特典映像が面白かったので許します。
前作もそうでしたが、本編より特典の方が面白い・・。
死体なんてそんな何分も写らないというのに、
人間に演じさせるんじゃなくて、
わざわざすんごい手間かけてコツコツ作ってるんですよ。
植毛したり血管書いたり。
死体職人さんには本当に頭が下がるなあ。

監督、死体ばっかり撮っててもストーリーの流れを
壊すからあえて抑えた、とかコメントしてたけど、
もうちょっとフィーチャーしてあげればいいのに!
1より沢山死んでるのに、死体映像は
割と少なかったのが残念です。

効果音のメイキングも面白かった。
拳銃の発射音とか、物の落ちるガシャーンという音とか、
実際の音はとても地味だから、映画用に
いろんな音を重ね合わせて派手な音を作るんですって。
ジャンの拳銃はこんな音、ブノワの拳銃はこんな音、とか
こだわりが感じられます。

ということで、まあ2作目にしては頑張ってた方でしょうか。
脚本のマズさはともかく、映像とかアクションとかブノワとか
それなりに見る価値はあると思います。
あと、ツッコミどころが豊富過ぎて困っちゃうので、
バカ映画好きさんにはオススメです。


【以下、ネタバレ注意!!】
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いやー、アンフェタミンをポッケに忍ばせたときに
何かをやってくれるだろうとは思いましたが、
こんな使い方をするとはビックリです。

部屋に閉じ込められて出られない!
ドアがどうしても開かない!
「アンフェタミンを飲め!!」
パワーアーップ!!!ゴワー!!ドセー!!
って、ブノワ超人化!?どんな速攻性だよ!!!
しかも、注射じゃなくて経口ですよ!?
あれでしょうか、プラシーボ効果?
偽薬ってやつですね。思い込みのなせる業。
もう、ここは笑うしかないシーンです。
いくら命が懸かってるといっても、
刑事が覚醒剤使ってパワーアップするとは、
ものすごい映画ですよね!

そして、修道僧、あんだけ走ってても
フードがちっとも外れません。
きっと頭にガッチリ接着してあるんだと思います。
そして、こいつもアンフェタミンで痛みを感じず、
興奮状態、体力倍増といっても、
運動神経は変わらないと思うんですけど・・。
オリンピック候補かなんかだったんでしょうかね?
あと、血液からアンフェタミンが検出されなかった理由は
何も説明されなかったような気がするのですが、
一体なぜなんでしょう?

初っ端も、X線照射でパシャッ!と骨が壁の中から
浮かび上がるシーンはギャグでした。
そして、死体を壁から掘り出すシーンが
省略されちゃってましたが、こういうのは
ちゃんと出してあげて欲しかったなあ。
それにしても、最近の科学技術はすごいですねえ。
血液と指紋さえ取って置けば、
体が無くても、どこの誰かすぐ分かっちゃうんですね。

そして、全身真っ黒のフード&ローブの
怪しい修道僧たちが何人も出て来て、
白昼堂々、スーパーで追い駆けっこなんて
普通だったら、ギャグにしか見えませんが、
これをギャグに見せない緊張感はすごかったです。
やっぱアクションシーンはいいですよ。この映画。

映像も凝りまくりで、銃撃戦のシーンのときに
火線と弾道を見せるために、
えい光弾とかいうのをわざわざ使ったらしいし。
こういう小道具とか効果にはほんと
凝ってて、いい感じなんですよね。
やっぱ悪いのはリュックだな。間違いない。

あと、スーパーの元管理職の人、
あんなに殺しにくそうな場所で、他の客だっているし、
警備員だって刑事だってスタンバってるし、
邪魔がいっぱい入ってるのに、
力技で無理やり殺されちゃいましたが、
なぜかイエス1人だけ、最後まで生き残ってましたね。
1回しくじったらもう、とどめ刺しに来ませんでした。
やっぱ、イエスに似た人を殺すと問題ありってこと?!

この12使徒たちがもうアホでアホで泣けて来るんですよ。
「俺、名前も職業もフィリップと一緒だし、
俺、フィリップね!」とかって自分たちを
イエスとその使徒に見立てて、宗教サークル作って
コスプレして、最後の晩餐の写真まで撮っちゃって、
超アホ!アホ過ぎです。

それに、黙示録の7つの封印とか、
思わせぶりに出て来た割には、
結局ストーリーと何も関係がなかったのでビックリ。
勝手に、12使徒が妄想して結び付けちゃっただけでした。
騎士とか死者の蘇りとか、地震とか7天使とか、
ほんと何一つ関係ねえし

修道僧の指吹っ飛ばしも、絶対あとで指なしが
何かのヒントになるんだと思ってたのに、
何にも使われなかった!!うそー。

だからこの映画をまとめるとこういうことですよね?

あるところに、信仰心の篤い者たちの
宗教サークルがありました。
彼らは黙示録と世界の終末を信じ、
12使徒と同じ名前、同じ職業を持っていたので、
自分たちをイエスとその使徒に見立てて
コスプレしたり、修道院を買ってそこで活動してました。

ところが彼らは偶然、その修道院でロタール2世の隠した財宝に
関わる鍵を見つけその秘密を知ってしまいました。
その鍵を探していた、さる大物の差し金で
彼らは修道士たちによって1人ずつ殺されて行きました。
彼らは自分たちを殺しに来る修道士の姿を
黙示録の死の天使だとすっかり思い込んでしまいましたとさ☆

でも、なんでそれが見立て殺人なのかは
分かりません。分からないよね!?
殺したときに、トマの横に「四角と槍」、
フィリップには「十字架とパン」とか
それぞれの使徒を表す記号を修道士が
わざわざ彫って行ったのは一体、何のため!?
これ、全然分からないんですけど!
残された者に、次はお前の番だって分からせるため、
だそうなんですけど、そんなことしなくたって、
仲間が次々死んで行けば分かるよね・・?

そして、殺人のときに、
何のためにあんな目立つ修道僧のカッコを
わざわざしていたのかも良く分かりません。
空港もあのカッコで行ったのか?スーパーも?
警備員に速攻止められると思います。
現地で着替えたのかしら。顔黒く塗って。

あと、修道士たちは、
自分たちで殺害して壁に埋めたくせに、
そこから血が出て来たからって、
何でわざわざ警察を呼んで介入させたんでしょうね?
新人君のことなんて、上手く丸めこめるだろうし。
意味が分からない。

修道士がニーマンスのカマかけに引っかかって、
秘密をベラベラ喋っちゃうのもアホ過ぎるし、
ラストも警察の到着、早すぎ!!とか、
火サスみたいな刑事モノのお約束の
ツッコミどころ満載でしたが、それが逆に面白いかも。

そして、扉を開く鍵に財宝、
本を動かしたら仕掛けが動いて水責めに!
とかどう見てもインディ・ジョーンズですよね。
あと、あの女の人が、無線で宝のヒントを聞いて、
どんどん謎解きするのも急過ぎる。
普通、そんなこと分からないだろ。

というか、動かしたら仕掛けが動くって何か
そんなヒントありましたっけ?
まあインディ・ジョーンズなので、
何か動かしたら死ぬとは思いましたが。
あと、ジャン・レノ、無線に向かって声を潜めてるつもりで
大声で喋ってますが、それ敵に丸聞こえですよ?

クリストファー・リーも、せっかく出てくれてるのに
これじゃあ勿体無いよ。
インディ・ジョーンズの三流悪役だし。
特典映像によると、クリストファー・リーの死体も
わざわざ作ってたそうなので、本人でいいじゃん、と思ったら
「大物俳優を水に沈めるわけにはいかない」って。
ああ、そうなんだ!大物は沈められないんだ!
でも、変なカッコになったニセクリストファーを
ずるずる引き上げて「クリストファー、お疲れー!」
とかってやってるのも、結構バカにしてる気がしますが。

1つ良かったのは、犬嫌いのニーマンスが
最近犬を飼い始めた、というシーンで
「ドーベルマン?ブルテリア?」
とブノワ演じるレダが尋ねて
「・・ヨークシャー」とニーマンスが答えるところ。
その次の、レダの「モルモットの親類だ!
って台詞がイカしてます!
しかし、ブルテリアってほんと闘犬として
分類されてるんですね。
あんなに見た目マヌケでラブリーなのに。
気性は荒いのか。

そして最後、「犬に強そうな名前を付けた」
「なんだい?」「レダだ」っていうこの会話はもう
ハリウッド的殺人事件!?
っていうか、もう痒い!痒いよ!助けてママン!!
ベタ過ぎてもーいや!どうにかしろ、リュック!

ということで、ツッコミどころ満載!
美味し過ぎる1本でした。

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May 13, 2005

「炎のメモリアル」試写会感想。

作品の評価:☆☆
好き度:☆☆☆☆

【公開前ですので、少しでもネタバレしたくない方は
お気を付け下さい!!】

ああー、しまった、完全に泣き損ねました!!
人を泣かせることを第一目的として作られた(かのような)
感動のヒューマン・ドラマだったのに!!
ずっと普通のエンタメだと思って見ていたので、
「えっ、これで終わっちゃうの?」と
思いっきり肩透かしを喰らいました。
自分が悪いんだけどさ。

「バックドラフト」とかそういうノリの
感動アクション火事映画を想像してたんですよ。
そしたら、allcinemaONLINEからの引用ですが、
「人命救助に人生を捧げた一人の消防士の
成長の記録と、家族や仲間たちとの強い絆」
ってほんとこのまんま!!
他に何の捻りもありません。

そんないかにも泣かせ映画っぽい内容の割には、
ラストが案外あっさりしていて、あれっ?って感じでした。
もっといくらでも撮りようがあると思うんだけど、
いやらしかったり、重くなり過ぎちゃうのを恐れて、
あえて抑えたのかな?

これって、9・11で亡くなった消防士の方たちへの
追悼の意味も込めた真面目な作品だったそうで。
だから、わざとらしく泣かせるために、皆の心を
わし掴みにするようなハリウッド的お約束感動ネタを
あえて盛り込まなかった、ということなんでしょうけど、
でも、ほんとのところ、泣かせようと思って失敗したのか、
なるべく普通に冷静に撮ろうしたのか、
どっちだか良く分かりませんでした。

脚本が悪いのか編集が悪いのか、
構成も間が抜けています。
現在のピンチのシーンの途中で、突然、過去の
平和な生活のシーンに戻ってしまうので、
せっかく緊張感が高まったと思ったら、
また盛り下がっての繰り返しで、
テンションを維持出来ません。ぬるい。

ストーリーに変化を付けるため、そして、
幸せだった過去と現在を対比させることで、
現在の苦境を強調したいんだということは分かるけど、
アクションでこの構成をされるとキツイです。
建物の爆発・崩落シーンや炎にいくら迫力があっても、
怖いのは一瞬だけで、すぐに気が緩んでしまいます。

「こんなに皆仲良しで愛し合って幸せで
頑張って働いて人を助けてそれを誇りに思って
なのに大事な人を失って傷付いて
それでも戦って、そして・・」
っていうのをだらだらとひたすら見せ付けられて、
途中、ちょっと退屈しました。
もっとクライマックスに向かってスピードを上げて欲しかった。

ドキュメンタリー映画なら、
これでも全然問題ないんですどね。
でも一応エンタメ作品なんだろうし、
観客をハラハラドキドキさせてやろう!とか、
盛り上げてやろう!ぐいぐい引き付けて行ってやろう!
というサービス精神が希薄に感じられたのは残念です。

でも、消防士たちのほんわかギャグシーンや
お茶目なシーンにはクスクス笑わされたし、
個々のネタはとても良かった。
火災が起こらないときの消防士たちが
どれだけふざけて遊んで(英気を養って)いるか、
それなのに、いざ火事が起きたら、どれだか速く駆けつけて
プロの仕事をこなすか、それがどれだけ大変な仕事か、
いろんなエピソードを積み重ねて、
消防士の素顔、みたいなのを
詳しく描いていたのは良かったです。

まあ、ホアキン・フェニックスを笑うために
見に行ったので、なんだかんだ言って、
充分目的は達したんですけどね。
あのムチムチ感!濃い顔。たまりません。
消防士役が似合い過ぎててますますおかしかった。
ああいう消防士、実際にいると思います。
隊長役のジョン・トラボルタも可愛かった。
なんだかんだ言って、この人イイんですよね。
デカくて頼もしくてキュートです。

しかし、このダサい邦題はどうにかならんのか!
「炎のメモリアル」な時点で、内容を予測すべきでした。
「LADDER49」で何が悪いっちゅーの。
意味が分からんって?そんな題名いっぱいあるじゃん。
「アビエイター」って何だよ、知らねえよ!とか。
語呂だって、「炎の・・」より、こっちの方がいいはず。
ラダー・フォーティーナイン。いいじゃない。

あと、この試写会の会場は、
科学技術サイエンスホールだったのですが、
ここ、映画館じゃないので音響が粗くて、
やたら「ドカーン!バリバリ!」と音が割れていたのが
逆に生々しくて臨場感があり、
爆発のシーンなんてすごくいい感じでした。
これは得した気分!

ところで、この映画を見て、
消防士たちの日常にニンマリさせられ、
また、彼らの仕事の大変さ、
命を賭けたプロの仕事ぶりに
感銘を受けた方には、是非、
講談社ミステリのメフィスト賞でデビューした
日明恩(たちもりめぐみ)さんの2作目、
「鎮火報 Fire's out」をオススメしたいです。

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ミステリ作家の方が書く消防士小説なので、
火事の裏にはある事件の謎が隠されており、
主人公の新米消防士がその事件に関わりながら、
自らも成長して行くというお話です。

クールな作者の視点と主人公の性格の熱さの
バランスが良いし、テーマは重いのに、
読みやすい軽妙な語り口とのギャップも魅力です。

それに、消防士の外から見えない地味な仕事や
心構えまで、こんなに詳しくページを割いて
描いた小説ってあるのかな?しかもエンタメでさ。

消防士たちもキャラ立ちまくりです。
皆、プロだし、いろんな意味で男前なのです。
そして、我々からは消防隊の仲間のように
思える警察との意外な確執なんかも面白い。

主人公と一緒に熱くなったり怒ったりしながら、
最後にはやっぱりジーンとさせられてしまう、
読後感の爽やかな作品なので、ほんとにオススメ。

でも、まだ文庫本化されてないんですよねー。
単行本は1,800円もするからなあ。
図書館で借りたmidoroですが、
も1回読みたいです。

【以下、ネタバレ注意!!ツッコミます】
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今回は、私ならこう撮ってやる!!っていう箇所と、
「ええっ現在の消防ってそんなんですか!」
っていうツッコミどころが異常に多かった。

まず一番惜しかったのはやっぱ構成?
オープニングで、消火活動中にピンチに陥った
現在のホアキンの姿を描き、
その苦闘の様に、彼が消防士になってから
現在に至るまでの過去の10年間をフラッシュバックさせ、
現在のシーンの間に過去を浮かび上がらせています。

その過去の10年間の間には、
何度も危ない目に遭うシーンがあるのですが、
ホアキンも主要メンバーも、ラストの現在の時点までは
生きていることがもう確定しているので、
いくら過去のシーンで苦労していても、
「別にここで死なないしー」とか思ってしまって、
あんまりハラハラドキドキ出来ません。
アクションシーンの床が崩落、とか蒸気がブシュー!
の場面も予想の範囲内で意外性に乏しい。

逆に、現在のピンチのシーンで、
ホアキンはどうなっちゃうの!助かるの?
とドキドキしているのに、すぐまた過去のシーンに戻って、
消防士仲間との友情や家族の愛情を描くので
緊張の糸は緩みっぱなし。

これはもう、最初にホアキン大・ピンチ☆を描いたら、
後はずーっと過去にして欲しかったですね。
途中で現在を多少混じらせてもいいけど、
壁を壊し始めるシーンから後は怒涛の勢いで
クライマックスまで持って行って欲しかったです。
あそこでまた過去に戻す意味が分からない。
せっかくいいところなのに。

そして、ツッコミどころですが、
初っ端、ホアキンが新米消防士として
消防署にやって来るシーンなんですけど、
どう見ても30過ぎのおっさんなので、
え、あんた、前職は?
ここに来る前、何やってたの?
何で消防士になろうと思ったのさ?
と疑問がいっぱい。

彼の事情や背景が全然説明されないので、
???こいつはナニモノなんだ?と思っていたら、
どうやら20歳ぐらいの学校出たての若造、という
設定だったらしいですね。
でも、10年経っても全然見た目変わってません。
10年後にようやく設定年齢が追い付いた!

そして、消防士の装備が昔からあんま進化してない・・?
これは別に映画のせいじゃないかもしれませんが、
皆、デカいヘルメットが邪魔になるから
すぐ取ってしまったり、きちんとアゴ紐を締めずに
ブラブラさせているのが心配でした。
そしたら、ホアキンは床が崩落して落っこちて
思いっきり頭打ちました。アホです。
ちゃんとメットしとけ!

そしてホアキンは救助の歳、単独行動ばっかりしてますが、
消防士って刑事と一緒で、常にペアかと思ってました。
1人じゃ倒れてる人を見つけても運び出せなくない?
1人が介抱している間、1人が退路を確保するんじゃないの?

あと、消防士が建物の内部ですぐ行方不明になってますが、
発信機すら付けられないのか、この現代で!
ちょっとショック。レーダー使え。レーダーを。

そして、火災のシーンはやたらすんごい
大爆発を起してましたが、実際ってあんなもんなんですか?
普通のアパートも大爆発!古いビルも大爆発!
ここは化学工場か石油タンクか!ってくらいの勢いでした。
粉塵爆発とかバックドラフト現象とか色々あるんだろうけど、
何でそんな燃えるんだ?
そういえば、火事についての説明って何もありませんでしたね。
あと、ビルの横にドラム缶が置いてあって
それに引火して爆発してるシーンがありましたが、
あんなの消防隊が到着したら、普通は速攻で取り除くんじゃ?

あと、良く分からなかったのが、ホアキンが
11Fにいることが何で他の人に分かったのかということ。
「8Fから11Fまでは全部同じ作りだ」って言ってたのに。
8Fまで落ちてたら多分死んでるだろうから、
生きてるってことは11Fとか?

落ちたホアキンは、全く動けないし、
口から血を流してたので、てっきり肋骨折って肺に刺さってたり、
足を骨折してたり、下手すると背骨を・・?とか思ったのに、
いよいよ危なくなったら、なんか普通に動いてましたね。
これぞ火事場の馬鹿力。

そして「壁を壊せ」と言われてましたが、
あれ、コンクリとか鉄筋だったら一体どうするの?
その辺は図面に載ってるのかな?材質も?
ホアキンが何も壁を壊す道具を持ってないのも変でした。
消防士って、斧みたいな破壊器具を腰に下げてるよね?
落下したときに落としちゃったとか?
そんなシーンあったっけか。

んで、midoroのすごい勘違いですが、
ホアキンは絶対死なないとなぜか思い込んでました。
だって主人公だし。ハリウッド映画なら助かるし。
死んだみたいに扱われてるけど、ほんとはまだ死んでないよね?
どうせ助かるんでしょ?とかずっと思ってました。
きっとあそこは実は防火対応の部屋だったとか、
たまたま隙間にいて燃え残ったとか。
そしたら、ほんとに死んでました。
葬式のシーンでビックリしました。

そういえば、宣伝コピーにも
「全力で生きたあなたが、誇りだった」
って思いっきり過去形で書いてあったね・・。
マンガみたいな都合の良いハッピーエンドじゃなく、
現実にもあった消防士の死を、リアルに
描いた作品だったんですね。これは失礼!

でも、生きてると思ったのも無理ないよ!って言い訳。
決定的なシーンを何も写さなかったんだもん。
これってやっぱ、9・11で亡くなった消防士さんたちの
遺族が見ていて辛いから?
ああいうときは、「ああっ、ホアキン死んじゃった!」
って誰にでも分かるようなシーンを
入れて欲しいんだよなー。
もちろんそんな、死体を見せる必要なんてないけど、
瓦礫が上にどさどさ崩れて来るとか。

散々、泣けないとかあっさりしてるとか文句言ってますが、
midoroがちゃんと正しく見てたら泣けたのかもしれません。
うーん。でも、ほんとホアキンの最後のシーンは
もっとフィーチャーされても良かった気がするけど。
「ドアを閉めろ!」って閉められちゃったのは
ヒドくて良かった。ちょっと笑った。

あと、私なら、ホアキンが「愛してると伝えてくれ」
というシーンに、後で使ってた、テレビを楽しそうに見る
子供たちと、妻の映像を被せるね!
交互にやるね!ここに、過去の映像を
ババーッと持って来るね!

それと、ラストの、ホアキンが火に巻かれていて
危険すぎてもう救助は無理、撤退しろっていう
クライマックスのシーンは、どうせなら、
「救助隊がすぐそこのコントロール室にいる
ホアキンを発見。もう目の前に姿が見えてるのに、
足元の床は全部崩れ落ちてしまっていて、
断崖絶壁状態。必死で試行錯誤するが、隊員たちには
そこを渡ってホアキンを助け出すことがどうしても出来ない。
・・見詰め合うホアキンと隊員たち。
無情に響く「撤退しろ」という無線の声。
それでも足を動かすことが出来ない隊員たち。
そんな隊員たちに向かって、
ゆっくりと敬礼をするホアキン、
煤と血でお互いどろどろになった顔に
涙を光らせながら、敬礼を返す隊員たち。
・・やがて崩れ始める天井。
それをきっかけに踵を返す隊員たち。
隊員たちが出て行くと同時に
一気にホアキンの上に崩れ落ちる天井、
柱とコンクリートの塊。
立ち込める埃と煙でそこにはもう何も見えない・・。」

ぐらいどーよ!え、いやらしすぎる?
ジェームズ・キャメロンか
ジェリー・ブラッカイマーなら平気でやるな!
いやー、でも本気で泣かせたかったら、
このぐらいやってもいいだろうー。
だって、試写会、すすり泣いている人が
左右に2人くらいしかいなかった気がします。
そんなんでいいの?皆、一生懸命涙を堪えてたとか?

ラストで、笑顔のホアキンがモノクロの写真となって
静止するシーンは、完全にドキュメンタリーの
手法ですよね。ダサかった。わろた。

あと、小ネタはほんとに良かったです。
ガチョウは可愛かった。隊長のパンツも可愛かった。
ニセ神父の告解も良かった。

音楽は何だかすごくカッコ悪く聞こえました。
「ここで感動させます!」みたいな。いかにもでした。
クリスマスの教会礼拝のシーンで、
皆が「神のみ子は今宵しも」を賛美して
すごくいい感じになってるのに、
あえて途中で音を消して、そこに別の変な歌を
被せるという、コテコテのやり方もダサかった。

ということで、ツッコミどころの多さと
小ネタは良かったけど、
映画としてはとても単調な作品でした。
でも、こんな長文感想を書いている時点で
何気に面白かったんだと思います。
結局、消防士が好きなのよ。
そして自己犠牲ネタに弱いのよ。
好き度を上げておこうっと。

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May 08, 2005

「モナリザ・スマイル」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆

【ネタバレしてますので、未見の方注意!!】

舞台は1953年、ニューイングランドの
保守的な名門女子大にやって来た
美術の新任教師と生徒たちのお話です。
「いまを生きる」の女子大バージョンかと思っていたら、
生徒を啓蒙するはずの、ジュリア・ロバーツが演じる、
キャサリンの方が生徒たちよりバカで子供みたいだった・・。
生徒たちの方がよっぽど大人に見えるんですけども。

元々、ジュリア・ロバーツ自体が好きじゃないので
批判的な目で見ていたのはあると思うんだけど、
初っ端から、美術史の教師のくせに、
一度もヨーロッパに行ったことがないって
どーゆーことですか。
本場で生の絵画を見たことないの?
それのどこが美術の教師?
当時ってまだ海外行くのって大変だったから?
それにしても、この人が絵について、
偉そうなこと言っても、全く説得力ないんですけど・・。

最初の授業で、教科書を全部予習して来た生徒たちに、
次々と質問の答えを言われてしまい、
完全にバカにされて負けてしまった格好のキャサリン。
次は、教科書に載ってない題材を
わざわざ持って来るのが大人げない・・。
教科書に載ってるものを違う視点から
もっと深く掘り下げてやりゃいいのに。

授業を通して、生徒たちに自由な目で
物事を見ること、本質を見抜く力を養うこと、
自分の人生を生きることを伝えようとするキャサリンですが、
実際には、生徒の半数以上が学生結婚をし、
学業は「よき妻」になるための単なる一過程に過ぎない。
保守的な校長や保護者たちは当然キャサリンの授業に
良い顔をしません。

それに対し、「私が騙されていた、バカだった!
この学校は花嫁養成学校だったのよ!」みたいに
キャサリンは怒って叫んでるけど、
えっ、今頃気付いたの!?みたいな。
だって、椅子の座り方とか立ち上がり方、
亭主の操縦術とかよき妻よき母としての勤めを
学んでる時点でもう明白じゃん。
一体、何を期待してここに来ていたのか。

しかし、戦後なのに当時の上流階級ってまだこんな
保守的世界だったんですねー。19世紀みたいだった。
生徒が陰で煙草吸ったり、酒飲んだりしてるのは
ああ戦後だーと思いましたけど。

そして、頑な生徒や学校の方針にムカついたからって
他のクラスの授業をしている同僚の教師のところに飛び込んで、
ギャーギャー文句を喚いて授業の邪魔をするのは
教師としていかがなものかと思いますが・・。

キャサリンはそれでもめげずに
自分のやり方を貫こうとしますが、
見ていて、結構1人よがりでした。
自分の価値観を押し付けてるって、
生徒や同僚にも諌められてるくらいだし。

法学部に進みたいけど、結婚するからと
夢を諦めようとしている生徒に対し、
「学業も家庭も両立出来る」と
勉強することを勧めるのはまだいいとしても、
大学の願書を渡すのはやり過ぎでは。
それで恋人同士が揉めることになったら、
一体どうするつもりだったんだろ?
まず、相手の彼氏の気持ちを確認させろよ。
そして、受験する前に彼に伝えさせろよ。
と思いました。

キャサリンが勝手に良かれと思うことをやって
押し付けてるだけで、アフターフォローとか
それぞれの生徒の立場とか
あんまり考えてないですよね?

キャサリン、学校でも子供っぽいですが、
プライベートもひどいです。
遠距離恋愛で、3ヶ月会ってなかった恋人が突然現れ、
婚約指輪を渡されて結婚を申し込まれたからって、
「何の相談もなくこんなこと!」とか怒ってるし。
嬉しかったら、突然だろうが何だろうが関係ないよね。
自分のやりたいことをやるのに一生懸命で、
結婚は自分の足を引っ張る邪魔なことだと
思っているように見えます。

んで、迷惑そうな顔した挙句、
わざわざ尋ねて来てくれた恋人を
ソファーで寝かそうとするし、あまりの扱いに
彼が怒って帰ろうとしたら、
「NOとは言ってないわ」とか失礼過ぎるっちゅうの。
しまいにゃ、彼氏の名前を呼び間違えた!!
思わず、気になる同僚のイタリア語教師、
ビルの名前を呼んじゃって「私はポールだ」とか言われてます。
何コレ。すっごい失礼な女だな。

大体、キャサリンがビルのどこに惹かれたのか、
ぜんっぜん分からないんですけど。
キャサリンのことを思って、カリフォルニアから
わざわざやって来て、真面目に結婚を考えてる恋人より
女生徒と関係持ってるような男のどこがいいの?
ビルに惹かれたのって、軽い付き合いが出来るから
っていうのと、彼はキャサリンの行ったことのない
イタリアに行ったことがある、
っていうそれだけが理由なんじゃ?

だから、ビルは本当はイタリアになんか
行ったことがない、っていうのがバレたら
「なんでそんな嘘を付くの?」とかって
途端に手の平を返したし。
本当に好きだったら、それぐらい許してやりゃいいのに。
ビルは人間性まで否定されちゃったね。

ということで、キャサリンもといジュリアの印象は
最悪でしたが、女生徒が皆良かったので、
何とか救われました。
主要な生徒を演じたのは、若手女優の
キルスティン・ダンスト、マギー・ギレンホール、
ジュリア・スタイルズ。
彼女たちの方がよっぽど魅力ありましたよ。

ジュリアがあまり綺麗な女優を使うのを嫌がったという
噂がありましたが、ほんと皆そんなに顔立ちが
綺麗という訳ではないんだけど、
瑞々しい魅力があってとってもチャーミング。

キルスティン演じるベティは超保守的な上流家庭で育ち、
結婚して理想的な家庭を築くことが全てだと思ってます。
リベラルな思想のキャサリンを目の敵にして、
いちいちつっかかってる姿は憎々しくて良かったです。
反対に、マギー演じるジゼルは、
男関係も自由奔放。当時としては珍しかったであろう
離婚した両親を持ち、それがトラウマになっているのか、
真面目な交際を嫌がります。

やがてベティは、理想的だと信じていた自分の結婚生活が
結局上手く行かず、ジゼルにあたるシーンが怖かった。
キルスティンがあのゴツイ顔で泣き喚いてると、
すっごい迫力あります。
ベティに「あんたは売春婦よ!」とかひどいこと言われたのに、
黙って抱き締めてあげられるジゼルが大人で素敵でした。
自分だったら絶対、売り言葉に買い言葉で
「お前の亭主、浮気してんぞ!」って言っちゃうよ。

ベティが自立して、見せ掛けの幸せのために
自分に嘘を付いて生きて行くのではなく、
本当に自分の人生を掴もうとしていく姿は
良かったです。実家に戻らず、
正反対で揉めてばかりいたジゼルと
一緒に暮らすことを決めたというエピソードも
ああ、あのベティも成長したんだなあと
感慨深いものがありました。

ジュリア・スタイルズ演じるジョーンは
ハスキー・ボイスが魅力的。
結婚のために、結局勉強を続けることはあきらめますが、
それを知ったキャサリンが突然家に押しかけて来て、
「行ける大学はまだあるわ!」とかって
騒ぎ散らしたときに「先生の理想は分かるけど、
これが私の選んだ生き方ですから」
「先生は結婚して夫に仕え家庭を守ることが
自分の自我を失くす悪いことだと思ってる」
っていうシーンがすごくカッコ良かった!!
どっちが先生やねん、とツッコミ。
(※台詞は正確な引用じゃなく印象です。)

太めで冴えないコニーは
最後、恋人との誤解を解くために走って、
男子寮に飛び込んで行った行動力が可愛らしかった。
しかし、この彼氏役、すっごい気持ち悪くて
気になるんですけど・・。

あと、この映画で一番好きなシーンは、
キャサリンが授業のときに
「あなたもゴッホになれる!」という謳い文句の
「ひまわり」お絵描きキットを紹介して、
「皮肉でしょ?彼は生涯、1枚の絵も売れなかったけど
誰にも媚びずに自分の絵をただ描き続けた。その彼の絵が
今ではコピーされて、誰でも真似出来る様になってる」
って紹介してたのに、
最後、卒業を前にした生徒たちが
皆そのキットを使って、それぞれの「ひまわり」を描いて
キャサリンの部屋に飾ったシーン。
「私たちのことを忘れないように」って。
どの絵も全部違って、彼女たち1人1人の
「ひまわり」がそこにあって、同じことをしていても、同じじゃない。
1人1人の個性と人生がそこにあるんだ、ということが
すごく伝わって来る良い場面でした。

後は、映画の中で流れる歌や
オールディーズがどれも良かったです。
エルトン・ジョンの主題歌は別にどうでもいいけど。
古めかしい当時の服装や髪型も可愛らしかった。
キルスティンはほんとああいう古っぽいダサいカッコが
似合ってて可愛いですね。
花嫁姿が写ったのは少しだったけど、もっと見たかった。
不細工なのに、なぜだかついつい目が行ってしまう、
不思議で可愛い女め。キルスティン。

ということで、最初から最後まで
全然、キャサリンのことが好きになれないし、
行動の意味も良く分かんないんだけど、
成長して行く生徒たちがすごく良かったし、
彼女たちと一緒に、キャサリン自身も
成長して行ったということで、
爽やかな青春映画としてはまずまずでした。

この映画の監督、マイク・ニューウェルは
ハリポタ4作目の監督にめでたく就任しましたが、
ちょっと心配だなあ。
この映画のマイナス要素は
全部ジュリアのせいだと思いたい・・。

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「ハリー・ポッターと秘密の部屋」感想。

【ハマり前】
作品の評価:☆
好き度:☆

【ハマり後】
作品の評価:☆
好き度:☆☆☆☆

アラン萌え・スネイプ萌えの見地から再鑑賞。
ハリポタへの愛情を持ってしても、
この「秘密の部屋」の作品としての不出来さは
いかんともしがたかったです。

普通に見てると、やっぱ意味が通じないの。
原作を読んでるから、何とか補えるけど、
初見のときは、ほんと分からなかった。
ツッコミどころも、賢者の石はほとんどなかったのに、
秘密の部屋は多過ぎです。つーか、ギャグです。

まずは、ハリーのSッ気が
大いに増しているのが感じられて嬉しかったです。
バーノンおじさんを窓から落として笑ったり、
ドビーをひっつかんで戸棚に放り込み、
ケーキを落としたドビーをすれ違いざまにパシン!とはたき、
「首を絞めるぞ」と脅してみたり、ハリー素敵ィ!
ピクシーを教科書で殴り飛ばしたシーンなんて
その激しさにゾクゾクしました。
ロックハートへの虐待の数々もたまらないですね!

今回思ったのは、ハリーがダーズリー家で
いじめられるのって、仕方ないよね・・。
本当はハリーのせいじゃないとはいえ、
一見、ハリーのせいで商談がパーになったり、
窓から落とされたり、変なことばっか起きたら
厄介者扱いされるのも無理ないと、ちょっと
ダーズリー一家に同情してしまった。

それから、毎度のことだけど、
ハリーは起きたらまず眼鏡を探し、
倒れて気が付いたら、まず眼鏡、
転んで眼鏡を飛ばしたら、慌てて眼鏡眼鏡、と、
何はなくとも、とりあえず眼鏡を探すのが癖になってて、
それがやけにフィーチャーされてるので笑えます。

そして、最・重要・目的のスネイプてんてーですが、
ふ、老けてます・・!!ガーン!
賢者の石との間に、一体何があったっていうの!?
1作目を見た直後だと、ものすごい年寄りに見える。
つーか、賢者の石のとき、アランほんとに若すぎた。
メイクか?目張りでもしてたのか?
でも、ハリーにお小言を言うとき、
ペタペタと机を伝い歩きしてるのが、も、萌えー!!!
いやらしいです!手付きが!

さて、問題の決闘クラブですが、
萌えは、スネイプてんてーのドラコ首根っこ掴み
あと、ドラコに「行け!」みたく
サッと背を向けて後ろ姿でGO!サインを出すところ!
ギャアア、カッコイイー!!

でも、肝心のロックハートとの対決は、
ダメです、笑ってしまいます!!
だって、あのポーズがさあ!!
ダメなフェンシングやってるみたいで間抜け過ぎます。
しかも「エイッ!!」とばかりに杖を突き出すのが
超鈍そう。ギャグです。これは。

でも、蛇と対峙したハリーへの
「動くな、ポッター。追い払ってやる」の台詞は素敵。
ほらー、いざというときにはやっぱ守ってくれてるじゃーん!
ハリーのこと心配なのね!と、
ここ、スネハリにはたまらないのでは。

そして、今回も大活躍のハー子、
呪文は一撃必殺、相変わらず冴えまくってます。
彼女がいなかったらとっくにハリーは死んでる気が。
あぐらかいて薬作ったり、
「穢れた血」と言われて涙ぐんだり、可愛いな~、ほんとに。

ポリジュース薬で失敗して猫になっちゃうシーンなんて、
耳とシッポだけ付ける、とか、いくらでもかわいくして、
男性ファン受けを狙えるだろうに、
完全に猫顔になっちゃってるのは豪快でいいですね!
ロックハートの試験で満点を取るエピソードが
カットされてたのは、ちょっと残念。

あとはツッコミどころですが、
未公開シーンを見てやっと分かったんだけど、
襲われた生徒たちは皆マグルだった、っていう
エピソードをなんで削っちゃったんでしょうね?
おかげで、ジャスティンが襲われたのが
すごくご都合主義に見えましたよ。
ハリーを怖がったジャスティンがたまたま
襲われたんですよ、みたいに。

カットといえば、フィルチがスクイブだっていう
エピソードも削られてたけど、
これは後々影響ないのかな?
必要なら後で追加出来るか?

それと、「車が森で野生化してる」という
エピソードもカットされたために、
ピンチのハリーとロンを助けるために
車が飛び出して来るのが突然過ぎて
全然意味分かんない。
なんでそこで車が助けに出て来るの?
またご都合主義かよ、って風に見える。

あと、また禁じられた森か!っていうのもあるし。
悪い奴はとりあえず禁じられた森に
いるっていうのもお約束っぽくて。
ハグリッドが2人を森に向かわせて
わざわざ危ない目に遭わせたのも、
ハグリッドが危険な生物を危険だと認識してないっていう
説明がないと分かんないし。
まあ1作目のドラゴン騒ぎで分かるといえば分かるんだけど。

それから、未だに分かんないんだけど、
ハリーとロンがゴイルとクラッブに変身したとき、
ドラコが何かプレゼントみたいな紙包みを手にして、
「これはお前らのか?」って聞いてから
開いて、何か小さな箱を取り出して
ポケットに入れるシーンがやけにフィーチャーされてますが、
これが何の伏線なのか、映画中で
解明されないまま、終わってるんですよ!!
これっていいの!?杜撰過ぎない?
編集ミスじゃないの?ってくらい意味不明。

カットされた未公開映像集の方には、
マルフォイ父が、ダイアゴン横丁の骨董店に
毒薬を売りに行って、
そのときに何か小さな箱について
意味ありげに言及するシーンがあるんですが。
これと関係あるの?ないの?

ハリーが石化したハーマイオニーの手から
ヒントとなる紙切れを取り出すのも、
普通、マダム・ポンフリーとか
ダンブルドアとか、とにかくハーマイオニーを
見つけて運んで来て寝かせた人が
先に気付くだろう!!軽く握ってただけなのに。
またご都合主義だなあと。

そして、最大のツッコミどころ、バジリスクですが、
「パイプを通ってホグワーツ中を徘徊していた」
ということになってるけど、ちょっと待ってよ、
あんな胴回りが2mもあるような大蛇で、
しかも全長20mもあるのに、そいつが通れる
「パイプ」って何だよ!
そんな極太パイプが廊下とか壁の中を通ってんのか!
ホグワーツは!これ、無茶あり過ぎ。
トイレから出て来るのもなんかギャグっぽいけど、
あんな蛇が校内をズルズルウロウロしてたら、
もっと早く見つかってるって!
原作だと、大きさどのくらいだったっけか?

そして、本当なら一睨みで殺されるのに、
たまたま被害に遭った生徒が皆、
直接目を見ていなかったから石化で済んだ、
ということだったけど、ハーマイオニーの鏡越し、
ミセス・ノリスの水溜り越しは、
反射した像を見てる訳だから、まだ分かるんだけど、
コリンのカメラは!?レンズ越しだから、
ってことで防げるなら、ハリーの眼鏡でも
防げるんじゃないの!?
それとも、機械越しじゃないとダメなの?

トム・リドルも間抜けで、フォークスが飛んで来て、
ハリーに包みを落とし、ハリーが包みを開いて
剣を取り出すまで、ボサッと見守ってます。
お前、なんかしろよ!

トムの日記に蛇の牙をぶっ刺すシーンもあちこちで
ツッコまれてますが、ほんと普通なら刺さるわけないよ!
両方とも魔法の日記だから、モンスターの牙だから
ってことで許してやるけど、ほんと無茶だよ。
まあ、念には念を入れて3回もブッ刺したハリーは
超Sっぽくて良かったですけども。

もう、この辺はほとんど、映画じゃなくて
原作自体へのツッコミですが、文章じゃなく
映像で見ると、余計おかしさが増すというか。

それにしても、ほんと魔法使わないよね!
まあ2年生のハリーにそんなすごい魔法が使えたら
おかしいから仕方ないけど、剣で敵を倒すなんて、
これって魔法使いの映画じゃなかったっけ?と思いますよ。
ロードオブザリングみたく、
ほとんど魔法を使わない、肉体派で武闘派の
魔法使いもいるくらいだからいいけどさ。

で、この剣は「真のグリフィンドール生だけが
取り出すことが出来る」ってダンブーが言ってるけど、
スリザリンでもやって行けるって、組み分け帽子に
太鼓判を押されたハリーも、
「真のグリフィンドール生」なんだ?
ちょっと気になりました。

そんで、この剣がほんっと安っぽいの。
「キンッ」っていう当たったときの音も軽いし、
落としたときの「カラカラーン」なんて、
プラスチックかよ!と思うくらいの間抜けさ。
ハリーが片手で軽々と持ってるし、
魔法剣ってそんなに軽い素材で出来てるんですか!
無駄にキラキラしてるし。
そういえば、最後に校長の前で、
剣の刃の部分を手で持ってるハリーにはビックリしました。
なんで!両刃でしょ?西洋の剣は。

ラスト、ハグリッドが突然なんか主役みたいに
なってるのもやっぱオカシイ。
全校生徒から拍手で迎えられてるけど、
そもそもハグリッドが犯人として連行されたのって
生徒全員が知ってること?
そして、ハグリッドの帰還を、
ダンブーは一体どうやって生徒に説明したんだ?
「秘密の部屋を開けた犯人はハグリットではなかった。
ヴォルデモート卿の日記の記憶だった」って?
マルフォイ父については、証拠不十分で
触れてないだろうから、その日記を
持ち出して来たのは誰なんだ?
そして、実際に部屋を開けたのは誰なんだ?
っていう疑問をどうやって誤魔化したんだろうね。

そして、マルフォイ父が、どこから日記を入手し、
なぜジニーを選んで日記を渡したのかが結局分からない。
たまたま側にいたから?誰でも良かった?
目障りなウィーズリー家に一泡吹かせてやりたかった?

あと、これも映画じゃなくて、
原作へのツッコミなんだけど、
トム・マールヴォロ・リドルを並べ替えると
「アイ・アム・ロード・ヴォルデモート」になるのって
やっぱギャグだよね!!
ヴォル様、一生懸命、自分に相応しい名前を
考えたんだね!あれこれ、名前を並べ替えてさ!
あっ、こうやったら意味が通じる!とか。
ところで、自称ロードでも卿って認められるの?
卿って称号じゃないの?

あと、最大の疑問点、
なんで純血主義をモットーにした
サラザール・スリザリンの血を引く、
スリザリンの後継者が、純血じゃないトムでいいの?
そもそもトムって何でスリザリン寮に入れるの?
スリザリンは純血しか入れないと思ってたよ。

トムの父親もハリーの母親もマグルでしょ?
マグルの両親から産まれなければ
「穢れた血」とは呼ばれないの?
ちょびっとでも魔法族の血が入ってれば
マグルじゃないんだね?
トムは自分がマグルの血を引くからこそ、
マグルを憎んでるってこと?
この辺が映画見てて、ちっとも分かりません。

あと、実はドビーってかなり有能?
駅への道を塞いだり、箒を操ったり、
危なくなると消えられるし、
最後にゃ、マルフォイ父を吹っ飛ばしたよ!?
そんな強くていいんですか!笑った。

今回は、とにかく1年の流れも良く分からなかった。
いつもはちゃんと四季をクローズアップしてるのに、
今回はクリスマス休暇も、学期末も
さりげなく流しちゃってるので。

と色々、散々貶しましたが、
クイディッチシーンは確実に良くなってますね。
CGっぽさが前作よりは薄れてます。
そして、狂ったブラッジャーに追われるシーンの
迫力はすごい。手に汗握ります。
ハリーの右手にガツーン!と当たるのも
「あ痛ー!!!」と思わず叫んでしまいました。
良かったのってそのぐらいかなあ。

まあ、2作目は大概コケるというし、
こんなもんでしょーか。
でも、ほとんど原作の内容を忘れかけているとはいえ、
1回原作を読んだ者でも理解しがたい点が
多々あるので、初めてこの映画を見た人が
どう思うかは推して知るべし。
原作ファンを喜ばせるために作ってる映画とはいえ、
ここまでツッコミどころが多くて、
内容が分かりにくくて初見者に優しくないのは
映画として問題あると思います。

あーそれにしても原作読み返さなきゃあ。
ほとんど忘れちゃってるよ。

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「ケリー・ザ・ギャング」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

オーストラリアの伝説的なアウトローヒーロー、
ネッド・ケリーの生涯を描いた映画ですが、
日本人にはいまいち馴染みがないのと、
映画自体が地味なので、日本では劇場未公開、
オーリィが出てなきゃDVD化も
危うかったのではないかと思いますが、
公開されなかったのがちょっと勿体ないです。
ちゃんとした映画でした。

19世紀後半、英植民地時代のオーストラリアを
舞台に、主役のネッド・ケリーを演じるのは
やはりオーストラリア出身俳優のヒース・レジャース。
肩幅あって、背も高いし胸板厚いし、
ガタイがいいし、顔は薄いというか優しげで、
赤井秀和みたいだったけど、カッコ良かったです。

友人役として、今が旬のオーランド・ブルームが
ヒゲもじゃ顔で登場してます。
オーリィはどうもヒゲが濃くないらしく、
付け髭で頑張ったらしいですが、
ほんとにわざとらしくて、全然似合ってませんでした。
女たらしの手の早いハンサム役は合ってたけど。

ツッコミどころとしては、ヒース・レジャーが
おっさん臭くて、全然16歳→25歳に見えない・・。
28~32くらいかと思ってた。
でも実年齢も、25歳だって・・!?
オーリィの方が年上でやんの。うそーん。
ヒース・レジャーはナオミ・ワッツと、
この映画をきっかけに交際が始まった、とかいうから
てっきり30歳過ぎてると思ってました。
ナオミ・ワッツって、36歳でしょ?スゲー!

さて、オーストラリアに流刑されて来た
犯罪者のアイルランド人を父に持つネッドは、
何かと悪徳警官に目を付けられ、
冤罪の疑いをかけられて、仕舞いには
極悪人として追われることになりますが、
どうもネッドのやってることが
子供っぽいというかアホっぽくて、
もっと上手くやりようがあるんじゃないか?
と思ったらほんとにまだまだ若造だったのね。

オーストラリア人なら誰もが知ってることだろうけど、
ネッドが16歳→25歳だという、月日の経過が分かるような
エピソードが少ないので、見ていて混乱しました。
年齢を言ってくれればなあ。

そして、ジェフリー・ラッシュが
ネッドを追う警視役で出演してます。
ジェフリー、カッコイイ!!出番はあまりないんだけど、
ヒゲだし、ジジイだし、渋いし、制服コスだし!!
ハァハァ。萌えです。萌え。

真面目な感想としては、
「ワイアット・アープ」とかもそうだったけど、
アメリカの開拓時代の西部劇と同じで、
当時のオーストラリアには法律といえる法律もなく、
きちんとした裁判制度もなく、英国人の悪徳警官が
権力を握っています。
私腹を肥やし、やりたい放題の勝手放題なので、
ほんと「逮捕する」って言ったら逮捕されちゃんだよね。
証拠も何も必要ない。証言だけでオッケー。

個人の権利どころか、油断してたらすぐ殺されちゃうし、
ほんと些細な事件をきっかけに、
雪だるま式に血で血を洗う抗争に発展しちゃうのが恐ろしい。
殺されたら殺し返してキリがないです。

大体、「手を挙げろ」が通用しないんですよ!
ネッドが銃を構えて狙ってるのに、皆無視して
撃ち返して来るし!撃ったもん勝ちなのか!
もし当たらなきゃ、速攻撃ち返されるというのに
平気なんですねー。これはショックでした。
皆、度胸がいいというか、死と隣り合わせの状態が
普通、というか、あまり深く考えてない、というか。
なんというか命が軽い。です。非常に。
なかなか衝撃的な映画でした。

あと、話と関係ないけど、
なぜかこの映画、ところどころ、
台詞の音が小さく遠くなっちゃって
聞き取りづらいところが沢山あるんですが・・。
人が喋ってて急にあっち向いたりするシーンとかで
そうなってるので、おーい、ちゃんとマイク、音声拾ってんのか?
って感じでした。こんな映画初めてだ。
びっくりしました。


【以下、ネタバレ注意!内容に触れます】
         ・
         ・
         ・
         ・
         ・
         ・
いい映画だったとは思うんだけど、
よく考えると結構、ツッコミどころもありました。
映画が説明不足だからなのか、
当時の社会がツッコミどころ満載なのかは
分からないけども。

よく分からんかったのは、
ネッドが冤罪だってことを証明するために、
イチャイチャしてたナオミ・ワッツ演じる人妻に、
「あの夜、一緒だったことを証言してくれ」って
アリバイ証言を頼んだのに、
「夫にバレたら、離婚されて子供を失う」って
断られて、それであんな騒動に発展したんだけど、
「その時刻はネッドが厩で働いてるのを見ました」
「ネッドとしばらく立ち話をしました」
とか、軽く嘘の説明でもすりゃいいじゃん、
と思ってしまった。

当時って、良家の奥様は、2人きりで男と話すだけで
もう関係を疑われて離婚されちゃうような社会なのかな?
ここが見てて分からなかったので、気になりました。

あと、警官隊に追われて山を彷徨い、
飲み水もなくて、極限まで追い詰められたネッドたちが
馬を殺してその血を飲むシーンがありましたが、
その後、ナオミ・ワッツの人妻のところに
顔出してるので、そこまで我慢すりゃいいのに、
って風に見えました。
そんなにすごい距離があったのか?
どうも地理関係が良く分からない。

そして、ネッドは自分たちアイルランド移民を
迫害し搾取する大英帝国の警官隊と政府、
引いては女王への宣戦布告と資金調達を兼ねて、
銀行強盗をやってますが、
もうこれやった時点で、本格的に犯罪者決定では・・。
心情的にはネッドに同情するけど、
それをやっちゃあ、いくら嘆願署名が集まったところで、
もうダメでしょ。

映画を見てると、悪い警官たちに立ち向かう、
俺たちのヒーロー!みたいに思わずネッドを
応援したくなっちゃうんだけど、
義勇心に溢れて皆にその金を配って、
いくら自分たちのためじゃないとはいっても、
冷静に考えると、この時点でもう、
いつ射殺されても文句言えないよね・・。
当時って、冤罪ですぐ犯罪者にされる一方、
銀行強盗しても英雄になれるすごい社会。

つーか、銀行のシーンで、
ネッドが正々堂々と戦ってやる!みたいに宣言して、
皆がネッドに共感する素敵なシーンがあったけど、
でもさあ、あんたら、自分たちの金盗まれて、
明日から食えなくなったらどーすんの!?
それでもネッドのこと応援出来んの!?とちょっと謎でした。
警官隊を酷評する文句を皆が一緒になって
考えてくれるシーンは良かったんだけども。

あと、ネッドが追われて自分の身を守るために
初めて本当に警官を殺したとき、
その家族のことを思ってショックを受けていたのに
最後には、列車を転覆させて100人くらいの
警官を殺そうとしてたり、段々「殺人」の感覚が
麻痺して来てるのが怖かった。
まあ、見てるこっちも、警官なんて、どんどん倒せ!
やっつけろ!と思ったけど。
ほんと、お互いの正義を賭けて戦う
「戦争」までになってしまうと、個人の命とか生活とか、
もうかまっちゃいられない感じがよく出てました。

一方、警官の方もすごいです。
犯罪者を狩り出す、という名の元にやりたい放題。
ネッドの代わりに母親が逮捕されたり、
ネッドの友人を100人くらい逮捕したり、とんでもないです。
どっちもいい勝負だ。

山に逃げたネッドと仲間たち、
たった4人を狩り出すために、
火を放って一山丸焼きにするわ、
水に毒を入れて動物を殺すわ、すごいです。
人海戦術で山狩りすりゃ、普通に見つかるんじゃないか・・?

そして、一般人の命がもう軽くて軽くて。
人質の命なんて、何の価値も保証もないのにビックリ。
ネッドみたいな「凶悪犯」を捕まえるためなら、
一般人の存在なんてどうでもいいんですね。
警官から問答無用で撃たれまくってます。
そんなのひどいひど過ぎる~と
ここは思わず涙ぐみそうでした。

最後、アホのオーリィは絶対死んでくれると
思ってましたが、期待どおりの間抜け死で満足です。
自分たちの巻き添えで殺された人々を見て呆然とし、
「酒を飲まなきゃ・・」と、銃弾の飛び交う中を
フラフラ歩いて撃たれて、しかも、ごくごく狭い、
甲冑の隙間に見事ヒットですよ!!
ずるずると崩れ落ちるシーンが良かったです。

そして、焼き討ちにあって、
脱出もままならず、自ら命を絶つ、
仲間2人も切なかった。
相手に撃ってもらうんじゃなくて、
1人ずつ自分でやったのが偉すぎる!

そして、何より、ネッド!!
なかなか死にません!!!ギャグだ!
大体、あの甲冑が面白すぎる!ロボですよ!
そんなロボの姿で、1人で警官隊を引きつけるために
銃撃戦の中外に出て行って、撃たれて倒れて、
走馬灯まで見ちゃってるので、
てっきりそこで死ぬのかと思ったら、
ハッと気付いたら、朝になってました!!
おいおい、まだ生きてるよ!すっげ丈夫だな!

そして、周りを見渡したら、なんといつの間にか
警官隊の後ろを取ってて、誰1人ネッドに
気付いてないのが笑えます。
これ、そのままこっそり逃げられたんじゃ!?
もちろん、ネッドは仲間を置いて1人で逃げることなんてせず、
フラフラになりながらも、最後まで警官隊に立ち向かいました。
またロボになって・・。そして、撃たれてまた倒れ・・。

これでいよいよ仕舞いかと思ったら、
ま、まだ生きてるよ!!!キャー強すぎー!!
結局、医者に診てもらって、裁判に送られるネッド。
ああ、生き延びちゃった・・。

結局、ネッドは嘆願運動の甲斐もなく、
処刑されたそうですが、
もう、あそこで死んでおけば良かったのに!!
って感じプンプンでした。
これ、実話だからこうなんだろうけど
映画だったら、カッコ良く鮮やかに
死に華を咲かせられたろうにね・・。
おめおめと1人で生き残って処刑されてるのが
もう涙出るっつーの・・。せつねー。

ということで、多少のツッコミどころもありつつ、
ほんと無法地帯の怖さを思い知らされる
いい映画でした。ああ、現代に生きてて良かった・・。

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May 05, 2005

「シャイン」感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆

実在の天才ピアニスト、
デヴィッド・ヘルフゴッドの半生を描いた本作、
主演のジェフリー・ラッシュがいいのは
もう当たり前なんだけど、改めて再認識したというか。

あの「純粋無垢」の演技はすごいです。
トランポリンで飛び跳ねたり、
水着でフラフラしてたり、可愛いったら。
ジェフリー・ラッシュ自身、神経質そうな
イメージがあるのでヘルフゴッド役が見事にマッチ。

ヘルフゴッドの父親役もすごく怖くて
気持ち悪くて良かったです。
自身が親に反対されて音楽を学べなかったのと
強制収容所で家族を失ったトラウマがあるから、
歪んだ愛情とエゴを押し付けまくって、
「自分が一番お前を愛しているんだ」
「これがお前のためなんだ」
と絶えず息子を洗脳してます。

手元から離さず、家に閉じ込めて、
「家から出て行ったら罰を受けるだろう」
「お前が出て行ったら妹たちは兄を失う」
「家庭を壊す気か」などなど、
呪いとしか思えない言葉を優しく吐くのが
とっても恐ろしかった。

でも、何より、少年~青年時代を演じた
ノア・テイラーがすごく良くてビックリですよ。
1時間くらいノアがずっと演じてるのに、
話題になってるのはジェフリーばっかで
なんか可哀想です。ノアも良かったと思うんだけどなあ。
「トゥームレイダー」で間抜け役をやってたのが
嘘のようでした。
親に抑圧されて育った虚弱で神経症的な
天才少年役がお似合いです。顔も似てるし。

髪の毛が伸びて来たら、メガネといい髪型といい、
ラーメンズの片桐を見ているような
気分になりましたが、鬼気迫る演奏シーンとか
汗だくで頑張ってました。
途中で無音になったりする演出はクサかったけど、
鍵盤を叩く音だけが聞こえるのは
ヘルフゴッドの脳内風景って感じで良かった。

しかし、ノア・テイラーもジェフリーも、
2人とも、演奏シーン頑張ってますよね。
音楽物って演奏シーンがほんとっぽいかどうかで
評価が分かれると思うんだけど
音楽に合わせた体の動きがリアルで違和感なし。
ていうか、ジェフリー、ほんとに弾いてなかった?
ノアはともかく、ジェフリーの演奏シーン、
ほとんど手の切り替え使ってなかった気が。

最後、妻となるギリアンさんの愛情を得て
演奏家としても復活するヘルフゴッド、
ほんとにラッキー・ボーイでしたね。
ヘルフゴッドの才能と人柄、それから
皆の好意で精神病院から出られて、
弾きたくて弾きたくて仕方なかった人が
自由にピアノを弾ける生活をゲットするなんて、
なんて素敵なお話なんでしょう。ドラマみたいだ。
ずっと夭折の天才かと思ってたので、
現在進行形のハッピーエンドだったのは意外でしたが。

映画としては結局、心温まる愛の物語なので、
midoro的には、特に感慨もなかったのですが、
役者と音楽はやっぱりとても良かったです。
音楽物のくせに、肝心の音楽を
あまり聞かせてくれない作品も多いけど、
この映画は全編を通じて実際のヘルフゴッドの演奏が流れ、
演奏シーン自体も多いし、すごく満足でした。
特にラフマニノフの3番、ハイライトじゃなくて
全部聴いてみたいです。40分もあるみたいですが・・。
サントラ欲しいなあ~。

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「トスカーナの休日」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆

ダイアン・レイン、微妙・・。
なんでこの人、こんなおばはん臭いんだろ。
シワばっか目立つんだよね。
インタヴュー映像とか見ると、
実際はそこまで年食ってないのに。

この人の作品、他に「オーバー・ザ・ムーン」しか
観たことないのですが、そのときも全くおんなじでした。
いかにも「アメリカ女」って感じで
大笑いとかしてると、すごく下品に見えます。
映画自体が、イタリアで暮らすアメリカ女の話だから、
そういう面をフィーチャーされるのは仕方ないんだけど。

慌ててキャーキャー騒いだり、
泥まみれになってみたりする、おどけたコメディシーンも
全然可愛くなかったです。ただの粗忽者に見える。
いい大人なんだから、もう少し落ち着こうよ、みたいな。
ダイアンのせいかどうか、全体的に笑えませんでした。
泣き崩れるシーンとかも、私、演技してます!
って感じで、可哀想な場面のはずなのに、
あまり悲壮さがない。単に顔が好きじゃないだけかも。

さて、離婚して家を失った、傷心の作家、
ダイアンがイタリアのトスカーナにやって来て、
突然家を購入。
その家を巡って、いろんな出会いがありますが、
なかなかピンと来る男性とは知り合わない。

さあ、一体どんな男と知り合うんだ?
運命の人は誰なのか、とドキドキして待っていたら、
これかよ!いかにもアメリカ人の好きそうな
甘い甘いニヤけたイタリア男でアゴ割れです。
イヤー!これはイヤー!!と叫びそうでした。
ラウル・ボヴァって、エイリアンVSプレデターの
一見主役みたいだった博士か。
こんなキモかったっけ?

2人が波打ち際でキスしてたら、
あっという間に、日が暮れて星が出る映像は
ギャグだったので笑いましたが。

【以下、軽くネタバレしてます】

しかし、イタリア男って、ほんとに
女を口説かなきゃ生きてる価値ないんですね。
真面目に「君の瞳の中で泳ぎたい」なんて
台詞を吐かれたら、ダイアンでなくても爆笑。
あと、すぐ恋に落ちるくせに、
タイミングが合わなかったらもうすぐ次に!
っていうスピードもイタリア男っぽいですねー。

で、結局トスカーナまで来て、
最後に出会った運命の人が、旅行で来た
アメリカ人の作家っていうのは、ちょっと
いかにもなオチでガッカリ。

終わり方はすごく綺麗でしたけど。
ちゃんと最初から伏線を張ってたので、
爺さんのさり気ない挨拶が素敵。
ずっと出なかった水道が噴出して終わりっていうのも
ラストシーンとしては気が利いてますね。

「求めることを止めたとき思いがけなく手に入る」
「いつかそのときのために今から準備しておく」
っていうテントウムシと線路のエピソードも
お約束だけど良かったです。

あと、トスカーナの風景、CGかよって
胡散臭いくらい風光明媚で綺麗でした。
ダイアンが一目惚れする家は、
もっと家全体の描写があると良かったのに。
結局、間取りとかどうなってるのか、
改装を終えてどうなったのか全然分かりませんでした。

それから、ロマコメ物の常として、脇役が皆魅力的でした。
アジア系のレズの友人とか、不動産屋の渋い
イタリア人とか改装の職人たち、謎の女性とか。
渋い不動産屋が独身だったら良かったのになー。

まあ人生に迷ってる女性が見たら
元気出るんじゃないでしょーか。
midoroも隠居生活に入ったら
ヨーロッパの田舎に住んでみたいす。
でもイタリアは嫌だ。陽気過ぎて絶対合わない。

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「月館の殺人」佐々木倫子

月刊「IKKI(イッキ)」で連載中の、
原作綾辻行人&漫画佐々木倫子による
鉄道ミステリーですが、
連載開始して5ヶ月経ったというのに、
やっと人が1人死んだだけ。
一体、何年連載する気だ!?

テツの生態を描いているのは面白いんだけど、
いつもの佐々木節より、更にテンポが遅くて
なんかぬるいというか、いつもみたいに、
ニヤニヤ思い出し笑いをしてしまうような
後を引く面白いネタもないし、
何より主人公が好きじゃない。(←そこか!)
トロくて天然の若くて可愛い女の子って
嫌いかもしれません。すぐ泣くし。
佐々木漫画の女の子はチャキチャキしてるか、
訳の分からん不思議系が好きだなあ。

これを読むために、毎月イッキを買ってましたが、
あまりに進みが遅いので、
もう買うの止めたくなって来ました。
立ち読みで充分じゃん、って感じ。

思うんだけど、月刊誌で推理物って
厳しくないですか?せっかく盛り上がっても
間が開き過ぎるとテンション下がるし、
前の話を忘れちゃうし、月間誌でやるなら、
せいぜい2ヶ月の前後編とか、
3ヶ月連載くらいで終わらせて欲しいなあ。

それに、イッキってこの他にあまり読むものがない。
男臭いか、絵が粗いか話がローな作家さんが多くて、
読んでるとヘコんで来ます。
アッパー系で楽しく読めるのって、
ジョージ朝倉の「平凡ポンチ」くらいか。
あ、あと岩岡ヒサエさんの「花ボーロ」は
いかにも女の子の好きそうな可愛いお話だけど、
ネームと小ネタのセンスが良いので結構好き。

あーでも、すでに買った5ヶ月分が勿体無いので
結局、また次号も買ってしまいそうです。
犯人当てのときに、前の号を読み返したいし。
もう何人も殺さなくていいから、
とっとと進めて犯人当てして下さい!!

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ハリポタ6巻。

ファンサイトを回ってたら、すぐネタバレしちゃうだろうし
(実際、5巻のときそれでネタバレした・・)
人から聞くよりは、内容分からないまでも
自分で知った方がマシだろうか、
ってことで原書を買おうかと思います。

ただでさえ英語分からないというのに、
UK版でいいのかなあ。といっても、
US版じゃ買う意味ないし。
値段はUSの方が安いのか。戦術ですな。
UK版でも、子供版とアダルト版のどっちを買おうかと
また悩むんだけど、誰に見せるわけじゃなし、
普通に考えたら子供版?


Half-BloodPrince_UKCover
Half-BloodPrince_UKAdultCover
Half-BloodPrince_USCover

<左から>
UK子供版:¥2,458
UKアダルト版:¥2,458
US版:¥2,069
(価格はアマゾンより)

表紙から察するに、ダンブー校長大活躍!
みたいですね。

しかし、本当に読めるんだろうか。激しく不安。

He looked rather like an old lion. There were streaks of grey in his mane of tawny hair and his bushy eyebrows; he had keen yellowish eyes behind a pair of wire-rimmed spectacles and a certain rangy, loping grace even though he walked with a slight limp.

辞書引くな、推測しろ、と言われても、
たったこれだけの文章に10個くらい
分からない単語があるので、何がなんだか。
人の容姿について語られている、ということくらいしか
分かりまへん。

英検準2級程度で読めるとか書いてあるけど、
てことは、midoroはもはや3級レベルの脳もないな・・。
あー困った困った。
7月までに、5巻のUK版でも買って
おさらいするかなあ。


【以下、6巻予想注意!!】
       ・
       ・
       ・
       ・
       ・
       ・
       ・   
でもでも、やっぱ気になるのはスネイプの生死ですよ!!
だって、4巻でヴォル様に、デスイーターの1人は
永遠に去った、死あるのみ、とか言われてるし、
5巻でダンブーに「やってくれるか」と言われて
いつもより青褪めてたり、もうスネイプとしか
思えまへん。ああ嫌だぁ、嫌だけど映画で
リックマンの勇姿が見られるなら、
それはそれでいっか・・?

とにかく、これをハッキリさせないことには。
頑張って読もう。うん。死んだかどうかくらい
分かるだろ。でも、きっと文章が良く分からないから
感情移入して泣くことも出来ないんだろうな・・。切ない。

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「セブン・イヤーズ・イン・チベット」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆
萌え度:☆☆☆☆

デヴィッド・シューリス見たさに頑張って
借りて来ました。
そしたら、ブラピ、若ッ!!
お前のどこがオーストリア人だ!
何がハインリヒじゃ!と初っ端から笑わせてくれます。
どう見ても田舎の山猿。
向こう見ずでプライド高くて自信家で
アホな登山家役がハマッてます。

これと比べると、ほんとブラピは最近、
いい具合に年を取りつつありますよね。
男の色気と野性味が大幅アップ。
レオ様とは大違い。
サラサラ金髪ヘアを止めたのも大きいかと。
これだけで、アホ面に見えるしね。
レオもいい加減、あの髪型止めればいいのに。

さて、肝心のデヴィシュー、でばってますよ!!
ブラピの友人役ペーターとして、(ペーター・・プッ。)
ええ、そんなに写っていいんですか!?
ってくらい、露出度高いです。嬉しー。
髪の毛少ないハゲを逆手に取って、
もう可愛いやらシブいやら。
更に口髭があると、可愛い度5割増し!

イギリス軍服を着るシーンなんて、
ただでさえ撫で肩で、肩幅狭いのに加えて、
やけにハイ・ウエストなベルトがたまらん!
うわーうわー、美味し過ぎるよ!!

しかし、この人も年齢不詳だねー。
この作品のとき、34歳のはずなのに、
どう見ても青年じゃないです。
40歳くらいのおっさんです。今とほとんど
変わってない。若干、お肌が若いくらいか。

この映画、ほとんど盛り上がりもなく
136分、淡々と進むので、結構退屈でしたが、
シューリスのおかげで前半は楽しく
鑑賞出来ました。

特に、チベットの首都、ラサに入ったハインリヒとペーターが
久々に若い綺麗な現地の女性に出会って、
2人とも興奮してるとこが可愛い。
服を仕立てるのに、採寸するから服を脱いで、
と言われて、ブラピは上半身裸になるという
サービスショットがあったので、
キャ、もしやシューリスも脱ぐの!?
あの貧相な体を晒しちゃっていいの!?と
ドキドキしましたが、結局脱ぎませんでした。
シューリスのお色気シーンなんか必要なかったらしい。
残念なような、ホッとしたような・・。

そして、2人してその女性を狙っているので、
これで、ハインリヒなんかとイイ仲になったら殺すぞ!
ペーター!ここはペーターと!!と
念じていたら、お約束どおり、
ブラピは袖にされました。グッジョブ!

スケートに行って、転んで倒れた女性がシューリスに
助け起されて微笑み合ってるシーンとか、
シューリスの胸に掴まって
スケート教えてもらってるシーンとか激萌え!!
「僕の目を見て」とか言われてぇー!!
シューリスに手を引かれてぇー!!!
あああ、ここが一番美味しかったよ。この映画。

さて、後半はいよいよ中国に侵攻されるチベット、
と話が政治的になって来ます。
残念ながら、戦闘シーンが安っぽくて
銃撃とか爆撃は花火か爆竹かってレベル。
人がバタバタ殺されてても、あまり悲惨さは
なかったなあ。

ダライ・ラマ14世役の少年、
歯が白すぎ!!とかツッコミどころを残しつつも、
いい演技してます。
即位のときのメガネは胡散臭かったですが、
これは現在のダライ・ラマがメガネをかけてるから
わざとかけさせたんでしょうか。
一気におっさん化してました。

ハインリヒはダライ・ラマ少年に
離婚して会えない自分の息子の姿を投影してますが、
少年の方から「僕はあなたの息子じゃない。
あなたを父とは思ってない。息子のところに
帰った方がいい」と言われちゃうシーンがナイスです。
実はダライ・ラマの方が全然大人だったりして。

あと、彼を亡命させようとするハインリヒに対し、
「民を捨てて、指導者が逃げるのか?」って
ダライ・ラマは笑顔で否定してましたが、
その後、結局弾圧が激しくなって、インドに
亡命せざるを得なくなったのは皮肉ですね。

そして、ブラピはただの探検家、登山家のはずが
測量はまだしも、ラジオ直したり、車直したり、
映画上映したり、何でも屋さんと化してます。
文化を与える啓蒙者とはいえ、そこまでやるか。
でも、いくら西洋被れでも、ダライ・ラマってば
映画館作っちゃうの?

あと、クリスマスは絶対祝わないと思うよ!
おかしくない!?なんでハインリヒ企画の
クリパで、チベット人がクリスマス祝って踊り狂うの?
宗教的要素はなしで単にパーティーとして、
ってことかもしれないけど、チベットくらい
自国の宗教や文化を誇りにしてて、それを守ろうとする国で、
これはありえんだろー。

あと、ラサに外国人は立ち入り禁止のはずなのに、
入ったら入ったで別に問題にもなってないのは
なんか変だった。追い出されるどころか、
皆優しい人たちで、もてなしてくれるし。
この映画、実話のはずなのに、
この辺なんでこんなに怪しいんだろ。

そして、平和を愛するチベットを
力で踏みにじろうとする中国も
憎々しく描かれていて良かったし、
絶対勝てない圧倒的な武力を目の前にして
殲滅されるまで戦うか、屈して自国を売り渡すか、
悩んで後者を選んだ大臣の葛藤も
なかなか良かったです。
ハインリヒに軽蔑されちゃって可哀想でしたけど。
ハインリヒもさあ、理想は分かるが、
現実問題として、お前なら一体どうするっつーんだ。
結局、ハインリヒは他国人、熱くなっても、
帰る国のあるよそ者なんですよね。
自分の無力さを悟ったって感じ?

ということで、チベットでの心の交流を通じて、
ハインリヒも最後は大人になって
最初とは全然違ういい顔になってましたし、
50年経った現在でも、まだチベットに帰れない
ダライ・ラマのこととか考えさせられる
なかなか良い映画でした。

でも、ブラピ目当てに見に行った人は
これ辛かっただろうな。それを想像すると
ちょっと笑ってしまう。
まあ自分もシューリス目当てだから
人のこと言えませんけどねー。


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May 04, 2005

「ハリー・ポッターと賢者の石」感想。

【ハマり前】
作品の評価:☆☆
好き度:☆

【ハマり後】
作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

今更ですが、アラン・リックマン萌え&スネイプ萌えで
見直してみたら、たいへん良かった。
やっぱり、愛情があると何でも許せるというか。

アズカバンでやけにスネイプが老けていて、
太ったのか何なのか、洋服のボタンのところなんて
パツパツで今にも弾けそうだし、
口元のシワも爺さんみたいなので、
それと比べると、賢者の石のスネイプは若くて良かった!!
なんでこんなに違うんだろ。
55歳と58歳じゃ、たいして変わらんだろうに、
目ヂカラが全然違います!メイクのせい?
髪の毛が顔にかかってるシーンとか、
めっちゃ色っぽいんですけど!!ああん、もう!

手をワキワキさせてたり、
「バターン!」と突然入って来て、
いきなり授業を始めるのも好きです。
足を怪我してるのをマントで隠したり、
ハリーを睨み付けたり、めっさカッコイイ!!
ビッコ引いてる姿とか、マントをなびかせて去って行く
後姿とか、たまらんです。
マントを燃やされて慌ててるのも可愛い。

しかし、このDVD、特典映像を見るために
なんでこんなクイズを解いたり、
苦労をせにゃあかんのですか!!
間違えたら最初に戻っちゃうし、
忍耐力のないmidoroは、もうイライラして
DVDケースを叩き割りそうになりました。
アメリカ人だったら絶対「Shit!Damn it!!」ですよ!

でも、薬学教授の未公開シーンを見るために
頑張ったよ!ああっ、大人げない教授が大好きだー!!
あと、クリス・コロンバスのインタヴューのところで、
遠目でちょこっとだけど、ポケットに手を突っ込んで
笑顔で歩いてくるアラン・リックマンが!!!
ギャー!!!笑顔スネイプ!!たまらん!

ということで、スネイプ堪能。リックマン最高。

映画としては、やっぱ原作をなぞってるだけなので
単調で盛り上がりに欠けるしとにかく長い。
でもまだ原作自体が完結してないから、
エピソードをカットしようにも、それが後の
伏線になってたりすると危険だから、
均一に網羅しておくしかないんだよね。

あと、何で1つの事件を解決するのに、
丸々1年もかかるのか、とか、
校長は全能のくせに何もしないのか、とか
原作の背景を知らないと納得いかない箇所が多いから
普通に見てるとやっぱ訳分からないと思う。

初めて見たときは、なんだこのつまらん子供向け映画!
とか思って、クリス・コロンバスのこと馬鹿にしてたけど、
今観たら、ほんと頑張ってると思います。
だって、キャストも美術もイメージそのままなんだもん。

ダニエル君はほんと可愛いね~。
サラサラヘアーなことだけが玉にキズか。
一生懸命乱そうとしてるけど、乱れてません。
あと、やっぱ子役だとカラコン入れられないの?
目がグリーンじゃなかったら、リリーに似てるっていう
設定自体が無くなってしまう。
まあ青い目なだけマシか・・。

そして、エマもルパートも可愛いったら。
これ見た後、アズカバン見ると
「皆大きくなったねえ、うんうん」
と親戚のおばちゃんみたく、感慨深いものがあります。

そして、親世代への思い入れが増してから見ると、
やっぱジェームズ老け過ぎ、そしてハゲ過ぎ・・。
皆がショック受けたの分かりました・・。
30代なんだから、もっと若くすりゃ良かったのに。
これからの回想シーンはどうするのかしら。

クィレルの後ろ頭のヴォル様も、
レイフ・ファインズに決定した後で見ると
似てなくて笑える。まあ、本体じゃなくて
精神体みたいなもんだから、
あんなもんなんだろうけど。

クィディッチは、最初見たときはCG使いまくりで
アホかと思ったけど、やっぱ良く再現したなと思えました。
チェスシーンはやっぱり良く出来てる!
あの緊張感と、チェス駒が相手を叩き壊す迫力は
やっぱすごいです。気合入れてセット作っただけあるよ!
でも、ハリーやハーマイオニーが単体で駒になってるのに、
どうしてロンが1人だけナイトに乗ってるのかは
やっぱり謎。乗ってなかったら死んでるもんね。
最初から自爆前提で駒を選んだってことかしら。

あと、DVDの特典で良かったのは
各国盤の吹き替えが入ってるところ。
ドイツが一番皆アニメ声だった。
日本のハグリッドが一番声違う。
野太いというより、3枚目声だった。
ハリーはどこの国でも大体、実際よりも
声が高く可愛くなってしまっている。
ダニエル君、案外声低いんだよね。

クリスのインタビューで、子役を使うときは、
やっぱ労働基準が厳しくて大変なんだな、
っていうのがよく分かりました。
1時間ごとに15分の休憩、
1日実質4時間半しか撮影出来ないとか。
あと、クリスがハグリッドに「Sir」って呼びかけてるのが
なんか笑った。

賢者の石は明るくて楽しい映画でしたが、
いかにもCGっていう、嘘臭さも目立ったので、
アズカバンのアルフォンソ・キュアロンの
ダークな映像はストーリーにマッチしていて
自然ですごく良かったなあ。
作品自体はアズカバンがやっぱ一番好きかも。

そして、やっぱ原作ファンを喜ばせるために
作ってる映画なので、原作ファンじゃない人が見て
どうこう言っても仕方ないんですよね。
ファンの立場でなく冷静に1回見て、
ファンになってからもう一度見たmidoroなので、
それが今回非常に良く分かりました。

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「パンチドランク・ラブ」感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆

普通のラブコメかと思ってた・・・。
そしたら、初っ端から眠気を誘うローテンションだし、
意味不明のエピソードわんさかの不思議系だし、
映像とかこだわってるし、なんだこりゃと思ってたら、
監督はポール・トーマス・アンダーソンだったんですね。
クレジット見て、やっと納得。(遅・・)

アダム・サンドラーのおバカっぷりと
アイスを買い込んで、クーポンでマイルを貯めて
海外に行くという実話ネタを楽しむのかと思ってたら、
素敵な愛の映画でしたよ。ええ。
これって、マイルあんま関係なかったよね・・。
ネタ的にはピアノと同列かと。

アダム・サンドラーのキレっぷりはとっても
素敵でした。あんな姉7人に囲まれてたら、
そりゃ情緒不安定にもなるわ。
「泣きたくなるんだ」っていうシーンが
ほんと可哀想だった。
でもただの弱い人、社会不適合者ではなくて、
ちゃんとカード止めたり交渉したり
現実的な行動をしてるところが偉いです。

そしてキレるシーンにはほんとスカッとした。
やれやれ、バリー!!叩き壊せ!
「シャラップ、シャラップ、シャット・アップ!」を
繰り返すF・S・ホフマンも素敵でした。
人がキレるシーンってイイよね~。

エミリー・ワトソンもいつもながら、
年食っててぽっちゃりしてて、
別に美人でも何でもないくせに
なんだかキュートで可愛い女なところはさすがです。

確か、宣伝ポスターがこのシーンでしたが、
ハワイで行き交う人々が皆、影になってて
その間に抱き合う二人がやはり影で
浮き出してる映像はやっぱ良かった。

明るいラブコメだと間違えてなきゃ
ローテンション不思議系単館映画の
苦手なmidoroはきっと見てなかったと思うので
儲けものでした。
そういうのがツボな方にはたいへんオススメです。

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「若草物語」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆

※原作未読の方、お気を付け下さい。

何度も映画化されてますが、1994年のやつです。
ジョーがウィノナ・ライダーっていかにも過ぎる。
男勝りでハッキリした性格、っていうのは
合ってるけど、あんなに美人顔じゃなくても
いいような気はするなあ。結構濃いよね。

末っ子のエイミー役は、キルスティン・ダンスト!
うおー、かわえーな。
彼女、一応、金髪碧眼なんですよね。
エイミーのイメージに合ってます。
声とか可愛いし、この頃はまだ普通に可愛い。
これからどんどんアゴが発達して行きそうな気配は
ムンムンしてましたが。
団子っ鼻だから、気にして洗濯挟みでつまんでるのも
ほんとっぽくて良し。

キルスティンの大きくなった姿が
サマンサ・マシスっていうのも
当たっているようで外れているようで面白いです。
あれ、サマンサ・マシス、「アメリカン・サイコ」に
出てるじゃん。ここでもベイルと共演か。
全然覚えてなかった。ヤバイ。

一番、仰け反ったのがべス役です。
ク、クレア・デインズ!?って、コレ!?
彼女の出演作をちゃんと見たことがないので、
「ロミオとジュリエット」のときの何となくの
イメージで、ずっと線の細い美少女かと思ってた。
全然違った。
ア、アゴがすごい・・。そして眉がない・・。
なんだ、このゴツいべスは!!
優しくて儚げで今にも手折れそうな少女を
想像していたのに、このべス、
病気で死にそうになっててもパッツンパッツン
苦悶する大魔神って感じでした。
あービックリした。合ってるのは地味なとこだけか。

クレア・デインズ、「ターミネーター3」にも
出演してるんですね。そこらのおばはんみたいです。
しかし、この「レ・ミゼラブル」の写真は絶対嘘だよー。
実物を見た後では、こりゃ可愛すぎるよ。
48m

4姉妹の母親役はスーザン・サランドンですが、
なぜこの人はいっつも底知れない恐ろしさを
感じさせるんでしょう。腹に一物ありそう。
絶対只者ではない。単に顔が怖いだけ?
お母さん、迫力あり過ぎです。
万一、マギー・スミスが亡くなったら、
ハリポタのマクゴナガル先生役は是非
スーザン・サランドンにやっていただきたい。

そして、なんとローリー役が
クリスチャン・ベイルだったんですねー。
全然知らんかった。
つーか、私の中のアホな子、ローリー像に
ベイル、イメージどんぴしゃり!なんですが。
変な色男風髪形といい、お調子者っぷりといい、
ジョーに惚れてたのに、相手にされなくて
エイミーに手出すところがまたベイルっぽいです。
「家族の一員になりたかった」とか言って、
その後否定してますが、多分エイミーじゃなくても
誰でも良かったのは見え見えです。

ローリーのヘボい家庭教師役が
エリック・ストルツだったり、キャスティングは
全体的に良かったです。
そして、ガブリエル・バーンがなんかもう
いやらしすぎ!!
おっさんが、成熟してない考えの至らぬ
若い娘を好きになる心理とか色々
考えてしまいましたよ。
やっぱ導いてやりたいもんなんすかねえ。

ところで、べスがお隣のローレンスさんちに
ピアノ弾きに行って、ローレンス爺と
仲良くなるっていうエピソードは
一体どこへ消え失せたのでしょう?
結構好きだったのにな。

なので、突然ローレンス爺が出て来て
べスに「プレゼントだよ!」とか言って
ピアノをプレゼントしてても意味不明なんですが。
しかも、べスが「ありがとう!」とかって
いきなり抱きついてるけど、普通に見てたら
そもそも「お前(ローレンス爺)は一体誰なんだ!!」
って感じになりませんかね?
そして、この喜んで顔をくしゃくしゃにしてる
べスが、とてつもなく醜くてビックリしました。

ということで、若干のツッコミどころを残しつつも、
ストーリーは原作に忠実だし、
衣装や美術も良く出来てるし佳作の映画でした。
4人とおかあたまが寄り添ってるシーンなんて、
男性が見たらたまらないんじゃ?
「姉妹っていいよな~」とか間違ったロマンを
抱いてくれること確実です。

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May 03, 2005

「コレリ大尉のマンドリン」感想。

作品の評価:☆☆
好き度:☆☆☆

うーん、いかん。いかんですね・・。
何がしたかったのかサッパリ分かりません。
最初、戦争は舞台設定として物語に絡めただけで、
音楽を中心としたラブストーリーかと思っていたので、
案外きっちりと戦争も描いているんだなと
感心しました。

不勉強なmidoroは、第2次大戦時、
独軍と伊軍がギリシャを占領していたことも
知らなかったし、その辺りは勉強になって
面白かったんですよ。

そしたら、戦争の方に今度力を入れ過ぎて、
肝心のロマンス部分が適当になってしまってます。
というか、脚本がおかしい。
ギャグかと思うくらい、アホみたいなシーンが
ところどころにあります。

あと、マンドリン、ほとんど出番がありません。
ニコラス・ケイジ演じるコレリ大尉が
ちょこっとポロンポロ~ンと弾いて
ペネロペ・クルスをうっとりさせてるくらいです。
これって、わざわざマンドリン使う必要ないよね・・?
戦いよりも音楽に命賭けてる人の話かと思ったら、
(そのはずなんだけど)単にオペラ好きの楽器好きで、
楽しいことの好きな人だった。

更に、女性の自立とか家族とか
人生とはみたいなテーマを色々盛り込み過ぎて、
完全に焦点のボヤケた映画になってしまっています。
もったいなや。

良かったのはペネロペが
可愛かったことくらいでしょうか。
彼女、ほんと素ッぴんの可愛さ、みたいな
素朴な魅力がありますね。顔は濃いのに。
ダンスのシーンとか良かった。

2人の男からモテモテなのはお約束。
どっちもアホっぽいのですが、
どうせなら陰気なアホより陽気なアホって
感じでしょうか。
若いクリスチャン・ベイルはお肌ツルツル。
半ケツまで拝めてしまうので、
ファンの方、要チェックです。


【以下、ネタバレ注意!!】
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しかし、ギリシャ人役はギリシャ訛りの英語で、
イタリア人役はイタリア訛りの英語で話しているので、
何がなんだか分かりません。
普通、この人たちが会話すると何語で喋るんだ?
ギリシャ人同士も英語で話すので変な感じです。
そこまでやるなら、いっそほんとに土地の言葉で
話せよ、って気がしますが。

キャプテン・コレリが
「イタリア人は歌って食って愛に生きる」
って言う台詞があったけど、
「アモーレ・カンターレ・マンジャーレ!」って
そのぐらいイタリア語で言って欲しかったけどなあ。
メイキングラブってちょっと意味違う気が・・。
「シニョリーナ」とか「バンビーナ」とかは
普通に呼びかけてたし。
バンビーナ・・。恐るべし、イタリア人。

んで、最初っからそもそも、爺いが出張り過ぎです。
ペネロペ演じるぺラギアの婚約者として、
クリスチャン・ベイル演じるアホの子の
マンドラスのことが気に入らないのは分かるけど、
キャプテン・コレリとくっ付けようと画策し過ぎ!!
してないのかもしれないけど、そう見えます。

「若い者は2人で・・」みたいに
2人っきりにして立ち去っちゃうこととか多くて、
わざとらし過ぎる。
コレリの人の良さを信用したんだろうけど、
普通、年頃の娘を敵国の男と引き合わせないだろう。

しかし、ぺラギアも、一応、婚約者がいるのに、
敵国人と青姦ってすごい度胸だなと思いました。
見つかったら石投げられて村八分では。
つーか、その前にちゃんと婚約破棄しようよ!

そして、コレリの方も、ヤっときながら
「君には婚約者がいる」とか言って
今更ぺラギアのこと拒絶するなよ!
ここは「ええーーー!」って感じでした。

ここで、ペネロペの美乳が見られたのは良いのですが、
切り揃えられて黒々としたワキ毛まで見えてしまって、
かなり萎えました。
どうしても、ワキ毛を見るとテンション↓。
日本人のさがでしょうか。

あと、ツッコミどころとしては、
ぺラギアが婚約者に手紙を何通も出しているのに
返事が全く来ない。
生きているのか死んでいるのか、
もう待つのに疲れた・・。とかって、
何で返事が来なかったかっていうと、
マンドラス、「字が読めなかった・・
って!!おい!そこの漁師!!
そのぐらい、先に知らせとけ!
そして、手紙は仲間に読んでもらってるんだから、
代筆させればいいじゃねーか。
これはもうあり得ない。ギャグだと思いました。

そして、ぺラギアにキャプテン・コレリを守ると
約束した堅物のデカブツの部下。
絶対、何かをやらかしてくれると期待してましたが、
想像以上でした。
ドイツ兵の銃弾を受けるイタリア兵たち。
部下はキャプテン・コレリにぐおーっと抱き付き、
自分の身でコレリを庇って銃弾を受け続けます。
これも、泣かせるシーンなんだろうけど、
こんなん大爆笑ですよ!!!
とっとと、地面に倒れりゃいいのに、
ずっと立ってるから、銃弾受けまくり!
これ、全部貫通してるよ!絶対!!

しかも、夜になるまでそのデカブツが体の上に
乗っかったまま何時間も放置されてるし、
これで死ぬんじゃないか・・?

ドイツ将校も、コレリだけは殺せなくて
そのまま立ち去ったところはお涙頂戴だし、
マンドラスは最後いい人になっちゃうし、
いつ来るか来るかと待ちくたびれていた地震も、
結局、大したことなくて拍子抜け。
爺ィ、生きてるし・・。
生きてて良かったけど、映画的には死ぬとこでは?

全体的に甘いというか、ぬるいというか、
ご都合主義というか、イタリア兵が全員殺されるとこなんて
もっと泣けるようにいくらでも出来るはずなんだけどな。
ドイツ兵に刃向った4人が銃殺されたシーンは
結構ギクッとしたし。

戦争も地震も、生きてりゃ大変なことあるよ、
でも破壊の後には再生あり!
困難も乗り越えて強く生きて行こうね!みたいな
安っぽいメッセージ性が感じられて引いてしまいましたよ。

あとイタリア兵、のん気過ぎ。
ドイツの将校の気持ち、とってもよく分かるよ・・。
midoroだったら、あんな奴らと一緒だったら
きっと胃が痛くなると思います。
「戦争が終わったゾー!故郷に帰れる!」
とかって大喜びしてますが、
おまいら、負けて降伏したんだろ!
何でそんなに明るいんだ。

でもまあ、大義のために命を賭けて
悲壮に戦う男たちと、どっちがいいかと言われると
どっちもどっちだよねー。
男らしく死んで来るより、腰抜けでも
逃げて帰って来てくれた方が嬉しいかも。
そういうことで、きっとぺラギアちゃんも
マンドラスじゃなくてコレリに惹かれたのでしょう。

ところで、英・独・日がもし同盟組んでたら
なんかお仲間っぽくて強そうじゃない?
超真面目っぽい。
仏・伊と組ませたらどっちが強いんだろう・・。
ラテンのテンションにはやられるか?

そして、この映画の教訓としては、
「昨日の敵は今日の友」
「昨日の友は今日の敵」ってことでしょうか。
いつどっちに転ぶか分からないので、敵とか味方に関わらず、
人間は人間として皆に優しく接しておこう☆みたいな?

あと、キャプテン・コレリ、
一度も人に銃を向けたことがない、とか
言ってましたが、音楽部隊でもない
ただのマンドリン好きなのに、
なんで一度も銃撃たずに大尉になれんの?
文官なの?そういうもの?

つーことで、ツッコミどころ満載。
最初から狙ってる分には構わないけど
狙ってないのに、こんなにツッコめては
いかんだろう。いい映画のふりした
ダメ映画を久々に見ました。原作も読んでみたいす。

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「アメリカン・サイコ」ネタバレ感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆

※超ネタバレしてますので、お気を付け下さい!!

サイコなヤッピーさんを笑い飛ばすギャグ映画でしたね。
題名からして何となく、クールで緻密な殺人鬼の映画を
期待してたのですが、全然違ってビックリ。
クリスチャン・ベイルはおナルでマッチョな
主人公役がハマりです。はじけまくってました。
これも、普段はサイコさんだなんて
これっぽっちも感じさせないような
素敵なビジネスマンの役なのかと思ってたら、
しょっちゅうキレてるし挙動不審だし、
なんか友達にも「あいつはちょっとおかしいよね」
とか言われてそう。
熱く音楽とか語る語る、娼婦もビックリみたいな。

肝心の殺人も、血の付いたシーツをクリーニングに出すなよ!
新聞紙敷いた椅子に通すなよ!
血だらけのゴミ袋引き摺るなよ!
って、もっぱらギャグでクールさのかけらもありません。
杜撰もいいところで、いつ捕まるんだろ、と思ったら
夢オチというか、妄想オチっすか。ガックリ。

映像も、冷蔵庫に首入ってたり吊り下がってたり、
全部昔のホラー映画の焼き直しみたいな
使い古された場面ばっかりで、
ショッキングな描写というものが全然なかった。

主人公が腹筋してる横で、
悪魔のいけにえが流れてるのも笑ったけど、
後でほんとにチェーンソー振り回して、
しかも血だらけの素っ裸で廊下駆け回っちゃうし、
オイオイ!ってツッコミどころ満載。
全部オマージュだってことなのかな?
螺旋階段からチェーンソー落としてみたら、
上手く当たっちゃった!とか、徹頭徹尾ギャクでした。

あと、名刺の紙質とかフォントに凝ってる
ヤンエグたちがアホっぽくて素敵です。
名刺の優劣で殺意を抱かれたり、
有名なお店の予約を競ってたり、
無駄なプライド炸裂!ほんとに当時ってこんなんだったの?
サントラもなんか古臭かったし、
クールさとか新しさを期待しないで、
80年代の世相とか文化を皮肉って笑うって意味でなら
たいへん面白い映画だと思います。

それからクロエ・セヴィニーは魅力的でした。
ホモのルイス役の人も気になる。
殺されかけてるのに誘われてると勘違いして
手にキスするシーンと、
後で電話するってジェスチャー、
気持ち悪くて良かった!!

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「トゥー・ウィークス・ノーティス」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

やっばい、なんか段々ヒュー・グラントのことが
好きになって来てしまいました・・。
ずっと、スカしたタレ目の嫌な奴だと思ってたのに!
ラブコメキングの名は伊達じゃなかった。
情けなぶりが可愛くて仕方ありません。
今なら「He is cute!!」と言われても
「うんうん、そーだね」と頷いてしまいそうです。

さて、そんなヒューの魅力全開の本作。
サンドラ・ブロックもコメディエンヌの
本領発揮で、なんかこれって最強タッグ?
NG集、2人ともぐだぐだで、笑って笑って
まともに撮影が出来ず、スタッフに怒られるほどだったと
言ってましたが、ほんとこの映画、
ロマコメとしては王道パターンなのに、
2人のせいなのか、監督のせいなのか
両方なのか分かりませんが、妙な映画でした。

やっぱ監督というか脚本がおかしいのかな?
間がとっても変で、よく言えばリアルで素っぽい。
悪く言うと、一つ一つのネタが細切れで、
ストーリーを盛り上げて行くうねりとか、流れがない。
場面場面のギャグやテンポを楽しむ映画みたいです。
台詞が面白くて、韻を踏んで喋っているところとか、
聞き取れないのが残念!
字幕も相当頑張っていました。

あと、「10日間で上手にフラれる方法」みたく、
2週間で始まって終わる話かとずっと思っていたら、
出会ってから1年くらい経っちゃってるんですね。
生活環境も考え方も生き方も、
全く立場の違う2人が出会って、
1年かけてお互いツーカーの仲になり、
相当馴れ合ってはいても、異性としては何とも思ってない、
それどころか振り回されて迷惑してたのに、
辞表を出してから辞めるまでの2週間で
突然自分の気持ちに気付く、という話でした。

しかし、この辺りはちょっと長いというか、
わざわざ1年もかけなくても、映画なんだし、
2週間くらいでもこの段階まで達しそうです。
それと、サンドラが自分の気持ちに気付くきっかけが
辞めていいと言われて「ありがとう!」って
抱きついてみたら、なんだか寂しくなっちゃったり、
ライバルが登場したらなぜかムカついたり、
いかにも少女漫画的。

「今まで知らなかった彼の本当の内面を知って」
とかで「この人がやっぱりいい!」
と実感して恋に落ちた、というよりは、
「側に居ることが当たり前になってて、
いなくなったら何だか寂しい」という喪失感や、
「ライバルに取られるなんて嫌」
という「勿体無い感」から恋心に気付いたようで、
ちょっといやらしいというか、失いたくない、という
必死さがセコさに見えてしまったのが残念。

ヒューがサンドラを見直すのも、
普段と違うドレスアップした美しい姿を見て、とか
焼きもちをやく姿を見て、とか割と表面的だし、
出会って1年も経った2人がこんなエピソードで
今頃気持ちを自覚するなんて、鈍っ!遅っ!
と思ってしまいました。
1年もあったら、もっと早くお互いの魅力とか
良さに気付いてるだろ、と。

それに、一体どの時点でヒューがサンドラを
「無くてはならない人」「側に居て欲しい人」として
自覚したのか、あんまりよく分からなかったなあ。
だって、最後ギリギリまで
サンドラの信頼を裏切ろうとしてたでしょ。

だからまあ、ロマンス部はコテコテだし
浅いしで、別にどうということもないんだけど、
コメディ部が面白かったので満足です。

サンドラ・ブロックはほんと美人なのか
何なのか未だに良く分からないんだけど
やっぱり表情とか可愛いし、魅力的でした。
デンジャラス・ビューティーも見なきゃいかんな。

しかし、これ「キング・オブ・ラブストーリー」ですか?
どっちかというと色モノ・・。好きですけど。

【以下、ネタバレ注意!!】
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やっぱ、ヒュー様(やべ、「様」付けになってる!)が
兄のシャワー中にトイレの水をわざと流したら、
シャワーが熱湯になって怒られてたのがツボでした。
日本じゃ思いも寄らないギャグですよね。
えっ、ユニットバスってそうなんだー!みたいな。

それと、ヒューが一生懸命サンドラの
グラスに自分の氷を入れてるシーン。
か、可愛い~。お子様っぽい!

ヒューのシャツのボタンだっけ?
ズボンのベルトだっけ?に
サンドラの髪が絡んで、っていう
下ネタギャグはちょっとお約束過ぎて
あらあら、って感じでしたが。

ライバルの子はゴージャスな美人、
という触れ込みでしたが、
どっちかというとファニーフェイスでは。
ボディーも案外胸なくてスレンダーだったし、
ウサギちゃん系?
ゴージャスというならば、もっと女豹系を求む。

あと、気持ち悪い男の秘書の役の人が気になりました。
サンドラの胸元をしつこく拭こうとして
はたかれたり、変な詩を読んでみたり。

ラブコメは大概、脇役が素敵ですよね。
サンドラの両親役とか、ヒューのお兄さん役も
印象的で良かったです。

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「ディボース・ショウ」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆

やっぱコーエン兄弟、好き。です。
「普通に撮る」ということの出来ない2人が
とってもいとおしい・・。

ストーリー自体は「離婚専門の凄腕弁護士と、
財産狙いの美女の駆け引き」ってことで、
普通にロマコメ+クライム風味なんだけど、
そこはコーエン兄弟のこと。

オープニングの変なラブな絵を筆頭に、
アホな殺し屋とかアホな殺し方とか
巨大プードル(これが普通サイズ?)とか
マッドサイエンティスト的ボスとか、
「なんでわざわざそんなことする必要があるの!?」
「ええー!それってギャグですか!」
っていう小ネタを毎度毎度、
やってくれちゃうのがもう大好き!

でも、今回は普通に「いい話」「ラブな話」で
終わっちゃいそうだったので、
「うっそ、何、このヌルイ展開は!」と思ったら、
さすがコーエン兄弟!!そんなわけあるか!
とばかりに、そこから二転!三転!!
怒涛のテンションで突っ走ってくれました。

ジョージ・クルーニーと
キャサリン・ゼタ=ジョーンズの
フェロモン過多カプは、
存在自体がセクシー対決で、
ナイスキャスティングとしか言い様がないです。

ビリー・ボブ・ソーントンも出てましたが、
今回初めてビリボブに、やや萌えッとなっちゃいました。
いやらしいくらいシッブいオヤジ役とか、何とかサンタみたく、
「カッコイイ俺が3枚目やってるゼ!」という、
狙い過ぎな映画は鼻に付くけど、
今回みたいに、田舎の成金役なんてやってると
もう可愛くて仕方ないよ!!
「オラ」とか字幕も素敵だった。

勿体無かったのは、ジェフリー・ラッシュかな。
もっと出番あるかと期待してたのに。
ロン毛オヤジ、つーかジジイ大好きー。
キレっぷりがカッコイイ~。

音楽もいつものカーター・バーウェルさんですね。
「レディー・キラーズ」をこの前見ちゃったので、
「またこのノリか!おんなじだ!」と思ったけど
やっぱサントラは良いです。
コーエン兄弟の映画で使われると、
サイモン&ガーファンクルもギャグにしか
聞こえません。そもそもギャグなのか?

「レディー・キラーズ」の方が
全然ブラック・ジョーク度とアホ度が高くて
一般的な映画としての評価は低くても、
midoro的には大満足でしたが、
「ディボース・ショウ」の方は、
メジャーレーベルだからか
ロマンスと銘打ってるからか、
ちょっと毒が少なくて物足りなく感じました。

でも、ゼタ=ジョーンズがほんと綺麗で、
ああ、これなら皆騙されるわ~、というか
騙されたいわ!と、すごい説得力があったので、
見る価値ありです。
外国は「セクシー=若さ」じゃないのがいいよね!
次々着替えるセクシー衣装も全部素敵でした。

あと、ジョジクルの涙もろいアシスタント、
あいつが着てた「オブジェクションTシャツ」が
可愛かったよ!欲しいよ!

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