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April 29, 2005

4月の更新履歴。

→★「オペラ座の怪人」祭り、細々と開催中!★

gl-new074月29日 「MOVIE」に「ナルニア国ものがたり」を追加。
      公開は来年3月ですってよ!!

4月27日 「MOVIE」に「太陽の帝国」ネタバレ感想
      追加。jさん、発掘したよー。

4月26日 「MOVIE」に「いつか晴れた日に」
      「ダイ・ハード」を追加。
      アラン・リックマン強化中。気が多くてたいへんです。

4月18日 あああ~更新滞り過ぎ。予告の意味なし!
      「MOVIE」に「ラブ・アクチュアリー」追加。
      今度はアラン・リックマン萌ええー!!

4月11日「役者萌えの部屋」
      クリスチャン・ベイルコーナーを新設。
      厳密には萌えではないのだが、
      第2回ベイル強化月間の始まり始まり~。

4月10日「オペラ座の怪人祭り」に
     「オペラ座の怪人(2004)2回目感想」を追加。
     やっぱりアホだった~。素晴らしい。
     「MOVIE」に「トムとトーマス」感想を追加。
     豆氏が出てます。
     「ジーザス」も追加。クリスチャン・ベイル出てます。

4月8日 「マンハッタンの怪人/フレデリック・フォーサイス」に
     死ぬほど憤ったので、またすんごい長い感想を
     したため中。乞うご期待!!・・して下さる方が
     もしいらっしゃいましたら・・。(弱気)

4月7日 「BOOKS」に小説「戦国自衛隊/半村良」
     感想を追加。面白かったぁ。
     「FOOD」に「Tokyo Roux(日本橋)」を追加。

4月5日 「オペラ座の怪人祭り」コーナーに
     映画「オペラ座の怪人(1989)」感想を追加。
     2週間ぶりの更新です。ネタあるし、まだまだ行くよ!

4月4日 「MOVIE」に「戦国自衛隊(1979)」感想を追加。
     早速、原作本も購入しました。何だか新たな祭りが
     始まってしまいそう・・。

4月3日 週末にオペラ座の更新するとか言ってて大嘘です。
     一体いつまで祭りを開催したものか。
     映画公開中はしぶとくやるつもりですが、
     そろそろ終盤かなあ。もう3ヶ月目だもんなあ・・。

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ナルニア国ものがたり。

C.S.ルイスの「ナルニア国ものがたり」、
第1章「ライオンと魔女」の日本公開が
2006年3月に決定ですか!!
ディズニー製作っていうと、
毒にも薬にもならない素敵なファンタジーに
仕上がりそうな偏見があるんだけど、
うあー、どんなんなるんだろー。

邦題は「ナルニア国物語」で
漢字になっちゃったみたいですが、
個人的にはひらがなの方が良かったなあ!
「ものがたり」だと「さあ、お話を始めますよ!」
「これからどうなるか分かりませんよ!」っていう
現在進行形のわくわくする感じがあるんだけど、
「物語」だと、すでに出来上がっている
完成形のお話を、一歩引いたところから
冷静に眺めるような硬い気分になります。
ってmidoroの個人的趣味は置いといて。

キャスティングは、1人で目立っちゃうような
有名俳優はいないみたいですね。よかよか。
ルパート・エヴェレットとブライアン・コックスくらいか。
それも声の出演だし。

そして、萌えの要素はあるのかしら、ないのかしら!
これが一番重要だったりして。
だって、萌えでもないと、そんな7部作なんて
とても付き合っていられません。
といっても、一体何作目まで映画化する気でしょう。
興行成績次第だろうけど、「1章」と銘打ったからには
3章くらいまではやるんでしょうね。

子供の頃、胸をときめかせたナルニア国、
タンスといえば、ナルニア国。
ドラクエの主人公の名前はいつも
「ナルニア」にしていたmidoro。
あんなに好きだったのに、
細かいストーリーとか全部忘れてしまいました。
岩波の原作買っておさらいしようかしら。

おお、これこれ!懐かしい。
7巻セットで12,705円かあ。うー、高いなあ。
2007310

文庫版だと7巻セットで5,334円だけど、この装丁は
あまり可愛くないし・・。
cut7

これから映画公開に向けて新しく発売される
カラー挿絵版もあるそうです。




116371front mihiraki honbun

『◆オールエイジ向けのおしゃれなカラー版。
5月刊行開始(1点)、以降7月、9月、11月に2点ずつ刊行。
11月には全7巻美装セットも刊行。』

オールエイジって・・。そしておしゃれって・・。
んー、カラー版ってどうなんでしょうね。
頭の中で空想する自由なイメージが
その色で限定されちゃうのは勿体ない気もするけど。
装丁はいい感じです。
装画も同じ、ポーリン・ベインズですが、
描き下ろしたのか!?すごい、何歳なのかしら・・。
83歳でした。存命だったことにビックリ。
7巻セットの値段は出てないけど、
1巻が1,365円だから、セットで1万円くらいでしょうか。
ちょっと安くなるのね。カラーなのにお得だ。

でも、11月に全巻揃うんじゃ、遅!!
そんなには待てないなあ。
やっぱ、昔懐かし版かな・・。
ナルニア国も訳が瀬田さんだったのは知りませんでした。
さすがです。(→「指輪物語」旧版の訳者さんです)

あと、C.S.ルイスがトールキンのおともだちで
ルイス自身は神学者だったっつーのも
初めて知った。どうりで深いわけだヨ。
大人になって読むと、どんな風に感じるのか楽しみです。

でも、ひょっとして細かいことを忘れてるうちに
映画を見て、それから原作を買った方がいいのか?
原作読んだ後に映画を見ると、
違いがいちいち気になっちゃうからなあ。
あー悩む。原作付きは悩みます。
どの版を買うかも悩みます。
結局決まらなくて買い逃すことも多々あるので
早く決めなきゃー。

上記の情報は全て、岩波書店様HPより。

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April 27, 2005

「太陽の帝国」ネタバレ感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆

この映画については「感動した!」とか
「大好き!」って方が多いので、
お好きな方にはたいへん申し訳ないのですが、
midoroはこの映画、見ていてすっごく気持ち悪かったです。
戦争を綺麗に描き過ぎている、という点で。
でも、そのあり得ないような美しさとか純粋さとか
夢見がちなところが、この映画の魅力なんだろうな、
ということは分かるので、単に好みの問題でしょうか。

さてさて、この作品でデビューし、
天才子役の名を欲しいままにした
クリスチャン・ベイルですが、正直引きました・・。
こ、これが天才子役?
いくら幼いとはいえ、アホみたいに無邪気でピュアで、
そのくせ、ところどころ妙に小賢しくて、
はっきり言って全然可愛くない。むしろキモイ。
可愛くない子役なんて存在がこの世にいるとは驚きです。
さすが、ベイル。恐るべし・・。

これが我々の夢とか期待を裏切ってくれる
「リアル」な子供像で、そういう役作りを
わざとしているのだとしたら凄いですが、
彼の演技と、スピルバーグ監督の
謎の爽やか演出があいまって、
全体的にすっごくいやらしくて
居心地の悪い映画に仕上がっています。

ストーリー自体は別にいいんですよ。
彼が演じる、甘やかされて育ったお金持ちのお坊ちゃんが、
今まで当然のごとく甘受していた生活や価値観を
戦争によって全て引っくり返されてしまい、
そのことに戸惑っている姿は良かったし。
自分の召使だと思っていた中国人のアマに
引っ叩かれて呆然とするシーンなんて、
人間対人間の関係で考えたとき、
自分自身の力なんてこれっぽっちもなかったんだって
思い知らされるナイスなエピソードです。

それから、上海で生まれて育ち、
イギリスを見たこともないイギリス人の少年が
戦争によって親や属する共同体から離され、
自分の寄るべきところを失くしたとき、
確固としたアイデンティティーを持たないがゆえに、
イギリス人やアメリカ人、そして日本人たちと
国籍や人種の壁を超えて心を通わせることの出来る
存在になる、という流れ自体は良かった。

そして、ずっと誰かにすがりたくて
自分を受け入れてくれる存在を探し求めていた少年が、
ラストで友達だと思っていたベイシーから離れ、
自分一人で生きていこうとする。
これらの「少年の成長物語」としての
大筋はいいと思うんですよ。

しかし、何がダメって、一つ一つのエピソードに
全然説得力がないというか、アホっぽくて
「ええ、マジでそんなことしちゃうの?」って
思わされっぱなしでした。
脚本もベイル少年の演技もひたすら胡散臭いので、
監督の趣味が悪いのか、ベイルが悪いのか
分からないけど、これ、ほんとに自伝的小説の映画化か?
こんな少年が本当にいたら、すごいヤなんですけど。

例えば、最初の方で、「降伏する」と叫びながら
街中を彷徨ってるけど、彼、全然分かってないよね?
相手の捕虜となることの意味っていうのを。
辱められても殺害されても文句の言えない
立場に堕ちるんだってこと想像付かないんだろうか。
パニックになって、必死でやってる行動なんだろうけど、
すんごいアホに見えます。

それから周囲の人を守るためとはいえ、
日本兵の前で気軽に土下座してみせたり。
当時の日本人にとって、土下座っていうのは
すごく重い意味を持つ行為だったはずですよね。
だから、その覚悟と決意を受けて
日本兵は少年を許したんだろうに、
それで許されたことに気を良くしたのか
もう一度同じ土下座をしてみるけど、
1回目は通じても2回目はダメでした。
口先だけの謝罪にしかもう見えない。
それで、本人がすごく要領よく立ち回ってるつもりなのが
いやらしくてなんか嫌でした。

あと、収容所の厳しい生活にも適応して、
どんどん逞しくなって、敵も味方もなく交流を持ち、
零戦を見れば胸を躍らせ、飛行機乗りに敬意を払って
活き活きと暮らす少年の姿には、
悲壮感というものがまるでなく、
戦時中でも明るさと健やかさを失わずに
成長する少年の姿が描きたかったんだろうけど、
実際この環境でそうやっていられるものか?と
少々疑ってしまいます。

そして、今まで自分が暮らしていた収容所を
焼き払ってくれたP51に興奮して飛び上がるシーンには
すっごい寒気を感じました。
何なんだろう、この天真爛漫な無邪気さは。
日本兵に「ワタシタチハトモダチ」とか言ってたのに、
その友達がP51の攻撃のせいでバタバタ死んでることは
割とどうでもよさげなので、
あれはただの媚で処世術としての「友達」だったのか?
だったら、やるなあ!
それとも、飛行機とか爆発とか見ると興奮して
全部細かいことがどうでも良くなっちゃう
ただのおバカさんなんだろーか。子供ってこんなもん?

そして、最高に嫌だったシーンは、
ミセス・ビクターが亡くなったときに、
辺りから美しい白い光が降り注ぎ、笑顔になる少年。
「(白い光は)天国に昇るミセス・ビクターの
魂かと思った」と彼は言いますが、
でも後になって、それは長崎に落とされた
原爆の光だったことがわかります。
その美しい白い光の下では何万人もの人が死に、
阿鼻叫喚の地獄絵図だったはず。

これってほんとに、
監督は一体何を描きたかったんですかね?
ミセス・ビクターも長崎も美しい白い光に包まれて、
それが祝福された死だったとでも?
これは辛い現実から人々を解放してくれる救いの光?
逆に、その光の持つ本当の意味も、
残酷な現実にも全く思い当たらない
少年の幼さ、無邪気さに皮肉を込めて?

このシーンがすっごく気持ち悪かったのは
何だろう、自分が日本人だからでしょうか。
原爆のことも、アメリカ人だったら、
「これで戦争が終わったんだ!やった!」
「僕らが勝ったんだ!勝利の光だ!」とかって
単純に喜べるんですかね?
だから白い光が美しいものとして描かれるんでしょうか。
この辺がどうも理解出来ませんでした。

そして最後、少年は両親と再会しますが、
これも全くの綺麗事にしか見えません。
親を失くして孤児になった子供たちが山ほど
いるのに、この少年、とことんラッキー。
最後までラッキー。
これからどうなるかわかんないけど
頑張って強く生きて行く、くらいで曖昧に
終わらせて欲しかったなあ。

結局、この映画で一番描きたかったのって、
戦争の悲惨さでも残酷さでもなく、
戦争を通して自立し、一回りも二回りも大きくなった
少年の姿だったってことでしょうか。
でも、結局両親の元に戻っちゃうんだよね・・。
あんまり成長したようにも見えないし。

それと、戦争って、人が困難を乗り越えて
逞しく成長するための通過儀礼として描いていいのか?と。
midoroは戦争を扱った映画にはもっと
臓腑をえぐられるようなものを期待しているので、
なんか「色々あって大変だったね!お疲れ!」みたいに
軽い感じで描かれると腹が立って来るし、
あんまり美化して欲しくないんですよ。

もちろん、戦争を寓話化して明るく明るく描くことで、
残酷さや悲しみを際立たせる戦争映画もありますが、
この映画は「そのまんま」明るく見えちゃうんですよねー。
だって、「ああ、戦争ってなんて・・(涙涙)」って
全然思えなかったもん。少年、楽しそうでしたし

だから「素晴らしい戦争映画」「反戦映画」として
評価されているけど、この映画って、
戦争を題材にしただけの青春映画、
またはドラマ映画で、感動物ですよね?
ちょっぴり悲しくてちょっぴりジーンとして
歌と音楽と映像が綺麗な映画ってことで。

ただ、この辺りの「戦争映画」としての不満や
物足りない部分は、それこそ
「プライベート・ライアン」を見れば全て
解消されるんじゃないかと思うので、
そっちに期待してます。見たら絶対ヘコミそうで
気軽に見られないんだけども。

あれ、真面目に語り過ぎてツッコんでないな。
とりあえず、若いマルコヴィッチはキモくて良かった。
あと、ツッコミどころあり過ぎて追い付かないんだけど、
ほとんどの映画では日本人が出て来ると
大概えらいことになるので、この映画での
描かれ方っていうのはマシな方でしょうか。

それと、日本兵の少年とマンゴーのくだりは
スゴ過ぎた。お約束だが、それをあえてやっちゃいますか!
でも、刀で果物切らないだろう!!
一瞬、ギャグかと思いました。
まあ、この笑いと悲しみが紙一重、みたいなネタは
切な過ぎて戦争物としてはアリだと思うのですが、
でも、この映画はきっと感動物なので、
感動物でこのネタやるのは間違ってる気がするな・・。

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April 26, 2005

ハリポタ熱、再燃。

アラン・リックマン萌え転じて、
突然セブルス・スネイプ萌えですよ!あーた。
今頃何で開眼するか!ほんとに。
「ダイ・ハード」でのアラン・リックマンの
いっそギャグと言っていいほどの
古典的で素敵な悪人っぷりと、
溢れんばかりの「SなのにM」ッ気に当てられました。
「怖いのに可愛い」とか「冷たいのに間抜け」とか。
スネイプも同ジャンルでアリだな、と。

midoroは基本的にS好きですが、
厳密にはクール・キャラ全般に弱いのです。
クールにも2種類ございまして、
「見た目ニッコリ、実は腹黒」と
「一見怖いけど実はただの不器用」に分かれます。
前者はルーピン、後者はスネイプですね。
結局両方好きだったりして。

おかげで、スネイプ関連の
ドリー夢小説をこの1週間ほど読み漁っておりました。
ハリポタの同人誌もひっくり返して来て
スネイプの登場箇所を細々と探す有様。

腐女子的に言うと、midoroは
ほのぼのルシリが大好きですが、
そういえばエロなしジェセブ、もしくはハリスネも
割りと好きでした。やっぱ好きなんじゃん。スネイプ。
おちょくられるS(実はM)が好きだー!!
自称、攻寄りリバのmidoroとしては、
スネイプみたいなのには、いじめられたいし、
逆に時々いじめ返したりしてやりたいです。

親世代ファンだから、DVDは
アズカバンしか持ってないんだけど、
賢者の石と秘密の部屋も買おうかという勢いです。
アラン・リックマンはもう60歳だから
とっくに角を曲がっているはずなんですが、
賢者の石とアズカバンの変わりっぷりがすごくて、
壮年から老年まで一気に進んでしまったような
老け方なので、比較的若いセクシースネイプが見たい。
さあ、原作ももう1回、スネイプ登場シーンだけ
拾い読みしなきゃ。
萌え視点を変えれば何度も楽しめてオイシイですよね。
ハリポタに限らずキャラが立ってる作品は。

【以下、5巻ネタバレ。ハリポタ未読の方注意】
【更に6巻予想なので既読の方も注意】
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しかし、ドリー夢とか読めば読むほど、
6巻で死にそうなのはスネイプだという気が
して来てならないです。
ローリング女史によると、また主要人物が死ぬ
ということだったので、最初、ルーピンだったらどうしよう!
と思って焦ったけど、
さすがに4人衆全滅ってことはないよね。
可哀想だけど、先生はきっと最後まで見届け役だよなあ。

映画の方のアズカバンでは、
人狼になったルーピンから
ハリーやハーマイオニーを守ろうとして
両手を広げて前に立ちはだかるスネイプが
やけにフィーチャーされていましたが、
この人の不器用さって、ほんといかにも
誰か(=ハリー)を庇って死んじゃいそうな役回りですよ。
ジェームズのとき、何も出来なかった代わりに
今ここで!みたいな。
「実はいい人でした」「せんせえー!!」みたいな。
パターンとしては、これが一番ありがちで、
しかも読者の涙を大量に誘うかと。

デス・イーターで重荷を色々背負ってるし、
ダンブーの命令にはめっさ忠実だし、
この辺の伏線から考えてもなあ。
ああ、スネイプ以外、想像が付きません。
まさか子供は殺さないだろうから、
ハリーの周りにいる大人ってことでしょ?
ロンのパパママは主要ってほどじゃないし、
マクゴナガルもハグリットも
あまりインパクトないっていうか。(すみません)

ダンブルドアは普通にありそうだけどね。
いわゆる世代交代ですよ。
ここで魔法界の一つの時代が終わるわけですよ。
ダンブルドアだったら、悲しいけど
めっちゃ平和な終わり方になるんだけどなあ。
てことは、もしダンブルドアが死ぬとしたら
普通のパターンでは最終巻になるだろうから、
6巻ではまだ死なないか。導く人がいなくなっちゃう。
あーでも、5巻でちょっとハリーは絶対だと思ってた
ダンブルドアの弱さとか見ちゃって、
ちょっとダンブルドアを卒業しかけたような感じもするから
それでもおかしくはないけど。

もしスネイプだったら、なんかもー痛くて可哀想で嫌だなあ。
6巻でスネイプが死んだら、ハリーは思春期を終えて
大人になるだろうし。てことはやっぱスネイプかなあ。

ということで、死にそうな人ランキング
1位:スネイプ
2位:ダンブルドア
3位:ルーピン

ああ一体どうなることか。7月16日。
邦訳出る前にネタバレするの確実だし。
というか、好奇心に負けて自分で
探ってしまいそう。5巻も自らネタバレしたし。
こういうとき翻訳物は辛いですね。
英語が分からなくても人にバラされる前に
挑戦するべきなのか。むー。

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April 22, 2005

「ダイ・ハード」ネタバレ感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

※隅々までネタバレしておりますので
お気を付け下さい。

え、なんで今頃「ダイ・ハード」かって?
ハンス・グルーヴァー激萌ええええええ!!ですよ!
アラン・リックマンです!!
物覚えが悪いため、映画見終わったら
速攻で役名なんて忘れちまうmidoroですが、
あまりのカッコ良さに、きっちりアランの役名が
インプットされてしまいました。
アラン!あんた最高や!!

ダイ・ハードはブルース・ウィリスの
大出世作ですが、それより
「アラン・リックマンの記念すべき映画デビュー作
&ハリウッドデビュー第1作」
と言った方が良かろう。個人的には。

もちろんアラン目的で鑑賞してるわけだから
目がそっちに行くのは仕方ないとしても、
でもブルウィリと同じくらい、画面に映ってる気がするよ?
知らなくて見ても多分、「うっわーやな奴!!
でもなんかカッコイイ!!誰よ、この人!?」
と思うに違いないよ!

はぁはぁ、ちょっと落ち着いて行くか・・。
いやーでも、アラン萌えでもしなきゃ、
今頃ダイ・ハード見るとは思いませんでした。
懐かしいです。子供の頃、テレビの洋画劇場で
見た覚えがあります。筋はほとんど忘れてたけど。

やっぱり、同じようなハリウッド・アクション大作でも
良く出来てる映画と悪い映画の差は歴然としてあって、
ダイ・ハードは文句なしに良く出来てる方ですね。
脚本も演出もとってもお上手。
一世を風靡したのもうなずけます。
アクションシーンも、実際のビルで撮影したそうで
当時の特殊効果としては、結構頑張ったんじゃ?
ビルの中を爆破するシーンの迫力がすごかった。

この手のものって、「それはねーだろ!!」って
アホなツッコミどころが沢山ありそうなもんだけど、
意外なほどないんですよ。
割と、真っ当に作られてますよね。
テロリストやFBIの行動に、意味不明なところが
あったような気がするんだけど、あんま良く聞いてなかった。
結局、何を盗もうとしてたのかも分かんないままだったし。
つーかもう、筋とかどうでもいいんス。どうでも。

悪役のアラン・リックマンもカッコイイが、
ブルウィリも健気で泣かせます。
普段、この人の映画って嫌いだけど、
ダイ・ハードは例外にしてやっても良い。(←偉そう)
やっぱヒーロー像の設定が良かったですよね。
最初、逃げ回ってるブルウィリには違和感を覚えたくらい。
普通、こういう映画だと、ヒーローは猛然と反撃するもんね。
でも、実際にこんな目に遭ったら、
刑事だってほんと困っちゃうよねー。

ブルウィリってば、スイッチ入るのがめっちゃ遅くて
最初、ドキドキハーハーしながらコソコソ逃げ回ってるし、
泣き言は言うし、自分で倒すより警察呼ぶ方に必死で、
1時間経っても、まだテロリスト3人ぐらいしか殺せてないし、
おいおい、このペースで大丈夫か?と
こっちが心配しちゃうくらい普通のおっさんでした。
そんなおっさんが血と汗でドロドロになって
頑張るお話なんだから、嫌でも応援したくなりますよ。そりゃ。
だって、裸足だよ!?

映画見てると、どうも、外国人の「素っ裸」の定義に
靴は入っていないな、って話をこの間したんだけど、
家の中に土足で入って、ベッドに靴履いたまま
寝転がるくらいだから、もうほとんど体の一部なわけでしょ?
それを履いてない=この何一つ頼るもののない
寄る辺なさよ!!想像すると泣けそうです・・・。
靴履いてない外国人なんて、見た目も本人の心情も、
貧相もいいとこだよね。きっと。

それで、裸足にランニングいっちょで
テロリスト(を名乗る強盗集団)12人に対し1人で
戦わなきゃいけなくて、更に外には
全然味方にならない、警察とかFBIとかマスコミとか、
テロリスト以外にも敵がわんさかいるわけですよ。
内側にも裏切ろうとするアホがいるし、
外にも内にも敵ばっか、っていう
この構成はお約束をきちんと踏襲してて
いいですね。

全く話の分からない、邪魔ばっかして来る警視に、
こいつめ!とムカついていたはずが、FBIが現れた途端に
そいつが弱くて可愛い人に見えちゃうのも良いです。
思わずテロリストの応援をしたくなるくらい、FBIムカツクし。
こういう風に「敵」がどんどん上位に移って行くと
飽きさせません。

そして、人質の中に妻がいることで
いつ2人の関係がテロリストにバレるか、と
もうドキドキしっぱなし!
それにしても伏線の張り方上手いよなー。
初っ端の、「飛行機降りたら裸足になって
足の指を丸めると飛行機怖いのが直る」とかって
いう設定はちょっと突然過ぎて、
いかにも、裸足にさせるために無理やり
作った設定、って感じですが、
別居してる妻がすでに姓を変えてしまっているのも、
何気なく家族の写真が入った写真立てを
伏せるのも、人質になったときすぐに関係を
バラさないために伏線だし。

で、アラン演じるテロリストのリーダー、ハンスが、
「ガラスを撃て」って言ったときには
最初何のことだから分からなかったんだけど、
そういえば、ブルウィリの裸足の足をマジマジと見てたね。
これもある意味、伏線。
つーか、ハンスがマジでカッコイイんですけど!
頭いいって素晴らしい。
おかげで、ブルウィリは、足にガラスの破片ブッ刺してるし、
もう見てて痛い痛い!です。
さすが、ダイ・ハードといえば「裸足にガラス」。

そんで、エレベーターシャフトの中落ちかけたり
屋上から飛び降りて、助かったと思ったら
ズルズル引っ張られて連れて行かれそうになったり、
舞台が高層ビルの中だけあって、落ち物系アクションが満載。
あの「あ、あ、あ、落ちるよ!落ちちゃうッ!!!」
っていうハラハラがたまりません。

最後の、肉弾戦で殴り合いのあたりは
長いので適当に流して見てましたが、
最後のブルウィリ2人早撃ちにはシビれました。
さすが、カウボーイ。カッコ良かった。

あと、ブルウィリの相棒になる黒人巡査部長。
この人、登場したときは単なる大食いのデブで
仕事も適当なただのアホだったのに、
ブルウィリの味方になって、会話してる間に
どんどんカッコ良さが上がって行くのが笑える。
midoro的には、この人たちの「漢(おとこ)同士の会話」
が長いしクサイしウザくて、お前らの友情なんて
どうでもいいよ!このソウルメイト!と思ってしまいましたが、
これもこの映画の売りの一つなんでしょーね。

ラストもちゃんとどんでん返しを入れてありましたが、
ブルウィリが、生き残ってたテロリストに
襲われそうになる、というパターン自体はお約束なのに
これが予想外で、すっごい驚かされました。
だって、あいつ完全に死んでたじゃん・・?
鎖で首吊られてぶーらぶらしてたのに、
まだ生きてるってどういうこと・・?

あと、こいつを倒したのが黒人巡査部長の方で、
ええっ、主人公じゃなく、相棒がラストを締めるのか!?
それでいいんだ!ってとこにビックリしました。
巡査部長の過去のトラウマまで払拭させてあげるなんて、
こんな感動ネタまで平気で入れちゃうような
お前らのハリウッド根性にゃもう完敗だヨ!
って感じです。

さあさあ、では最後に
アラン・リックマン萌えコーナー!!

もう初っ端からカッコ良すぎです!!
部下を従えて颯爽と乗り込んで来る登場シーン!!
トレードマークの眉間のシワと、
ヒゲとコートがカッコイイ~!!
そして若い!!!
映画デビューが40歳のときだから、これ以上
若い頃の作品が見られなくて残念だけど、
40だとまだ肌にツヤがあるのねー。

んで、テロリスト強盗なのに
スーツにネクタイ締めて来ちゃうような超ジェントル!!
いや、冷酷に人を殺すから
ジェントルっていうのは違うんだけど、
でもそうとしか言い様がないくらい
知的でクールで、丁寧で。っていう英語は何だっけか。
部下がわあわあ慌てても全然動じないし、
ああ、もうカッコイイ悪役、大好き!!!
萌え殺されるー!!!

そんなクールな悪人が、何か取って付けたように
ところどころ歯を見せて笑ってるのも
胡散臭くて気持ち悪くて最高です。

自分をテロリストに見せるために、
同志の解放を要求するシーンで
「アジアの曙」とか超適当に言ってるとこもなんか好き。
「タイムに載ってた」とかって。
あとで警視が無線で「ドーン!D・A・U・W・N!!」
って大声で真面目に説明してるのも笑ってしまった。

一番の見せ場はここですね!!
ブルウィリにバッタリ遭遇しちゃった瞬間、
「殺さないでくれ~!!」と
泣き喚くハンス!!!もっきゃー!!!
ヘタレ演技が上手すぎです!
ブルウィリに「上手く声を変えたな」って言われてるけど、
それは全然変わってない気がするんだけどねー。
相変わらずのベルヴェット・ヴォイス(ぷっ)。
ファンの間ではそう呼ばれているらしいです。
でも、実はただのもっさり声だと思うよ!

このシーンで、高いとこから飛び降りた瞬間、
ハンスの上げてた前髪が一瞬パサッと落ちて来て
前髪が綺麗に揃っちゃってるのが可愛くて笑えます。
あと、ブルウィリの真似して
汚い言葉を吐いちゃうシーンも素敵・・。

で、ラストのビルから落ちるシーン!!
撃たれておしまいじゃなくて、
アランにこんな見せ場のシーンをくれるなんて!!
監督ぅ!!感謝するよ!
そして、落ちる瞬間のアランの呆然顔ってば!!!
ああん、もう、なんてイイ顔するのー!!!
おかげで、アランに完全にメロンメロンです。
他の作品もすぐ見なきゃ!

ダイ・ハード自体面白いしドキドキするし、
更にアランガッツリで、すんごい消耗しました。
しばらく興奮が抜けんな、こりゃ・・。

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April 20, 2005

「いつか晴れた日に」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

ハリポタ見ても、スネイプ先生には
全然ときめかなかったのに、
「ラブ・アクチュアリー」を見て、
トボけたおっさん役のアラン・リックマンに
思いっきりやられてしまったmidoroです。
いい男が他にわんさか出てるというのに
なぜアラン・・。

さて、この映画、DVDのあらすじ紹介を読んでたら、
アラン・リックマン演じる年上の大佐が
ケイト・ウインスレットに恋をする
とか書いてあるので、「なんだとー!」と思って
速攻借りて来ました。

原作は「高慢と偏見」のジェーン・オースティンによる
「Sense and Sensibility」です。この小説を基に、
エマ・トンプソンが少々ロマンチックな脚色をしたそうで、
アカデミーの脚色賞も獲っているのですが、
内容はやっぱり「高慢と偏見」と酷似していて、
全く同じテーマ、キャラ、エピソードを持つ、
対になった双子の映画でした。
これはいっそ、邦題も「分別と多感」で訳して欲しかった!
硬くたっていいよ!

この間「高慢と偏見」を見てるから、
ストーリーはおおよそ予測が付いてしまうんだけど、
それでもやっぱ、やきもきさせられました。
ほんと、メロドラマに時代なし!
ノロノロとゆっくりしたテンポで進む、
時代がかった恋の鞘当ては、
好きな人には楽しい映画でしょうが、
リアリストや派手な展開が好きな男性とかが見たら
かなりイライラしそうです。
「おまいら、とっととはっきりせえやー!!」と
ちゃぶ台引っくり返したくなるんじゃ。

エマ・トンプソン、いつも年以上に老けて見えますが、
今回は、賢くて分別があり「耐える」長女役にベストマッチ。
必死に感情を抑えて耐える姿が胸に染みます。
妹役のケイト・ウインスレットは情熱と奔放さ、
19歳という若さがエマと対照的で良かったです。
相変わらずムチムチだけど。
タイタニックで、顔から血の気が失せて
白塗り状態になってたのは、どうやら
メイクでなく、自前らしいことが分かりました。
2人が姉妹の役なのに、全然似てないのも逆に良い。

アラン・リックマンは、元々ボヘーッとした
締まりのない顔だし、また小娘に惚れちゃうような
ちょいととぼけた感じの役なので、おかしくておかしくて、
ストレートにカッコイイとは言いがたかったのですが、
でもやっぱそのとぼけ具合がカッコ良かった。
つーか、可愛かったよ!あんた!可愛すぎだって!
ツッコミどころも沢山あって、大・満・足☆

あと、出番は少なめですが、へなちょこヒュー・グラントも
すっごい気が弱そうで良かったし、
エマとケイトの姉妹のお母さん役は
ブリジット・ジョーンズの母親だし、
ハリポタのマダム・ポンフリーと
魔法省のファッジ役の役者さんも出てるので、
イギリス俳優好きはチェックしてみて下され。

脇の役者も皆、ちゃんとした人たちだし、
ストーリーもツボは押さえてるので
大したことない話だけど、面白かったです。
ロマンスのくせに136分もあるので、
途中でちょっと疲れましたが、
「高慢と偏見」とほぼ同じ内容を
2時間ちょいで描ききったのはすごい!
(高慢と偏見は311分。連ドラだからだけど)

あと、舞台であるイギリスの田園風景やお屋敷も素敵だし、
洋服とか小道具も可愛かった。
普段着で、胸のすぐ下から膨らみ始める、
ゆったりしたワンピ?は、相変わらず
マタニティドレスにしか見えませんが。
体のラインを隠し、胸を小さく見せ、
下半身をより太って見せるという、恐ろしい服です。
まあ、胸は豊満な人だと逆に盛り上がって
谷間が見えるので、いやらしいですけどねー。


【以下、ネタバレ注意!!】
【「高慢と偏見」にも触れてます】
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いやはや、それにしてもツッコミどころ満載ですよ!
まず、アラン・リックマン!!!
お前が、「高慢と偏見」のコリン・ファースの
役回りかあああ!!!って時点でもう爆笑!
寡黙だけど、すっごい良い人そうな大佐でした。
ケイト演じるマリアンヌと初めて会って
恋に落ちるシーンとか、口半開きだし、
なんか全体的にだるーんとしてて笑ってしまった。

そして、雨に打たれたマリアンヌを
大佐が抱きかかえて連れて帰って来るシーン、
すっごい重そう。さすが肉塊、ケイト!
アラン・リックマンはもうゼーハー言っちゃって、
ヘトヘトになってます。虫の息って感じです。
弱くてナイス!!
そういえば、馬に乗るシーンも、
ヒラリ!じゃなくて、なんかもたついてたので
最後まで写さず、途中でカメラの向きを変えちゃってましたし。
「大佐はピアノの名手だ」と何度も出て来るのに、
結局、一度も弾かなかったのも、あれっ?て感じ。

あと、エマ演じるエレノアに、
結婚する2人を応援したいから
どうしてもエレノアから2人に伝えてくれって頼んで、
エレノアが辛そう顔をしてるのに
全っ然気付かないニブさにも
「大佐ってば、もう!バカバカ!このおニブ!!」
と地団太踏みたくなりました。

大佐以外では、
マリアンヌが散歩しててスッ転ぶという
相当わざとらしいシーンで、
颯爽と助けに来たハンサムのウィルビー役、
グレッグ・ワイズに爆笑!!
あんた、「高慢と偏見」のウィカムと、全く同じ顔ですがな!!!
軽薄でいい加減で身持ちの悪いハンサムは
この顔なんです!とバッチリカテゴライズされちゃってるよ!

もうこいつがキモくてキモくて仕方ないので、
「風采上がらなくても、絶対大佐の方が
いい人に決まってるのに!!
ああ、もう、大佐、「2人が幸せなら・・」とか
我慢して見守ってないで、ガーンと行っちゃってよ!!」と
超やきもきしました。

ラストも相当笑いました。
結婚式のシーンで、当然ヒューとエマのカップルが
出て来るのかと思ったら、赤い軍服でキメた大佐だし!
すみません!大佐、似合ってません!!
どう考えても、すぐに結婚しそうなのはヒュー&エマカプの方で、
大佐はまだ、傷付いたマリアンヌの心を
ゆっくりとほぐしてる途中で、
結婚までには時間がかかると思ってたのに。
やるなー、大佐!!

まあ、一度その気になったら早そうな
マリアンヌの情熱と、経済状態に何ら問題のない
大佐のカップルの方がすんなり結婚出来たってことでしょうか。
ヒューたちの方は反対が多くて大変そうだもんね。

もう、とにかく大佐がボヘーッとしてて、
でもカッコ良くて、たまに見せる笑顔とか、
おどけてマーガレットに敬礼して見せたり
冗談を言ってるシーンがたいへんに可愛かったので、
満足でございます。
アラン・リックマン、やっぱええわ~。

あと、カテゴライズといえば、
ヒュー・グラントが演じるエドワードの弟、
ロバートがヒューと全然似てなくて、
しかも「高慢と偏見」のあのキモイ神父と
これまた同ジャンルの、「下頬もっちり
唇すぼみビーバー系」?だったのでこれまた爆笑!
ルーシー、煮え切らないエドワードをあきらめて
さっさとロバートに乗り換えたのはエライけど、
あれで良かったんだ!?すげえ!

ルーシー役の女優さんは、辛そうなエレノアに気付かず、
無邪気に「お友達になれて良かった」とか言って
喜んでる図太さと、ロバートでもOK!ってくらい
毛の生えた?心臓を持つ女の子の役が似合ってました。

あとは、パーマー夫人?の旦那が
渋くて嫌味で結構好きでした。
これは「高慢と偏見」でいう、親父さんの
役割ですね。こういうクールな皮肉屋さん大好き。
ブラックユーモア大好き。
興奮した妻にクシャクシャにされた
新聞を直してるのが可愛い。
赤ん坊をさも嫌そうに抱き上げてるシーンも好きです。

個人的には末の妹、マーガレット役の子が
すごく可愛くて好きでした!
最初、小さいのにアゴが割れててビックリしたけど、
利発そうでやんちゃで可愛いの。
地図と木登りが好きで、人懐っこくて遠慮がなくて、
この子はどういう女性に育つんだろう?
若草物語のべスみたいな感じかな?とか
なんか想像が広がってしまいました。
ブルーのドレスが似合ってて可愛かったー。

他の脇役も、皆良かったです。
うるさいけど、親切なジェニングス夫人とか
古典的な意地悪役のファニーとか。
ルーシーにキレるシーンで、文字通り、
ルーシーの鼻をつまんで
追い出したのがすごかった!

ヒュー・グラントは登場した瞬間の
おぼつかない歩き方とか、お辞儀とか
猫背とか、ほんと愚鈍そうで笑った。
もー煮え切らないったら。
おッ前、結婚してないんだったら、
とっととエレノアに申し込めよー!!!
と最後、感動のシーンにツッコミ入れまくり!!
まったくよー、お前がグズグズしてっから
ややこしくなるんだよーと、
メロドラマの手法に完全にハマッてるmidoroです。

あと、未公開映像で、ヒューとエマのキスシーン、
カットされてましたが、お互いに不器用な感じが
ほんわかムードで可愛かったので、
カットされたのはちょっと残念だったけど、
でも、いかにもなラブシーンを排除した監督は
冷静でエラいですね。
あの2人は、ゆっくりやって行くのがいいってことかな。

しかし、当時は、女性は財産を相続出来ないのに、
仕事をすることも出来ないので、
食って行くためには結婚するしかなかったっていうのが
ほんと恐ろしいです。
いかに条件のいい相手と早く結婚するか
大騒ぎして、家柄とか持参金が最重要視されるのも
仕方ない状況なんですね。愛は二の次。
でも、愛が金を上回っちゃうこともたまにはあって、
というか、あって欲しいと思ってるから
そこにロマスが生まれるわけで。
「愛と金」は永遠のテーマですな。

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April 19, 2005

「ラブ・アクチュアリー」感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

こういう「オシャレでロマンチックで
コメディでちょっぴり切なくて」な映画って
反吐が出そうなんだけども、
やっぱりイイものはイイのであった。

センスのいい冷静な人が作ると、
こんなベタベタで甘々な映画なのに
それほどいやらしさが感じられなくて、
いつの間にか、応援しちゃったり
一緒に笑っちゃったり、すんなり
入って行けてしまった自分がちょっと悔しい。

さてさて、クリスマスのロンドンを舞台に
親子や兄弟、恋人に友人など、
「19人が織り成すそれぞれの愛のカタチ
――それはあなたの物語(ストーリー)。」

ってことで、オムニバス形式かと思ってました。
1話ごとに登場人物が変わって、
最後で全員の関わりが明らかになるのかと。

そうしたら、人物がごちゃごちゃと全部一緒に出て来て
というか、次々と場面が入れ替わって錯綜しながら
話が進むので、誰が誰やら何だか良く分からんなあと
思ってましたが、登場人物とそれぞれの背景を
把握した辺りでやっと面白くなって来ます。

監督が自ら脚本に一番合った曲を選んでるだけあって、
音楽も良かったし(クサイけど)
何より、俳優陣が皆良かったです。
有名イギリス人俳優が目白押しだし。

特に、midoroはアラン・リックマンにメロリ!!
悪役じゃない、ちょっとトボけたおっさん役の
アラン・リックマンってたまらない・・!
エマ・トンプソンはあんまり好きじゃないんだけど、
ああいう普通のおばはん役は
似合い過ぎててちょっと泣かせるものがあるな。
スネイプとトレローニー先生が夫妻っちゅうのもまた。

ヒュー・グラントはさすがラブコメキング!
あんなタレ目のどこがハンサムでセクシーじゃ!
と普段は思っていても、カッコイイくせに
不器用な3枚目なんか演じてると、
やっぱり上手いし可愛いのです。
困った顔して八の字眉になってるときが
奴の本領発揮!って感じでしょうか。

インタヴューで「たいして大きくはストーリーに
絡まないから楽だった」みたいに言ってたけど
嘘こけ!お前が要だったじゃないか!
さすが大物は言うことが違います。

って、男性ばかりに言及してますが、
女性も皆良かったですよー。
全体的に、女が強くて男がヘタレなこの映画、
現代では、日本もイギリスも、
女性が強いのは皆同じ、ってことでしょうか。
「ああ!もう!お前らとっとと行っちゃえよ!」
とジリジリしているところに、女の方からガーッ!と
やってくれるとめっちゃカッコイイ。スッキリしました。
見習いたいものであります。隊長!

しかし、クリスマスに一人でこれ見たら
すっごい寂しくなるだろうな・・。
カップルはクリスマスに是非見て
心も体もあっため合って下さいよ。
これを見て、「よーし私も頑張っちゃおう☆
幸せはきっと足元に転がってるはず!」
と思えるような前向きな人を除き、
寂しい独り身の方は、普段の日にひっそり見ることを
オススメします。


【以下、ネタバレ注意】
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      ・
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DVDに未公開映像集が入ってましたが、
監督のリチャード・カーティスの
冷静な判断力が発揮されてて面白かったです。

サム坊のアクションシーンなんて、
恐ろしくて冷や汗が出ましたよ。
こんなシーンがあったら、ギャグにしか見えませんて!
感動のシーンのはずなのに、噴出しちゃいますよ!
ほんとカットされて良かった!!と
心から胸を撫で下ろしました。

そんなすごい体操の才能を持ってるような
男の子だったら、別に悩んだりする必要ないじゃん。
やっぱあれは、目立たない男の子が
学園のマドンナを射止めるために
下手な楽器を練習してみたり、勇気を出して
追いかけたりするのがいいのであって。

特撮までやってわざわざ撮影したという映像を
要らないシーン、要らない設定として、
バッサリ削った監督がスゴイです。

他に、アフリカまでわざわざ行って
ロケしたという映像もカットされていました。
いいシーンなんだろうけど、これを入れると
ちょっとテーマが大きくなり過ぎるんでしょうね。
どうせ、19人も人物が出て来てたら
全体としてそんなに重い深いテーマは
描けないだろうから、サラッとライトに流して
正解だと思いました。

しかし、普通はもったいないから、撮影したものを
なるべく全部使おうとして詰め込みすぎて、
冗長な作品になったりするのに、
この監督は「上手く繋がらないから」という理由で
削るところはきちんと削ったのがすごいです。

それでも135分はちょっと長かったかな。
面白いから退屈はしなかったけど、
ラブコメは120分まで!!midoro定義!
19人の登場人物も、もっと絞っても良かったんじゃないかと。
全員を無理やり、親戚とか友人とか、
何かの知り合いにしてしまったのも、
ちょっと嘘っぽくて引きました。
別に、クリスマスのロンドンでただすれ違っただけの
道行く人たち、ってことでも良かったんじゃないのかなあ。

良かったのはやっぱり、
簡単なハッピーエンドでは終わらせなかった、
サラの恋ですね。
ラテンでマッチョでハンサムな彼より
施設に入っている弟を取ったサラは
偉いけど損な性分だなあ、幸薄いよなあと、
見ていて胸が痛かったですよ。

midoro的に嫌だったのは、妻を失ったばかりで、
「一生もう誰も愛せない」と言っていた
リーアム・ニーソン演じるダニエルが
息子サムの学校でバッタリ顔を付き合わせた
サムの友達のお母さんに、あっさり
一目惚れしちゃってるところ。
midoroは「一生他に誰も愛せない」なんて台詞、
戯言だと思ってるし、「死んだ妻に操を」なんて
野暮なこと言いたくないですが、それにしても
ちょっと気持ちの切り替え早過ぎやしませんかねえ。

しかも、たまたまシングルマザーのお母さんがいて?
って、これは少女マンガの世界じゃないですかー。
安い。そしてベタです。不満。
しばらく独身生活を送るぐらいでいいのに、
速攻再婚するな。こりゃ。

あと嫌なのが、アラン・リックマンが
あっさり妻に謝罪したところ。
監督によると、俳優も交えて相談し、ああいう結果にした、
ということでしたが、「泣く妻を前に無言で立ち尽くす夫」
ぐらいで、曖昧にボカして終わる方が良かったなあ。
そんなに簡単に謝罪の言葉が出て来るような
軽い気持ちで浮気心持たないでよ、って感じです。

だって、先に妻にガッチリ釘刺されてるんだよ?
しかも、誘惑だっていうのが見え見えで分かってて、
一度は機会を失ったのに、再度しつこく
トライしたような確信犯なんだから、
やったことに対して軽々しく謝らないで欲しい。
謝る前にまず自分のしたことを噛み締めて欲しかったです。

あと、ヒュー・グラントが
アメリカに対していきなり強い態度に出たところも
ちょっと安っぽい。
具体的な政策とか話し合いの場で
何もしなかったのに、気持ちの上でだけで
最後になってから、あんな強気になられても、
皆の前でエエカッコしいをしたかっただけみたいに
見えちゃいます。
その後、ちゃんと政府としての方針転換を図ったのでしょうか。
色惚けしてる場合じゃないですよ。首相。

首相がヒュー・グラントっていうのは
賛否両論あるみたいだけど、midoro的には
「そんな首相いねえよ!」っていうのの裏返しで
「案外なってもおかしくないな・・」
「いや、なりそうだよな・・」っていう
微妙なとこで良かったです。
セクシーなら首相になれる国らしいし。イギリスは。
でも、あんな若くてハンサムで、かつ独身っていうのは
あり得ないと思った。というか、不審過ぎるでしょう。
そんなゲイっぽい首相は嫌だなあ。
イギリスならゲイでも首相になりかねない気はするけど。

良かったのは、ビリー・ボブ・ソーントン。
アメリカの大統領役で出てるなんて
知らなかったので、ビビリました。
超怖い、あの大統領。
すぐ戦争始まりそうだよー。怖いよー。ブルブル。
女に手が早いのも、すっげお似合いでした。
いやらしオーラが出まくってます。
ナイスキャスティング!

あとは、モテたくてアメリカ行っちゃうおバカなコリン役の
クリス・マーシャルも、スティーヴ・ブシェミと
ポール・ベタニーを混ぜたような
超微妙なキモ可愛い顔で要チェック。
これ、イギリス人の若い男の子が見たら
アメリカ行きたくなっちゃうんじゃないの?
いつ、美人局にやられるのかとずっとワクワクしてたのに
結局ハッピーになっちゃってビックリした。
こんなアホな思い込みで上手く行く人間もいれば、
サラみたいに不器用な人間もいて。いい対比だな。

そして、丸くなって座っていても
やっぱり巨大なリーアム・ニーソンも素敵でした。
息子のサム役の子も色白でオメメぱっちり。
2人で「タイタニックごっこ」してるのが可愛い。

コリン・ファースはまたいつもの
タートルネックかセーターを着ている、
ドジで可愛い中年イギリス男を演じてました。
池にドボンはちょっとざーとらしかった。
そして、水に濡れた後頭部が
かなり薄くなってて、ちょっと切ないものがありました。

コリン・ファースの元恋人役が
バイオハザード2のシエンナ・ギロリーだったのは
分かんなかった。可愛いというか
ちょっと不思議な魅力あったけど。
足が綺麗でした。

ローワン・アトキンソンも、
「お前はクリスマスの妖精か!」っていう
怪しい登場で良かったです。

あ、肝心のアラン・リックマン忘れてた。
アラン・リックマンの社長がサラに軽口を利いて
「やだもう」みたいにパチンとはたかれて、
思わず素ではたき返しちゃった、
みたいなあのタイミングが絶妙でした。
可愛い、可愛すぎるよ~。

小悪魔みたいな女の子に誘惑されて
戸惑いながらも、「くわばらくわばら」みたいに、
大人の余裕で軽く流してるのも良かった。
でも、その誘惑にフラフラと乗っちゃうんじゃなくて、
ずっと軽くかわしていて欲しかったなあ~。

ということで、俳優大満足。
内容もまあまあ満足の素敵な映画でした。

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April 11, 2005

「ジーザス」感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆

クリスチャン・ベイルが
イエス・キリストを主演!とありましたが、
どう見てもマリアが主役でした。

と思ったら、原題はほんとに
「聖母マリア(1999)」
「MARY, MOTHER OF JESUS」 です。
元はアメリカのテレビドラマでした。
「パッション」に合わせてビデオ化されているので、
そちらを意識したのと、
巷で話題のベイルをフィーチャーしたくて
題名を変えたのでしょうか。

で、キリストの生涯を描いた
壮大なスペクタクル!とか謳ってる割に、
88分の短さなので、どうせヘボいんだろうなーと
たいして期待もせずに見たのですが、
案外、しっかりと作られていて良心的な作品でした。
さすが宗教物は手を抜かないですね。

特に、12使徒とかユダの裏切りの辺りを
まるごと割愛しちゃって、マリアの視点から見た
イエスの姿だけを徹底して描いていたのは
潔くて良かったです。

イスラエルの風景とか服装とか建物とかも
風俗に特に違和感は感じなかったです。
テレビドラマだからセットなんだろうけど、
ちゃんとロケしたみたいに見えて、
ツッコミどころも少なかったし。
現代アメリカでするような
頬と頬をくっ付けるキスというかハグというか
挨拶をしているのは、なんか妙でしたけど。

違和感があったのは人名の発音。
字幕と違って全部、英語読みになっているので
気になりました。
マリア→メアリー、ヨゼフ→ジョーゼフ、
ヨハネ→ジョン、イエス→ジーザスとか。

マリアはこうたおやかでおだやかな女性の
印象があるのですが、気の強そうな
ツリ目の美人さんでした。スキっ歯だし。
そして、徐々に自然に老けて行ってましたが、
キャスティングはどうなってるんだろ?
特殊メイクだったらすごいけど。

キリスト教信者でないものが、いつもツッコミたくて
うずうずしてる「処女受胎」についても、
最初は浮気を疑うヨゼフとかもちゃんと描かれていて
良かったです。そりゃそうだ。
しかし、ヨゼフはいくらお告げがあったとはいえ、
よく自分の子として面倒見られたよねー。
ヨゼフがエライ。そしてマリアもエライ。

そして、肝心のイエスですが、
なんかアホっぽかった・・よ・・?
これはクリスチャン・ベイルのせいなのか
どうなのか分かりませんが、なんだかエラそうだし
突然神の子を名乗って、こんな風に街を練り歩いてたら、
こりゃ迫害されても仕方ないわ、って感じでした。
多分、イエスにはあまり時間を割かずに
軽く触れただけで流してしまったからだと思いますが。
12使徒も弱っちくて全然頼りにならない存在として
描かれていました。
使徒もイエスも、マリアに諭されたり
叱咤されたり、マリアがほんと偉く見えましたよ。

あと、何気に怖かったのが
姦通がすごい罪なのは分かるけど、
罪を犯した途端、昨日までの隣人に皆が平気で
石をぶつけちゃうところ。
マリアみたいな清廉潔白な女性でも、
罪を犯した(と見なされた)ら、その人の人間性とか
それまでの自分との関係には一切関わらず、
罪は罪として「悪」なんですね。
でもそれを責める人々がふりかざす「正義」というものに
悪意が逆に感じられて恐ろしかったです。
midoroの嫌いな、善を為す者の傲慢さに
満ち満ちてる感じ。

これ、マグダラのマリアのシーンも
後で入れてくれれば良かったのになー。
「罪のないものが石を投げよ」って言って
誰も投げられなくなっちゃうあのシーンが
対比としてあれば、もっと良かったと思います。

あと、「羊飼いに神の声が聞こえるわけない」
っていう職業差別かなんかわかんないけど
そういうことを、宿のおかみさんが当たり前のように、
サラッと言うシーンがあるのでそれも怖かった。

磔のシーンは、あの効率の悪い処刑方法は
見せしめという点ではものすごい効果がありますよね。
クリスチャン・ベイルの割れた腹とか
筋肉付いてるんだけど細身な感じが
絵で見るキリストの姿に近似していて、
ベイル、肉体で選ばれたのか?とかちょっと思いました。

ということで、あまり宗教について
アホなツッコミを入れると色々お叱りが来そうで
怖いのでこの辺にしておきます。
「パッション」も見なきゃなあ~。

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「トムとトーマス」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

2002年の日本未公開作。
ショーン・ビーン人気に押されての
ビデオ化、DVD化でしょうか。

舞台はクリスマスのロンドン、
そしてショーン・ビーンが双子の男の子の父親役、
と聞けばイギリス好きにはたまらん本作ですが、
ショーン・ビーン、出ずっぱりな割りに印象薄ッ。
優しいけど「大人は分かってくれない」、
頭の固い真面目な父さんを演じてました。
なんていうか、画家の役が似合わないんだよね・・。
そんなクリエイティブな人に見えなかった。
服とか家とかごく普通だし、商業画家ってあんなもん?

この映画は双子ちゃんのものでしょう。
もー可愛いッたら可愛いッたら可愛いッたら!
幼い口調といい、お揃いの服を着て
テムズの河畔を走る二人の後姿、
そしてバックにはビッグ・ベン、なんて
絵的にはもうパーフェクト!

ストーリーはホームアローンみたいに
ありきたりで、大した盛り上がりもありませんが、
とにかく双子ちゃんがアクションしたり
走り回ったり、健気に頑張るお話なので、
ハートウォームな映画が好きな方と、
少年萌えの方は必見でお願いします!

【以下、ネタバレ注意!!】
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肝心の双子の男の子は、
昔の映画によくあったような嘘臭い合成とか
CGだったらどーしよ、と心配していたのですが、
本当に双子の子だ、良かったー!と思って110分。
エンドロールを見て仰け反りました。
1人2役じゃん!!!!マジでー!?
どう見ても、別人だったよ!?
あれ、演技なの?ウッソー!!!

子役のアーロン・ジョンソン君、
大人しいトーマスと腕白なトムを
完全に演じ分けていたので、
顔もちょっぴり違うと思って見てました。
どう見ても、トムの方がナマイキなツラに見える・・。
すごい、すごいよー!!
声の出し方とか喋り方とか
それも演技だったのか。すごすぎ!!

演出とか映像の処理も上手いんだろーな。
2人が一緒のシーンとか全然不自然じゃないし。
普通、なるべく顔を写さないような
カットにするから、違和感があるものですが、
現代の映像技術にも脱帽です。

ショーン・ビーンは亡き妻の絵を描いては
売らないで取っておく、という女々しい画家だったので
midoroの萌えツボは何もくすぐられなくて残念。
階下の美人パイロットに、思いっきりヤニ下がってるし。

しかし、あのお姉さんといい仲になっても
妻の絵は置いておくのか?嫌だなあ。
あの剛毅な姉さんなら許してくれそうだけど。
3人とも養ってくれるくらいのキップの良さで
カッコ良かったです。

あと、エージェント役のフレディ役の人が
なぜかやけに気持ち悪くて怖い人っぽかったので、
印象に残りました。

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April 10, 2005

映画「オペラ座の怪人(2004)」2回目感想。

1月29日から公開していた「オペラ座の怪人」も
いよいよ、大詰め。2ヶ月半で公開終了って、
このネットでの盛り上がり様からしたら、
ちょっと早いような気がしますが、
一般的にはきっと長く公開した方ですよね。
(後日談:実際はもっとロングランの劇場もあった)

公開が終わる前にもう一度!ってことで
行って参りました。
最初の公開時と比べたら、画面なんて
1/6くらいのコンパクトなサイズになってたけど、
それでもやっぱり映画館はいいのう~!
家でCD聞いてても、別に何てことないのですが、
あの音響で聞いてると、もう勝手に涙が・・。うぅ。

ちなみにmidoroの泣きポイントは、
クリスティーヌがが最初に代役で舞台に立ったときの
「Think of me」と、オペラ座の屋上で2人で歌う
「All I ask of you」です。
これを聞くと滂沱のように涙が出ます。

さて、前回鑑賞時には、
とにかく「ファントムはこんなんじゃない!!」
ってことにこだわり過ぎて、
ファントムのシーンとか超適当に見てたのですが、
今回こういうもんだと割り切ったら結構良かったです。
切ないじゃないの、ファントムさん。

歌も、オペラ歌手のきちんとした歌は綺麗だけど、
綺麗過ぎて何もひっかかるところがないので、
ジェラード・バトラーのダミ声というか、
渋いおっさん声は存外に良かった。
ただやっぱり、ジェラードが歌う場面になると、
「ああ、音程外しそう・・大丈夫かな、ドキドキ」という
恥ずかしさと緊張感が漂って、あまりリラックスして
聞けないんだけども。

そして「映画だから凝ってみました!」と
言わんばかりの数々のチープで陳腐な演出は
やはりことごとくウザかったのですが、
それらを抜きにすれば、
舞台版とは違った、魅力的な若いキャストに
豪華な衣装、セットや音楽、と本当に見ごたえがあります。
2回目も堪能しました。
どうしよう、DVDも買ってしまいそうだ~。

では、前回見たときに気付かなかったツッコミどころ
一応挙げときます。

【以下、ネタバレ注意!!】
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       ・
1919年のオークションに参加してる
「マダム・ジリー」はマダム・ジリーなのか
年食ったメグの方なのか、確かめようと思って
じっくり見てたのですが、やっぱりよく分からなかった・・。
あの2人、顔似すぎです。

ラウルの年の取り方からいって、
もしマダムの方だったら、もっとよぼよぼの
お婆さんになってるだろうから、
普通に考えたらメグの方なんだろうけど、
でも「マダム・ジリー」って呼ばれてるってことは
メグは結婚しなかったってこと?それかメグも
もう伴侶を失ってジリー姓に戻ってる?
ああ、誰か分かったら教えて下さい。

そして、エミー・ロッサムの「口ぽかーん」は
色々言われていたけれど、夢見がちさと
ファントムの謎めいた魅力と歌に陶然となって
すっかりやられちゃってる感じがよく出てて、
これはいいと思うんだよね。
でも、いつもほとんど同じ茫洋とした表情なので、
ひょっとしたら演技はあまり上手くないのかも・・。
舞台での立ち姿もただ突っ立ってるだけで、
あんまり「決まって」ないんだよね。

クリスティーヌの太ももチラサービスについては、
最初からそういう目で見てると、ほんっと、
あちこちで露出しまくりでした。
わざと深いスリットを入れているのですねー。
ストッキングが色っぽいです。じゅる。

ファントムのお人形遊びは、
クリスティーヌの花嫁人形と、
あとオペラの演目ごとに人形を作っていたことは
前回覚えていたのですが、
クリスティーヌが最初に舞台に立ったときの
人形まで作っていて、
しかも、下手な(?)似顔絵まで描いてたのは
見逃してました。
ファントムさん、絵心はあまりない様子。

問題の仮面を剥がすシーンは
やっぱりどう見ても、ファントムが悪いと思います。
クリスティーヌに顔を愛撫されてると思って
うっとりしちゃって油断してたわけ?
あんなに「剥がすぞ剥がすぞ」的なのに
うっかりしてんなよ!って感じです。

それから、ジョセフ・ブーケとファントムが
舞台の梁の上で追いかけっこをして、
2人でよっ、はっ、とフェイントかけているのには
笑いました。もーほんと人間臭いゴーストだよ。
ここさー、せっかくクリスティーヌを主役にするために、
カルロッタに薬盛ったり、声を劇場中に聞かせたり、
色々小細工したくせに、ジョセフを舞台の上から
吊るしちゃったりするから、パニックになって
結局舞台はおじゃんですよ。意味ねー。
こっそり殺せばいいのに。ファントム、アホです。

オペラ座の屋上シーンは、
長時間立ち聞きしたあげく、ショック受けてる
ファントムが切なくてバカでいいですねー。
見せ付けるかのような、クリスティーヌとラウルの
熱いキッスと、あははうふふなくるくるシーンとか
すごく好きです。
でも、きっとラウルは今、最高潮に盛り上がってるだろうに、
あっさりと「もう戻らなきゃ」とか言うクリスティーヌが
ひどくていいです。

あと、前回ツッコミ忘れましたが、
ファントム泣きのシーンで、鼻水がキラキラッ☆と
輝いちゃってますが、これはいいのかな?
ラウルが最後、縛り付けられて
泣いてるシーンでも、鼻水だらだらだったような。
欧米は割と鼻水に寛容なんでしょうか。

そして、ダダーッとダッシュして、
アポロン像の上にわざわざ駆け上がり、
パリの空に向かって叫ぶファントムがアホでよい。

マスカレードのシーンは、
歌詞では、「赤」とか「黄色」って歌ってるけど、
色を押さえたモノトーンを基調にしているのですね。
ギラギラして華やかな舞台版とは違って
洗練された大人の仮面舞踏会って感じで
やっぱこのシーンはすごく好きです。
扇使いとか、ロボットダンスみたいなのもカッコ良い。
もっと長く見ていたい・・・。
でも、主要キャストは誰も仮面つけてない。
そして、誰が誰かバレバレです。

モノトーンの群れのなかで、クリスティーヌは一人で
ピンクのドレスでした。可愛かった。
胸の谷間に指輪が落ち込んでいるのが
またいやらしくて良いです。
ラウルも長髪を結んで、もうまさに「王子様」!!
ダンスシーンが素敵だー。萌えなのか。これは。

クリスティーヌ、盛り上がってるラウルに対し、
婚約は秘密にしておこうとあくまで冷静ですが、
そのくせ、公衆の面前でチューとかしてたり、
やってること無茶苦茶です。
そりゃあファントムも嫉妬するわ。

ファントムの「赤き死の仮面」も白黒の中でよく目立ちます。
でも、「ジャン!ジャン!」という音に合わせて
階段を下りて来るのが、あまり合ってなくて笑える。
前回も思いましたが、この死の仮面のファントムを見て、
慌てて剣を取りに行くラウルは、
クリスティーヌを置いて逃げ出しているように見えて
良くないと思うんですけど。
ここはこういう撮り方で合ってるのかしら。

お墓に行くシーンでは、
クリスティーヌ、パジャマで部屋から出たはずが
いつの間にか、黒のドレスに衣装替えしてましたね。
大きく開いた白い胸に黒いドレスが
これまたいやらしいったら。喪服のくせに!
ばっちり化粧もしてるし、かなりの早業。
そして、置いてあったバラを持って行きますが、
それってファントムが用意してあったやつ?
ちゃっかりしてます。

「ドン・ファン」の舞台は
すごい現代的ですねー。絡み合う男と女。
女の人の髪型とか、男性のぴったりした衣装とか
とても19世紀には見えないよ。
これもファントムの指示によるものなら、
すごい前衛的です。さすがファントム。
そして、自分の言わせたい内容を
クリスティーヌにまんまと歌わせて
悦に入ってるところがまたなんとも。

そういえば、映画だと、舞台では見られない
観客席の様子が見られるのがやっぱりいいですね。
着飾った紳士淑女たちの群れが、
シャンデリアが落ちるシーンで騒然となったり、
ドン・ファンの上演時には眉をひそめてたり。

あと、オペラ座の裏方の大混雑も。
これも舞台では見ることの出来ないシーンです。

最後、君のために頑張ったのに
ごめん、クリスティーヌと歌うラウルが
おバカで可哀想でちょっと萌えでした。
首にかけた縄をギューッと絞められても
歌い続けてるのがすごい。
ギューッとしてるファントムはとても
楽しそうでこれもいいですね~。

クリスティーヌは首を絞められてるラウルを
おろおろ見つめてないで、自分も水の中に
ザブザブ入って行って助ければいいのにと
ちょっと思いました。

あと、クリスティーヌとファントムのキスシーンは
ねっとりと濃すぎてmidoro的にはふまーん。
なぜかというのは原作で。
オペラ座の屋上での仕返しだと言わんばかりに
今度はラウルが熱いキッスを見せ付けられてます。

そして、打ちひしがれたファントムに
わざわざ指輪を渡しに戻って来たクリスティーヌは律儀だけど、
いやー、何度見てもこのシーンはひどいですね!全く!
一瞬、期待しちゃったんじゃないの?ファントムは。
純真さの裏返し、この情け容赦のなさがたまりません!!
ていうか、クリスティーヌ、最初っから最後まで
ひたすら酷いですよね。こういう子だからモテるのか。

ということで、おバカな弱マッチョは
midoroの萌え範疇に入らないので、
やっぱりジェラードファントムには萌えなかったし、
「なぜそこでファントムを選ばんのじゃ、クリスティーヌよ~!」
と身悶えすることも全然なかったのですが、
(というか、選んでもらえないファントムが好・き)
今回はちょっぴりファントムに感情移入出来たので
良かった良かった。ナイスなヘタレっぷりでした!

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April 08, 2005

あほみどろのブログ。

皆様、ブログの記事を1件書くのに、
どのくらい時間をかけていらっしゃいますか。
30分?1時間?それとも2時間?

midoroは1件当たり平均6時間です。
食べ物のこととか、世間話だったら
2時間くらいで書けますが、
映画とか、自分の好きなことで、
それもすっごい面白いとかすっごい面白くないとか、
思わず熱くなっちゃうような記事だと、
下手すると1日中1つの記事を書いてることもあります。
文字通り、寝食を忘れて。
これはもはや日記というものではありません。
ブログ自体が「日」になっている。

仕事から帰って来ると、
とりあえずパソコンを立ち上げてメールチェックなど
し始めるのですが、ブログなんぞつい
書き始めようものなら、もう風呂にも入らず
飯も食わず、そのまま6時間、
ぶっ続けでパソコンの前に釘付けです。
ノッて来ると、今ここで止めたら、
書きたかったことをもう二度と
思い出せなくなるのではないか?という
恐れで、他のことが出来ません。

元々昔から、やらなきゃならないことを
忘れたふりしてほったらかして
目先の楽しさに溺れてずーっと本読んでたり、
ずーっとネットやってたりというmidoroですが、
ブログ始めてから、確実に人間としてのランクが
1段下がりました。

今日もまたブログを書いていて晩飯を食い損ね、
腹が減って気持ち悪くなって来たので、
AM3時に冷凍焼おにぎりとインスタントのスープで
腹を膨らましてから風呂に入るmidoro。
最近こんなんばっかです。最悪。

この間なんて、パソコンを一度立ち上げたら
絶対また何も出来なくなっちゃうから、と思って
風呂に入るつもりで、服を脱いでから
パソコンに向かいました。
裸でなら、そんなに長く居られないだろう、
と思ってブログやり始めたのですが、
結局そのまま全裸で5時間、記事書いてました。
寒さにブルブル震えながら・・。
なら、書くの止めて風呂入れよ!って誰か
ツッコミ入れて下さい・・。自分のツッコミじゃ
全然効果がありませんでした・・。

何をそんなに書いているのかと思われるでしょうが、
まず下書きというか、思ったことをダーッと全部書き出します。
これが多い。midoroは人に対して言いたいことが多すぎます。
また、midoroはものすごいナルシストなので、
「自分から出力されたもの」がたいへん貴重です。

一旦書いてしまうと、それを消去することなんて
勿体無くてとても出来ません。
出て来たものをそのまま活かせるよう、
次はそれらを並べ替える作業に入ります。
なるべく何も捨てないように
全部を綺麗に並べ替えるのは
すっごい時間がかかるんだ。これが。
思い切って捨てれば早いのにな。

文章書くのが好きな割りに、頭が悪くて
どういう順番で並べると分かりやすいのか、
効率が良いのか、前後の脈絡が判断出来ない
midoroなので、あーでもないこーでもないと
試行錯誤しまくりです。

大体の形が決まったら、
細かい文章の直しに入ります。
これも、言葉のあちらこちらが気になるくせに、
何という言葉を使えばしっくり来るのかが
よく分からないため、「を」にするか「に」にするか、
または「が」にするか「は」にするか、
助詞1個で30分くらい書き直しては
読み返して、また書き直しては読み返してを
繰り返します。

改行の位置も気になるので、
自分的に美しく、かつアンバランスな位置で
改行がなされているかを、確認しつつ直します。
(あまりに整然と段落が整っていると
また気持ちが悪いので。)

そして、とりあえずアップしてから
また直しに入ります。何度も読み直して、
不自然なところをいじくります。
それから、あちこちにリンクを張ったり
保存場所を動かしたりするので、
書き終わってからもまた時間がかかります。

やっと、出来た!というところでとりあえず6時間。
あんなに一生懸命書いているのに、
アップしてすぐの頃は、ほんと読み返していて
赤面するくらい文章がバラバラなので、
翌日、更に翌々日、と何度も読み直して、
その都度少しずつ直して行きます。

でも、そもそもが飽きっぽいmidoroのこと。
途中で段々嫌になって来て、
直さなきゃと思いつつほったらかしになって、
そのままフェードアウト。
というのが大体のパターンです。

ということで、こんな気分に任せて
適当に書いているように見えるmidoroのアホ記事も
実はこんなに手がかかっていたんですねー!
って、こういう記事なんかはもう
ほんとザーッと書いて1回見直して終わりですけど。
(嘘です。今、3回目の手直しに入ってます・・)

やっぱり人様の書いたものや作ったものを
批判、批評しようという場合は相当
文章に気を遣います。特に、midoroの記事は
暴言系というか、言いたい放題なので、
その言いたい放題の中にも、誠意?というか
敬意?を込めて?(ほんとか・・?)

そして、ネタはもう準備出来ているのに、
まだまだ書いてない記事が沢山あるので、
あーあれ書かなきゃ!これ書いてない!
と自分課題、自分締め切りに
追われまくりで、アホだなーと思いますが
そんな毎日がとっても楽しいのでブログ万歳!
ブロガーの皆様もやっぱ大体こんな感じでしょうか?
でも、midoroは本気で社会から脱落する前に、
ブログに飽きますように!!

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April 07, 2005

「Tokyo Roux(トーキョールー)(日本橋)」

コレド日本橋に入っている
「Soup Stock TOKYO(スープストックトーキョー)」
のカレー屋さん、というか「ルー屋さん」バージョンの
「Tokyo Roux(トーキョールー)」。

スープストックって、量が少ない割りに
値段の高いイメージがあるので
あまり普段は入らないようにしているのですが、
あまりにカレーの写真が美味しそうだったので、
ふらふらと入ってしまいました。

すると、ランチは、カレー、シチュー、ストロガノフから
2種類のルーを選べる「ダブル」というものに
ドリンクの付いたセットが1,000円だったので
やっぱりちょい高です。
ミニサラダくらい付くと彩り的にも良いのだけど。

まず普通のご飯かターメリックライス(黄色いやつ)か
五穀飯かを選んで、それからルーを選びます。
6種類くらいありますが、バターチキンカレーと
シーフードの漁師風カレーをチョイスしました。
うー、写真見てるとどれも美味しそう。

そして、出て来たのがこちら。↓
05-04-07_13-54


 ・・・具がない、よ。



スプーンで掻き回してみると、
具の残骸らしきものはわずかに入っていますが、
煮込みすぎて、なんもかんもトロットロに
溶けてしまったようです。
なので、栄養的には多分充分だと思うのですが、
固形物の入っていないカレーって
ビジュアル的にちょっとヤバイ気が・・。

元々、インスタントのレトルトカレーも、
街のカレー屋でも、そんなに具は入っていない
ものですが、ここまで入っていないのは
スープ屋だから?スープカレーってことなの?

ちなみにこれは、「Tokyo Roux」のHPに
掲載されている写真です。↓
08_content_left


結構違うよなあ・・。




肝心のお味は、辛いのが好きなmidoroにとっては
やや甘めに感じましたが、コクがあってまろやかで
もちろん美味しかったです。

でも、咀嚼する必要があまりないため、
5分くらいでサッサと食べ終わってしまい、
具がなくて味に変化が乏しいこともあって、
食べ終わっても全然満足感がありません。
流動食っぽい。やっぱ、塊をもぐもぐ噛んで
飲み込まないとダメみたいです。

付け合せの生タマネギのスライスも、
変わっててオシャレかもしれませんが、
絶対、食べた後臭うに決まってるので
恐ろしくて手が付けられませんでした。
普通に漬物でいいんだけどなー。

そして食べ終わった後は
1日中、胃からカレー臭(加齢臭ではない)が
立ち昇って来て、ウップという感じでした。

ついつい欲望に負けて食してしまいましたが、
臭うのが嫌ならば、やはり昼間にカレーは
食べないようこれからは気を付けたいと思います。

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自分に言い訳。

わーん、こんな可愛いペンギンのテンプレートを
使うなんて、あほみどろに許されるわけがないのに~。
でもこれを使わずにいられるか!っての!ムキー!

05-03-27_10-36ペンギンとかワニとか、首のない
ずどーんとした生き物がとっても
好きなのです。それはもう、宮島水族館の「お散歩ペンギン」を小1時間ばかり追い掛け回し、最初は「触ってみますか?」と優しく相手をしてくれていたお姉さんが、段々不審者を見る目付きになって来ても仕方ないくらい好きなのです。
ところで、お姉さんの制服は、どう見てもロフトの店員さんです。

初めて触った生ペンギンは、意外にサラサラしてて
柔らかくて滑らかな手触りでした。
いつかゴワゴワっぽい皇帝ペンギンに触ってみたい。
それか、大量のキングペンギンの群れに取り囲まれて
一歩も身動きできなくなるのがmidoroの夢なのです。

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「戦国自衛隊」半村良(角川文庫)」感想。

映画「戦国自衛隊(1979年)」を見て、
あまりのアホさと面白さに大ウケだったので、
早速原作本を購入。

短いんですよ、これが!
173ページの薄い本なので、簡単に読めちゃいます。
それなのに、話の密度はえらい濃くて、
これと比べると映画のストーリーは
全体の1/3くらいの内容しか網羅出来てない。
まあ、カットしまくって無理やり短い話に作り直した割には
映画も上手くまとめられてるとは思うけど。

一番違うのは、映画がなるべく予算をかけずに撮るために、
大きな合戦を一つに絞ってストーリーを練り直し、
テーマを「男たちの美学」とか「生き様」とか
ちょっぴりクサイ内容に変更してしまったのに対し、
原作では、「歴史のなかで何を成すか」
「歴史のなかでその人物にどんな意味があるか」
ということがメインテーマになってました。
SFというよりも、時代小説っぽかったです。

そして物語の見せ場が単なる戦闘やアクションシーンでなく、
「国盗り物語」「国造り物語」だったのが面白かった。
midoroは中世日本史に明るくないので、
どこまでがフィクションでどこまでが史実で
どれが実在の事件や人物なのか全然判断つかないんだけど、
歴史に詳しい人なら、きっと嬉しくなっちゃうようなネタが
テンコ盛りでした。

また、細かい人物描写にはそれほど行を割かず、
「誰が何をした」という単純な事実だけを追って
ストーリーを先へ先へと展開させることに
総力を挙げてます。いいねいいね!
逆に「人物が描けていない」「深みがない」
という例の批判があるかもしれませんが、
人物が描けていて話が面白くない小説より、
人物が描けてなくても面白い方がいいや。
だってエンタメだもーん。

なので、映画を見て不満に思った、
中途半端な自衛隊員たちの描き方や、
アホなキャラ設定やエピソードは、
全て映画オリジナルだったことが判明。
良かった、原作がこんなんだったらどうしようかと思った・・。
原作には妙なツッコミどころがないので、
ストーリーに集中出来ます。
そして、映画を見たときに良く分からなかった設定や、
謎のツッコミどころも、原作を読んで疑問が氷解。
すっきりした~!

最後のオチも、映画の方は納得行かなかったけど、
原作のは「なるほど。こうまとめるか」と思えました。
(詳しくはネタバレにて)

ということで、原作と映画はテーマも
キャラも人物の関係もかなり変わっちゃってるけど、
原作を読むと、映画の方もこれだけの内容を
よく簡潔にまとめた!と思えて映画の評価が
むしろ高まりました。
別の意味で両方とも面白いので、是非比べてみて下さい。


【以下、ネタバレ注意!!】
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原作と映画で最も異なるのは、
映画が単に時代を遡っただけの
「タイムスリップ」物であったのに対し、
原作は、現代とは少し違った過去を持つ、
別次元の世界に飛び込んでしまった
「パラレル」物であったことです。

この「パラレル」が後の伏線になってますが、
「この世界には織田信長がいない」って言われた時点で、
「ハイハイ、伊庭君が信長なんですね~。」って
バレバレなのがちょっと悲しい。
しかも、伊庭君てば、信長の「人間50年」を
さりげなく呟いたりしてるし。ベタじゃのう~。
それを聞いた部下がハッ!とかしてたり。

大オチの「誰それが実は○○だったのだ!」
っていうのも、ズラズラと書かれても、
信長くらいしか知らないmidoroには
誰のことやらさっぱり分からないので、
「ふーん」って感じで特に感慨もなく。
歴史に詳しい人なら、「ひょっとしてこいつは○○じゃないか?」
「やっぱりそうだった!」って予想が当たって
すごく気持ちいいと思います。

あと、結論に関していうと、
原作は、「伊庭たちの知ってる現代とは
違う方向に進み始めていた別次元の世界の過去を
修正するために、歴史が彼らを別次元に飛ばし、
やりたいようにやらせたその結果、
彼らは過去を修正することに成功した。
=飛ばされた意味があった。そして最後に殺されたのも、
修正された歴史による必然であった」という内容ですよね。

それに対し、映画では何となくタイムスリップして、
「歴史を変えるような行動をしてしまえば
現代に戻れるのではないか」
という適当な前提に基づいて暴れまくり、最終的には、
「歴史をひどく変えてしまったがために、
その変化を嫌った歴史によって排除された(殺された)」
という悲しい結末になってしまったように見えて
ちょっと勿体なかったです。
散々頑張ったのに、無駄死にっぽくて。

まあ2時間の映画では、歴史が云々よりも、
目で見て分かりやすい「時代を超えた男の友情、
裏切り、そして生き様」を描いた方が簡単だから仕方ないか。

映画ではやっぱりテーマもストーリーも
原作ほどには深く描けないので、
映画を見ただけでは、景虎が上杉謙信だなんてことも、
ちっとも分かりませんでした。
あれ、「長尾景虎=上杉謙信」ってひょっとして一般常識?
「木下藤吉郎=豊臣秀吉」くらい当たり前?
どうしよう、全然知らなかった・・。

あと、何で景虎が主君の小泉を裏切ることになるのかも
意味不明だったし、敵と味方の関係もいまいち
良く分からないままだったので、景虎が血の気の多い
移り気なわんぱく大将みたいに見えましたが、
原作を読んでやっとその理由が分かりました。

伊庭も、割と冷静で真っ当な普通の人で、
映画みたいに、ちょっと危ないくらいイッちゃった
熱い武士の人ではなかった。
言葉も、映画だと短期間で時代に順応しちゃって
「わしは」とか言ってるのが変だったけど、
原作では1年以上も戦国時代にいるので
言葉が変わってもおかしくない。
でも、やっぱりタイムスリップ時の状況判断とか
指示は冷静過ぎてちょっと妙でしたけどね。

景虎は映画も原作もほぼそのまんまですね。
笑顔が眩しかったり、子供のように屈託なげだったり、
カッコイイやら可愛いやら。こりゃ胸キュンですわ!
伊庭が景虎に名前で呼ばれてジーンとするシーンには
笑いました。それで伊庭ってば、最初中立を守るとか
言ってたのに「景虎、死ぬな!」って思いっきり
景虎に味方して敵に攻撃してるし。
この2人がソウル・ブラザーでソウル・メイトな関係だったのは
原作も映画も同じでした。

そして、原作で良かったのは、戦闘シーン!
映画では、せっかく近代兵器を使ってるのに、
敵の人数に押されて揉みくちゃになって
訳が分からなくなって「あーあー、何やってんだか」
ってなってたのに対し、
原作では自衛隊の近代戦術理論を元に、
きちんと作戦を立てて攻撃してるのでスマートです。

そう、圧倒的な人数や兵器も大事だけど、
やっぱり一番大事なのは戦術ですよね!!
伊庭も、ちゃんと自分で言ってるよ。
「刀槍の戦闘ではすぐ格闘になりかねない。
次の機会にには彼我の距離を充分にとって置かないと、
何の為の近代火器か判らないことになる」
「接近戦になれば今のサムライたちのほうが我々より
ずっと上手に戦うことを忘れてはいけないのだ。
下手な戦略をたてればベトナムのような
ゲリラ戦にひきこまれるぞ」ってね。

映画は、話を早く終わらせるために、
自衛隊の戦力をさっさと奪っておかなきゃいけないから
苦戦するのは仕方ないんだけど、
「ああ、やっぱ強い武器持ってるだけじゃダメなんだ・・」
「自衛隊の兵器も、人数に押されれば負けちゃうんだ・・」
って見てる人に思わせちゃうのは、自衛隊的に
あまり得策ではないのではないかと・・。
原作でもやはり、武田信玄とこの
死兵の戦いざま、死に様は壮絶でした。

そして、映画だと「天下を取る!」って言っても、
燃料も弾も人員も限りがあるのに、それが尽きたら
後は一体どうするつもりなんだよ?っていう
疑問があったけど、原作ではちゃんと
時代人を教育・訓練したり、武器科隊員が武器作ったり、
燃料が尽きる前に計画的に各地を落として行ったので、
納得行きました。領地と配下を増やして、
道を整備して、城を建て町を作って、
っていうのも、シミュレーションゲームみたいで面白かった。

というわけで、たいへん満足の行く原作だったのですが、
最後に「本書中には、今日の人権擁護の見地に照らして
不当・不適切と思われる語句や表現がありますが、
時代的背景と作品価値を考え合わせてそのままとしました」
っていう編集部の註が
入ってるんだけど、どうしよう、
どこにそんな不適切な表現があったのか
midoroにはさっぱり分からないよ・・。

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April 06, 2005

「オペラ座の怪人(1989)」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆

ドワイト・H・リトル監督の、オペラ座リメイク作。
これ、サスペンスに分類されてますが、
どう見てもホラーです。
怖がりさんは、「わーい、オペラ座の怪人だ~」とか思って
うっかりビデオ借りないように気を付けて下さい。
「ッキャー!!!」となること間違いなしです。
殺し方、残虐でいいですねえ!
ホラー好きmidoroは堪能してしまいましたよ。

「エルム街の悪夢」のフレディ役、
ロバート・イングランドがファントムを演じてますが、
本人も、「オレが演らずに誰がやる!」と思ったに違いない。
これほど「ギャーハハハー」が似合う人も他におるまいよ。
ファントムにしては、少々エラが張り過ぎな気が
しなくもないですが、特殊メイクはさすがに
バッチリですね。

しかし、問題が一つ・・。

歌わないのです。このファントムは!
オルガンとヴァイオリンは弾くものの、
歌うシーンが一度もありません。
やっぱロバート・イングランドに
吹き替え口パクはさせられなかったか・・。
クリスティーヌにレッスンもしてるみたいだけど、
作曲家、音楽家としての面が強調されていて、
歌が聴けなかったのが残念。
といっても、1925年の映画も歌ってなかったけどねー。
まああれはサイレントだからいいけどさ。

クリスティーヌ役のジル・シュエレンは
可愛くて幼い感じの顔立ちがクリスティーヌっぽくて良し。
ちょいダサでイモ臭かったけど、それはそれで。
でも、歌がモロ、口パクでガッカリしました。
その口パクですら下手糞で、
顔の表情や喉や体の動きを見ていても、
とても歌っているようには見えないし、
マルガレーテを演じてるときなんて、
動きが素人臭くて、学芸会のノリなのでびっくりしました。

あと、残念だったのは吹き替えの歌が
声低めだったこと。アルトくらい?
あんまソプラノっぽくなかったです。
曲はなかなか良かった。

ストーリーは案外原作に忠実でした。
細かい設定が改変されて、アホっぽく
なってしまっているところもありますが、(後のネタバレで)
要所要所のエピソードは割ときっちり押さえてあって、
原作ファンには嬉しい。

残念なのは、舞台がイギリスに
変わってしまっているらしく、
クリスティーヌも字幕は「クリスチーヌ」だけど
「クリスティン」に聞こえるし、
ラウル→リチャード、
怪人→(エリック)・デスラー
その他、ホーキング、デイヴィスとか
あんま雰囲気が出ないなあ・・。

この映画が公開された89年というと、
すでにロイド=ウェーバーのミュージカルが
上演されているので、舞台版を踏襲しながらも
変化を出そうと色々オリジナル要素を盛り込んで、
リメイク作としては頑張ってる方だと思います。
これはこれで面白かった。
ただ、売りがやっぱり「恐怖」で
「切なさ」とか「ロマンチック」要素はあまりなかったので
オペラ座ファンには少々物足りないかもしれません。

ファントムもまるっきしホラー映画の悪役で、
行く先々に先回りして突然出現するし、
モンスターっぽくて感情移入出来ないので、
残念ながら萌えはほとんどありませんでしたが、
ブーツでコツコツ歩いてるのはカッコ良かったかも。

【以下、ネタバレ&ツッコミ注意!!】
      ・
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やっぱ、何がいいって殺し方!
ジョゼフ・ブーケなんて、首絞められるどころか、
刺されたあげく、思いっきり皮剥がれちゃってます
怖ええ!ブシューって血が噴出して、
ファントムってば、すっかり悦に入ってます。
しかも、その血にカルロッタがズルーッと
滑ってるのが笑える。ズッコケ過ぎですって!歌姫!
体に巻いたバスタオルを掴まれて
「帯クルクル→あーれー」状態になってるのも笑った。
叫び過ぎて声が出なくなっちゃうのも
「カエル」よりリアルでいいかも。

カルロッタが殺されたあと、
ちょうど蓋をされた料理が運ばれて来るので、
絶対焼かれた首がお皿の中央に鎮座ましましてる!
と思ったらin the soupだった。すごかった。
デイヴィスの心臓掴み出し!は古典的だから
目新しくもなかったけど。

ファントムがクリスティーヌの歌をけなした
批評家にバスタオルを巻き付けて殺すのも良かったです。
タオルで顔が潰れるなんて、一体どんな力だ!?
タオルにじわっと血が滲んで来るのが恐ろしい。
そしてムチ捌きもナイス!ロープよりカッコイイ!

それからファントムの醜さも良かったですね。
いわゆる「マスク」を付けるんじゃなくて、
ファントム自ら、自分に特殊メイクを施してるところが
素晴らしい。自分で自分の顔をチクチクと縫ってるし。
縫った上に、ドーランで傷を塗り込めてるよ!
隠せるもんですねえ。

付け鼻も「鼻無し」がついに再現されたー!!
と思って興奮したのですが、付け鼻を取っても、
鼻の形は何となくありましたね。残念。
CGでも使わないことには、「鼻無し」はどうしても
再現出来ないのだろうか。
あとは、入れ歯してたり(入れ歯ケースが可愛い!)
耳も付け耳だし、ヅラだし、
肉に直接縫い付けてるので、チョキチョキハサミで
糸を切らなきゃいけなくて、
痛そうにしてたり、いちいち大変なところもイイです。

ダメだったというか、midoro的に納得行かないのは、
ファントムの顔の醜さは生来のものでなくて、
音楽で有名になるために、悪魔と契約をして
魂を売ったためにそうなってしまったという設定。
自業自得なので、クリスティーヌに対しての愛情も
結構横恋慕というか身勝手というか、
あまり可哀想じゃないの。
ファントムがクリスティーヌに
「You love the music. I am the music!」っていう
シーンは好きですが。

あと、えええー!と思ったのが、セクシーファントム・・。
というか、俗っぽいです。
女買っちゃってますし・・。
娼婦に声かけられて、きっぱり断るかと思いきや、
クリスティーヌと似てる子を選んで遊んでみたり、
カルロッタを壁際に追い詰めて、スーッと胸を触ってみたり、
ファントムさん、い、いやらしい・・!
でも、ファントム×カルロッタって新しいよね?
この組み合わせは萌えかもしれないなあ~。

クリスティーヌを必殺姫だっこ!も炸裂してましたが、
やっぱしちょっと重そう・・。
そんなに軽々とは出来ないものなのですね。
他にも、クリスティーヌをベッドに押し倒したり、
馬乗りになったり、やりたい放題です!

警部とリチャードが、ファントムの部屋に入ろうとして、
ドアをドッカンドッカンやってるのに、
演奏に夢中なファントムは全然気付かなくて、
部屋に2人が踊り込んで来た瞬間に、
ようやく「ハッ!」と気付いたのはアホっぽかったです。

そして、「曲(楽譜)を葬れば怪人も死ぬ」っていう
設定はまあいいとして、
クリスティーヌが楽譜を持って逃げたとき、
ちょうどドラム缶で焚き火をしてる横を通ったので、
てっきり楽譜を燃やすんだろうと思って見ていたら、
クリスティーヌってば、道端にしゃがみこんで、
楽譜を破いて、網の隙間からねじ込んで
下水に落としてたのには笑いました。

その前にも、ファントムに向かって
燭台をドッカーン!とぶっ倒したり、
キスする振りをして油断させておきながら、
ファントムの顔の皮を力任せに剥ぐし、
(マスクを取るんじゃないんだよ!顔の皮剥ぐんだよ!?
しかも、剥いじゃいけないミの部分まで絶対剥いでるよ!
前よりずるむけになってたもん!)
クリスティーヌ、結構豪快で楽しかった。

最後の、「ファントム→プロデューサー」はどうかと思うが、
ベタだけど、最後までちゃんと
ホラーオチで徹底させたのは良かったです。
でもやっぱ、あんな胡散臭くて
眉毛の薄いプロデューサーは嫌だなあ。

あとツッコンでおくと、リチャードとデイヴィスの
モミアゲは一体!?
当時ってあんな長いのが流行ってる!?
リチャードは燃えてしまうわ、あっさり刺されるわで
可哀想でしたね。
オリキャラのデイヴィスが大活躍で、
トロそうなくせに、誰よりもアクションしてたのがウケた。

警部役のテレンス・ハーヴェイもやけに
カッコ良かった!口ひげ!シッブイ!
「フロム・ヘル」に何の役で出てたんだっけか。

個人的には、地下にネズミギッシリもツボでした。
ネズミカワエエ。

ということで、結構楽しめました。1989年!

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April 04, 2005

デスノート6巻ネタバレ感想。

5巻がやたら萌えポインツ豊富で
ツッコミどころばっかりだった分、
6巻は本来の頭脳戦が冴えてて面白かった!
特に最後の火口確保の辺り!
展開がスピーディーで付いて行くのが大変。
いやー、それにしても火口はバカでブサイクで
ナイスキャラですねー。
全て読みどおり、いい様にやられまくってて
哀れなやっちゃなあ。

今回、Lやライトはあんまり出番なかったような。
いや、出番はあったんだけどね。
あの大笑いシーン、見つめ合って
ライトのオメメ、キラキラ!!→バキッ!
これはもちろん6巻のハイライトですし、
ミサミサのLへのほっぺチュウとか輪になって
グルグルとかも、すごいんだけど
この辺、もうなんかいやらし過ぎてあんま
コメントしたくないですね。流しておこう。

ライトはほんと白くなってからどんどん存在感が
薄れて行く・・。ヤバイよ。表紙しか目立ってないし。
Lもあんみつ食ったり、ふくれてみたり、
「が」って大口開けてみたり、
イライラして砂糖山盛りにしてみたり、
カメラ目線で局長と話してみたり、
ヘリを感覚で操縦してみたり、
サービスショット満載で頑張ってたんだけどね。

でも、今回はやっぱ、ミサミサとレム、
そして奈南川だな。
奈南川、クールで頭良くてカッコイイくせに、
素で「社会貢献」とか言っちゃうところが笑える。
最後復活した相沢さんも素敵。

そして、何といっても、今回の一押し萌えは
「スナイパー・ワタリ」!!
どう見ても、目閉じてるよ!?ワタリすっげ!
カッケー!!

ああ、7巻!7月だって!!
次はいよいよ大ごとになって来るからね!
事件勃発!勃発!楽しみじゃー。

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映画「戦国自衛隊(1979)」感想。

原作「戦国自衛隊」半村良(角川文庫)の感想はこちら。

作品の評価:☆☆
好き度:☆☆☆☆
トンデモ度:☆☆☆☆☆
アクション度:☆☆☆☆☆

どっせー、すごいよーこの映画!
評価しにくいったらありゃしない。
社内で一番無差別かつ大量に映画を見ている、
映画部部長(と勝手に呼んでる)の一押し映画で、
ファンの間では伝説的な「戦国自衛隊」。
ずっと気になってはいたのですが、
「ローレライ」「亡国のイージス」で今をときめく
福井晴敏さんがオリジナル・ストーリーを手掛け、
リメイクされた映画が、「戦国自衛隊1549」として
この夏公開されるというので挑戦してみました。

1979年版映画の原作は、
半村良の同名小説「戦国自衛隊(角川文庫)」。
その名のとおり、戦国時代にタイムスリップしてしまった
自衛隊が色々頑張るお話ですが、
アホアホ要素にいちいちツッコみ入れるのが
大好きなmidoroも、到底追い付かないくらい
ツッコミどころ多すぎ!!
最初っから最後までずーっと笑い続けて130分
見終わったらもう心身ともにぐったりです。

昔の映画って古臭くて、ただそれだけで笑えるんだけど、
このアホさは昔の映画だからなのか、
それともある程度狙ってやってるのか、
すごい真面目に作ってやらかしてしまったのか
いまいち判然としません。
ま、多分天然だとは思いますが。

だって音楽とか挿入歌とかすごすぎます。
戦国時代の真面目でシリアスなシーンで
変な英語歌詞のバラードとか流れちゃうし。
このサントラもファンは多いらしいので
怒られちゃうかもしれませんが、
笑わそうとしてやっているとしか思えない曲の数々。

ストーリー的には、一応タイムスリップはするものの、
あまりSF映画という感じではなくて、、設定とか超適当です。
というか詳しい説明や描写がほとんどありません。
何でタイムスリップしてしまったのか?とか、
どうやって帰るのかとか、そんな些細な(?)ことは
この映画の中では、割とどうでもいいことっぽいです。

一人だけ異様にSFに詳しい奴(多分オタク)がいて
どっかで聞いたようなお約束のSF知識を披露し、
大雑把に状況を解説してくれますが、
皆、「ふーん、そうなんだー」くらいの勢い。
誰一人疑問を呈しません。すっげ順応力あるネ!
こうしたら現代に戻れるんじゃないかな?と
推測でガンガンやりまくってます。

結局のところ、メインテーマは時代を超えた
男たちの熱い生き様、そして友情。
後は、「戦車と武士を戦わせてみよう!」とか
「ヘリが城の上飛んだらいいな!」とか
男の子の夢を思いっきり詰め込んじゃった感じ。
男の人はこういう映画、たまらないんじゃないか?

見所はもちろんアクションシーン!!
79年の映画なのに、「ラストサムライ」とかと比べて
あまり遜色がないような気がするのは誉めすぎ?
さすがソニー千葉です。
槍とか剣とか忍びの者とか真田鉄砲隊とか見応えありで、
ビデオの粗い映像のせいか、
衣装とか小道具のアラがそれほど目立ちません。

キャスティングは、皆同じような顔して
キャラも被ってる上に同じ制服着てるしで、
最後までほとんど見分けが付きませんでした。
「でも、あ~、この人知ってる気がする。誰だっけ?」とか
「うっわー、若いな~!」「何でこの人出てんの?」とか 
キャストをチェックするだけで相当楽しめます。

でも、ビデオの方にはなんと、
エンドロールが入ってないのです!
細かいキャスティングが見られないじゃないですかー!
DVDの方には入ってるのでしょうか。
DVDだと映像綺麗過ぎて安っちくなりそうですが。

あとは、謎のイメージ映像とか、
一人一人のサイドストーリーや微妙な裏設定が多くて
長くて疲れました。どうせこういうアクション映画で
人間を深く描けるわけもないんだから、

そんなシーン要らないヨ!

と、思い切りよく削って目指せ90分!
せめて120分でまとめて欲しかったです。

さあ、これは早速原作を読んで、
どこまでが映画オリジナルのアホ要素なのか、
原作自体がこうなのか(いやそんなわけない)
確かめなければなりません。
リメイク作はもっとSFに重きを置いて、
ハラハラさせるタイムリミット物に
なってるみたいなのでそちらも楽しみです!

【以下、ネタバレ注意!!】
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いやー、ほんと音楽も映像もとにかくすごかった!
波打ち際をガハガハ馬で走り抜けるおっさん2人、
絶対油塗ってる!ってくらい黒光りする体に
白フンいっちょで仁王立ちのおっさん2人、
バックで波は砕けてるし、砂浜で楽しそうに逆立ちしてみたり、
これ、好きな人にはたまらないでしょう!!
なんなんですか!もう!

夏木勲は、お約束の「鉄の馬」とかかまして、
ひょこひょこと好奇心いっぱいに戦車乗ったり
銃撃ちまくったり楽しそうにやってるので、
てっきりおっさんだと思ってたら
意外に若くてびっくり。景虎様、カッコ良かったです。

千葉真一は、いつの間にか馬やら槍やら剣やら弓やら
一通りマスターしてるし、「わしは天下を取る!」とか、
京で会おう!」とか、すっかり時代人(しかも武将)に
なりきっちゃってます。

付いて来ない部下を斬ろうとするし、こんな上司嫌だぁ。
武田信玄と一騎打ち!のシーンでは、
あんた肝心なとこで銃使うか!っていう
男らしいんだか、らしくないんだか良く分からんテンションで
ひたすら突っ走ってました。

しかし、普段小馬鹿にしている渡瀬恒彦が
ニヒルでカッコ良くてビビりました。光ってる~!
それと武田信玄の息子、勝頼役は
なんと真田広之でしたかっ!!うっわー若!精悍!
そりゃヘリにぶら下がるわ!
薬師丸ひろ子の存在は謎です。角川だから・・?

あとほんと勿体無かったのは、
20人それぞれ、「こいつは足が速い」
「射撃が上手い」「子持ち」「恋人あり」
「実は過去にこんなことが!」とか、
一人一人の持ち味と設定があるみたいなので、
もっとキャラが立ってるはずなんですが、
どうも底が浅くて取って付けたような印象。
もっと本気でやるか、切り捨てちゃうかどっちかに
して欲しかったです。

だって、そういうキャラ設定を象徴するエピソードが
ことごとく変なんだもん。
回想のマラソンシーンでブルマとハミケツが

なぜか大フィーチャーとか、
和子さん待たされまくりで流鏑馬会場?とか、
お約束でばーちゃんや女子供と交流してみたり、
「孫に似とる・・」には爆笑!)
あと、かまやつは何でいつもかまやつのままなんだ?とか、
ツッコミどころがとにかく多いので、
そっちばかりが気になってしまって、
感情移入にまで至りませんでした。

アクションシーンは、いくらすごい兵器を持っていても、
何万という軍の人海戦術に勝つのは
やっぱり至難の技なんだなあと。
アメリカがベトナムで勝てなかったのが
分かるような気がします。
あんなにわらわらわらわら周囲一帯から
襲って来られたら、いくら爆弾とか射撃で
局地的にふっ飛ばしたとしても、
他の方向からやられてしまいます。
これに勝つには水平レーザー砲かなんかで
薙ぎ払って焼き払うしかないですねー。
きっとリメイク作では近代兵器使ったり、
色々パワーアップしてるんだろーな。楽しみ!

そして、ラスト、誰一人帰れなかったところが
大笑いでした。せつねー。
馴染んでる千葉だけ置いて帰っちゃえばいいのに。
「戦国時代に命を散らした男たち」っていうオチで
これは絶対SF映画じゃなくて、
熱い「漢」の映画だなと思いました。

原作はオチが違うそうなのでそれも楽しみ。
リメイクの方のオチも楽しみ。
原作付きとかリメイク物って比べる楽しみが
あっていいですね~。

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