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February 28, 2005

2月の更新履歴。

2月28日 「FOOD」に「ジュノエスク ベーグル カフェ」を追加。
      あー2月終わっちゃう。どうしよう、3月もまだ
      オペラ座祭り続行?全然進まないよー。

2月24日 仕事が忙しくて更新が滞ってます。
      この4ヶ月というもの、全精力をブログに
      注ぎ込んでいたので、やっと人並みになりました。

2月20日 「BOOKS」に
      「ドゥームズデイ・ブック/コニー・ウィリス」追加。
      タイムトラベル物好きは必読で!

2月19日 「オペラ座の怪人祭り」コーナーに
      「原作オペラ座の怪人(ハヤカワ・ミステリ文庫版)」
      感想を追加。やっと更新出来ました!

2月16日 「MOVIE」に「チャンピオン/明日へのタイトルマッチ」
      感想を追加。邦題どおり、最近見た中で一番の
      ヘボ映画です。一応、オーランド・ブルーム主演。

2月14日 うわ。一気にカウンタ2,000突破!!
       1日100件以上のアクセスも初めてです。すげー。
       やっぱりこれはオペラ座効果でしょうか。
       あれっ、違う!「監督不行届」か!意外です。
       しかし、ブログ開設3ヶ月で1,000行った!とかって
       喜んでたのが嘘のようです。
       あれから20日間で2,000かあ。しみじみ。
       皆様、ありがとうございますだー。

2月13日 「MOVIE」に「ヴァキューミング」感想を追加。
      ダニー・ボイルの劇場未公開作品です。

2月9日 TOPに「オペラ座の怪人」特集のコーナーを設置!
     劇団四季も観に行って来ちゃいましたー!!
     ハマリ過ぎー!!

2月8日 「COMICS」に「監督不行届/安野モヨコ」を追加。
     「FOOD」に「幕末酒場やんなはれ(渋谷)」を追加。

2月7日 「MOVIE」に「恋の闇愛の光」感想を追加。
     デヴィシューのセミロン毛に萌えッ!!

2月5日 「MOVIE」に「ターミナル」感想を追加。

2月4日 「COMICS」に「デスノート5巻感想」を追加。
     「HUNTER×HUNTER21巻感想」を追加。
     デスノとHUNTER×HUNTERが同時に発売!
     なんて素晴らしい!

2月2日 「BOOKS」に「オペラ座の怪人/ガストン・ルルー」
     原作の感想を追加。オペラ座~に興味が湧いたら、
     こちらのサイト様がオススメです。
     ttp://www31.ocn.ne.jp/~phantomlover/index.html

2月1日 「MOVIE」に「呪怨2」感想を追加。
     2月もホラーで始まっちゃいました。

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February 26, 2005

ゴミ捨て場に。

05-02-25_17-16駅前のゴミ捨て場を通りかかったら、
なんか黒っぽいものが大量に
捨てられていました。

マネキンの首がゴミ袋にギッシリ!

美容院で使ってるやつですね。
パッと見て何か認識するまでの一瞬、
やっぱりギクッとさせられます。
半透明のゴミ袋も良し悪しです。
このゴミ袋が採用されるようになってから、
バラバラ死体の遺棄率が減ったのかどうか
気になるところ。

しかし、これだけ人通りの多いところだと
目立って目立って、皆うわー!とかって言って
通り過ぎて行きます。
もっと夜中にゴミ出せばいいのに。
でも、人気のないところに
ひっそり捨てられてる方が怖いか。

05-02-25_17-16-2女の子たちがキャッキャと楽しそうに
携帯で撮影していたので、
midoroも紛れて撮って来ました。
きっと皆も今頃ブログに
アップしていることと思います。

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February 25, 2005

「ジュノエスク ベーグル カフェ 東京店(八重洲)」

05-02-22_14-24昨年10月に新しく生まれ変わった
東京駅八重洲地下街の
「Kitchen Street(キッチンストリート)」
に入っているベーグル屋さんです。
ベーグル界では超メジャー級らしいですが、
midoroは詳しくないので、
「JUNOESQUE」って読めなかった。
ジュノエスクね。

店内の8割が女性客なので、年配のサラリーマンたちが
入って来て、とても居心地悪そうにしてました。
今日はお昼時を外したので、ゆったりしてて
綺麗で落ち着けるカフェでしたが、
いつもはきっとOLさんたちで混んでるんだろーな。

11時~15時のランチは日替わりAセットが785円。
ベーグルにサラダ、カップスープ、
ミニデザートが付いてます。
この日のベーグルは「エスニックチキン」でした。
デザートはヨーグルト。

日替わりBセットは945円で
ベーグルが半分ずつ違う味で楽しめます。
おかず系+デザート系(クリームチーズベースに
ジャムとか入ったもの)の組み合わせで、
後はAセットと一緒。

それにドリンクを付けると+210円なので、
ランチとしてはちょっと高めだけど
紅茶を頼んだら、ちゃんとポットで出て来たし、
ベーグルも美味しかったのでこんなものでしょうか。
他に、サラダメインのセットとかもあったし、
単品メニューも高いけど美味しそうでした。

ベーグルって、BAGLE&BAGLEとか
212ぐらいしか食べたことありませんが、
あ、1回だけマコーズもあるか。
こじゃれてて、それなりに美味しいんだけど、
なんか固いし(そこが売りなんだろうけど)パサついてるし、
値段の割りに量が少なくて物足りないなーと
常々思ってました。

が、ここのベーグルはやけにもっちり☆としていて、
midoroの好きな「ぐもぐも感」はすんごいあるのに、
そんなに固くなくて食べやすかったです。
ベーグル自体の味も感じられて、
噛み締めるとふわっと小麦?の味が。
具が沢山入っていたからか、ベーグルが元々
大きいのか分かりませんが、やけにボリュームがあって、
アメリカンサイズのバーガーみたいだった。
普通の女の子なら充分腹膨れると思います。

この日の「エスニックチキン」とやらはカレー味だったので、
「なんだ、エスニックってカレーのことか」とガッカリしたら、
これがなかなかどうして。スパイスが工夫されているのか
独特の風味があってやたら美味しかったです。
生の玉ねぎスライスが入っているので、
食後臭いが気になるなあ、どうしようと思ったけど、
あまり臭わなかったし。しっかり水にさらしてるのかな?

サラダの野菜も、手をかけてちゃんと一口サイズの
正方形にカットされているのが嬉しい。
デカい葉っぱをちぎっただけだと、
フォークで口に押し込むのに苦労するので。
ちょっと野菜が萎びてる感じはありましたが、
全体的に行き届いた感じがして良いお店でした。
店員さんはお水が欲しいのに気付いてくれない人が
多かったけど・・。

帰りについベーグルも購入してしまった。
プレーンが136円でトマト&バジルが157円。
相場が分からないんだけど、こんなもん?
ただ、2個とも同じビニール袋に入れられちゃったので、
バジルの匂いがプレーンに移っちゃって、
それがちょっと残念でした。

次の日の朝に食べてみたら、
ランチで食べたときよりはパサついてたけど、
やっぱり美味しかったです。

HPで日替わりランチのメニューも公開されているので、
チェックしてまた行ってみようかな。
アボガド&シュリンプとか気になります。

あ、あとこの「Kitchen Street」は、
なぜか最寄のトイレが有料になってて1回100円です。
でも、お店で食事した人は
無料になるメダルがもらえるので、
店員に言って下さい、だそうです。
特に掲示してないので、知らずに店を出ちゃって
100円払って勿体なかったです。トイレ綺麗だったけど。

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February 20, 2005

「ドゥームズデイ・ブック」コニー・ウィリス

タイムスリップ物orタイムトラベル物が大好きです。

【海外小説】
ロバート・A・ハインライン「夏への扉」
ケン・グリムウッド「リプレイ」
マイケル・クライトン「タイムライン」
ジュード・デヴロー「時の彼方の恋人」

【国内小説】
宮部みゆき「蒲生邸事件」
恩田陸「ねじの回転」
浅田次郎「地下鉄に乗って」
奥泉光「鳥類学者のファンタジア」

【漫画】
やまざき貴子「マリー・ブランシュに伝えて」
(昔のやまざき貴子は今と違って良かったなあ・・)

パッと思い出せるのって、このぐらいですが、
どれもこれも面白くて大好きな作品です。
その中でも特にワクワクするのは、
日本だと戦前物、そして海外だとやはり中世物!!
戦乱と混乱の暗黒時代にタイムスリップ!
っていうハラハラ感がたまりません。
美しいものと汚いものが混在した時代って
恐ろしい反面なぜか魅力的で惹かれますよねー。

アメリカ人女性作家、コニー・ウィリスの
「ドゥームズデイ・ブック」もその例に漏れず、
タイムスリップ物好きのツボを押しまくってくれます。
詳しいあらすじは「笑う月」様
分かりやすくまとめてブログで掲載しておられます。
こちらのレヴューを拝見して、
「ああっ!これは早速チェックしなきゃ!」と
慌てて買って来ました。
doomsdaybook
しかし、原書はこんなにカッコいい装丁なのに、→
何で邦訳だとコレに!?↓
幻想水滸伝のイラストも描いてる、
田口順子さんですね。好きだけど、
ライトノベルスみたいだな。なんか。
部屋に置いておくのがちょっぴり恥ずかしいです。

31092628
31092627







この本の舞台は2054年のイギリスなのですが、
普通の日常生活が描かれる一方で、
「ヴィド」とか「ホロ」とかいろんな謎の言葉が
読者には何の説明もされないまま、
当たり前のような顔をして飛び交っています。
ホロってホログラム?ヴィドってテレビ?
計温剤って何だろうとか、
いちいち考えないと良く分かりませんが、
その「知ってて当然」みたいな書き方が逆にリアルです。
おかげで、途中までずっと現代の話だと思ってました。

もちろんSFなので、「時空連続体」
「タイムパラドックス」「プロバビリティ」とか、
SFファンには常識?の用語もビシバシ出て来て、
特に説明はありません。
そんな小説を原書で読んでらっしゃる
「笑う月」様が素晴らし過ぎです。

さて、「ドゥームズデイ・ブック」はこれまで読んだ
タイムトラベル物とは少々趣が違いました。
普通、タイムトラベル物とは
「果たしてちゃんと帰って来られるのか?」
「過去を変えたら未来が変わるのか?」
という2点がメインテーマだと思うのですが、
この小説では「過去は変えられない」という設定が
大前提としてあるので、それが新鮮でした。
なんでかっていう理由は本を読んで下さい・・。
難しくて説明できまへん。

テーマが1つ少ない分の物足りなさを、
一体何でカバーしているかというと、
現代パートと過去パートにそれぞれ異なる
主題と事件が存在し、(あと雰囲気も全然違う)
しかしそれらがお互いにリンクすることで、
重層的で読み応えのある
「SF歴史医療サスペンスパニック(?)」小説
になっているのです。
これでもか!ってくらい内容が盛り沢山です。

現代パートの方は、読んでいたら、
イギリスの作家、R.D.ウィングフィールドの
「フロスト警部」シリーズを思い出しました。
いわゆるモジュラー型警察小説なんですけど、
日本で言うと、「踊る大捜査線」」かな?

語り口はあくまで軽妙、
次から次へと事件が起きて、解決するための
人手は全然足りないし、邪魔する嫌な上司や、
ドジして足を引っ張る奴はいるし、
手がかりはすぐ近くに潜んでるのに、
様々な障害が発生して、どうしてもそれに辿り着けない。
寝る間を惜しんで力を振り絞って捜査して、
最後に全ての事件がひとつにつながる!って感じです。

このタイプの小説って、
めっちゃフラストレーションが溜まるんですよ!!
なっかなか話が進まないのでジリジリさせられて
焼けるような焦燥感を覚えるのです。
フロストシリーズも分厚い文庫本なんですが、
「ドゥームズデイ・ブック」なんて、
1700枚の大作で、上下巻なのに、
上巻は丸々伏線張るのに費やして終わりましたからね!
一体なぜなのかこの後どうなってしまうのか、
問題が解決するまで落ち着かず、
常にソワソワ・ムズムズしている状態。
ページを繰る手が止まりません。

そして、こういうタイプの小説で重要な役割を果たす、
障害となる敵役も素晴らしいのです。
「ああっ、もうこいつさえいなければ!!!」って
ほんっとムカついて、心底イライラさせられました。
私ならきっと後ろからパイプ椅子で殴り倒してると思います。
そいつのもたらすフラストレーションが
最後にやっと昇華されて、もんのすごい
カタルシスを得られるのを期待して、
ついつい読まされてしまうので、
これももちろん、この本の魅力の一つですね。

そして、問題の過去パートですが、
これに何か触れるとほとんどネタバレになってしまうので、
何も言わないでおきますが、
舞台は中世、14世紀のイングランド。
ホラーとか怖いものが嫌いな人には
キツイんじゃない?ってくらい
恐ろしくて重い内容になってます。
描写とかまるで見てきたようにリアルです。
一応「SF感動作」らしく、泣ける部分も
あるんだけど、私はとにかく怖かった。
これってネタバレかな・・?

ともかく、久しぶりに面白い
海外エンタメ本を読んだので、
コニー・ウィリスの他の作品も
チェックしようと思います。
ぶ厚い本が多いから、
値段が高いのが辛いんだけどねー。

【以下ネタバレ&ツッコミです】
       ・
       ・
       ・
       ・
       ・
       ・
       ・
この本の魅力は
①SF描写
②中世描写
③病気描写
④キャラ

ですね。SF描写と中世描写はもちろん、
さすがの一言に尽きます。SF3賞総嘗めの作品ですもん。
上巻で盛り上がったミステリーの部分が
下巻になってネタが割れてからは
緊張感がなくなってしまったのでちょっと残念でしたが、
その代わりにすごかったのは病気の描写!
インフルエンザも正体の分からないうちは
怖かったのですが、本当にすごかったのは
ペストの描写!!凄まじかったです。

「ペストは怖い」「ヨーロッパの半分が死んだ」
「すぐ伝染する」「悲惨な死に方」っていう
知識的なことは知っていても、
それがどれだけ恐ろしいのか、どれだけむごいのか
全然分かっていませんでした。
見た目も心も、罹患した人もしてない人も、
人がもはや人でなくなり、誰1人として助からず、
何も出来ず、どこに逃げたって逃げられない。
助かったと思って安心しても、気が付いたら
傍で大事な人が死んでいる、その絶望。

キヴリンには感染しないのが分かっているから、
まだ普通に読めましたが、これで彼女すらどうなるか
分からなかったら、本当に心臓バクバクだと思います。
エボラ熱の「ホット・ゾーン」、
映画の「アウト・ブレイク」レベルの怖さですね。
これが歴史的事実だったということでは、
より怖いかもしれません。

現代パートでインフルエンザ、過去でペストと
2つの病気を絡ませたのも本当に良く出来てます。
ただ、インフルエンザの正体も、
キヴリンのタイムスリップと関わっているのかと
期待していたのに、「遺跡で眠っていたウイルスだった」
っていうのは結構ベタなので、これは少しガッカリしましたが。

キャラも立ちまくってましたね。
案外キヴリンが一番キャラ的には弱かったのでは。
キヴリンは最後の方で「綺麗な子」という
表現が出て来ますが、過去で彼女の容姿に
誰も何もコメントしないのが少し不自然でした。
好色そうなおっさんもキヴリンのことはスルーだし。

ローシュ神父が「追い剥ぎ顔」っていうのは
なんかすごかった。一応、ヒーローに当たるキャラなのに・・。
ずっと「あの追い剥ぎが」って言われてるし。
生意気で可愛いアグネスや、
とにかく心配性のダンワージー先生、
糞ムカつくギルクリスト、メアリも魅力的でした。
彼女が死んだのは悲しかった・・。

それに、いつの間にか鳴鐘者と一緒に
鐘を鳴らしてる秘書のフィンチや(ここイイ!!)
女たらしのウイリアムと、その強烈な母親、
悪賢くて機転の利く12歳の少年コリンもキャラ立ちまくり。
おねーさま方のファンが付いてもおかしくないくらい。
あと、彼の口癖「アポカリプティック」と「ネクロティック」を
「さいこー」と「さいてー」に訳してる大森望さんが好きです。
「それってネクロ?」って台詞がいいなあ。

個人的には、タイムスリップ物には
何かしらのロマンスを期待してたので
ガーウィンとどうにかなるの?とか、
サー・ブロートの連れの若いハンサムな男と
どうにかなるのか?とか、ずっと期待してたんですが、
ほんとに淡い淡いロマンスのみで終わりましたね。
この惨状を目の前にして、ロマンスなんて
甘っちょろいもん書けるか!という
作者の言葉が聞こえて来そうです。

でも、最後にローシュ神父が
「主の聖人に肉欲の思いを抱きました」って、
告白をし始めたときは、に、肉欲!!って
このストレートな物言いにちょっと萌えましたね。
そんな想いを今までずっと心に秘めていたのかと。
それまで全く感じさせなかっただけに切なかったです。
いかにもなハンサム男とかじゃなくて、
追い剥ぎ顔の神父ってとこがまた・・。

あとはツッコミというか不満な点ですが、
ダンワージー先生にインフルエンザを感染させるために、
あえて強化処置を受けさせないように
トラブルが起きるのを作者が仕組んでるのが
見え見えだったので、そこはうーんて感じでした。
ローシュ神父の発症が最後だったのも、
あの看病っぷりを見てたらあり得ない。
この辺はご都合主義だなと思いましたが、仕方ないか。

一番残念だったのは、
ギルクリストがあっさり感染して亡くなったこと!!
ああいう人には最後まで生きていてもらって、
ミスや過ちを認めさせ、反省して欲しかった!
または自分のせいでひどい目にあって欲しかった。
倒れるダンワージーを支えてあげたせいで、
感染して亡くなっちゃったので、
なんかスカされたというか、
可哀想な人に思えて来ちゃって、ああいう敵役は
最後まで敵役として憎らしく頑張って欲しかったです。
「よっし、こんな嫌な奴に一泡吹かせてやった!!」
っていう快感が得られなかったのが残念でした。

それから、キヴリンの降下で
「座標は合っている」「時間のズレは大きくない」
「何かがおかしい」と繰り返し出て来てたので、
正しく完了されたはずなのに、一体なぜ
キヴリンがペストの時代に行くことになってしまったのか、
あれやこれや一生懸命考えていたのに、
結局、バードリが高熱でフラフラだったから
入力し間違えた、っていうのはオイ!!!
と思いました。
なんじゃ、それ。ミステリ的には最悪だー。

「時間のズレが少な過ぎるのが逆に不自然だ、
こんなに昔に送ったのならもっとズレが出てもいいはず」、
だから「何かおかしい」って話だったのに、
ズレの少なさについては問題が解決しませんでしたね。
元々の目的の1320年と間違った1348年では、
大して時代が変わらないので、
どっちにしてもズレの少なさは不自然なんでは。
でも何でそんな不自然に少ないズレが出たのか、
ってことは結局分からないままでした。
私が読み逃がしてるんでしょうか。

あと、キヴリンはあれほど、降下地点の場所を
探すのに苦労していたのに、
コリンが降りたときは、ロケーターを持っていて、
あっさり場所を特定出来ましたよね。
降下地点が分からないのは、
そういうもんかと思ってずっと気にしないで読んでたのに、
これもオイ!!って感じでした。

一瞬降下するだけのコリンと違って、
キヴリンがそんな見るからに「機械」を
持って行けないのは分かるんだけど、
手に骨の形の記録レコーダーを
埋め込めるくらいなんだから、
例えば、降下地点に発信機を置いて来て、
受信装置を体に埋め込むとか、
それぐらいの技術は可能だと思うんですが。
ダンワージー先生も降下前に言ってたし。
目印に箱なんか置いたって、絶対見つからないよ!

ギルクリストは準備不足だったけど、
キヴリンはあれだけ用意周到だったのに、
ここだけルーズというか運任せな設定なので、
ちょっとひっかかりました。
でも、まあ、すぐに降下地点が分かっちゃったら
話が成立しないから仕方ないんだけど。

あとにキヴリンがコーダーに吹き込んだ言葉が
書かれているので、キヴリンが帰って来て
コーダーの内容が公になるのが
前提になってる感じで、多少ハラハラ感は減ったかな。
後半になって、「そうか、過去で死んで
墓から発掘される可能性もあるのか」と
気付かされましたが。
もちろん、せっかく持って行ったコーダーに
吹き込まないのは勿体無いし、
ペストに遭遇したキヴリンの「ナマの叫び」ももちろん
重要なファクターではありました。

それから、一番なんじゃそりゃー!!と思ったのは、
責任者ベイジンゲームの行方が
ついに分からないまま終わってしまったこと。
彼が一体どこにいるのか、
事件と何らかの関わりがあるのか、
すんごい考えたのに、一体何!?
ほんとにただ愛人と秘密旅行で行方不明とかなの?
こういう責任者が全く掴まらないことなんて
普通はまずないんだから、
何かのトラブルに巻き込まれてるかもしれないのに、
あっさりしたもんだねー。

「責任者がいると話がすぐ進んじゃうから、
話の進みを遅れさせて混乱させるために
この人は行方不明キャラってことにしよう!」っていう
おそらく作者の意図がこれも見えてしまい、
彼の役割は単なる記号で、便宜的に
適当に作った人物みたいで嫌でした。
「ひょっこり帰って来ました!」
「何だよ、ベイジンゲーム!」
くらいにしておけばいいのに。

あと、登場人物の名前が
アイルランド風?スコットランド風?
馴染みのない発音、名前なので、
誰が誰だか想像して覚えて把握するまでに
時間がかかりました。
SF小道具の設定もすごく良く出来ているけど
文章ではいまいち想像しにくかったので、
映像で見せたらすごく分かりやすくて
面白いと思う。映画化されないかなー。

でも、ハリソン・フォードの大ファンだという
作者がダンワージー先生役を彼にしようとするのは
頼むから勘弁して欲しい。
私の中で、ダンワージー先生は
ジュラシック・パークのヒゲの爺さん、
リチャード・アッテンボローです!!
もしくはハリポタの2代目校長、
マイケル・ガンボンね!!ふさふさヒゲ希望!

とまあ、色々ツッコンでもみましたが、
そもそも面白くなきゃ、こんな熱心にツッコめません。
夢中で読める小説、久しぶりでした。
そして、最後に大好きな恩田陸が解説を書いていたのも
嬉しい。お得な気分になれました。

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原作「オペラ座の怪人(ハヤカワ・ミステリ文庫版)」

05-02-20_19-50悪名の高い、ハヤカワ・ミステリ文庫版、
ゲット致しました!
これ、何で書店で全然見かけないんだろ?
ブックオフで手に入れたのですが、
奥付見たら、2005年の1月に
再版されたばっかでした。
劇団四季の売店でも、原作本の
販売はされていたのに、
置いてあったのは角川と創元推理だけで、
なぜかハヤカワ版はなかったし。
装丁がカッコ悪いからとか?

って、よく見りゃ、装丁、
今は亡き辰巳四郎じゃないですか!!
た、辰巳せんせえー!!!
確かに、このダサ加減は辰巳四郎の
ダサバージョン、ダサミステリバージョンです。
オペラ座の怪人の装丁やってたなんて
知らなかった。ちょっと嬉しいな。
05-02-20_20-16
そして、このハヤカワ・ミステリ文庫版には
ガストン・ルルーの顔写真が載ってます!
コレ見て、何で映画のファントムが
あんなに濃かったのかちょっと分かりました。
確かにラテン系。

さて、肝心の内容ですが、
ううー、さすが、何人もの挑戦者を
挫折させまくって来た日影丈吉訳です。
読みにくいったらありゃしない!
角川文庫版で一度読んでいるから分かるものの、
これが初見だったら、ちょっとお手上げです。

例えば、
「そして私の眼が見たもの、私の頭脳がみつけだしたものはすべて、あの驚くべき掘出し物が決定的な仕方で私の仕事に勝利の栄冠を
もたらしたとき、ペルシア人の記録を見事に実証していた。」

これって文章として成立してますか?
何回読み返してもよく分からない。
ちなみに角川文庫版の長島良三訳だと
このようになっております。

「そこで私が自分の目で見、頭で判断したことはすべて、
〈ペルシャ人〉からもらった資料の正しさを見事に裏付けていた。」

比較すると、日影訳は、ほんとに直訳というか
硬いというか古風というか。初版は1989年のくせに、
何でこんなに読みにくいの!?と思ったら、
この訳者の方はなんと1908年生まれでした!!
ええっ!明治41年生まれ?81歳のときに訳したの!?
すげー!そりゃこういう文章にもなるわ!
「私の小さな親しい人!」とか。クリスティーヌのことね。

あと、ご本人も多分、相当キてると思います。
あとがきの内容もわけが分からないし、
「どなたか知らない」
「私の記憶にははっきり残っていない」
「日本に来ているかどうかは知らない」
「子供のとき見たので、よく憶えていない」
「主演が誰かは忘れてしまった」
とか、そんなうろ覚え知識ばっかり披露してて、
解説として成立してません。

でも、この文語調のやたらと硬い訳が
逆に格調の高い、趣のある文章のようにも見えるので
これがハヤカワ版の魅力と言っていいかもしれません。

ハヤカワ版
「彼女のことは誰もが等しく"美女”だという。
黄金のように澄んだブロンドの髪がとりまく艶消しのひたい。
その下には、エメラルドの双眼がちりばめられている。」

角川版
「人はみな彼女を『美人バレリーナ』と呼ぶ。光り輝く金髪、
浅黒い額のしたに輝くエメラルド色の瞳。」
とかね。

角川版は確かに現代語訳って感じで読みやすいんだけど、
ちょっと簡略化し過ぎて雰囲気に欠けるというか、
直接的過ぎる気もする。
「美人バレリーナ」っていうのもどうかと思うし、
「アツアツになる」とか「もううんざりだ!うんざりなんだよ!」とか、
言葉のノリが軽いので、ただでさえおバカなファントムが、
ますますバカに見えるのです。
ハヤカワ版のファントムもかなり、おマヌではあるんだけどね・・。
角川版よりは落ち着いてるかなと。

そして、このハヤカワ・ミステリ版で
一番笑ったのが、ファントムが書いた手紙の署名です。
角川文庫版では、
「オペラ座のFより」
と訳されていたのですが、なんとこちらでは、
「署名 オの怪」!!!
何すか!「オの怪」って!!!それはギャグでしょう!!
し、死ぬ~、笑い過ぎて苦しい~!

あと、ちょっとイイシーンを挙げると、
墓場のシーンで、ラウルの足元に、
頭蓋骨が1個、それからもう1個転げて来たところで、
「ぼくらの音楽家が、その陰にかくれていた足場の
つりあいを崩したのに違いない」ってラウルが言うんだけど、
それってファントムが頭蓋骨の上に乗っかってたら、
グラグラしちゃってバランスを崩したってこと!?
きっと慌てたんだろうなー。かわええー。

それから、シャンデリアが落ちたとき、クリスティーヌが
「神さま!シャンデリアはきっと"声”を押し潰したわ」
ってファントムのことを心配してますが、
シャンデリアの下敷きになるような音楽の天使って何!?
大丈夫だってば!

そして、普段は柩をベッドにして寝ているファントムが
「あとで私たちの愛の終わりまで行ったときのために、
柩を大きくしておくよ。」とクリスティーヌに言いますが、
もしクリスティーヌがファントムを選んでいたら、
2人は一緒にお棺の中で寝るの!?
そんなん、クリスティーヌだって嫌だよ!
ラウル選んで正解だよ!

あと、ファントムが謎のペルシャ人、
ダロガに言った台詞も好き。
「シャンデリアはひとりでに落ちたんだ。
どかーんと音を立てて」
どかーんって可愛いぞ、ファントム!
「忠告しよう、ダロガ、鼻風邪にかかりたくなかったら、
体を乾かしに行け」って心配してくれたり。
結構、ファントムって気のいい人だよね!
クリスティーヌの下着を買ってきたり、
至れり尽くせりだって書いてあったし。

その他にも、ファントムって可愛いやつだなあ!
ってシーンがいっぱいあります。
「猿のように身を振りながら」、
「海豹(アザラシ)のように息使いも荒く」とか。
アザラシのようにってどういうこと!?
ふごふごしてるの!?
あまりに激しく泣いたために、息が詰まっちゃって
仮面を外しちゃう最後の場面も好きです。
「こもごも喘ぐ」だって。可愛い。

ということで、ハヤカワ・ミステリ文庫版でも
ファントムの魅力は健在。
つーか、このおバカさと可愛らしさは
訳のせいじゃないことが判明しました。
あと、念のため創元推理文庫版も
確認したいと思います!

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February 17, 2005

「チャンピオン/明日へのタイトルマッチ」感想。

作品の評価:☆☆
好き度:☆☆

すごい邦題だな!これ!
何の映画だか全然分からん!
オーランド・ブルームが主演してる、
原題「THE CALCIUM KID」って映画なんですけどね。
オーランド・ブルームの友人の監督が撮ってるらしいです。
もちろん、日本未公開。

しかし、この邦題の付け方に
配給会社のやる気のなさがありありと伺えます。
DVDのジャケットも、ガッツ石松のコメントとか
載ってるし。「OK牧場!」とかって。
「ロードオブザリングのオーランド・ブルーム主演!」
って入れられればいいのにね。
配給会社が違うから仕方ないのかな。

ストーリーは、牛乳配達員のジミー(オーリィ)が
ボクシングのチャンピオンとジムでスパーリングしたところ、
毎日牛乳飲んでるもんだから、骨が超強くて、
チャンピオンに怪我をさせてしまいます。
それで、チャンピオンの代わりにタイトル・マッチを
戦うことになるのですが。

この、「牛乳飲んでて骨強い」っていうのは
ツボです。ネタとしては美味しい。
リングネームが「カルシウム・キッド」っていうのも可愛いし、
そのまま邦題にすればいいのに。
なんで変える必要があるのか全然わかりません。

んで、良かったとこは、とりあえずオーリィが可愛いです。
くるくる巻き毛。ファンは見とけって感じです。
この人はひょっとして2枚目やるより、
情けない役の方がいいんじゃないか?トロイも良かったし。
ハの字眉になって困ってるのが可愛い。
しかし、肉体はちゃんとボクサーっぽく逞しく鍛えられてました。
そのアンバランスさがいいですね。
あんまり本編で写ってないのがもったいないのですが、
メイキングで素敵な背筋を晒してくれてます。

あと、ロンドンの下町の風景が綺麗で、
建物とか車とかファッションとか
色もカラフルだしお洒落だし、
映像はすごく良かったです。

そして、出番は少ないんだけど、
ジミーの父さんがやけにカッコイイ。格言好き?
ジミーが父さんの言葉をやたら引用するシーンは
何となく良かった。
あと、試合前におじけづくジミーを
励ます父さんめちゃ男前!

誉められるところは、これぐらいでしょうか。
この映画のダメなとこは、
なぜかドキュメンタリー形式なところです。
監督がいろんな人のインタビューを聞いてまとめて
「本当にあった話」みたいに仕上げてるんだけど、
そうする必要が全然分かりません。
こういうアホっぽい話を現実的に作っても、
余計アホさが募るだけだと思うんだけど。
面白おかしく作ってるつもりなんだろうけど、
ギャグはすべってるし、ノリは悪いし。

普通に「映画の世界のオハナシ」として
見せてくれればいいのに、
ドキュメンタリーの常として、テンションが低いので、
架空の監督役が画面に出たり、説明が入る度に、
あー、これはドキュメンタリー風に撮ってる映画だっけ、
って思い出しちゃって興醒めです。

あとこれは映画自体のせいじゃないけど、
DVDの日本語字幕が、超手抜きっぽいです。
台詞を一つ一つ分けて字幕表示せずに、
二つまとめて一緒に表示しちゃうんだよね。
-「おい、これは○○したか」
-「もちろん、○○もな」
こういう感じで質問と答えが同時に見えちゃうの。
これって、先に先にとネタバレされてる感じで気持ち悪い。

それとDVD操作の仕方も非常にめんどくさくて
イライラさせられました。
最初のムービーが終わってからじゃないと、
メニュー画面に辿り着けないの。
特典見るためには、一番最初から
再生しなきゃいけなくて、何度もCAUTION!とか
説明読まされて、途中でボタンを押すたびに
最初の画面に戻っちゃってやり直し、とか、
ほんとキーッ!!って感じでした。
ほとんど自主製作で、劇場未公開の低予算映画だけど、
こういう部分は配給会社もちゃんと考えて作って欲しいなあ。

ということで、あまりにつまらなくて、
引き込まれる要素がないので、
midoroはなんと洗濯物をたたみながら見るという、
映画ファンにあるまじき暴挙を犯してしまったほどです。
いかにも未公開、どうでもいい感じの映画ですが、
オーリィファンは一応押さえておいて下さいね~。

【以下ネタバレ注意!】
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
ラストがめちゃくちゃ強引でビックリしました。
そんなのあり!?って感じで、
ここまでやられちゃうと、逆に面白いんですけど。

満員のボクシング会場に向かう対戦相手と
ジミーがいよいよリングに上がろうかというとき、
なぜか邪魔者が出て来て、2人とも拉致られちゃったために、
結局リングに辿り着けず、観客のいない
地下部屋?でなぜかガチンコ対決することに
なっちゃうの。無茶苦茶ですよ。

満場のボクシング会場を貸し切るなんていう
予算がなくて撮影出来なかったがために、
無理やりラストをこうしたのかもしれないけど、
かなり苦しい展開だと思います。

そして、会場の観客にしてみれば、この試合は
流れてしまったわけだから、ブーイングの嵐で
チケット払い戻しで興行主は大変な損害を被って、
ジミーも責められてもおかしくないのに、
なんかその邪魔者を倒したおかげで
ジミーは一躍スターになっちゃって、
興行主も別にその後、破産したわけでもないし
皆幸せでハッピー♪みたいな感じのラストです。
わざわざリアルなドキュメンタリー風に作ってたというのに、
最後は「いかにも嘘っぽいお話」で終わっちゃいました。

ネタはいいと思うのに、全然活かせてなくて、
ほんともったいない映画でしわ。

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February 16, 2005

「オペラ座の怪人パーフェクトガイド」感想。

日経エンタテイメントのDVD付ムックです。
今回の映画メインの特集なので、
別にメイキング映像とかキャストインタビューとか
要らないよなあと思って、全くノーマークだったのですが、
(midoro的重要度は原作<映画<音楽<舞台!)
劇団四季の高井さん・佐渡さん・石丸さん鼎談が
載っていると聞き、なぬ!?と慌ててチェック。

すでに書店では入手困難ということで、
定価1,600円のところ、ヤフオクで3,000円前後で
売られているので、わーどうしようと思ってたら
あっさり書店で見つかりました。
中規模本屋が狙い目ですね。
(後日談:再版されました。
焦ってネットで買わなくて良かった・・。)

これ、すっごい内容充実しててビックリです。
読み込むの大変そう。これで1,600円は安いかも。
映画化と舞台について徹底解説してあります。
ムックが96ページ、DVDが1時間20分!
でもDVDは字幕なし!ムックの方に解説が
載ってますが、そんなわざわざ照らし合わせて
チェックしないよー。ということで、
midoro的にはDVDに価値なし
どうせ、映画のDVDが出たときに
コレクターズ・エディションとかで
収録されるんじゃないのー?

一方、ムックの記事の方には大満足!
ジェラルド・バトラーの写真は笑えます。
ほんとフツーのスコットランド人の兄さんなのに、
ファントムになったが途端、
なんであんなにラテンの香り!?
濃い&いやらしいです!!さすが俳優。
フェロモン出まくってます。

エミー・ロッサム嬢は、映画見てるときは
全然気付かなかったのですが、
あちこちのブログ様で「口半開き」について
指摘されていたので、そう思って見てみると、
やっぱり常に半開きですね。
あのボーっとした感じがキュートなのでしょう。きっと。

ラウルのパトリック・ウィルソンも、
あんなに王子様だったのに、ヅラ取ったら全然違う!
どっちかっつーとワイルド系の人なの?
は、生え際が・・!!

ロイド=ウェーバーの経歴やインタヴュー、
舞台化、映画化までの道のりも載ってるし、
他の映画化作品や、関連書籍の解説も詳しくて、
オペラ座を体系的に把握しようと思ったら、
これ読むのが一番早いですね。
ネットでコツコツ調べてた自分がアホみたい。

そして、お目当ての劇団四季鼎談ですが、
ほんっと高井治さん、私の中のファントム像に、
どんピシャリ☆です!!
midoroは「ファントム情けな系」推奨派なので、
そう!高井さんの、このショボそうな
おっさん具合がいいのよー!!!
(ファンの方すみません。誉め言葉です!)

こういう一見弱々しそうな外見の方から、
あんなに力強くて艶のあるセクシーな声が
生まれて来る、っていうギャップがたまらないのです!
ああああ、高井さんのファントムがもう1回観たいー!!

んで、石丸幹二さんはやっぱり貴公子でした。
マ、マフラーが!なしてこんなにカッコええだ!
高井さんと石丸さんの組み合わせは最強です。
佐渡さんのクリスティーヌも聴いてみたいなあ。

全然パーフェクトガイドの感想じゃなかったですね。ハイ・・。

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February 13, 2005

「ヴァキューミング」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆☆

ダニー・ボイル監督作品です。日本未公開。
ダニー・ボイルは真面目な映画より
こういう訳分からんやつの方が
面白い気がするなあ。
脚本は「リトル・ヴォイス」のジム・カートライト。
midoroが見たくて仕方ない「ブルーム」も
この人の脚本なのね。やっぱチェックしなきゃ!

ストーリーは、別にあってないようなもので、
掃除機セールスマンのぶちギレっぷりを
楽しむ映画でした。
パロディ台詞、粗い映像、鏡の反射を多用したカット、
音楽など、クールでお洒落臭いでございます。

超ハイテンションセールスマンの役を
「ハリー・ポッターアズカバンの囚人」で
ピーター・ペティグリュー役をやっていた
ティモシー・スポールが演じてます。
ピーター役は特殊メイクかと思ってましたが、
この人、マジでこういう顔なのね・・。
出っ歯なんて自前でも行けるんじゃ。
ほんとビーバー系というかネズミ系です。
ラスト・サムライの通訳の役のときは
見ても別に何も思わなかったのになあ。
変な顔役だと、とことん変な顔に見えます。
さすが個性派俳優。

DJのドゥ・キッド役で出て来た、
ジェームズ・カートライトという若い男の子が
それっぽくて、やけに印象に残りました。
カッコ良かった。
「24アワー・パーティー・ピープル」にも
出てるそうだけど、名前載ってないから端役かなあ。
この子は脚本のジム・カートライトとは
何か繋がりはあるんでしょうか。

この子と比べると、
同じくDJを目指す青年役のマイケル・べグリーが
いかにもどん臭いというかダサく見えました。
まあそういう役作りなんでしょうけど、
DJ風の動きとかしてても、らしくない・・。
最初に出て来た、彼の恋人役の女の子は
尻の垂れっぷり、というかブヨブヨっぷりがすごいです。
若いのに何でだ!?

ほとんど全編、ガーッとテンションで押しまくって、
最後の5分だけ切ない感じで無難に終わりましたが、
ティモシー・スポールのキレっぷりだけで
充分お腹いっぱい!
75分の短い映画なので、多くは望むまいよ。

【以下、ネタに触れます】
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
ティモシー・スポールが作ったという
セールスマンの歌が
「セル!セル!セル!ファッキンセル!セル!セル!」
というので笑っちゃったし、
「sell or die!」と叫ぶシーンもなぜかカッコイイ!

でも、一番笑ったのが、
パニクるセールスマン見習いが
ガーッとまくし立てて、「何とか言えよ!」と
ティモシー・スポールに詰め寄ったとき、
「ドーシャススーパーエクスピアリフラジリスティック」
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」
とティモシーが真面目に答えるシーン!爆笑しました!
これ、メリー・ポピンズの
嫌なことを忘れるおまじないですよね。
「SUPERCALIFRAGILISTICEXPIALIDOCIOUS」
あっけに取られるセールスマン見習いが笑える。

でも、字幕では
「ドーシャスXピーアーリーフラジリスティック辛超」
「超辛フラジリスティックXピーアリードーシャス」
と出たので、一瞬意味が分からなかった。
訳者の市橋正浩さん、分かっててやったのか?
ただのわけの分からない言葉として
訳して、音を当てはめたのかな?
「超辛」って何のことかと思ったら、
スーパーカリー?ってこと(笑)!?

どうも未公開の作品だと字幕があまり
上手くないというか、良くない気がします。

あともう1個笑ったのが、
ティモシー・スポールが
「I had a dream・・・」と言い始めるシーン。
キング牧師をパロってる!!と
思わず噴出しちゃいました。
その後、「丘へ行くと、黒人と白人が不倫してた・・」
と続くので、問題発言ですよ!ヤバイって!
笑っちゃったけど。

ティモシー・スポールが
偽スペイン人のカッコして
裸マントでバラの花持ってるのも可愛かったし、
暴れるティモシー・スポールに
女の人が掃除機のホースをまるで
鞭のようにしならせて、
「ヒュンバシッ!ヒュンバシッ!」ってやって
彼のシャツをズタズタに割いたところも
超カッコ良くて笑えました。

作品の評価はあまり高くないみたいだけど、
こういうアホ映画大好き!
ダニー・ボイル、もっとやれやれ!!

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「オペラ座の怪人」CD購入後比較感想。

☆The Phantom of the Opera (Original 1986 London Cast)
☆劇団四季「オペラ座の怪人」ロングランキャスト(1992)
☆The Phantom of the Opera (Original Motion Picture Soundtrack)

3枚聴き比べてみた感想です。
ラストのファントムの「Christine,I love you...」は
誰の歌が一番萌えるか!とかそんなことばっか
一生懸命チェックしてるmidoroです。
結果はこの記事の最後に・・。

☆The Phantom of the Opera (Original 1986 London Cast)
ロイド=ウェーバーの舞台オリジナル盤2枚組。

ん゛ー。やっぱファントムの声がギャグ・・。
中低音域の声を出してるときはいいんですけどね。
渋くて色っぽいおじさまって感じで。
しかし、台詞とか高音になった途端に
なんか3枚目というかいやらしいというか、
まさに「怪人声」なんでビックリした。
原作のちょっと子供っぽくてワガママなファントムに
イメージ合ってるといえば合ってるんだけどさ。
笑い声なんて「ギャーハハハー」だし・・。
映画の方で、「エルム街の悪夢」の
ロバート・イングランドがファントム役を
演じてるやつがあったけど、
そんな感じです。お前はフレディか!って。

でも、ラストのファントムの歌にはちょっと
泣かされてしまいました。
「its over now, the music of the night・・」のとこ。
声がアレなだけに、哀愁が・・・。
せつねー!!

クリスティーヌのサラ・ブライトマンは
声が高くて繊細で少女っぽい雰囲気なので
非常にイメージ合ってます。さすが彼女のために
スコアが書かれただけのことはある。
毎回聞くたびに、最初ビブラート聞き過ぎてて
ビックリさせられますが、
やっぱり歌はダントツに上手いです。
ラウルは落ち着き過ぎてて、
あんまり青年って感じはしないですね。

ともかく、これが基本なので、
ひとまず押さえておいて正解の1枚でした。
映画盤には入っていない、
分厚い全台詞集も付いているので、
これで歌詞が分かります。

☆劇団四季「オペラ座の怪人」ロングランキャスト(1992)
劇団四季の日本語舞台版。

あああーイイですわー!!これ!
ファントムの山口祐一郎さん、
すっげ男前声です!いろっぺー!
ほんとはファントムの声はもっと低くて
おっさんぽい声の方が理想なんですが、
そっか、声が高めでも若々しくても
艶があればイケるのか!って感じでした。
ちなみに笑い声は「ウワーッハッハァー」です。

今まで聴いたファントムの中で、
一番普通にカッコイイかも。
ファントムがお馬鹿っぽくないなんてすごい!
低い囁き声には、ほんとヤラれるかと思いました。
ラストの「行けー!!行け、行ってくれ」の絶叫には
ちょっと笑ってしまいましたが・・。声裏返っちゃってます。
あと声がカッコイイので、最後の哀愁は
そんなになかったかな。
朗々と高らかに歌い上げた!って感じでした。

クリスティーヌの鈴木京子さんは
すごい安定しててサラーッと歌ってるので、
弱々しい少女の雰囲気はないです。
少し声も低いというか、丸い感じ。
高音はもちろん綺麗ですけど、
時々外してるような気も。

ラウルの石丸幹二さんもさわやかー!
台詞のとこは、ちょっとアホっぽくて
笑っちゃうんだけど、そのアホさが若い!
ラウルっぽいですねー。
「Think of Me」の台詞、「ブラーヴァ!」を
心配してたのですが全然大丈夫でした。
映画のラウル、パトリック・ウィルソンは
歌はそんなに悪くなかったのに、
この「Bravo!」が間抜けでビビッたので。
石丸ラウルとクリスティーヌのデュエット、
「All I Ask of You」にはうっとりでした。

でも、山口さんも石丸さんも両方カッコイイ
落ち着いた声なので、
一瞬どっちがどっちが分かんないときがあったな。
ほんとは、パッと聴いて分かるように、
ラウルの方がファントムより声高いといいんだけど。

このCD聴いて初めて
「声だけでも萌えられるのか・・!!」ということが
分かりました。皆カッコイイんだもん。
最初はこの間延びした日本語歌詞が
間抜けに聴こえたけど、やっぱり日本語の方が
台詞が分かるだけに、感情移入して聴いてしまいますね。
しかし、もうちょっと日本語歌詞はどうにかならないのかな。
マスカレードのとき、すごく真面目に
「誰が誰か分からーないよ♪」
「極楽だよ♪」とか歌ってるので、噴出してしまいます。
こういうアホな言葉が多いんです。

ロンドンオリジナルキャスト盤と比べると、
こっちの方がデュエットが綺麗に揃ってて
気持ちいい気がします。
オリジナルの方はそんなにぴったり
合わせようとしてる感じじゃなくて、
好きなように2人とも歌ってた気が。
ラストのファントム、クリスティーヌ、ラウルの
3人の掛け合いもすごく綺麗。
伸ばす音が多い日本語の方が合わせやすいとか?

こりゃ、山口さんがラウルやってたときの
いまや絶版廃盤・入手困難の
劇団四季オリジナルキャスト版(1988年)も聴いてみたいなあ~。
ファントムが市村正親さん、
クリスティーヌが野村玲子さん、
ラウルが山口祐一郎さんだそうです。
ヤフオクで3万円くらいで取引されてますが
手が届かないなあ。

☆The Phantom of the Opera (Original Motion Picture Soundtrack)(Special Extended Edition Package)
映画サントラ輸入盤2枚組。

05-02-19_01-01まず、この額縁デザインのジャケットを
気に入って買ったのに、
ただの厚紙というか、スリーブでした。





05-02-19_01-04中の歌詞カードの表紙は、
初回限定盤と同じデザインです。
ただ、限定盤は上製本の形に
なってるらしいですが、
これは普通のCDケースです。



05-02-19_01-11輸入盤のせいなのかどうか
分かりませんが、開け方が独特で
壊しそうになりました。
2枚目のCDが右に開くのです。
普段CD買わないもので・・。
真ん中に隠し写真っぽく入ってるのが嬉しい。

どうせ映画サントラは、国内盤も輸入盤も
英語の歌詞カードと曲の説明が付いてないというし、
と思って、値段の高い国内盤ではなく、
内容は同じで安い輸入盤を買ってしまいましたが、
しまった、ロイド=ウェーバーとシューマカーの
挨拶が書いてある!英語が分からん!
国内盤なら日本語歌詞カードは付いてるそうなので、
これも訳されてたろうに。まあ別にいいんですけど。

んで、この映画サントラは台詞も効果音も
全部入ってしまっているので、
曲だけ聴きたいのに、台詞の部分がちょっと
うっとうしいです。台詞が聞きたきゃ、DVD買うさ。
でも、台詞はまだいいんですよ。
効果音が余計なんだ・・・。
「ンガー!」「ガシャーン!」「キャー!!」とか入ってると
壁が薄いから、隣の人がきっとビックリしてるよ。
効果音のとこだけ、突然音がデカくなるから、
聴いてて自分でも時々ビビります。

舞台盤にも、もちろん効果音は入ってますが、
最低限というか、そんなに目立ちません。
でも、映画の方は「墓場での戦い」なんて、
剣を交わす「チャリーンチャリーン」という音はともかく、
「ハアッ、ハア」という息遣いまで入っちゃってて、
これを聞いて一体どうしろというのか。
なんか困っちゃうんですけど。

さて、エミー・ロッサムの声はやっぱ好きです。
少女らしい初々しさがあって、大人の色気もあるという。
最初の「Think of me」は音が高いからか、
声量が足りなくて不安定だなあと思ったり、
高い音に飛ぶとき上がりきれなくて割れてたり、
伸びが足りないのも気になって、
「ああっ、そこもうちょっと伸ばして!」って
じれったく思ってしまいましたが、その後は全部良かったです。
映画で見てたときは何も気にならなかったのに、
音だけに集中して聞いてると小さなアラが目立ちます。
そういえば支配人の歌もちょっとテンポ遅れてた。

この映画のカルロッタは、これでもか!ってくらい
巻き舌でいわゆるオペラのくどい歌い方なので、
クリスティーヌとの対比が際立っていいですね。
ヒキガエルの「グエー」も一番思い切りが良いです。
でも、カルロッタ役のミニー・ドライヴァーとは
声質が全然違うので、台詞から歌になると
突然声が変わってちょっと笑える。

メグ・ジリーも大変可愛らしいので、
クリスティーヌとのデュエットがすごく好きです。
ロンドンと劇団四季は、メグはいかにも
「脇役声」って感じで、何にも面白くないのですが、
この映画のメグはグッと来る声をしてます。

ラウルもほんとよく頑張ってます。
ほとんどおかしなところが見当たりません。
「All I Ask of You」は綺麗だったあ。うっとり。

そして、問題のファントムですが、
やっぱダメー!!!笑ってまう!!
歌い切ったのはすごいと思いますが、
やっぱしそんなに上手いってわけじゃないよね。
3人で対決?する最後のシーン、
「This is the point of no return!」なんて、
リターンのとこ全然下がり切れてないです。

ジェラルド・バトラーの声質自体には慣れて来たのか、
このファントムにそんな違和感は感じなくなって来ました。
むしろ低くて好きかも。
声だけ聴いてると渋いおっさんみたいで。
でも歌い方がロック調なせいか、ほんとアホっぽいんですよ!
頬とか喉を膨らませて、口先で破裂音を出す
歌い方なので、何となくこもって、
鼻づまり声に聴こえるんですが。

あと、ファントムが1人で歌ってるときはまだいいんだけど、
クリスティーヌとのデュエットや、
ラウルと3人で掛け合いをやってるときは、
ファントムだけ裏打ちで入って来るので、
タイミングがチグハグでした。

バックのオケはスタジオレコーディングだろうから
変な反響がなくて、音がクリアー&ダイナミック。
歌声に合わせた音量で聴いてると、
オケが入って来た瞬間に、バカでかくなります。
さすがフル・オーケストラ。音もまとまってます。
当たり前ですけど、音質に関しては、
映画サントラの方がいいですね。

オーヴァチュアとかはアレンジされてるので
聴き比べてみるのも面白いし、
舞台版にはない墓場へ行くシーンの曲、
剣の戦いの曲、マダム・ジリの
見世物小屋の話の曲なども収録されています。
でも、この辺の歌の付かない音楽だけのサントラは
やっぱ段々飽きて来ますね。

あと、最後にカルロッタ役の
ミニー・ドライヴァーが歌うエンディング・テーマが
特別に入っているのですが、この曲が私の持っている
オペラ座のイメージと全然違うので、
生ぬるくてとても聴いていられません。
買うのは、1枚のダイジェスト盤の方でも良かったかも。
私は舞台版のCDの方が好きだなあ。

さて、ファントムの「Christine,I love you...」、
誰が一番萌えるかコンテストですが(勝手に開催)
結果はやはり・・・、
劇団四季の山口祐一郎さんです!!
甲乙つけがたかったのですが、
映画のジェラルド・バトラーは、最後の伸ばしが足りない!!
すぐ終わっちゃって余韻が残らないのが勿体無いです。
せっかくセクシーなのに。

ロンドンオリジナルキャストのマイケル・クロフォードは
その弱々しさ(声の強弱じゃなくて性格・・?)が
大変ファントムらしく、「ファントムらしさ」で言ったら1番なのですが、
すんごい耳を澄ましていても「Christine」が聴き取れるか
聴き取れないかってくらいの、
山口さんの超囁きボイスには勝てません!!
甘い!甘過ぎる!!
midoroは「ファントム情けな系」萌えのはずが、
うっかりカッコイイファントムに萌えてしまいましたよ。あー。

ということで、3枚それぞれ違う魅力があって
どれも良かったです。この勢いで劇団四季の
10周年記念キャストの方も欲しいです。金が続かん・・。

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February 11, 2005

「オペラ座の怪人」CD購入にあたり比較検討。

劇団四季を観て来たせいで、
今日は1日中、オペラ座の怪人の歌が
頭の中をぐるぐるぐるぐる。

どうぞ~おもいでーをーこーのむーねーにー♪
エーンジェルオブミュージックわーたしのー♪
ザ・ファーーーーントムオブジオペラそう~~~わーたーしだー♪

すっかり洗脳された!あーもうCD買うです!!!
早速比較研究。(価格はアマゾンより)
今手に入るものはこのくらいかな?
各国盤を別にしてだけど。

・ロイド=ウェーバーロンドンキャスト盤(2枚組) 3,656円
・ロイド=ウェーバーロンドンキャスト盤ハイライト(1枚) 1,559円

・劇団四季ロングランキャスト盤 3,292円
・劇団四季10周年記念キャスト盤 3,399円 

・映画サントラ輸入盤(2枚組) 2,325円 A
・映画サントラ輸入盤 (1枚) 1,559円 B

・映画サントラ国内盤(2枚組初回限定) 4,935円 完売
・映画サントラ国内盤(2枚組) 3,780円 A’3月16日発売予定
・映画サントラ国内盤(1枚) 2,520円 B’

国内盤サントラは、3月に新しく出るやつが
輸入盤の2,325円のと同じ内容じゃないのかな?
それか、国内の初回限定で完売しちゃったやつの廉価版?

アマゾンで一部試聴出来る様になってるので
聴き比べてみましたが、
ああーどうしよ、全部欲しいー!!!
それぞれ、一長一短なんだもん。
最低でも3枚は欲しい~!
それに、2枚組の豪華なやつにするか、
とりあえずメインの曲だけ入った1枚のにするか。
うあああ、悩むぅ。

以下、熟考。

【オリジナルロンドンキャスト版】
ロイドウェーバーのオリジナルはやっぱり必須でしょ?
サラ・ブライトマンのクリスティーヌは
ちょいビブラートかかり過ぎてる気がしないでもないが、
映画のエミー・ロッサムとは声似てるかも。
ファントムは声が高いなあ・・。イメージ違う・・。

これがそもそもの基本だから、2枚組を買おうと思うんだけど、
いいとこ取りの廉価版、ハイライトの方には
2枚組には入ってないピアノ曲が入ってるとか書いてある・・。
両方買わせようと思って!もう!
でもハイライトには支配人のおっさんたちの歌が
入ってないような気もするな。やっぱ2枚組で。
しかし、曲の頭出しが出来ないってどーゆーこと・・。

【劇団四季版】
日本語で歌ってるのも欲しいから、1枚買いたいんだけど、
キャストどっちにしようー。

☆ロングラン☆
ファントム・・山口祐一郎さん
クリスティーヌ・・鈴木京子さん
ラウル・・石丸幹二さん

☆10周年記念☆
ファントム・・今井清隆さん
クリスティーヌ・・井料瑠美さん
ラウル・・柳瀬大輔さん

今の劇団四季のファントムはバリトンなので
今井さんの方が声が近いとのこと。
今の高井さんのファントム良かったし、
なるべく声低い方が好みなので今井さんかなあ。
しかし、ラウルは石丸さんのが聴きたいのよー!
両方買わなきゃならないじゃん!
とりあえず最初は、基本ということで
ロングランの方にしようか。

【映画サントラ版】
ジェラード・バトラーのファントムはサブイボ出そうなので、
あんま好きじゃないんだけど、
エミー・ロッサムのクリスティーヌがやっぱり
すごく好き!!可憐な少女の声がたまらない。

これ、台詞とか効果音まで全部
入っちゃってるんだよね。要らないのに・・。
家で1人で聴いてたら恥ずかしいじゃない。
でも、フルオーケストラだから
迫力は舞台版よりすごいそうです。

あれっ、輸入盤は歌詞カードが付いて無いんだって!
う、うそーん!!歌詞なきゃ意味ないじゃん!
付属のブックレットは映画の写真しか載ってないそうです。
アホかー!何で?皆、聴くだけでいいの?
一緒に歌わないの!?

そして国内盤は日本語訳の歌詞カードしか付いてないというし。
英語の歌詞を手に入れたかったら、
ロイドウェーバー盤を買うしかないってことでしょうか。
まあ、どっかで全脚本が公開されてるだろうけどさ。

うーん、劇団四季のを買えば日本語歌詞は分かるわけだし、
映画サントラは歌詞のない輸入盤でいいかなあ。
国内盤買って日本語訳の歌詞が付いて来ても仕方ないし。

あと、2枚組と1枚の違いを一言で言うと、
ファントム・クリスティーヌ・ラウル以外の人の歌が
入ってるかどうかみたいですね。
2枚組にはカルロッタ、支配人やマダム・ジリの歌も
入ってるみたい。

それと、同じ曲のバージョン違いも2枚組には入ってる。
メインどころの歌だけで良ければ1枚で充分なんだけど、
やっぱロンドンオリジナルと比較したいので、2枚組かなあ。
墓場の曲とか剣の戦いの曲は別に要らないんだけど・・。
ここまで全部入ってたらDVD買えば?って気もするが。

ということで。

・ロイド=ウェーバーロンドンキャスト盤(2枚組) 3,656円
・劇団四季ロングランキャスト盤 3,292円
・映画サントラ輸入盤(2枚組) 2,325円 A 

の3枚をとりあえず購入することに決定!
2,325円の映画サントラ輸入盤は品切れしてたけど、
復活したみたいなので即購入!

しかし、ものすごい出費だ!今月はオペラ座貧乏です!

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February 10, 2005

劇団四季「オペラ座の怪人」長文感想。

【内容】
チケットGET!
劇団四季・初体験レビュー。
本編の感想&ツッコミ。ネタバレあり。
主な販売グッズ一覧。

どうだ、気合入っているでしょう!?
超・長文ですよ!
読みたいとこだけどうぞ!

【チケットGET!】

映画「オペラ座の怪人」を見て大ハマリ!
ミュージカルなんて苦手だと言ってたのが
嘘のように、劇団四季の公演の方はどんな風なのか、
チェックしたくてたまらなくなったmidoroですが、
3月分まではもう、チケット完売してしまっているので、
ネットオークションをチェックしてみたら、
急に行けなくなったという方から譲ってもらうことができました。

5月以降、夏までの公演はチケットも若干残っているし、
オークションでも予約引換券が沢山出品されているのですが、
飽きっぽいmidoroは、そんなに先の公演では
きっと熱がすっかり冷めてしまっているだろうから、
今観たい、すぐ観たい!そんなに待てるか!ということで
近い公演のチケットを譲ってもらえて本当にラッキーでした。

S席とかA席の良いチケットはオークションで
1万~3万くらいの値段が付いていて、
とても手が届かなかったのですが、
B席で平日の夜公演、そして1枚、
かつ公演日直前、ということで、
定価とあまり変わらない値段で譲って貰えました。
ペアだと途端に高くなりますね。
まあ、どうせ行くの1人だからちょうど良かったです。
平日だと、仕事帰りにちょっと寄ってみました~。
みたいな顔して気楽に見れるし。
土日に1人で行くのは勇気がいるので。

ちなみにチケットは定価だと
S席11,500円、A席9,450円、B席6,300円、C席3,150円。
通ってる人ってすごいよね。

【劇団四季・初体験レビュー】

さて、初の劇団四季鑑賞なので、
何だか興奮していそいそと出かけてしまいした。
「オペラ座の怪人」は電通四季劇場、
カレッタ汐留と併設されてる「海」でやってます。

中に入るとすぐに、物販が!!大混雑です。
そして、めっちゃ充実の品揃え!さすが劇団四季!
ロットもものすごい数で作ってるだろうから、
割と良心的な価格設定です。
普段こういう関連グッズを小バカにしているmidoroも、
皆の熱気に当てられ、何か買いたくなって来てしまいました。
人だかりの隙間からショーウインドーを覗き、
アイテムと値段をチェック。後でもう一回吟味しようっと。
(→結局、買いました。いいのよ、もー。ノリだから。)

midoroの席はB席なので、3Fに上がります。
2F席といいつつも、傾斜があるので
後ろの方だと実際は3Fの高さになるんですね。
トイレは1Fと2Fにしかなかったので、
先に行ってた方がいいかも。
めっちゃ並びますが、個室は沢山あるし、
ちゃんと一方通行、銀行ATM方式になってるので
回転はものすごく速いです。
これもさすが、女性客の多い劇団四季ですね。
混んでても焦らなくて大丈夫だと思います。

物販も1Fと2Fに2箇所ありました。
それぞれ微妙に置いてあるものが違うので注意です。
2Fは関連書籍が充実してました。
ロイド=ウェーバーのCDボックスとかもあった。
なぜかパンフは1Fでしか売ってません。
軽い飲食物も売ってます。ジュース400円。高い。

ところで、上演って2時間くらいかと思っていたら、
「第1幕75分、休憩20分、第2幕60分」と書いてあって、
あっ、お芝居ってそういえば休憩入るんだっけ!
と驚きました。すっかり映画気分だった。
開始してからだと、10分は途中入場出来ないそうです。
オペラグラスは保証金5,000円とレンタル500円とのこと。

ホールの中に入ると、オーケストラが音出ししていて、
「あれ、ミュージカルって生演奏なの!?」
と、またまた驚いてしまいました。
何を観るつもりだったのか、自分。
(→でも生なのってオペラ座だけみたいですね。)
オーケストラは舞台近くの半地下みたいなところに
埋まっていて、変な感じです。
指揮者だけチラッと頭出してました。

さて、B席は3F席の後ろから2~3番目の列です。
後ろにC席を2列残すのみだったので、
舞台は遥か下の方にありました。
高さが10mくらいあるんじゃないかな?
高所恐怖症の人だったら、眩暈がして
クラクラ来てもおかしくないくらいだと思います。

舞台のセットはオペラ座をイメージして、
クラシカルで重厚な感じ。雰囲気あるなあ!
相当、お金かかってそうです。
シャンデリアは電飾でピカピカしてましたが、
これはまあこれで・・。派手で綺麗でした。

そして、やっぱ生演奏はいい!!
音楽が始まると、わずかに振動が伝わって来て体に響きます。
うーん、いいですねえ。ゾクゾクします。
でもパイプオルガンの音が、やけに電子音っぽいのですが、
あれってシンセでしょうか。
本物のパイプオルガンってこんな?
ちょっと軽い雰囲気なので、
もっと重々しい音だと良かったかなあ。

しかしほんと、ロイド=ウェーバー御大はすごいですね!
ここまでやるか!おのれはディズニー音楽か!!ってくらい
派手でキャッチー、分かりやすいメロディーラインで、
我らの感動ツボをぐいぐいっと押して来ます。
うっ、油断すると涙出そう・・。心の琴線触れまくりです。

そして肝心の歌ですが、歌詞が日本語に翻訳されると、
基本的に1つの音符には
1つの音しか当てはめられないので、
「どぉ~こぉ~にぃ~いぃ~るぅ~♪」って感じに
妙に間延びしてしまって、ちょっと苦手です。
英語だったら、1つの音符で1単語歌えますもんね。

でも、その分、歌をスピードアップしてるのかな?
という気がしました。結構早口のところが多いです。
ところどころ、マイクかアンプの反響で
音がこもって聞き取れない箇所がありました。
皆が違う歌を同時に歌う場面も多かったので、
何がなんだか。

でもでもやっぱ、生歌はいい!!
当たり前だけど上手い!気持ちいい!
日本語ミュージカルでこんなにイイならば、
ちゃんと生の英語で聴いたら、
どれだけ素晴らしかろう!
ああ、本物のロンドン舞台版も聴いてみたいです!!

あと、ミュージカルって突然歌い出すので
その世界についていけなくて苦手!と思ってましたが、
「オペラ座の怪人」はすごく取っ付きやすいかも。
元々、オペラ座という舞台を舞台にしてるわけだから、
自分もオペラ座にいるような気になって来て、
歌も劇中劇として歌っているので、
地の部分で台詞代わりに歌い始めてもおかしくない雰囲気です。
そんなに違和感ありませんでした。

ただ、3F席のせいですが、
人の顔はほとんど見えませんでした。
役者さんが若いか年が行ってるか、
顔が濃いか薄いか、太ってるか痩せてるか
ぐらいしか判別付きません。
衣装も細かいところは全然見えなくて、
キラキラして綺麗だな~としか。
ちゃんと観たいと思ったら、
やっぱり高い良い席じゃないとダメなんですね。
まあ音楽聞く分には支障ないのでいいですけど。

それと、逆にもし役者さんの顔がハッキリ見えてたら、
多分笑ってしまって苦しかったと思うので
想像で補いつつ、雰囲気で見られたのは、
かえって良かったかもしれません。
日本人でごくフツーの顔の役者さんが
「アイラヴユー~♪」とか真面目に歌ってるのを聞いたら
絶対笑ってしまう。

でも、小道具に関しては全く見えないので、
ストーリーを知っているから良かったものの、
何も知らなくて3F席に座っちゃうと、
「今一体何を渡したの!?」
「これは何をしてるの!?」って意味不明だと思うので
ちょっとキツイかもしれません。

それに舞台は場面転換が早くて、
今まで劇場にいたのに、説明なく
次のシーンで突然墓場に居たりするので
初見で話を追うのはやっぱ大変な気がします。

【本編感想&ツッコミ】

さあ、いよいよネタバレしますよ!

まず、クリスティーヌとファントムが
地下に降りて行くシーンがすごい。
降りてないのに降りて行くように見せるセットや、
そこに水があるかのように進む小船もよく出来てます。
舞台からせり上がってくる蝋燭の明かりが
幻想的で綺麗でした。
セット自体の出来はもちろんですが、
セットや衣装の早換え技術もさすがですね。

地下のお部屋に辿り着いたファントムが、
帽子を飛ばして、マントをヒラリと優雅に翻し、
ベッドに放り投げるシーンがカッコイイです!
映画でも同じシーンがあったけど、これは絶対外せないですね。
そんなカッコイイシーンなのに、
ファントム、マントを取ったら、
日本人なのでちょっと痩せてて華奢なのが笑える。
こっちの方が原作のイメージには近いと思うんですけどね。
なんで映画はあんなにセクシーマッチョだったんだろ。
フランス人て、ラテン男だから?

それから、花嫁人形はちゃんと舞台版でもありました!!
やっぱりファントム、オタクでストーカーだ!!!
それを見て思わず床に崩れ落ちるクリスティーヌ!
そりゃ、ビックリするわ!!
映画では倒れたクリスティーヌをファントムが抱き上げて
ベッドに運んでましたが、(萌えシーン!)
ここでは、床に横たわったクリスティーヌに
そのまま優しくマントをかけてあげるだけ。
抱き上げるのは映画オリジナルですよ!
マッチョだからね!日本人には無理ッス!

あと気になったのが、クリスティーヌが目覚めたとき、
ファントム、さっきとは違うベレー帽?みたいな
変な帽子を突然被ってます!
そして派手な服にお着替えしてます!!
ちょっと、何ソレ!部屋着!?
うわー、もっとアップで見たかった!
こういうとき3F席は辛い!

そして、仮面を奪われたファントムが
クリスティーヌから取り戻し、再び顔に付けるシーンで、
ゴムでぱっちん☆と留めていたのには爆笑(心の中で)!
ああ、そうだよね!実際はゴムがないとね!
映画みたいにペタッとくっ付けられないよね!

ラウルとクリスティーヌの屋根の上でのシーンは
映画の方も良かったけど、
あれは石造りの屋根がいかにもCG臭くてちょっと変だったので、
簡単なセットだけでパリの夜景を想像させてくれるような
舞台の方が何だかロマンチックでした。
2人の抱擁シーンはいいなあ!可愛いなあ!
んで、ラウルがクリスティーヌをくるくる振り回して
「あはは」「うふふ」のシーンは映画よりも
回転度が高くて速かったです。
くるくるじゃなくて、ぶんっぶん振り回してました。

そして、例の立ち聞きシーンですが、
ファントムはぶら下がったアポロン像?の上に乗っかって
宙に浮いてます。豪快な立ち聞きです。
で、クリスティーヌとラウルのラブシーンを盗み見て、
「裏切られた」とか「この辱め」とか言ってるけど、
そもそも、クリスティーヌって
ファントムのこと愛してるなんて言ったっけ?
自分を捧げるって言ったんだっけ?
でも、それ男女の愛じゃないと思うよ?
ファントムってば、すごい思い込みと
ストーカーっぷりを発揮してます。

シャンデリアが落ちるシーンが原作と違うのは、
舞台では、シャンデリアを落としたところで、
キリ良く休憩というか、幕間にしたかったからみたいですね。
休憩が終わったら、シャンデリアはあっさりと
また上に戻されてましたけど。

それから、ファントムは芸術家で建築家で作曲家という
すごい才能の持ち主で、
ペルシャの王様のためにガラスの迷宮を作ったこともある、
ファントムを見世物にしてた見世物小屋の人たちは
ファントムがすごい才能の持ち主だから
彼がそこにいることを自慢してた、って言ってたけど
なんか変じゃない?聞き違えたかな。

そんなすごい人だって分かってるなら
見世物になんかしないと思うんだけど。
ファントムが才能を発揮したのは、見世物小屋から
脱出した後じゃないのかな。まあいいんだけど。
この原作にない「見世物小屋」の設定はちょっと
お涙頂戴っぽいのであまり好きじゃないです。
つーか、奇形で見世物ってまんまエレファントマンじゃん。

お墓のシーンでは、ファントムが
「宣戦布告だ!」って漢字四文字熟語を
喋ってるのがなんかおかしかった。
あと、クリスティーヌの父親の墓の上に
堂々と突っ立ってるファントムってどうなの?この罰当たりー!
しかも、このシーン、3Fからだと
ファントムの首から下しか見えないので間抜けでした。

マスカレードはやっぱり本人、というか
役者がそのまま踊ってるのがいいですね。
映画版では主役たち踊ってないし。
ラウルがクリスティーヌをリフトするところが
すごく綺麗でトキメキました。つーか、ラウルカッコイイ!
原作ではあんなに大バカ者だったラウルが!
さすが、イケメン石丸幹二さんです!違いの分かる男!
midoroでさえ知ってるくらい有名な方じゃないですか。
思わず萌えっとなってしまいました~。
ほとんど顔が見えないにも関わらず、
カッコイイのって何でわかるんでしょーね。雰囲気?
イイ男オーラ?単に顔が濃い?

ドン・ファンのシーンでは、フードをすっぽり被っちゃって
何も見えなさそな状態でウロウロしてるファントムが可愛い。
これなら、中の人が入れ換わってても分からないですね。
映画版では別人だってモロわかりでしたけど。
クリスティーヌはまず声で気付けよ、って気もしますが。
それに、天幕のかかったベッドから
カーテンを開いて出て来たファントムが、
きちんとまたカーテンを閉め直してるのが
律儀で笑ってしまいました。
あと、ファントムがクリスティーヌの隣で
椅子にちょこんと座って、くるんと振り向くところが萌えです。

いよいよクライマックス、
ラウルがファントムとクリスティーヌを追いかけますが、
その際、マダム・ジリーがラウルに注意を与えます。
「腕を目の高さにあげておきなさい!」
「どうしてですか?」
「縄が首にかかるのを防ぐためよ!」
これ、ファントムが首絞めの達人だからなんですが、
なんで映画も舞台もこのアホネタを採用してるの!?
よっぽどロイド=ウェーバーのツボだったんでしょうか。
手を挙げてるラウルがアホっぽくて可愛いから、とか・・?

そして、ファントムの地下部屋に
ラウルが駆け込んでくるシーンですが、
今までオールバックできっちりまとめていた髪は
乱れて額に落ちてしまい、サスペンダーのズボンからは、
白シャツが片方だけ、はみ出しちゃってます!!
は、半分!ギャース!!可愛過ぎ!
いかにも慌ててます!って感じのラウルに激もエー!!
(→カーテンコールの挨拶のときも、
石丸さんは最後までそのカッコでした。
ああ、乙女の萌えツボを熟知してますのう!)

さあ、こっからはいよいよファントムの見せ場ですよう!
クリスティーヌに真の素顔を見られてしまったファントム、
さっきまであんなにキメキメで、
いちいちポーズ取ってカッコ付けてたのに、
すっかりショボーンとしてしまいました。
肩を落として棒立ちになっちゃってます。
歩き方もトボトボしてるし、一気に老け込んでしまいました。
そして、帽子がないと、クリスティーヌと
大して背が変わらないことに初めて気付き。
小っさ!ファントム!

そんなショッボいナリだというのに、
声は甘い!甘い!
い、いやーん!!なんて良いお声!とろけるって!!
酔わされまくりです、ファントムの歌に!
あーもう、これだよ!このギャップでしょう!!
姿はこんなにも醜い(というかショボい。切ない・・)のに、
その歌声はまさに天上の音楽!ってね!
そりゃ、自分で自分のこと
「ミュージックオブエンジェル」とか呼んじゃうわ!

映画のファントムはそこまで歌が上手くなくて、
とても聞き惚れるというレベルではありませんでした。
声質も軽いというか薄いというか浅いというか。
それと比べると、やっぱ本職の方はすごいですね。
声の深みや艶はもちろん、伸びも安定感も桁違い。

ラストでクリスティーヌが去った後、
花嫁のベールを抱き締めて、
そこに顔をうずめてしまうファントムが
切なくて切なくて、思わず涙してしまいました。
最後の歌がまた良くてねえ!もう1回聞きたいよー。

ファントムのフェードアウトの仕方も良かったです。
椅子に腰掛けてマントをすっぽりと被るファントム。
やって来たメグ・ジリーがそのマントをめくっても、
ファントムの姿はそこにはなく、残されていたのは仮面だけ・・。
お約束の消失ネタですね。これも舞台ならでは、です。
そういえば、他にも、今あっちにいたところなのに
今度すぐこっちから登場したよ!?
ええ、どうやって!?みたいな場面もありませんでした?
どうやって移動してるんでしょうね?影武者?

ファントム、ちょこちょこっと影とか姿を見せてるだけで、
そんなに出番自体は多くないのにも関わらず、
ラストの歌でもうすっかりノックアウトでした。
もちろんラウルもいい声だしカッコいいんだけど、
やっぱファントム、ですね。

ということで、映画版よりも原作よりも、
全然まともで一番ツッコミどころが少なかったのが、
劇団四季の舞台でした。当たり前か・・。
とにかく歌がいい!あまりの気持ち良さにうっとりしました。
特に、クリスティーヌとラウルの屋根上でのデュエット、
ラストのクリスティーヌとファントムのデュエットが
素晴らしかったです。
1人だって美しいのに、2人の声が絡み合って生まれる
ハーモニーといったらもう・・(溜息)。

そうですよね、元々歌が主題の物語なんだから、
ミュージカルという形式が1番しっくり来るに決まってるか。
原作だといくら歌がすごいって言われてもわかんないし。
逆に、舞台では意外に恋愛の要素は薄かったような気もします。
というか、物語の深みはそんなになかったかも。
歌を聴かせるのがメインで、
細かい気持ちの動きとかはあまり見えなかったので。
キスシーンも本当にはしてないよね?
クリスティーヌの迷いとか別になかった気が。

あと、ほとんど見えなかったので
あくまで印象ですが、私の中のキャスティングイメージに
近い方たちの回に当たったようでラッキーだったかも。
ファントムは断然、薄い顔希望なので!!
高井治さんだそうです。いいですねー。
もう1人の村俊英さんはちょっとイメージ違う・・。強そう。
ラウルの石丸さんは言うに及ばず。まさに貴公子!
そういやクリスティーヌのことに全然触れてないけど、
沼尾みゆきさんという方で、ちょっとブリブリでしたけど、
小柄で可愛くて歌も上手でした。
あと支配人コンビの歌も良かった。おっさんラブ。

今回で、劇団四季にハマる人の気持ちが分かってしまい、
オペラ座、もう1回観に行きたいくらいです。
歌がずっと頭の中でぐるぐる回ってます。
終わったあと、ノリノリで歌ってる爺さんがいましたが、
midoroも帰り道、ついつい口ずさんでましたよ。
「エーンジェルオブミュージック♪わーたしのー♪」

【主な販売グッズ一覧】

ご参考までに・・。

ペーパーバック ¥300
携帯ストラップ マスク ¥1,000
携帯ストラップ シャンデリア ¥1,000
ネックストラップ(近日発売) ¥1,500
キーホルダー 赤 ¥500
キーホルダー 黒 ¥500
ブローチ ¥1,800
クリアファイル(2枚組) ¥500
ボールペン ¥600
メールガードシール ¥800
ハンドタオル(近日発売) ¥600
トートバッグ(飾り付き) ¥2,000
テディ・ベア 白・グレー 各¥3,000
Tシャツ 黒 S・M・L・LL 各¥2,800

あと、パンフレット ¥1,500ね。

2F売店のみで売ってるものもあります。
トレーナー 白・黒 各¥5,900
Tシャツ 白・グレー 各¥3,150
関連CD、書籍、写真集、ビデオ、楽譜など。

05-02-09_18-15ベアの写真、こっそり撮ってみました!
マスクとマントしてるー!
マスクはちゃんと半分ですよ。
可愛いなあ、おい。
値段も手頃だし、彼女が彼氏にねだって
買ってもらうのに丁度よい感じですね。
実際そういうカップル多かった。

05-02-10_02-08



midoroはパンフとストラップを購入。
観る前は1,500円!?高!
これは買わなくていいや!
とか思っていたのに、
観終わったら俄然キャストを
チェックしたくなりました。

そういや、キャストシートもらえなかったんだけど、
一体どこで配ってたんだろ?

パンフ、1,500円もするんだから、
ビニール袋に入れてくれれば良いものを、
剥き身で渡されてしまいました。どうしろと・・。
紙袋はちゃんと別売りです。商魂逞しい。
なので、パンフを入れる袋欲しさに
クリアファイルまで買ってしまった。

なんかせっかく来たから記念に、とかって雰囲気で
買わされちゃいますよねー。
デザインもいいし。仮面がね。
シャンデリアのストラップも買っておけば良かったかと今頃後悔・・。
クリアファイルは1枚だけの値段かと思ったら
実は2枚セットだったのでお得かな?

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February 09, 2005

「幕末酒場やんなはれ(渋谷)」

坂本龍馬の看板が何気に目立つ、
東急ハンズの方にある地下1階のお店です。
2004年の4月にオープンしたとのことで、
まだ1年経ってませんね。

名前のとおり、幕末を意識した昔っぽい
内装になっていて、幕末志士やら新撰組やらの
それっぽい小物や道具立ても置いてあり、
幕末マニアッククイズが用意してあったり、
関連書籍やフィギュアまで並んでいるので、
こういうのが好きな人にはたまらないのでは。

ここは焼酎が売りの店らしく、
九州の芋焼酎を中心に充実のラインナップ。
料理も、土佐藩カツオ、薩摩黒豚など、
藩の名前を冠したメニューが並んでおり、
男性向けの渋い料理が多いので(そりゃそうだ)
女性限定メニューも用意してあって、
アボガドグラタンとか、鶏肉のカチャトーラとか、
こじゃれた感じの料理が載ってました。

こういうちょっと面白げなお店って、
内装だけで、料理の方はあんまり、って
パターンが多いと思うんだけど、
大体どれも美味しかったです。
ちなみに頼んだのは、前述の洋風メニューに、
新撰組サラダ、だしまき玉子、イカの一夜干し、
刺身盛り合わせなど。
量は少な目なので、少し高いかもしれませんが
凝っているので、こんなもんかしら。

店員さんには、いかにも渋谷っぽい若い女の子がいて、
midoro「ほうぼうってどんな魚ですか?」
店員さん「ほうぼうっていう魚です。
midoro「・・・・えーと、白身ですか?」
店員さん「あー、毎日違う魚が沢山入って来るんで、
よくわからないんですよ!(堂々と)」
とか、妙な会話もありましたが、
そんなに接客も悪くなかったです。

その子は、
「この料理、すっごく美味しいんでオススメです!
私はまだ食べたことないんですけど」
とか、ギャグじゃなくて素で言ってたので
ちょっと面白かった。

隣の席は、どうやら幕末マニアの男性たちで、
熱いトークが繰り広げられてました。
女の子を連れて行って、薀蓄垂れると
「すごーい、詳しいね!」とか言って
感心してもらえるかも。
引かれる危険性と隣合わせですが。

面白くて美味しいお店だったので、
誰かこういうのが好きな人がいたら、
連れてまた行ってみたいです。

後日談:
その後、2回目も行って参りましたが、
平日は24時CLOSEDの
23時フードL.O、23時半ドリンクL.Oだと
いうことだったので、23時過ぎの
フードラストオーダーで締めに
「味噌煮込みうどん」(だっけ?)
を頼みましたが、これが全然出て来ない。

水曜だったので、お客さんもあまりいなくて、
店員さんは暇そうなんだけど、
厨房は大忙し?それともじっくりじっくり
手間暇かけて作ってる?

23時半までは待ったのですが、
ボチボチ終電なので、23時35分の時点で
30分近く待ったので仕方ないだろう、
ということで見切りを付けて
会計をしてもらいました。

厨房をチラ見したところ、
作ってくれてたのは確かのようだったので、
キャンセルして申し訳なかったのですが、
24時CLOSEDで23時35分まで
出て来ないというと、出て来るまで待ってたら、
一体何分で食べ終わらなきゃいけなかったんだろう?

冷たいメニューならともかく、
アツアツのうどんなので、必死で食べる羽目に
なったことは間違いないと思います。
うどん食べたかったので、次回行ったら、
もうちょっと早めに頼むことにします。

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「監督不行届」安野モヨコ

本日2月8日発売、
安野モヨコ初のエッセイコミック。
フィールヤング掲載時に予告されていた
発売日が延期されたものだから
首を長くして待っておりました!!
大好きです、カントクくんとロンパース。

日本を代表するオタク四天王の1人、
庵野秀明監督と、その嫁、漫画家安野モヨコという
Wアンノ夫妻の素敵なオタクライフを
描いたコミックなんですが、
もうね、ほんっと心底羨ましい!!!
いいなあ、こんなオタ夫妻!!

自分なんてオタク度1から1.5くらいの
微妙なラインをフラフラしてるせいで、
周囲に趣味をカミングアウトすることも出来ず、
人様を家に呼べば、必死で本棚やグッズを隠して
一生懸命、普通人の振りをしなきゃいけないわけで。

そんな自分から見ると、オタク度5の監督と
オタク度4の安野モヨコなんて、
もう正に理想的なカップルなわけですよ。
ここまで行けば、いっそ清々しい。

安野はオタ嫁度が加速するのを最初
危惧しているのだけれど、行っちゃえ行っちゃえ!
絶対楽しいよ!アニソン歌いまくり、
アニメのDVDボックス見まくり、漫画読みまくり!
オタク用語もツーといえばカー!!
2人とも、それで生計を立てているようなものだし、
オタクももう芸の一部というか。

しかし、身長180cm、イタリア製の服も
お直しなしで着られるオタクだなんて、
庵野監督、カッコ良過ぎです!!
かつ、天然で乙女!いいなあ!

巻末のオタク用語解説も充実していて
非常に勉強になります。
オタク文化が花開いた黄金期の70~80年代に
青春時代を過ごしていない人、
リアルタイムでヤマトやガンダム、タイムボカン、
ライダー、スーパー戦隊シリーズなどを
見てない人は要チェックですね。
よく耳にするけど、元ネタの分からない、
あの言葉の出典が分かります。

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February 07, 2005

「恋の闇愛の光」感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆☆

日本ではいまいちヒットしなかったですよね?
96年にこんな映画が公開されてたなんて、
全然知らなかったです。
邦題が良くないんじゃないか?抽象的過ぎる。
デヴィッド・シューリスが出てなきゃ、
midoroも多分見てません。
でも、存外に良い作品であった。眠かったけど。

えーと、舞台は1660年のイギリス。
クロムウェルの清教徒革命が失敗に終わり、
王政復古でチャールズ2世が即位した時代です。
あーそういえば世界史でやったなーって感じ。
そして、主人公の医者が仕事や恋に悩んだり、
いろんな苦難に遭って大変な思いをするっていう、
それだけの話なんですけどね。
いや、色々あって大変だね、とは思うんだけど、
別に感情移入できないし、他人事っていうか。

見所は、アカデミーの美術と衣装デザイン賞を
取ってるだけあって、衣装や建物が豪華絢爛!
これは結構見応えあり!
ビデオの粗い映像のせいかもしれないけど、
当時の雰囲気をよく再現しているのでは?
ほんとに合ってるのかどうかは分かりません。

それから、キャスティングが無駄に豪華です。
主人公の医師役はロバート・ダウニー・Jr。
あのー、この人どうやってもイギリス人には
見えないんですけど!!どういうキャスティングなんだ!
当時流行のカツラを付けると、一層間抜け面が引き立って、
いかにもアホで苦労しそうです。医者なのに。
道化だって言われてるけど、まさしくそんな顔。
そのせいで、全然可哀想に見えません。

それから、友人の医師役が、愛する(?)デヴィシューです!!
うわーい!シェークスピア的格好、超似合うんですけど!!
ロン毛だあ!!デコッパチだけど、カッコイイぞー!
普通にカッコイイ役って、初めて見た気が。
出番はそんな多くないけど、満喫です!
相変わらず薄っぺらい胸板も晒しちゃってます!!
なんでこの人、こんなひ弱そうなんだろ!?
胸毛の1本も見当たらない、キメ細やかな
白くてふっくらとした肌!超キモー!!!そこがたまらん!!
ハァハァ・・。興奮しすぎ。落ち着け、私!

それから、やけにフレンドリーで気さくな王様、
チャールズ2世がサム・ニールでした。
どっかの領主くらいの軽いノリで出張ってます。
ちょびっとヒュー・グラントも出てました。白塗りです。

そして、ダウニーJrの住む家の執事が、
あらまっ、ガン爺じゃないですか!!
見た目ほとんどそのまんまですよ!?
執事にしては、やけにくだけてて素敵なジジイが
イアン・マッケランでした。美味しいなあ~。
あちこち、ひょこひょこ歩いてるのが可愛いよー!!
ガンダルフとデヴィシュー萌えのおかげで
最後までなんとか持ちました!

あとメグ・ライアンも後半に少し出てました。
演技はどうなのか知らんがね。どうなんですか、あれ。
10年前のメグはまだ少女みたいな雰囲気で可愛かったです。
(といっても、すでに当時30半ばなわけだが・・。化け物!)
というか、メグに限らず全体的に役者がやけに若かった。
(注:ガンダルフ除く)10年前ってこんなかあ。
皆、角を曲がってしまったのねえ。と、しみじみ。

キャストはかなりいい感じなので、
誰かのファンか歴史ファンの人は見ても良いと思います。
それ以外の人は眠いと思います。

【以下、ネタバレ注意!!】
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えーと、初っ端からツッコミなんですが、
心臓って外気に晒されててても平気なの!?
肋骨を折って化膿したという人が出て来るのですが、
皮膚が腐って落ちて、心臓が外から丸見えです!
ドクンドクンしちゃってます。
これ、作り物臭くて笑える~。

医者仲間は尻込みして、
誰も心臓に直接手を触れることが出来ません。
当時ってまだ軽い手術しかなかったのね。
でも、ロバートだけは別です!
勇気を出して、心臓にターッチ!!
皆が感嘆の溜息を漏らします。
それを見ていた王様も、
「あの医師は誰だ?」とかってスカウトしてくれます。
すげー、心臓触ってのし上がった!この男!

てゆーか、治してあげて下さいよ!!!
心臓丸見えの男も、もう諦めちゃってるというか
「どうだ?触ってみるか?」みたいに
ちょっと自慢げ。もう恐怖をとっくに超えちゃったらしい。
度胸試しの道具にされてるのに、
全然気にしてないとこがすごい。
結局、その時代の技術では治せないということなんですが、
その後男は、長いこと生きてたっぽいです。
なんで平気なの?感染症とかないの?謎だ。

それから、精神病院にロバートが行き、
音楽とダンスが病気を癒す!という
当時にしては画期的な意見を述べて、
木の周りで皆で踊り狂う場面がすごかった。
超楽しそう。精神病患者さん。
ほんとに治っちゃうかもしれんな、って感じでした。
実際は、気分で治る人と器質学的に
無理な人がいると思うんだけど。
メグは多分鬱病とかそっちの比較的軽い方ですね。
顔がまとも過ぎる、というか美人過ぎる。

そして、メグに誘われたからと言って、
2重の意味で乗ってしまうロバート、ダメ過ぎ!!!
お前、女好き過ぎるんだよ!だからダメなんだよ!
医者が患者に手を出して、妊娠させんなっつーの!
でも、別に問題にもならず、
2人は新生活の門出を明るく送り出してもらえました。
良かった良かった。

そして、メグの出産のとき、
赤ん坊が大きくて出られないので、
切開するっていうから、帝王切開かと思ったら、
ほんとに腹を切り開きましたよ!!!
び、びびったぁ~!!
現代でもやってるのかもしれないけど、
あの時代でこんな大手術は無理だよなあ。
効果のある麻酔だってないんでしょ?
消毒って概念すらなく。あー痛い怖い。

あと、最後ペストが流行るシーンがあるんですが、
ロバート、医師の使命感に目覚めて、
ペストによる死者が積み上げられ
あちこちで焼かれている街中に舞い戻ります。
そんなことしてたら速攻死にますって!

まるごと隔離されたペスト患者のなかから、
健常者を選り分けて助けるために、
感染者のなかに飛び込んで行くという
お約束の素敵シーンもありましたが、
それでなんで感染しないのか不思議。
普通は、あっという間に空気感染して
お仕舞いだよね。空気どころか接触してるし。
超ラッキーとしか言い様がない。

と、医療場面中心にツッコミどころもありましたが、
それ以外は目立ったアラもなく。
もうちょっと盛り上がりがあると良かったんだけど、
まあこの手の映画はこんなもんでしょう!

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February 06, 2005

「ボルヴィック8Lボトル(アスクル)」

05-02-06_18-10ボルヴィックの8リットルボトルが
我が家にやって来ました。
普段は飲み水を買うような余裕ないし、
何となくブルジョワっぽいよな~と
何となく抵抗もあって、
水のペットボトルなんてほとんど
買ったことがないのですが、
友達の家に置いてあるのを見たら
なんかカッコ良かったのでつられて購入。

これ、注ぎ口にボタンが付いてるので、
手でいちいちボトルを持たなくても、
ボタン押すだけでコップに注げて便利便利。
ものぐさmidoroにぴったりです。

ほんとは「冷蔵庫に横にして入れたまま
いちいち取り出さなくても注げます」
っていうのがウリらしいんだけど、
こんなデカイものが1人暮らしの冷蔵庫に入るわけもなく。
これを置いてサマになるような場所もないし、
置ける棚やちょっとしたスペースすらないので、
ダンボール箱に乗っけて(ビンボ臭・・)
部屋の真ん中にどかっと置いてあります。
邪魔だしカッコ悪い。

でも、冬場って寒いから、
水分をあまり取らなくなっちゃって、
そうすると代謝が目に見えて落ちて来るので、
部屋に居ながらにして、こまめに水を飲めるのは便利です。
台所まで行くのもめんどいから丁度良い。

ボルヴィックは軟水で、日本のミネラルウォーターに
かなり近い味というか、特にクセもなく、
いかにも水でござい!って感じの
何の変哲もない普通の味なので、
毎日ごくごく飲むには向いてるような気がする。
硬水みたいにミネラル分入ってますー!
っていう飲み応えや面白みはないけどね。

オフィス用品通販のアスクルがやってる、
個人向けネット通販「ポータルアスクル」で販売してます。
クレジットカード決済のみだけど、
2,500円以上の購入で送料無料。
(注:その後、コンビニ支払いもOKになりました!)

この8リットルボトルは、日本ではこの間
アスクルが取り扱い始めたばかりで、
まだそんな市場には出回っていないらしいです。

ちなみにお値段、8リットル×2本で1,780円。
111円/リットルだから、ちょっぴし高いけど、
部屋まで配達してもらえるのが良いです。
ますます引きこもりに拍車がかかります。

(注:その後、2本で2,100円に値上がりしました。
なんだろ、あれはキャンペーン期間だったのかな?
131.25円/リットルだから、金額的には
安い2リットルボトルの倍くらいになってるんだけど、
それでもやっぱ、重いボトルをいちいち持ち上げて
注がなくてもいいこの便利さに負けました。
空のペットボトルが沢山出ないからエコだしね。
結局、1年以上買い続けてます。)

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February 05, 2005

「ターミナル」感想。

作品の評価:☆☆☆
好き度:☆☆☆

やっと見て来ました、ターミナル。
結構楽しみにしてたので、ちゃんと映画館で見ようと
試写会にも応募しないで我慢してましたが、
混むのがヤなので、公開終了ギリギリまで待ってたら、
今日はすでにガラ空き状態。
パンフも売り切れてるほどだった。ありゃあ。

さて、スピルバーグ&トム・ハンクス
&ジョン・ウイリアムズと大御所揃い踏み。
このゴールデントリオで面白くなかったらおかしいっての。
映画館で予告見ただけで、
あのベタさには3回くらい泣かされているので、
今日は号泣必死を覚悟し、鼻かむ用のティッシュも
準備万全で行ったのですが、案外普通の映画でした。

結局、泣いたの2、3回。
いやらししいくらいに「感動、感動、また感動!」
とかいう作品ではなかったです。
かなり抑え目にしたんだなって印象でした。
現実ではありえない無理な展開と、
やけに現実っぽい冷静な箇所と両方あるので、
ファンタジーとして、ただ楽しめばいいのか、
ここから何かの教訓を読み取るべきなのか、
ちょっと見方に迷いましたが。

でも大した事件も起こらないくせに、
130分、それほど長く感じなかったので
よく出来てると思います。
ほとんど、トム・ハンクスのおかげで。
なんだかんだ言っても、やっぱり上手いんだ。これが。

【以下、ストーリーに触れます。ネタバレ注意】
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前半は、トム・ハンクス演じる「クラコウジア人」の
ビクターが、英語が通じないがために、
トラブルにあって、ちぐはぐな会話をしたり
おかしな行動をするのが笑いどころなんだろうけど、
見てたらなんだかすごく嫌な気分になって来て
全然笑えなかった。

英語を話せない人って、アメリカでは
人間扱いされないのか?と思えるくらい、
非常に空港職員が不親切。
「祖国に革命が起きて、入国も出国もままならない」
なんていう重大な話を、早口でガーッと説明して
通じてるのか通じてないのか分からないような状態のまま、
テレカとポケベルと食券だけ事務的に与えて放り出すなんて
不親切にもほどがあると思った。

行くところを世話してあげるとか、
もっと上の方に、どう対処したらいいか判断を仰ぐとかせず、
ただ空港の中で放っておくのは現実味がないです。
そして、空港にもいられなくして、出て行ったところで
移民局に捕まえさせようとしてる、なんて、
結局バレて大ごとになると思うんだけどなあ。

言葉の通じない外国でトラブルに遭うことが
どれだけ不安でどれだけ心細いか、
アメリカ人はあんまりこういう経験をしたことがないのか?
だから笑えるの?困ってる人を放り出せるの?
とか考えてしまいました。
そうだよね、君らはあんま不自由しなくていいよね!って。
単に私の英語コンプレックスなんですけど。

まあ日本人の観客も笑ってるわけだし、
これがネタとしておかしいのは分かるんだけど、
自分がそうやって笑われたり、困った経験があるだけに、
言葉が通じないゆえの無知の行動を笑うのって、
気が引けました。見ていてちょっと居たたまれない。

映画だから、わかりやすく悪役を設定するために
わざと不親切にしてるのか、それともほんとに
お役所仕事というか、空港の職員の業務範囲なんて
あの程度のものなのかは分からないけど、
せめて、絵を描いたり文章を書いたりして
分かるまでゆっくり説明してあげる、とか
通訳が来るまで待つ、とか、辞書を探す、とか
何とかしてあげればいいのにさ。
英語が分からないお前が悪いと言わんばかり。

後でクラコウジアの言葉は
ロシア語に近いからってことで、
ビクターとロシア人が会話をする場面があって、
それで通じてるんだから、ロシア語の通訳でいいはずなのに、
ロシア語通訳が空港にいないなんて変じゃない?
いなかったとしても、ロシア語通訳なら
すぐ調達出来ると思うんだけどな・・。
彼のためにそこまでする必要はないってこと?
ビクターを混乱した状態に置いておくために、
わざとそういう不自然な展開にしてるだろうことが
分かっちゃってちょっと不快でした。

あと、ビクターもビクターで、
普通は「いつになったら出られるのか」とか
「どういう状況なのか」とか、
「特例措置は講じられないのか」とか
管理局に問い合わせに行くと思うんだけど、
すぐ事情を納得して前向きに、
ガイドブックで英語の練習を始めたり、
カートを戻して小銭を稼いだり、
空港ライフをエンジョイし始めるのでなんか妙だった。

そういう不自然な点もありましたが、
後半、ビクターが皆に認められて
友達が出来たあたりで、やっとほんわか
笑えるようになったので、ホッとしました。

トム・ハンクスはとぼけてて優しい人の役が
ほんとに上手ですねー。
頭が足りなさそうに見えてしまうくらい。いいのか・・・?
あと、ネイティヴがネイティヴじゃない人を演じるのって
すごく大変だろうに、訛った片言の英語が自然で、
奴がアメリカ人だということを時々忘れてましたよ。上手すぎ。
しかし、老けたね!爺さんに近付きつつあります。

それから、キャサリン・ゼタ=ジョーンズはめっちゃキュート!!
ゴージャスとかセクシー系じゃない
ゼタジョーンズを見るのって初めてな気がするけど、
こういうのもいいじゃないですか!!
こんなフライトアテンダント普通にいるよね、
って感じで、落ち着いて清潔感のある美人姉さんだった。
ちょっと歴史マニアで変わってたけどな。
で、胸空きドレスも素敵だったけど、
制服着てるときの足がすっごい綺麗なの!!
これ、スチュマニアにはきっとたまんないよう!
でも、激しい転び方をしててビックリした。
美人女優があんなにスッ転んでいいんだ!みたいな。

ビクターの友達になるエンリケ役は
ディエゴ・ルナでした。
この人、カッコイイのかカッコ悪いのか
よく分からんすごい微妙な顔なんだけど
そこが余計気になる。
エンリケが惚れてる黒人女性の職員も
すごく綺麗だった。キャスト見逃しちゃったけど
誰なんだろう。

空港で働く様々な外国人たちの
姿が脇で描かれていたのが良かったです。
互いに恋のキューピッド役を務め合ったり、
空港内を勝手に改装しちゃったり。
アメリアとの食事を空港内でレストラン風に
セッティングしたのは、ロマンチックだったな~。
でも一体どこで料理を調達するつもりだったんだろ。
まさか機内食・・?
エンリケが偽ボーイをやって、ワインの注ぎ方とか
ナプキンの渡し方、超適当なシーンが笑える。

んで、映画なら絶対、
ビクターがアメリアのために一生懸命作った、
1000個の噴水がバーッと感動的に噴出して
ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれるだろうに、
思い切り失敗したのが意外で、
やけにリアルでした。

あと、ビクターがアメリアとくっ付くんじゃなくて、
いい雰囲気になりつつも、結局は空港という場所で出遭い、
そしてまた別れる運命の、彷徨える旅人同士だった、
というのが非常に現実的で、midoro的にはマル。
こんな展開、こんな描き方なら、ゼタジョーンズの役は
必要なかったのでは?という意見もあるみたいだけど、
恋人同士にならないから意味ないとか要らないとか
ってことではないと思うのよね。

そういう、決しておとぎ話っぽくないシーンもある一方で、
ビクターが空港をいよいよ出て行く場面では、
空港内のショップの人がほぼ全員客を置いて
見送りに出て来ちゃって、
おいおい、ほったらかしの客はどうなる、って
ツッコミどころもありました。
これはいかにも非現実的で映画っぽいシーンですよね。
ちょっとやり過ぎかと。

それに、友達になったグプタが飛行機を止めるために
モップ1本で立ち向かうシーンも、出た!映画!
って感じですが、これはなんか良かったです
モップを構えるグプタはまるで武士のようだった。
まさか、轢かれて自分の体で止めるんじゃないだろうなと
一瞬不安になったけど、
飛行機の車輪にモップをポフッてやったら、
飛行機はあっさりと止まってくれました。すげー!!

あと、現実離れしてるのが、
病気の父親への薬を許可証なしで
必死で国外に持ち出そうとした人への対処だけど、
「規則規則じゃなくて、たまには人間らしく行動することも
必要」ってエライ人が言ったんだけど、
あの場合はやっぱり規則に従わないとダメなんじゃ?
そんな簡単に許可なく薬を持ち出しOKにしたら、
何だって持ち出せちゃうじゃん。基準はどこに?

そもそも、ヤギに使う薬なのかどうかって、
すぐわかりそうなもんだけど。
毒薬とか劇薬じゃなきゃ、許可証がなくても、
見え見えの嘘に乗ってあげてもいいの?
それが空港管理官の仕事?
ちょっと変じゃない?と思いました。

あと、最初から最後まで、
いまいちよく分からなかったのが、空港管理局長の行動。
ビクター放りっ放しも変だったけど、
せっかくクラコウジアの政情が安定したのに、
結局ビクターのために尽力してくれたのはアメリアで、
局長、ほんっとに何もしてくれなかったよね。
そんで、ビクターは1日だけの特別ビザを貰えたのに、
(1日だけっつーのも変だけど)
何で局長、外に出してやらないの?
早く国に追い返して、すっきりしたかったから?

でも9ヶ月も空港にいて、正式に外に出られる日を
おとなしく待ってた人を、1日たりとも外に出さないなんて、
そんな非人道的なことが許されるの?
外に出られなかったのはビクターのせいじゃないのに。
しかも、今すぐ国に帰らないと友人を3人クビにするとか
脅してまでだよ?

そこまで言っておきながら、ビクターが最終的に外に出たら、
追いかけて来た局長、急にいい人になっちゃって、
空港の外まではビクターを追いかけず、
笑って、もういいんだ、みたいにあっさり諦めちゃうし。
ここ不自然です。

「ビクターは局長に脅されてるから外に出られないんだ」
ってグプタに教えちゃった部下も別におとがめなしだし、
出て行くビクターを捕まえろって命令されたのに
従わなかった部下を処分するでもない。
局長は何がしたかったんだろ?単に嫌がらせ?

そして、ラスト、肝心の約束とは一体何か?
ということなんだけど、この辺は結構リアルで良かった。
感動させようと思って、わざわざ大きい
派手なネタにしなかったのがかえって好感が持てる。
地味といえば地味だから、
肩透かしを食らわないでもないんだけど、
そういう話なら本当にありそうだなと思って
ちょっとジーンとしてしまいました。

しかし、ジャズミュージシャンって、
皆ほんとにサインなんて送ってくれるの!?

エンドロールで、それと引っ掛けて、
俳優自身のサインを使ってたのが良かった。
ゼタジョーンズのサインが、すっごい綺麗なの。
アルファベットのバランスが元々良いみたいで、
すっごく流麗で、まるで狙って作った
ロゴのような美しいサインでした。

ということで、事前評判で聞いていたとおり、
まあまあの佳品でした!

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HUNTER×HUNTER21巻感想。

久しぶりの21巻。
以前の話をもう忘れかけてましたよ。
最近、話が暗くて、明るい楽しい要素が
あんまりないんだもん。
あ、パームさんが出て来るとホッとします。
サイコさん素敵。

冨樫は幽々白書のときもそうだったけど、
最初、いかにもおジャンプ的、
「友情・努力・勝利」で始めるくせに、
書き続けてる間に、段々暗く重くなって来て、
最後は読むのがしんどいくらいになってしまうのですよね。
作者も段々壊れて来るし、読者も辛いし。

キメラ=アント編が始まって、
人間=肉=餌、になった時点でヤバイなと思い、
20巻で、少年漫画ではなるべく死んで欲しくない人、
純真な子供や女の子、
以前死にそうになったけど幸い助かったキャラ、
読者が知っていて思い入れのあるキャラ、
などをサクサク殺し始めた辺りで、
ついに来たかと思いました。

21巻はもう、少年誌の枠超えちゃってませんか?
人がゴミみたいに死んで行って、
内臓ドロドバ。さすがに自主規制というか、
トーンかけたり、網かけたりしてましたが
あまり意味ないかも。

読んでてすごく不快なんですよね。後味悪いし。
その不愉快さが面白いんだけど。
いつかは、その不愉快さが解消されて
カタルシスが来るだろうと期待しているから
楽しめるんだけど、来なかったらどうしよう・・。
マジへこむわー。

こういう読んでて後味悪いものは嫌いじゃないです。
死は死、大事な人や愛する人が虫ケラのように
意味なく死んで行き、それを守れないのが現実で、
正直者や善人など関係なくそれぞれに死は平等、
人なんて結局ただの肉塊に過ぎない、
それでも、真に人間的であることとは何か、
人間の尊厳とは、っていうヒューマニズムは
血を流さずには語れないだろうと思うので。
お綺麗事ばかりの漫画よりはよっぽど好きです。

もちろん、おジャンプの得意な、
悪者VS正義の味方、っていう
単純な構図じゃないことも評価してますよ。
生態系の違う生き物が出て来て、
彼らにとって人間を狩って食うことは、
生きるために必要なことであり、それは絶対的な悪ではない。
人間が豚や牛を育てて殺して食うのと一緒。
レベルEでもこの辺書いてましたよね。

必要以上に嬲ったりして遊ぶ姿は、
ほんと胸糞悪いけど、言ってみれば
人間が遊びで狩りをしたり、魚を釣るのと一緒。
戦争時や極限状況では人間もそういうことを
同じ人間に対して平気で出来たりするわけで。

だから、冨樫の作品自体は好きなんだけど、
小学生も読むおジャンプでそれを連載することは
どうかな?と思ってしまうのです。
大人でも後味悪いものって、
子供は読んでてどう思うのでしょう。
最近のHUNTER×HUNTERはR指定、
じゃなくてPG12?を指定されても
おかしくないくらい強烈だと思っているのですが、
そんな深く考えないで皆普通に楽しんでる?
所詮、漫画だって?

「子供に悪影響を与える」という理由で、
怖い物、恐ろしい物が無闇にバッシングされ、
排除されるのは、腹立たしく感じる方だけど、
それを載せる媒体を選ぶ、制限するという考え方は
あった方がいいと思ってます。
例えば、ホラー映画全面放送禁止って言われたら
納得行かないけど、深夜なら放送してもいいけど、
ゴールデンタイムはダメ、っていうのは理解出来る。

小学生でもそういうものに興味があって
見たいと思うのなら深夜にこっそり見ればいいと思うし、
逆に嫌悪したり恐れてしまう傷付きやすい子供が
ゴールデンタイムに流れていたがために、
うっかり見てしまってショックを受けたら可哀想ですもん。
何でもかんでも禁止する必要はないと思いますが、
見たくない人が見なくてすむような、
必要以上に目に触れさせないような、
ある程度の制限を設けることは必要かなと思います。

おジャンプでも、「これを読もう」と思って
目的意識を持って読んだ者が、
結果的にショックを受けるのは仕方ないと思うけど、
ワンピースを読もうと思った子供が
一緒にHUNTER×HUNTERを読んじゃって
ショックを受けたりしたら気の毒です。
繊細な子って時々いるじゃん。

普段自分では読まないような作品にたまたま接して
ショックを受けることも、色々考えさせられるから
とても貴重で必要な経験だとは思うけど、
それを受け入れて自分の肥やしにすることで、
趣味や考え方、理解の幅を広げよう、というのは
自我の確立して来る中学くらいからでも
充分なんじゃないのかなあー。

小学生くらいの内は、基本的な愛とか友情とか
正義とか良いもの美しいものを信じていても
許されると思うので、その世界をわざわざこじ開けて
目を覚まさせてやる必要まではないと思うんだけど、
これは最近の小学生を舐め過ぎでしょうか。
皆もっと大人なのかなあ。

綺麗な世界を信じたままで大人になっちゃった人が
意外に多くいて、お綺麗事ばっかり言うのは腹が立つし、
いずれ、現実社会で怖いことに直面したとき
そのままじゃ困るだろうから、
いずれどこかで壊してやった方がいいんだけどさ。

でも、ひょっとしたら最近のジャンプは、
midoroの知ってるおジャンプとは違ったりする?
デスノートとか、高校生が人バカスカ殺すようなやつ
連載してるくらいだし?
あれは、殺される人がちゃんと「悪人」になってるから
そんなに読んでて気分悪くはならないんだけども。

まあ、今回は素敵な「キルア成長物語」とか
「大事なものを守る」とか、
ちょっとイイ話も入っていたのでね。
全部そんな重い毒々しい話だったらキツイもんね。
この辺のバランスが相変わらず上手いなと思います。
ショックを受けた子供も、この辺りで中和されるといいですね。
そして、最終的に救いのある結果になって、
やっぱり人間捨てたもんじゃない、
希望はある、とか安心出来るといいんですが。
おジャンプ様だからね。

あと、弱気なキルアがガクガクブルブル、とか
オレがゴンを守る!とか
オレの大事な友達だもん、とか
少年たちが感動して涙しそうな、
または腐女子が萌え死にそうなネームが
大量に飛び交ってましたが、冨樫もやっぱり確信犯ですよね。
恐ろしさや不愉快さと、この辺の素敵ネタのバランスを
計算して描けるから、おジャンプでの連載が成り立つのかなあ。

ともあれ、最近、キルアがずっと弱気で心配だったので、
やっとクールなキルアが戻って来て安心しました。
吹っ切れて良かったね!それでちょっと救われた。
ゴン→デートしたことある。
キルア→デートしたことない。
これ、意外で2人とも可愛かった。萌え。

あっ、あと、あの王様のビジュアル、
どこかで見たことありませんか?
えーと、これは。
ちょっとフリーザ様入ってたりする・・?

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デスノート5巻萌え感想。

【オールネタバレですので、未読の方注意!!】

待ちに待ったデスノ5巻ですが、
何だかすっかりギャグになっちまいました。
今までもツッコミどころは鬼のようにありましたが、
一応、真面目に推理合戦をしたり、
腹芸で互いを騙し合いながら、シリアス展開で
ずっと進んで来ていたので(多分ね)、
ツッコミどころなんて見逃してやろうと思ってたのに、
5巻はもう小畑氏が悪ノリしているとしか思えません。

まず、恒例!Lのおやつコーナー!
ここんとこずっと、ケーキ食ったりチョコ食ったり、
おやつを食べているLの姿から始まるデスノートですが、
5巻では豪華生ハムメロンを食してみたり、
落ち込んで腑抜けた結果、
子供のようにケーキを口からボロボロとこぼしたり、
更に、おはぎの銀紙まで食べて嫌そうに吐き出したり、
古典的な「さくらんぼの柄を舌で結ぶ」まで実践してます!
ここまでやったら、小畑氏はもう確信犯でしょう。
我々を萌え殺そうとする陰謀に違いない。

そのほかにも、
回転椅子をくるくるして遊ぶL。
ライトの肩にアゴを乗せるL。救急隊員のコスプレL。
などなどの、萌えポインツが山ほど!
ライトが白くなって魅力が半減し、
てんでつまんなくなってしまった分、
Lが快調に飛ばしてくれてます。

しかし、ほんと白ライトはキモイ!
「僕の目を見ろ!嘘を付いているように見えるか?」とか
「女性の気持ちを利用するなんて僕にはできない」とか
素で言うライトなんてライトじゃないよー!
ライトの不敵な悪代官風笑顔が見たいのです。

あと、レイ・ペンバーと美空なおみのことを深く追及せず、
Lにも言わないのはやっぱり不自然だよね。
辻褄を合わせようと、自分で自分を誤魔化しているけど、
冷静で客観的な思考能力、判断力を持つライトの
やり方とはとても思えないです。

局長は、あのTV局突入のときから
熱い熱いとは思っていたけど、
今回はさすが白ライトの親!ってくらいすごかった!
局長「私も監禁してくれないか!?」
L「そう言い出す可能性があると思い、準備はさせています。」
局長「恩に着る・・」
って、すごいよー、何のプレイだ!こいつら。
望んで監禁されておいて、
すっかり魂が抜けちゃった局長も好き。

4巻のミサミサマニアック縛りのときも
ツッコみましたが、Lはやっぱり変態だと思います。
3人も個別に監禁して観察するなんて素敵過ぎる。
そしていよいよ、手錠プレイまで!!もー完璧です。
そんなLが大好きです。
今回のハイライトシーン、大喧嘩するライトとLは、
手錠で繋がれているため、互いに殴ったり蹴り飛ばしたりした後、
自分も引っ張られてコケてるのが可愛すぎです。

あと、5巻は「松田大暴れ!」も見所です。
松田のあまりのお馬鹿っぷりに対し、
Lが思わず名前を呼び捨てにしちゃうシーンが萌え!
「松田!!いや松田さん」ってとっさに言っちゃいましたね。
「どうでもいい、松田のいつものボケです」
「松田の馬鹿・・・」とか!もーL×松の嵐ですよ!

松田は、1人だけ名前呼ばれない、とか
頑張ったのを一生懸命アピールしてるのに
ことごとく無視される、とか、軽く扱われ続けてますが、
ヨツバでの盗み聞きがバレたときは上手く誤魔化したし、
Lからの電話の意味を察して、さりげなくヒントを送ったり、
酔ってマンションから落ちた振りをしたり、
全くの無能ってわけじゃないのにね。
なんでこんなボケボケしてんだろ。
天然キャラってコワイ。

あとは、デスノの良心相沢さんが
いなくなってしまったのが(死んでません)
ショック~。相沢さんがいなくなったら、
誰がこいつらの暴走を止めるのさ!
捜査のために、ビルまで建てちゃうLに突っ込みを入れ、
デートだのキスだのアホな会話に
思わずキレちゃう真っ当な相沢さんが好きだったのに。
ベンチで放心する相沢さんの、
哀愁漂う背中に涙、涙です。

それから何気に有能なモッチーも素敵。
今まで影薄かったけど、相沢無き後は
モッチーの出番ですたい。

ということで、5巻はネタが美味し過ぎて
すでにお腹いっぱいなので、
今のとこ、ヨツバの皆さんには特に感想ありません。
皆、アホとしか・・。

そうそう、実は今回一番のツッコミどころ、
アイバーに胸毛を!!!!
あんな濃いセクシー外人がシャツはだけて
胸を晒しているというのに、ツルツルだなんてありえない!
むっなっげ!むっなっげ!(胸毛コール。)
日本の女子の好みに合わせてくれたのだろうけど、
ここは一つリアルに行こうよ!!小畑せんせい!

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February 03, 2005

生茶パンダ鬼。

節分です。
「これでも食って福を呼べ」と先輩から豆を貰いました。
しかし、midoro宅で豆なんかうっかり撒こうものなら、
豆より多くゴミを食う羽目になるのは確実。
拾い損ねた豆が発見されるのは
きっと3年後とかなので、おとなしく食べてます。
年の数だっけ。でも一袋って絶対500粒以上入ってる。
食べ過ぎ・・。げふ。

ところで、恵方巻なんて文化、
いつから関東でもメジャー化したんですか?
コンビニもスーパーも、今日は恵方巻一色でした。
05-01-24_19-20
そして、スーパーの豆コーナーには
なぜか巨大な生茶パンダがいて、
鬼の扮装をしていました。
「ブッ刺すぞ!」って感じで
前向いちゃったツノが可愛い。
全体的に前のめりというか、前傾姿勢に
やる気を感じます。

でも、なんでなんで?
節分と生茶パンダ、っていうか
節分とキリンは何か関係あるの?
単に何かの使い回し?それにしては
やけに衣装がフィットしてるのが気になる。
マニアックな店員さんのお手製かしら。

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February 02, 2005

原作「オペラ座の怪人/ガストン・ルルー(角川文庫版)」

05-02-20_19-50-2映画「オペラ座の怪人」が、
あまりにギャグだったので、
原作は一体どんななんだろ?と思って、
早速角川文庫版を入手。
しかし、映画が公開されているというのに、
本屋にちっとも並んでいません。
普通、映画の宣材写真をカバーに使って
再版かけてフェアを組むよね?
うちの近所が遅れてるだけ?
まあ、映画写真のカバー自体、
別に好きじゃないからいいんだけど。
(後日談:3月になってやっと映画カバーバージョンを
見かけましたが、げっ、なんかダサい!
これなら、元のデザインの方がいいって!)

角川文庫版は初版が2000年で、
割と最近の新訳なので、めっちゃ文章砕けてて
するすると読めちゃいました。
その分、そんな言葉使うか?っていうラフな表現が多くて、
思わずツッコミを入れたくなってしまう場面も多かったので、
1987年の少し難しそうな創元推理文庫版や、
「感動のシーンで笑わせてどうする!」と
すでにツッコまれている1989年の
ハヤカワ・ミステリ文庫版も入手して
読み比べてみたいところです。

で、読み終わったところで、映画に謝らなきゃいけません!
ごめんね、大バカ映画とか言って!!
原作もバカでした!
軽妙(?)な訳のせいかもしれないけど、
私のイメージしていた、ゴシックムードたっぷりの
暗くて素敵な「オペラ座の怪人」は一体何だったんだろう。
あれは1925年版の映画のイメージなのかなあ。

とにかく、出て来る人が皆おバカちゃんです。
ラウルなんて、これっぽっちも活躍しません。
徹頭徹尾、騒いでるだけの空回り君です。
映画では相当美化されてることが判明しました。
クリスティーヌの方が完全に「お姉さん」で大人だった。
あーもうほんとにバカな子ね、よしよし。みたいな。
原作ではラウルは20歳で、
恋に燃えるウブな男の子っぽいから
そのバカさ加減はまあ許すとしても・・。

いっやー、ファントムにはやられたね!!!
つーか、可愛過ぎるんですけど!!
萌え!?これは萌えなの!?
自分で年寄りだとか、作曲を始めて20年、
とか言ってるので、40歳くらいのはずだと思うんだけど、
言動が子供じみてます!駄々こねるし、すねるし、ふくれるし!
やっぱ他人とあんまり接してないから・・?

今回の映画版ファントムのような
セクシー&一見ハンサム&ゴージャスを
期待してたら見事にすかされますよ!気を付けて下さい!
映画で「カッコ付けが逆にアホっぽく」見えたファントムは、
この原作からすると、あながち間違いではないけど。

ファントムのビジュアルも、
映画ではちょっと小綺麗にし過ぎた気がします。
ほとんど普通の人間でしたもん。
原作では、お化けと間違われてもおかしくないくらい、
見るに耐えない感じでした。
これをほんとに再現したら、ホラー映画になっちゃうから
仕方ないか。

あと登場人物以外にも、色々と突拍子もないネタが
真面目な顔して紛れ込んでます。
詳しくは後ほどネタバレで。
昔の小説って、こんなんが多い。
ルルーの「黄色い部屋の謎」も
結構トンデモ&ガックリ系じゃなかったっけ?
何度読んでも内容覚えられないんだけど。

でも、結局、大筋を知ってるにも関わらず、
面白かったんですよ。この本。
舞台や映画でフィーチャーされてる
怖いシーンや見所については、
ほとんどページを割かずにあっさり流してるので、
何の話で引っ張るんだろ?と思ったら
支配人たちの間抜けなやり取りとか、
脇役の会話とかコミカルな行動で繋いでました。
それで最後まで持つんだから、すごい。
ラストの「大冒険」も超バカ設定で笑えます。ありえなーい!!

ということで、原作の方でも
私が期待してたゴシックの雰囲気は感じられなくて、
少々残念だったのですが、
色々ツッコミながら読む楽しみはあります。

それに、映画のファントムはなんだかカッコ良過ぎて
全然感情移入出来なかったのに、
原作では、ひたすらクリスティーヌの愛を乞い続け、
あまりに純粋過ぎていっそ間抜けなほどのファントムが
何だか可哀想に思えて、段々愛しくなって来ちゃったので、
ファントムを突き放せないクリスティーヌの気持ちが
ちょっと分かってしまいました。

気弱でおバカで可哀想なファントム萌えを
味わえる原作もオススメです!

【以下ネタバレ、本文から引用あり】
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一番ビックリしたのは、ラウルよりも何よりも、
後半一番活躍して目立ってるのが
「謎のペルシャ人」。だってことです。
いやほんとに。謎のって書いてあるし。
昔の小説って、謎の中国人とか謎のインド人とかも良く出るよね。

それから、首吊りとかシャンデリア落下とか、
舞台や映画で映える見所シーンが
あっさり終わっちゃったので、
どうやって盛り上げるのかと思ったら、
すごいの出て来ましたよ!!その名も「拷問部屋」!!!!

さすがに映画で出て来た水中落下の罠はなかったけど、
こちらの拷問部屋は鏡張りの、いわゆるミラーハウスです。
木がたった1本植えてあるのが反射して反射して
鬱蒼としたジャングルに取り残されているように見え、
中にいる人の神経をおかしくさせると・・。無理があるよー。
それから、場面を変えると砂漠にもなるらしい。
砂漠・・・?

結局、なんのことはない、ファントムは
腹話術師でマジシャンだったんですって。
だから、「声」を自由自在に操ることが出来て、
いろんなとこから響かせることが出来るとか。
ペルシャの王様にも仕えていて、
そこで残酷な仕掛けを沢山作ったそうですよ。
これって、オチというかなんというか。
一応、不思議な現象の種明かしはされてるんだけど、
柱の中に隠れてた、とか、床の隙間から手を伸ばした、とか
なんかくだらなくて拍子抜け。

ファントムのビジュアルは鼻がなくて
唇がなくて、目と鼻と口のところに
黒々とした4つの穴が空いているって書いてあったので、
フードと仮面がなきゃ、とてもとても
人前には出てこられない感じですね。
目は暗闇で光るそうです。
髑髏とか言われてます。棺桶で寝てるのが可愛い。

他にも「死臭が漂う、じとっとした骨ばった手」
「骸骨のような指」「壊死したおぞましい皮膚」
「死肉で出来た体」という描写があり、
やっぱり「顔が醜い」というよりは、
幽霊系、または死体系です。オクサレ様?

映画のファントムは一見普通の男の人だったので、
力強く歌ってても「ふーん。上手だね、カッコイイね」
としか思えなかったけど、
原作のファントムのように、
正視出来ないほど醜い体の持ち主から
生まれ出るからこそ、彼の奇跡のような歌声、
「天上の音楽」というものが、
より一層胸に響くんじゃないのかなあ。

最後に、
【ファントム萌え☆台詞&名場面集!】
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「私は、あなたのためにシーツやタオル、
着替え用の衣類などを買いに出かける」って
置手紙を残して出かけるファントム。まめまめしいー!
その後、戻って来たファントムから、
「こんな時間になってもまだお化粧もしていないのか」
「30分あげるから身支度をしなさい」と
クリスティーヌは叱られました。
うるさい旦那みたいです。

それからファントム、やきもち焼いて、
クリスティーヌにしつこく詰め寄ってたら、
「もう、いいかげんにしてくださいな」って
軽ーくあしらわれちゃいました。
しかも、嫉妬して「ぷりぷりしている『声』」だって!
ぷりぷりしてるファントム!やだ、可愛い~!

「飼い主のまわりをうろうろして
注意をひこうとする臆病な犬みたいに」って、
気弱な感じも萌え。です。
クリスティーヌに仮面を取られ、
顔を見られちゃった場面なんて、
「激しくしゃくりあげながら床の上をのたうちまわった。
それから蛇のように這って部屋から出て行き」って!?
泣きながらずるずる床を這って行くファントム!!
み、見たい~!!
ほんと映画版と違い過ぎます。
こんなの映画にしたらロマンチックも何もないもんね。

かと思えば、急に自信満々になって、
「デートの場所をそう選り好みするわけにはいかないのでね」
「私はドン・ジョヴァンニみたいに女にもてるタイプなのさ」
とか言ってみたり。映画版ファントムのように
ちょっとカッコ付けてみました。
「お前、暗がりは怖くないよねえ!
お婿さんが一緒にいるんだから!」
なんて、ちょっぴりふざけて?みたり。
こんなお茶目な一面も。

「人間は、その気になりさえすれば、どんなことにでも慣れるんだ!
愛しあってない若い男女が、結婚してから
アツアツになるという例はいくらでもある!」
とか、すごい口説き文句も出ました。
「アツアツ」って訳者のセンスもすごい。

最後に、思いのたけを熱く語るファントムには
思わず胸を打たれてしまいました。笑ったけど。
「これからは私も人並みに暮らしたいんだ。
私はみんなのように結婚して、
日曜日には夫婦そろって散歩したい。」
よっ、小市民!!ファントム!

「家の中に森があったり、
拷問部屋があったりするような生活はもう沢山だ!」
「私だってみんなみたいに、
ふつうのドアや窓があるマンションに住みたいんだ」
ここは、思いっきりツッコンでやって下さい!
「自分で作ったくせにーーーー!!!」

その後更に、「私は人並みに結婚したい!
結婚したら、妻をかわいがって、日曜日にはいっしょに散歩して、
一週間ずっと、面白いことを言って妻を笑わせてやるんだ!
2回も同じこと言ったよ!
ほんとに切実に幸せになりたかったんだね・・。
ごく当たり前のささやかな幸せすら
手に入れられなかったファントム・・。うう、涙出そう・・。
でも、そんな顔で面白いこと言われても
妻は笑えるのか!?

あとは、興奮して喋り捲るファントムに
「あなたの声は聞き飽きたわ」と突っ込む
クリスティーヌが男前。
この2人、ずっと漫才やってるみたいだった。
結婚するならサソリを回せ!
嫌ならバッタを回せ!のやり取りも
なんでそんな物を使わなきゃいかんのか、
意味不明でコントっぽかったです。

ということでファントムの魅力全開☆
素敵な原作でございました。満足!

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1月の更新履歴。

ブログ始めて3ヶ月。予想に反して飽きるどころか、
一層ペース上がってます。毎日じゃん。目に見えて暇人。
1月ラストの更新はホラーで締めまっす!

1月31日 「MOVIE」に「THE JUON/呪怨」日米比較感想。

わーい、キリ番1234踏んじゃった!
って自分のブログで踏んで何が嬉しいんじゃ!
どうせ、全部自分で踏むくせに!っていうツッコミは勘弁。

1月30日 「MOVIE」に「恋愛適齢期」感想を追加。
      ムカつかない恋愛映画って貴重です。

1月29日 「MOVIE」に「オペラ座の怪人」ぶっ叩き感想追加。
      誰もツッコマないなら私が!ファンに刺されそうだ・・。

1月28日 「MOVIE」に「映画オールド・ボーイ」感想を追加。
      やっと書けた!誉めるのは貶すよりよほど難しい。
      「FOOD」に「キムカツ本店(恵比寿)」を追加。
      ミルフィーユとんかつ、ウマー。

1月27日 「MOVIE」に「やったネ、クライヴ!」を追加。
      なぜか気になる、クライヴ・オーウェン。

1月26日 「BOOKS」に「電車男にツッコミ」を追加。
      今更ではございますが。

1月25日 「MOVIE」に「呪怨」感想を追加。
      早速予習!真っ当で良心的な和製ホラーですね。

1月23日 「etc..」に「ラーメンズ第15回公演アリス」を追加。
      寒いやらハプニングが起きるやら、大変でした。

1月21日 「MOVIE」に「チャタレイ夫人の恋人」感想を追加。
      豆氏、強化中。ほんと愛人か悪役ばっかり。

1月20日 「MOVIE」に「アンナ・カレーニナ」感想を追加。
      なんと豆氏、萌え度ゼロ!!!何たること! 

1月17日 「MOVIE」に「イレイザーヘッド/完全版」を追加。

1月16日 「COMICS」に「Landreaall(ランドリオール)5巻
      /おがきちか」萌え感想を追加。

1月13日 「etc..」に「SEX and the CITY鑑賞」を追加。

1月11日 「FOOD」に「空弁食べに。」を追加。

1月9日 「MOVIE」に「エイリアンVS.プレデター」感想を追加。

1月8日 「COMICS」に「オールド・ボーイ」感想を追加。
      映画も見たくなって来たゾと。
      「MOVIE」に「デイ・アフター・トゥモロー」感想追加。
      ツッコミどころ多過ぎー。B級大作だこりゃ。

1月7日 「etc..」に「おのれ、勝ち犬予備軍!」を追加。
      負け犬代表midoroの叫びを聞け!

1月6日 「MOVIE」に「スーパーサイズ・ミー」感想を追加。
      映画の感想っていうか、ファーストフード語り?

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「呪怨2」感想。

作品の評価:☆☆☆☆
好き度:☆☆

2ということで、前作と大きな違いはないものの、
ネタが割れていても面白く見られるだけの力があります。
恐怖の他にちゃんとサブテーマを用意してたり、
やっぱり、この清水監督はとっても構成上手。
こんなにアラとかツッコミどころの少ない、
こなれたホラー映画って本当に珍しいです。

前作と同様、時系列を入れ替えて、
主役を限定せず次々と事件が起こって行く
手法は踏襲されてます。
そのおかげで、これはいつの話だろう?
あっ、この事件が起きてこうなったのか!
じゃあこれは?みたいに、考えながら見るので、
相変わらずゆっくりゆっくりなスロー展開も
それほど気になりません。

ところで、私はやっぱり酒井法子はダメだなー。
顔や雰囲気はかなり年取って来てるのに、
相変わらずカワイコちゃん風なのが引っかかる。
1の奥菜恵は、演技の拙さとか茫洋とした感じが
上手くハマッてて、とても可愛く見えたのですが
2の酒井法子はちゃんとした大人に見えるので、
もっと上手く立ち回って欲しかったというか。

あと、1では皆小奇麗な家に住んでましたが、
なぜか2では古さと暗さが大幅にアップしてます。
だって、酒井法子、女優さん役なのに
あんな古い日本家屋にいまどき住んでるか!?
うちの田舎のおばあちゃんちみたいだった。
先祖の写真が並んで飾ってあって、
縁側と雨戸があって。
新山千春のアナウンサーも、どうみても
マンションではないアパートに住んでたし。
1DKで狭そうだったなー。
彼氏が来たら、もう窮屈、みたいな。
リアルリアル!

で、肝心の怖さはやっぱり1の方が上ですが、
2ではカヤコさんの動きがやけにカクカクして
部分的にスピードアップしてるので、
非・人間的ですごくいい感じ。血糊度も上がってます。
でも、顔だけが相変わらず白塗りなのは気になりますが。
身体も塗ればいいのにね。

清水監督が、メイキングのインタヴューで
「撮ったのをチェックしてると、カヤコ見え過ぎ!
と思うことがある」みたいなことを言っていたので、
ほんと、ホラーはあまりにハッキリ姿が出すぎちゃうと
興ざめ!っていうことを分かってらっしゃる。
ハリウッドはこの辺があんま分かってないんだ。
だから、呪怨は適度にぼかして、適度に全部見せず、
丁度いい按配に仕上がるんですね。

ラストは、1の終わり方も良かったけど、
今回も非常に詩的というか、余韻の残る映像でしたね。
「一つの物語を見終わったー」って感じがすごくする。
必ず次に続くような何かをきちんと残しておいて、
バッサリ終わらないのがエライです!


【以下ネタバレ。リングにも言及してます。】
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ああ、相変わらずトシオ君が可愛いー!!
ちょこんと座ってるのを見るとたまりません。
そんで足の指をもじもじ動かしてみたり。
あれも監督の演技指導なのかな?
だったらすごい!可愛いツボまで把握してらっしゃる!

今回、トシオ君の生首が転がる、という
いかにも合成っぽくて寒いシーンがあったので、
ちょいと引いてしまったのですが、
メイキングで撮影してるの見たら、
監督がトシオ君の体を支えて、
「ハイ、ころん、ころーん」と言いながら
回してあげてるんですよ!
か、可愛い~!!!2人とも!
もちろん地面の上なので裸のトシオ君は
辛そうなのですが、「ごめんね、もう1回」と言いながら
監督が回して行きます。
そして、OKが出たら、監督はそのまま
トシオ君をお姫様だっこして連れて行きました!
ああっ、なんて可愛いの!!!

あと、カヤコさんは1より貞子度がアップしてました。
髪の毛ずるずる。
そして、髪の毛で首吊られて、
壁に足ゴーンゴンもたまりません!
トシオ君、遊んじゃダメ!!みたいな。
あのシーン、大好き!!

最後はちょっとリング入ってましたよね。
何か怖いものを産む、というのはホラーの常套だし、
何かが自分の胎内に入って来て
出産することで再生する、というのは
リングですでにやっていた。
しかし、大人の状態で(イメージだけど)
カヤコがずるっと出て来るのは怖かった!

ラスト、ミニカヤコと酒井法子が手をつないで歩いてる
シーンはとても良いです。
そのままで終わっても良かったと思うんだけどな。
なんで突き落とさなきゃいけなかったのかなあ。
だって、まだ子供のカヤコが1人で生きていくには
不本意でも親の存在が必要でしょ?
しばらく一緒に暮らしてた風なのに、
なんであの時点で殺す必要があるんだろ。
それとも、ミニカヤコは貞子みたく、急激に大きくなれる?

まあ、突き落とされたのは、
あの最後の手を差し伸べるシーンがやりたかったから、
というのは分かるんだけどね。
生まれたものが何であれ、愛しげに頬を摺り寄せて、
階段から突き落とされようとも笑顔で手を差し伸べる酒井法子。
今回のサブテーマは「母性」だと監督が
言っていたけれど、そのとおり表現されてました。
酒井法子のお母さんが助けてくれるシーンも良かったです。

そして、1では時空を超えた出会いがありましたが、
今回は夢と現実の間を行き来させてましたね。
まあ夢も現実に起こってるから、
時空超えで間違ってないんだけど。
とにかく、映像の繋ぎ方がめっちゃ上手いです!!!
どっちがどっちのことだかとっさに分からなくなって
混乱する。そして、一難去ってまた一難、
そしてまた一難、また一難!!みたいな
恐怖の波状攻撃があったので、
このシーンが今回一番怖かったかも。

あと、本人(?)が目の前にいるのに、
その人から電話がかかって来る、
っていうのも怖かったあー。
清水監督、ほんとにお上手です。素晴らしい。

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